JPH041183A - イソオキサゾロン化合物およびその用途 - Google Patents

イソオキサゾロン化合物およびその用途

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JPH041183A
JPH041183A JP25461690A JP25461690A JPH041183A JP H041183 A JPH041183 A JP H041183A JP 25461690 A JP25461690 A JP 25461690A JP 25461690 A JP25461690 A JP 25461690A JP H041183 A JPH041183 A JP H041183A
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JP
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substituted
phenyl
compound
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JP25461690A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nagano
長野 光男
Junichi Sakai
酒井 純一
Nobuyoshi Iwata
岩田 宜芳
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 脳卒中など後遺症として脳循環代謝障害などによる欝症
、四肢筋の突っ張りを伴う固締もしくは痙縮症および痴
呆(酸素不足による脳神経細胞壊死に基づく)ならびに
老人性欝症、肩凝りおよび腰痛が知られている。これら
の症状を軽減、治癒する薬剤の開発が望まれている。
発明者等はイソオキサプリン−3−オン誘導体(I)が
、抗欝作用、中枢性筋弛緩作用または/および酸素不足
から脳を保護する作用を有していることを見出し本発明
を完成した。
[発明の構成] 本発明は 一般式 (式中、R’ は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換基を
有してもよいベンジル基または置換基を有してもよいフ
ェニル基を示す。Rzは、水素原子、低級アルキル基、
置換基を有してもよいフェニル基、または置換基を有し
てもよい異項環式基を示す。またRIとR2はそれらが
結合する炭素原子と共に縮合炭化水素環を形成してもよ
い。
R1およびR4は一緒になってそれらが結合する窒素原
子と共に脂環アミノ基を形成したものを示す。Aは置換
基を有してもよいフェニル基、置換基を有してもよいベ
ンジル基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、置換基
を有してもよいフェノキシ基または置換基を有してもよ
いベンジルオキシ基を示す。)で表わされるイソオキサ
シロン化合物またはその酸付加塩に関するものである。
本発明において用いられる好適な化合物としては一1前
記一般弐(I>=おいて、R1;よ水素原子;フッ素、
塩素、臭素のようなハロゲン原子;メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、nブチル、イソブチル、t
er t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−
ヘキシルのような直鎖状若しくは有枝鎖状の炭素数1乃
至6個を有するアルキル基;ビニル、アリル、2−ブテ
ニル、2−メチルアリルのような直鎖状若しくは有枝鎖
状の炭素数2乃至4個を有するアルケニル基;エチニル
、2−プロピニルのような炭素数2乃至4個を有するア
ルキニル基;芳香環にメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピルのような炭素数1乃至3個を有するアルキ
ル基、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシのような炭素数1乃至3個を有するアルコキシ基
、フッ素、塩素、臭素のようなハロゲン原子、ニトロ基
、アミノ基またはアセチルアミノ、プロピオニルアミノ
のような低級脂肪族アシルアミノ基を有するか有しない
ベンジル基;前記ベンジル基の置換基と同意義の置換基
を有するか有しないフェニル基を示す。
R2は水素原子;RIのアルキル基の例示と同意義の直
鎖状若しくは有枝鎖状の炭素数1乃至4個を有するアル
キル基;前記R1のベンジル基の置換基と同意義の置換
基を有するか有しないフェニル基;またはR’のベンジ
ル基の置換基と同意義の置換基を有するか有しないフリ
ル、チエニル、チアゾリル、ピリジルのような酸素原子
、硫黄原子若しくは窒素原子を有する5員環または6員
環の異項環式基を示すか;またはR1とRzがそれぞれ
結合する炭素原子と共に形成する縮合炭化水素環は前記
R1のベンジル基の置換基と同意義の置換基を有するか
有しないベンゼン環、シクロヘキセン環、シクロヘプテ
ン環のような6乃至7員環を示す。
R3およびR4が、−緒になってそれらが結合する窒素
原子と共に形成する脂環アミノはモルホリノ、1−ピペ
ラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、1−ピロリ
ジニル、ピペリジノのような5または6員環状アミノ基
を示す。
Aは前記R1で示したベンジル基の置換基と同意義の置
換基を有するか育しないフェニルまたはベンジル基;メ
チル、エチル、n−プロピル、1so−プロピル、n−
ブチル、5ee−ブチル、is。
−ブチルまたはter t−ブチル基のような炭素数1
乃至4個を有するアルキル基;メトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、1so−プロポキシ、n−ブトキシ、 
5ec−ブトキシ、 1so−ブトキシ、ter t−
ブトキシ基のような炭素数1乃至4個を有するアルコキ
シ基;前記R1で示したベンジル基の置換基と同意義の
置換基を有するか有しないフェノキシまたはベンジルオ
キシ基を示す。
本発明によって得られる前記−船蔵(I)で表わされる
好適な化合物としては、例えば以下に記載する化合物を
あげることができる。
前記−船蔵(I)を有するイソオキサシロン誘導体の薬
理上許容される酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩のような鉱酸塩、およびシュウ酸塩、乳酸塩
、クエン酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、
フマール酸塩、メタンスルホン酸塩のような有機酸塩を
あげることができる。
なお、前記−船蔵(1)を有する化合物においては、不
斉炭素原子が存在するために光学異性体を含むものであ
る。
本発明による新規化合物は以下に示す方法によって製造
することができる。
H (II) A−Co−X(III) 塩   基 0− Co −A CI) 上記式中、R1、R2、R31,R4およびAは前述し
たものと同意義を示し、Xは塩素または臭素のようなハ
ロゲン原子を示す。
本製造法を実施するにあたって、反応は一般式(II)
で表わされるイソオキサシロン誘導体(特開昭56−3
4674号明細書に記載)と−船蔵(II[)で表わさ
れる酸ハロゲン化合物を塩基の存在下で縮合させること
によって行われる。
使用されるハロゲン化合物としては、例えばアセチルク
ロリド誘導体1、ベンゾイルクロリド誘導体のような有
機酸ハロゲン化合物、クロル炭酸メチルエステルmN体
のようなハロゲン化炭酸エステル類などをあげることが
できる。
反応に使用される塩基としては例えば、水素化ナトリウ
ムのようなアルカリ金属水素化物、ピリジン、トリエチ
ルアミン、N、N−ジメチルアニリン、4−ジメチルア
ミノピリジン、DBN 、 DBUのような有機塩基な
どが好適である。また、使用される溶剤は前記有機塩基
をそのまま用いてもよく、また特に限定はないが、エー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ
ル類、ベンゼン、トルエンのような芳香族炭化水素類、
アセトン、メチルブチルケトンのようなケトン類、ジク
ロロメタン、クロロホルム、テトラクロルエタンのよう
なハロゲン化炭化水素類が用いられる。反応温度には特
に限定はないが、−50°C乃至50°Cの範囲、好ま
しくは0°C乃至室温付近である。
反応時間は原料化合物の種類、反応温度によって異なる
が、通常30分乃至4時間である。反応終了後、目的化
合物(I)は常法に従って反応混合物から採取される。
例えば目的化合物が反応系より析出する場合には濾取す
ることにより、また溶液状のときは溶媒を留去し、残渣
を水と混合しにくい溶剤に溶かし、酸および水で洗浄後
、溶剤を留去することにより得ることができ、さらに必
要ならば常法、例えば再結晶法、真空蒸留法、クロマト
グラフィーなどによって精製すること力くできる。
得られた本発明の目的化合物は必要ならば常法に従って
薬理上許容し得る酸付加塩の形にすることができる。酸
付加塩としては塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩などの
鉱酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩などの
有機酸塩があげられる。
〔発明の効果〕
本発明の前記−船蔵(1)を有するイソオキサシロン化
合物は、薬理試験及び毒性試験によれ4f、優れた中枢
性筋弛緩作用並びに抗うつ作用及び脳保護作用を示し、
しかも毒性の低い化合物であるが、以下にそれ等の試験
について具体的に説明する。
方法:ラットをエーテル麻酔下に脳固定装置(SR−5
,成茂)上に固定した上、中脳M4様体(AP :0、
L:±1.5.  Hニー3.0)に、直径0.7 m
mで先端1圓以外を絶縁した電極をPellegrin
o等の脳地図(L、 J、 Pellegrino、 
A、 S、 Pellegrin。
and A、 J、 Cushman : A 5te
reotaxic At1as ofthe Rat 
Brain、 Plenun+−Press、 New
 York andLondon (1987) )に
従って両側性に挿入した。この電極を介してリージョン
ジェネレーター(ラジオニクス社製、RFC−4)から
高周波(100kHz。
25mA)の電流を3分間流し、この部位を電気的に焼
灼した。尚、この時の不関電極として頭皮内膜にクリッ
プを挟んで用いた。動物が麻酔から覚醒するのを待ち、
自家製の後肢固定装置上に固定した。動物の両側後肢足
首前部の付は根を固定した上、両側後肢の足指部分を1
分間に6秒間、頭方向に4m押し、後肢下腿伸筋群の伸
張反射の張力をFDピックアップ(日本光電)を介して
ポリグラフ上に描記した。実験終了後、ラットをエーテ
ルで殺し、その時の張力(passive tensi
on)を実験中得られていた張力(total ten
sion)から引き、真の反射張力(active t
ension)を求めた。
被検化合物を0.5% CMC溶液に溶解し、腹腔内投
与(IP)もしくは予め挿入しておいたカニユーレを介
して経口投与(PO)した。
結果:結果を第3表に示すように、化合物5−(パラ−
クロロフェニル)−2−(2−メトキシカルボキシ−3
−モルフォリノプロピル)−4−イソオキサゾリン−3
オン塩酸塩は痙縮のモデルと言われるラットの除脳固締
を緩解させた。一方、中枢性筋弛緩剤として臨床上良く
用いられるエペリゾンは同じ50!:g/眩で本化合物
より軽度で且つ短時間(0,5時間)しか持続しない筋
弛緩作用を持つことが明らかにされた。即ち、化合物5
−(パラ−クロロフェニル)−2−(2−メトキシカル
ボキシ−3−モルフォリノプロピル)−4−イソオキサ
ゾリン−3オン塩酸塩は、既存の中枢性筋弛緩剤である
エペリゾンより強く、且つ持続時間の長い中枢性筋弛緩
作用を持つことが明らかにされ、抗痙縮開として期待さ
れる。
表中、最大抑制率=100−被検化合物投与前のact
ive tention/投与後の最低のactive
 tention作用の持続時間=最低のactive
 tentionが投与前のactive tenti
onに回復するまでの時間。
シー3−オシ Eperisone 0HC1 0,5崎M マウスまたはラットにレセルピン乃至はテトラベナジン
を投与して生ずる鎮静が臨床の欝症状に似ているとされ
、これらの化合物によって現れる種々の薬理作用の内、
眼瞼下垂若しくは体温低下を指標にして、これらに拮抗
する化合物が臨床上抗欝作用を示す事が明らかにされて
、抗レセルピン作用乃至は抗テトラベナジン作用が抗う
つ荊のスクリーニング方法として古くから幅広く用いら
れている。われわれは本化合物群の評価に際して、レセ
ルピンによって惹起されるマウスの眼瞼下垂に対する拮
抗作用を抗欝作用の指標として使用した。
方法:雄性成熟(4週令、体重22−278)ddY系
マウスを1群3匹宛使用した。レセルピン2■/kgを
皮下投与し、その90分後に眼瞼下垂の程度を観察し、
以下の基準に従ってスコアとして表示した。即ち、マウ
スをケージから取り出して台の上に置いた直後の目の形
が正常動物のように円である時を0点、1/3の眼瞼下
垂が認められる時を1点、2/3の時を2点、眼瞼が開
かない時を3点とした。被検化合物を適当な溶媒(生理
食塩水又は0.5%CMC溶液)に溶解した上、レセル
ピン投与直前に経口的に投与した。一方、対照群には溶
媒を同様に投与した。被検薬液を入れた瓶の表示を記号
化し、投与に際しては入り乱れた順序で行ない、試験者
にはどの薬剤がどの動物に投与されたのか、分からない
様に配慮した。
上記のスコアについて、以下の式に従って各用量に於け
る抑制率を算出した。
抑制率(%)=(1−検体投与群の総点数/溶媒投与群
の総点数)X100 抑制率が71%以上を(+)、41%から70%迄を(
±)、40%以下を(−)と判定した。
結果:成績を第4表に示すように、化合物5−(バラ−
クロロフェニル)−2−(2−メトキシカルボキシ−3
−モルフォリノプロピル)−4−イソオキサゾリン−3
オン塩酸塩は30及び100■/kgの用量で用量依存
的に抗レセルピン作用を示した。一方、抗うつ剤として
臨床上永く使用されているアミトリブチリンには用量依
存性がなく、10■/kgで最も作用が強かったが、6
7%の抑制にすぎなかった。然し、同様に臨床上使用さ
れているイミプラミンは用量依存的に抗レセルピン作用
を示した。即ち、化合物5−(パラ−クロロフェニル)
−2−(2−メトキシカルボキシ−3−モルフォリノプ
ロピル)−4−イソオキサゾリン−3オン塩酸塩は、古
くから抗うつ剤として使用されているアミトリブチリン
、或いはイミプラミンと同様に抗レセルピン作用を示し
たので、臨床上抗欝作用を有することが期待される。
ゾリン−3−才ン Po + Am1triptyline  HCL± PO Imipramine H(/!     10   
 PO79+30    PO85+ 100    PO100+ イソオキサゾリンー3オン塩酸塩は用量依存的に低酸素
下におけるマウスの生存時間を延長したが、特に100
mg/kgの用量で有意に延長した。
コントロール 114± 7 方法:a性成熟ddY系マウス(5週令、体重約30g
)を1群5ないし10匹宛使用した。2ないし3匹の動
物を1.5リツトルのアクリル製ガスチャンバーに入れ
た後、4%酸素と96%窒素の混合ガスを10リットル
/分の流速で通気し、動物が死亡(呼吸の停止)するま
での生存時間を計測した。尚、被検化合物は前記1及び
2と同様に調製し、低酸素負荷30分前に経口投与した
成績:結果を第5表に示すように、化合物5−(バラ−
クロロフェニル)−2−(2−メトキシカルボキシ−3
−モルフォリノプロピル)−4対照群との間で有意差検
定(tニーtest)。
P:危険率(Bonferroniのmuttiple
 t−test)。
4、急立皇住 化合t15−(パラ−クロロフェニル)−2(2−メト
キシカルボキシ−3−モルフォリノプロピル)−4−イ
ソオキサゾリン−3オン塩酸塩を0.5%CMC溶液に
溶解させ、300mg/kgをマウスに経口投与し、5
日間観察を行なったところ、特記すべき顕著な症状を生
ずる事なく、金側生存した。
以上説明したように、前記−船蔵(1)を有する化合物
は極めて毒性が低く、且つ、中枢性筋弛緩作用、抗欝作
用並びに低酸素状態から脳を保護すると言う3つの作用
を有する化合物である。臨床的には経口投与が可能で、
脳卒中などの後遺症による四肢筋の突っ張り(痙縮)、
肩凝り、腰痛、欝または脳血管性痴呆の予防などにも有
用である。
その投与形態として;ま、例えば、錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤、シロップ剤などによる経口投与方法、注
射剤、坐剤などによる非経口投与方法が挙げられる。こ
れ等の各種製剤は、常法に従って目的に応じて生薬に賦
形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味剤など医薬の製剤
技術分野において通常使用し得る既知の補助剤を用いて
製剤化することができる。その使用量は症状、年齢、体
重などによって異なるが、経口投与の場合、通常は成人
に対し、1回5■乃至50■を1日1乃至3回投与する
ことができる。
次に製造例および製剤例を挙げて更に具体的に説明する
製造例1゜ 5−(P−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシ−
3−モルホリノプロピル)−4−イソオキサゾリン−3
−オン3.50 g (10,3mmo!!、)のピリ
ジン<30wJ2)溶液を5°引=冷却下、クロロ炭酸
メチル5.84 g (61,8mmoj2)を滴下後
、室温にて2時間攪拌する。反応液を減圧、濃縮し、5
%炭酸水素ナトリウム溶液(50m/り中にあけ、酢酸
エチル(50m/!X2)抽出を行い、酢酸エチル層を
無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、乾燥剤を濾去し、溶
剤を減圧上留去して得られる残渣をシリカゲル力ラムグ
ロマトグラフィー(展開剤;酢酸エチル:ヘキサン−1
:1)にて精製すると、n” 1.5717を示す無色
透明のオイル状の目的物2.23g(54,6%)を得
た6赤外吸収スペクトル (CHCl 3) cm−’
 :1760.1660 核磁気共鳴スペクトル(coc 1. :+)δppm
、J=Hz :2.3C1−2,86(2HX3.m)
、 3.72 (2Hx2.t、J=4.5)。
3.80(3H,s)、 4.10(2H,d、J=4
.5)、 5.54(IH,b)。
6.06(LH,s)、 7.46(2H,d、J=9
.0)、 7.63(28,d、J=9.0) 製造例2゜ 2.25g(98,1%)を得た。
赤外吸収スペクトル (KBr) cm−’ :核磁気
共鳴スペクトル(DMSO−d6)δppm、J=Hz
 :2.90〜3.70 (2HX3.m)、 3.7
0 (31(、s)。
3.90 (2HX2.t、J・4.5)、 4.26
(2H,d、J=1.5)。
5.50(LH,b)、 6.60(IH,s) 7.
68(28,d、J=9.0)。
7.86(2H,d、J=9.0) 製造例3゜ 5−(p−クロロフェニル)−2−(2−メトキシカル
ボキシ−3−モルホリノプロピル)−4−イソオキサゾ
リン−3−オン2.10g(5,23mmoi!、)を
エタノール(30n/りに溶解し、4規定塩酸/ジオキ
サン溶液1.6mf (6,34mmoj2)を滴下し
、室温にて30分間攪拌する。反応液を減圧下、濃縮し
得られる固型物をメタノール:エタノール=1 : 1
)の混合溶媒より再結晶すると、融点159.5〜16
0.5°Cを示す無色針状晶の目的物2−(2−アセト
キシ−3−モルホリノプロピル)−5−フェニル−4−
イソオキサゾリン−3−オン2.00 g (6,57
mmoj2)の乾燥テトラヒドロフラン(30n/り溶
液を5°Cに冷却下、トリエチルアミン1.60 g 
(15,82mmoIl)及び塩化アセチル0.62 
g (7,88mmof)を滴下後、3〜5°Cで30
分間、室温で1時間攪拌する。反応液を水(100mf
)中にあけ、酢酸エチル抽出(100mff1X2)を
行い、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥後
、乾燥剤を濾去し溶剤を減圧上留去して得られる固型物
をイソプロピルエーテル再結して、m、p、 63〜6
4°Cを示す無色・無状晶の目的物1.92 g(84
,5%)を得た。
赤外吸収スペクトル (KBr) cm−’ :173
0 (C=0)、 1674 (C=0)核磁気共鳴ス
ペクトル(CDCf3)  δppm  :2.06(
3H,s)、 2.53 (2HX2.t、J=4.5
)、、、2.58(28,d、J=6.0)、 3.6
8 (2HX2.t、J・4.5)、 4.21(2H
,d、J、6.0)、 5.36 (18,tXt、J
、6.0)、 6.01(LH,s)、 7.33−7
.86 (5H,m)製造例4゜ 2−(3−ヒドロキシ−3−モルホリノプロピル)−5
−フェニル−4−イソオキサゾリン−3−オン2.00
 g (6,57mmojlりの乾燥テトラヒドロフラ
ン(20mffi)溶液を5°Cに冷却下、トリエチル
アミン1.60g(15,82mmoj2)及びクロル
炭酸メチル0.75 g (7,88mmojりを滴下
後、3〜5°Cで30分間、室温で2時間撹拌後、不溶
物を濾去し溶剤を減圧上留去して得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開剤;酢酸エチル)
にて精製して、m、p、 88〜89°Cを示す無色・
粉末の目的物2.03 g(85,2%)を得た。
赤外吸収スペクトル (KBr) cm伺:1743 
<c・O)、 !669 (C=0)核磁気共鳴スペク
トル(cocL)  δppm  :2.55(2HX
2.t、J=4.5)、 2.63 (2H,d、J=
6.0)。
3.68 (2HX2.t、J=6.0)、 3.76
 (3H,s)、 4.20 (IH。
d Xd、J、15.0.6.0)、 4.31(LH
,dXd、J=15.0,3.0)。
5.17(LH,tXd Xd、 J=6.0.6.0
.3.0)、 6.01(IH。
s)、 7.36−7.83(5)1.m)製造例1お
よび2と同様の方法により、下記の化合物を合成した。
第 表 製剤例1. カコーLル11 5−(パラ−クロロフェニル)− 2−(2−メトキシカルボキシ− 3−モルフォリノプロピル)−4 −イソオキサゾリンー3オン塩酸塩 25.0■乳  
 糖                  153.6
■トウモロコシ澱粉         100.0■計
   280.0■ 上記の澱粉の粉末を混合し、60メツシユのふるいを通
した後、この粉末280mgを3号ゼラチンカプセルに
入れ、カプセル剤とした。
製剤例2.  tl 5−(パラ−クロロフェニル) 2−(2−メトキシカルボキシ− 3−モルフォリノプロピル)−4 一イソオキサゾリンー3オン塩酸塩 25.0■トウモ
ロコシ澱粉         25.0■乳  ¥IM
83.3■ HPC(日本曹達型)1.2■ ステアリン酸マグネシウム      0.5■計  
 120.0■ 上記の処方のものを通常の製剤操作によって1錠120
■の錠剤とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、置換基を
    有してもよいベンジル基または置換基を有してもよいフ
    ェニル基を示す。R^2は、水素原子、低級アルキル基
    、置換基を有してもよいフェニル基、または置換基を有
    してもよい異項環式基を示す。またR^1とR^2はそ
    れらが結合する炭素原子と共に縮合炭化水素環を形成し
    てもよい。 R_3およびR^4は一緒になってそれらが結合する窒
    素原子と共に脂環アミノ基を形成したものを示す。Aは
    置換基を有してもよいフェニル基、置換基を有してもよ
    いベンジル基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、置
    換基を有してもよいフェノキシ基または置換基を有して
    もよいベンジルオキシ基を示す。)で表わされるイソオ
    キサゾロン化合物またはその酸付加塩。 2)請求項1に記載のイソオキサゾロン化合物又はその
    塩を有効成分とする中枢性筋弛緩剤。 3)請求項1に記載のイソオキサゾロン化合物又はその
    塩を有効成分とする抗うつ剤。 4)請求項1に記載のイソオキサゾロン化合物又はその
    塩を有効成分とする脳保護剤。
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DE112011104403T5 (de) 2010-12-15 2013-09-19 Panasonic Corporation Halbleiterdrucksensor

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