JPH04117746U - 粉体入りシート材 - Google Patents

粉体入りシート材

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JPH04117746U
JPH04117746U JP2212491U JP2212491U JPH04117746U JP H04117746 U JPH04117746 U JP H04117746U JP 2212491 U JP2212491 U JP 2212491U JP 2212491 U JP2212491 U JP 2212491U JP H04117746 U JPH04117746 U JP H04117746U
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Inventor
晋一 岩本
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日栄工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望する大きさに切断して使用する事がで
き、その断面より粉が漏れたり、食み出したりしない粉
体入りシート材を提供することを、目的とする。 【構成】 少なくともいずれか一方が通気性又は通水性
を有するシート2枚の間に粉体4…を縦横方向に充填部
分、未充填部分1…及び3…を有しその縦方向の未充填
部分1…は、連続した直線シール部を形成し横方向にも
適宣な間隔で未充填シール部3…を有し、充填部分も横
方向にシール2…された事を特徴とする粉体入りシート
材。

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は鮮度保持剤、消臭剤、防虫剤、防カビ剤、乾燥剤、忌避剤、芳香剤、 吸水ポリマー等の粉体をシート2枚でサンドイッチし、その粉体のもった機能を 簡便に発揮させる事を特徴としたシート材である。
<従来の技術> 従来、粉体をエンボス加工等によりシート2枚でサンドイッチにしたり、連続 袋状構造物にしたりしている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記した従来のシート材は単にサンドイッチしているだけのた め切断面より粉体がこぼれたり、粉体が片寄ってしまったりと言う欠点があった 。また吸水ポリマーを封入した場合は水後シートとして形状を保てないシート材 であった。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記に鑑み提案されたもので縦横方向に充填部分、未充填部分を作り 充填部分にも横方向シール部を作った。
<作用> そのように未充填部分を縦横方向に作ることによってその部分を切断すること ができ、しかも従来のようにその切断面より粉体がもれることはない。また吸水 ポリマーがシートよりはみだすことはない。また充填部分に横方向シール部を作 ることによって充填された粉体が使用前に縦横方向の未充填シールに囲まれた空 間の一部に片寄ってしまうこともない。この縦横方向の未充填シール部と充填部 分の横方向シール部を作ることによって粉体を均一に固定、分布させた、切断し ても粉体もれのないシート材ができる。吸水ポリマーを充填した場合は吸水前ま で充填部分の横方向シールによって吸水ポリマーは平面に均一に固定されており 吸水すると体積膨張をおこし、充填部横方向シールは、はがれるが縦横方向の未 充填部分のシーがあるため吸水ポリマーがはみだすことはない <実施例> 以下、本考案を図面の実施例に基ずいて説明する。本考案に使用するシート材 は少なくともいずれか一方が通気性又は通水性を有していればよい例としては、 ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロンなどの不織布やポリエチレンとパルプ の混紗紙など通常一般的に使われている包装材であれば使用可能である。つまり 、鮮度保持剤、消臭剤防虫剤、防カビ剤、乾燥剤、忌避剤、芳香剤等がガスを吸 着したり発散したりすることのできる通気性を有するものであればよい。また、 吸水ポリマーを充填したものや水中などで使用する場合は親水性を持った通水性 のよいものが望ましい。もう一方のシート材は目的に応じて同じものでも良いし 、アルミ箔、ポリエチレンコート紙、フィルムなど通気性のないものでもよい。
2枚のシート材だけでは接着強度が十分でない場合は間に穴あきポリエチレンフ ィルムなどを入れてバインダーとして利用すれば接着強度の強い粉体入りシート 材が得られる。
次に粉体入りシート材について説明すると第一図がその平面図である。図中1は 縦方向直線シール部で縦方向の未充填部分になり、この部分の中央から切断する ことによって粉体4のこぼれを防止することができる。また、横方向にも未充填 部分3をつくることによって横方向にも粉体がこぼれることなく切断することが できる。つまり縦横方向に未充填部分1、3をつくることによって任意の大きさ に切断することができ、しかも粉体4はシート材からこぼれることはない。また 、充填部分の横方向シール2は粉体4を小さな空間に閉じ込めることによって粉 体4の片寄りを防ぎ、均一な粉体入りシート材とすることに役立っている。この 充填部分の横方向シールがないと粉体を充填後、包装、輸送中などに縦横方向シ ール1、3に囲まれた空間の一部に片寄ってしまい、粉体の大気との接触面積が 小さくなり粉体の機能が十分発揮できなくなる。また吸水ポリマーを充填した場 合、吸水ポリマーが片寄っていると吸水速度が遅くなったり吸水ポリマーのない 空間部分は吸水後も吸水ポリマーがない状態になり、空間が十分に利用できない ことになる。
第2図は、第1図のA−A′の断面図である。
第3図は、吸水ポリマーを充填して粉体入りシート材とした後、水を吸わせたと きの第1図のA−A′の断面図である。この場合、充填部分の横方向シール2は 剥がれてしまい横方向の未充填部分3のみがシールとして残っている。これは充 填部分の横方向シール2は吸水ポリマーが吸水することによって休積膨張を起こ し、はがれてしまう。つまり充填部分の横方向シール2は吸水させるまでの仮止 めとしての役割を果たしており、吸水ポリマーの均一な平面分布に役だっている 。横方向の未充填部分3及び縦方向未充填部分は吸水ポリマーが付着していない ために十分な接着強度がああり、吸水後、吸水ポリマーが体積膨張を起こしても はがれることはない。この充填部分の横方向シール2が吸水後はがれることによ って、吸水前の平面的な体積から立方体としての体積を有することが出来るよう になり、吸水ポリマーの体積変化、つまり吸水量の増加につなげることができる わけである。つまり充填部分の横方向シール2により均一な平面分布をした吸水 ポリマーが吸水するときも、縦横方向の未充填部分のシール1、3に囲まれた平 面的な空間の中で均一に体積膨張をを起こすため、縦横方向の未充填部分のシー ル1、3に囲まれた空間を十分に利用することができる。すなはち縦横方向に未 充填部分1、3をつくくり、十分な接着強度をもつシールをつくることによって 切断しても粉体がもれることなく、また吸水ポリマーのように体積膨張を起こし ても吸水ポリマーがはみだすこともないわけである。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、鮮度保持剤、防虫剤、乾燥剤、芳香剤等 のようなガス発散剤、ガス吸着剤入りシート材として未充填部分をつくることに よって切断面からの粉体もれを防止することができ、充填部分横方向シールをつ くることによって粉体の片寄りを防止することができ材料の無駄、作業効率の向 上、十分に粉体の機能を発揮できるなどの産業分野で大きなメリットがあり、し かも構造が簡単で実用的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は平面図、
第2図は第1図のA−A′の断面図第3図は吸水ポリマ
ーを充填後、吸水させた場合の第1図のA−A′の断面
図である。図中、1は縦方向直線シール(縦方向未充填
部)2は充填部分横方向シール、3は横方向未充填部、
4は粉体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともいずれか一方が通気性又は通水性を有するシ
    ート2枚の間に、粉体を縦横方向に充填部分、未充填部
    分を有しその縦方向の未充填部分は、連続した直線シー
    ル部を形成し横方向にも適宣な間隔で未充填シール部を
    有し、充填部分も横方向にシールされた事を特徴とする
    粉体入りシート材。
JP1991022124U 1991-01-18 1991-01-18 粉体入りシート材 Expired - Lifetime JPH074911Y2 (ja)

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JPH074911Y2 JPH074911Y2 (ja) 1995-02-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470311A (en) * 1987-09-07 1989-03-15 Marusan Sangyo Kk Production of powder pack

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6470311A (en) * 1987-09-07 1989-03-15 Marusan Sangyo Kk Production of powder pack

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