JPH04117324A - 経皮吸収貼付剤 - Google Patents

経皮吸収貼付剤

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JPH04117324A
JPH04117324A JP23496290A JP23496290A JPH04117324A JP H04117324 A JPH04117324 A JP H04117324A JP 23496290 A JP23496290 A JP 23496290A JP 23496290 A JP23496290 A JP 23496290A JP H04117324 A JPH04117324 A JP H04117324A
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JP
Japan
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drug
skin
weight
patch
adhesive base
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Application number
JP23496290A
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English (en)
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Michiari Hashimoto
橋本 通有
Mutsumi Fukuda
睦 福田
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高血圧症の治療剤として近年開発された3−
f2−[4−(2−メトキシフェニル)−1−ピペラジ
ニル]エチルl−24−(1H,3H)−キナゾリンジ
オン(以下これをrsGB1534Jと略記する)の新
規剤型に関し、より詳細には、皮膚や粘膜のような生体
膜に貼付して該薬物を生体膜を経て体内循環器系へ投与
するのに用いられる経皮吸収貼付剤に関する。
(従来の技術) 高血圧症の薬物すなわち降圧剤としては、降圧利尿薬、
交感神経抑制薬、血管拡張薬などが知られており、近年
各種の新しい降圧剤が開発されている。そのうち、5G
B1534は、α1遮断作用と5−HT2遮断作用を合
わせ持つ新しいタイプの降圧剤であり、顕著な薬効を発
現する(特開昭58−159480号公報参照)一般に
、薬物の経口投与の場合には、胃または腸内のpHO値
、内容物の有無などの状態によって薬物の吸収性が左右
されるため、薬物の吸収量を常に一定に保つことは困難
であり、また一定量の薬物を長時間かけて徐々に投与す
ることも難しい。SGB 1534塩酸塩の経口投与に
おいても、吸収量か一定しな〜1を二め1こ時として急
激な血中濃度の上昇(こ起因してめまt+’、たち眩み
などの副作用が生じること力(あり、しかもこのような
副作用は一旦発生すると極めて取る除きにくい。このよ
うな問題を解決するために、5G81534塩酸塩の血
中濃度を穏やかに上昇させることができると共(こ、有
効血中濃度を長時間にわたって一定値1こ維持でき、し
かも簡便性、機能性などの向上が期待できる5GB15
34塩酸塩の経皮吸収貼付剤jの開発力(望まれている
薬物5G815B4塩酸塩を経皮吸収貼付剤jとして製
剤化する場合、貼付剤の主体となる粘着基剤に該薬物を
単に含有させただシナでi!、粘着基剤中での薬物の溶
解度力く低く、薬物(よ粘着基剤の内部ないし表面に結
晶化する。この現象は、粘着基剤の主構成成分である高
分子樹脂の多くが親水性に乏しいものであり、これ1こ
水溶性の5GB1534塩酸塩を所要量溶解状態で含有
せしめることは極めて困難であることに起因する。この
ように薬物が粘着基剤中に非溶解状態で含まれていると
、得られた貼付剤は、薬物の均一な含有性、薬物の放出
性、皮膚に対する粘着性などに劣るものとなる。
そこで、従来、粘着基剤に対する親水性薬物の溶解性を
向上させる手段として、粘着基剤の高分子樹脂中のカル
ボキシル基やスルホキシル基のような酸性官能基の少な
くとも一部を、アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸
化物、アンモニア水やトリエタノールアミンのような塩
基性物質で中和することが提案されている(特開昭62
−29516号公報参照)。
また、もう1つの手段として、粘着基剤の高分子樹脂製
造用モノマーに、アミノ基を有する(メタ)アクリルア
ミドたとえばN、N−ジアルキルアミノアルキル(メタ
)アクリルアミドを共重合させることが提案されている
(特開昭62−228008号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の手段では、酸性官能基中和用の塩
基性物質は皮膚刺激を引き起こす物質であるため、皮膚
の貼付部に紅斑が発生し、ひどい場合には痴皮形成や浮
腫形成か伴い、経皮吸収貼付剤の除去後も数日間続くこ
とさえある。経皮吸収貼付剤は皮膚に長期間貼付するも
のであるから、皮膚刺激を有するものであってはならな
い。
また、後者の手段では、粘着基剤は高分子相た製造用モ
ノマーとアミノ基含有(メタ)アクリルアミドとの共重
合体より成るものであるので、これを薬物の特性に応じ
て適宜変更することが容易にはなし得す、経済性および
実用性の点で問題がある。
本発明の目的は、上記の如き実情に鑑み、5GB153
4の塩酸塩のような酸付加塩を粘着基剤中に溶解状態で
含有せしめ、これによって薬物の均一な含有性、薬物の
放出性、皮膚に対する粘着性などを向上し、以て所期の
薬効を発現させるに充分な量の該薬物を皮膚を経て体内
循環器系に吸収せしめることができると共に、含有物質
による皮膚の刺激を可及的に低減した経皮吸収貼付剤を
提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく検討を重ねた結果、粘
着基剤および薬物を含む貼付層と間層を保持した支持体
とより成る2層系の貼付剤において、5GB1534酸
付加塩を貼付剤中に所要量含ませると共に、薬物溶解性
向上剤として特定の物質を貼付剤中に所要量含ませると
、粘着基剤に対する5GB1534酸付加塩の溶解性が
著しく高められて、該薬物の経皮吸収性が向上させられ
、しかも皮膚刺激が全くないという知見を得て完成せら
れたものである。
すなわち、本発明による経皮吸収貼付剤は、粘着基剤お
よび薬物を含む貼付層を支持体上に保持して成る経皮吸
収貼付剤において、該薬物として5GB1534の薬理
上許容される酸付加塩が貼付層中に0.1〜20重量%
含まれ、さらに塩基性窒素を含有し常温で皮膚に粘着性
を有しない重合体が貼付層中に0.1〜50重量%含ま
れていることを特徴とする経皮吸収貼付剤である。
本発明による経皮吸収貼付剤の各構成成分および同貼付
剤の製造法について、以下に詳しく説明する。
i) 本発明による経皮吸収貼付剤の粘着基剤は、常温
で皮膚ないし粘膜に対し長時間固着し得る感圧接着性を
有する一般的な粘着基剤組成物であれば、特に限定され
ない。好ましい粘着基剤としては、アクリル系粘着基剤
、ゴム系粘着基剤、シリコーン系粘着基剤などが例示さ
れる。
1−a)  アクリル系粘着基剤としては、特に、炭素
数4〜18の脂肪族アルコールと(メタ)アクリル酸と
から得られる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単
独重合体または共重合体および/または上記(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーと
の共重合体か好適に用いられる。
上記(メタ)アクリル酸エステルとして(よ、アクリル
酸ブチル、アクリル酸イ゛ノブチル、アクリル酸ヘキシ
ル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸デシル、アクリル酸イソデシル、アクリ
ル酸うウIノル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリJし酸ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸−2エチルヘキ
シル、メタクリル酸デシル、メタク+) )し酸イソデ
シル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル
などが例示される。
上記官能性モノマーの例としては、水酸基を有するモノ
マー、カルボキシル基を有するモノマー、アミド基を有
するモノマー、アミノ基を有するモノマーなどが挙げら
れる。水酸基を有するモノマーとしては、(メタ)アク
1ノル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸
ヒドロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シアルキルが例示される。カルボキシル基を有するモノ
マーとしては、アクリル酸、メタクリル酸などのα−β
不飽和カルボン酸:マレイン酸ブチルなどのマレイン酸
モノアルキルエステル:マレイン酸:フマル酸:クロト
ン酸などが例示される。無水マレイン酸もマレイン酸と
同様の(共)重合成分を与える。アミド基を有するモノ
マーとしては、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミ
ド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキル(メタ)ア
クリルアミド:ブトキシメチルアクリルアミド、エトキ
シメチルアクリルアミドなどのアルコキシアルキル(メ
タ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドなどが
例示される。アミノ基を有する七ツマ−としては、(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリ
ル酸ジエチルアミノエチル、ビニルピロリドンなどが例
示される。
さらに上記以外の共重合性モノマーが共重合されてもよ
く、その共重合性モノマーとしてはたとえば酢酸ビニル
、スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、アクリ
ロニトリル、エチレン、プロピレン、ブタジェンなどが
挙げられる。粘着基剤中には(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルが(共)重合成分として50重量%以上含有
されることが好ましい。
アクリル系粘着基剤用のモノマー成分として、さらに必
要に応じて少量の多官能性モノマーが加えられ、他のモ
ノマー成分と共重合される。
この多官能性モノマーの添加により、生成する重合体間
にごくわずかに架橋が生じ、それにより粘着基剤の内部
凝集力が増大する。そのため貼付された皮膚の性状や発
汗量にほとんど無関係に貼付側剥離時のいわゆる糊残り
現象がほぼ解消せられる。しかも、この多官能性モノマ
ーの添加は薬物の放出性や低皮膚刺激性には何ら悪影響
を与えない。このような多官能性モノマーとしては、た
とえば、ジ(メタ)アクリレート、トリ (メタ)アク
リレート、テトラ(メタ)アクリレートなどがあるが、
これに限定されない。より具体的には、ヘキサメチレン
グリコールやオクタメチレングリコールなどのポリメチ
レングリコール類と(メタ)アクリル酸とを結合させて
得られるジ(メタ)アクリレート:ポリエチレングリコ
ールやポリプロピレングリコールなどのポリアルキレン
グリコール類と(メタ)アクリル酸とを結合させて得ら
れるジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパン
トリ (メタ)アクリレートやグリセリントリ (メタ
)アクリレートなどのトリ (メタ)アクリレート;お
よびペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
などのテトラ(メタ)アクリレートがある。これら多官
能性モノマーは2種以上の組み合わせで用いてもよい。
多官能性モノマーは粘着基剤の製造に供される全モノマ
ー中に0.005〜0.5重量%の割合で使用される。
多官能性モノマーの使用量が0.005重量%未満であ
ると、架橋による内部凝集力向上の効果が小さく、また
0、5重量%を超えると重合により得られる粘着基剤が
ゲル化を起こし易く、薬物の拡散・放出にも好ましくな
い影響か現われる。
1−b)  ゴム系粘着基剤は、ゴム弾性体100重量
部、粘着性付与樹脂20重量部〜200重量部、および
適量の軟化剤などの改質剤さらに老化防止剤その他の安
定剤などより成り、必要に応じて経皮吸収促進剤を添加
してもよい。ゴム弾性体としては、天然ゴム(シス−1
,4−イソプレン)、合成ゴム(トランス−1,4−イ
ソプレン)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック
共重合体、ポリイソブチレン、ポリビニルエーテル、ポ
リウレタン、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェン共
重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−イ
ソプレン−ブチレンブロック共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、シリコンゴムなどが好んで用いられる
粘着性付与樹脂としては、ロジン系のものとしてロジン
および水添、不均化、重合、エステル化されたロジン誘
導体、α−ピネン、β−ピネンなどのテルペン樹脂、テ
ルペン−フェノール樹脂、脂肪族系、芳香族系、脂環族
系、共重合系の石油樹脂、ざらにアルキル−フェノール
樹脂、キンレン樹脂などが用いられる。また、軟化剤に
は、ポリブテン、プロセスオイル、液状イソブチレン、
液状ポリアクリレート、ヒマシ浦、綿実油、パーム油、
ヤシ油、蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリンなどが用いら
れる。
1−c)  シリコーン系粘着基剤としては、ポリジメ
チルシロキサンなどを主成分とするものが使用可能であ
る。
1−d)  上記粘着基剤中には、たとえばロジン系樹
脂、ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油
系樹脂、テルペン−フェノール樹脂などの粘着性付与剤
;液状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状ポリイソプレ
ン、液状ポリアクリレートなどの可塑剤;充填剤;老化
防止剤などの配合剤が必要に応じて添加される。
II)  本発明による経皮吸収貼付剤に使用される薬
物は、降圧剤として高血圧症などの治療に適用される5
GB1534の薬理上許容される酸付加塩である。酸付
加塩としては特に塩酸塩が好ましい。その他の薬理上許
容される酸付加塩としては、硝酸塩、硫酸塩、臭化水素
酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩
、フマール酸塩、乳酸塩、メシル酸塩、酢酸塩などが例
示される。
本薬物の含有量は、貼付層中に0.1〜20重量%の範
囲である。この含有量が0.1重量%未満であると、所
期の薬効を発現させるに充分な量の薬物を吸収せし\め
るために貼付剤のサイズを著しく大きくし、貼付面積を
拡げる必要がある。このような大型の貼付剤は、使い勝
手が悪い上に、貼付中の使用感が悪く、しかも長時間の
貼付が困難なものとなる。また、この含有量が20重量
%を越えると、本薬物が粘着基剤中に過飽和状態となり
粘着基剤の表面に薬物の結晶が析出して貼付性を低下さ
せ、やはり長時間の貼付が困難になる。5GB1534
塩酸塩の特に好ましい含有量は貼付層中に0.5〜15
重量%の範囲である。
1ff)  塩基性窒素を含有する重合体は常温で皮膚
に対する粘着性のないものである。該重合体の代表例は
アミノ基を含有する重合体であるが、そのほかアミド基
を含有する重合体、イミノ基を含有する重合体、イミド
基を含有する重合体なども使用可能である。アミノ基は
1級、2級および3級のいずれのものでもよい。また2
級または3級アミノ基の置換アルキル基は環を形成して
いてもよい。このような重合体の例としては、(メタ)
アクリル酸ジメチルアミノエチルや(メタ)アクリル酸
ジエチルアミノエチルのような(メタ)アクリル酸ジア
ルキルアミノアルキル、ビニルピロリドンなどの重合性
アミンの単独重合体またはこれらの間の共重合体、さら
に上記重合性アミンのうちの少なくとも1種と他の共重
合可能なモノマーとの共重合体、ポリビニルアセタール
ジエチルアミノアセテートのようなポリビニルアセター
ルジアルキルアミノアセテートなどが挙げられる。該重
合体の分子量は通常1000〜500000に調整され
ている。
上記共重合可能なモノマーとしてたとえば、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキ
シル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸デシル、アクリル酸イソデンル、アク
リル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2
−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イ
ソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステア
リル、メタアクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタアク
リル酸ヒドロキシプロピルなどがある。
塩基性窒素を含有する重合体として特に好適なものは、
メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸ブチルおよびメ
タアクリル酸ジメチルアミノエチルの共重合体(レーム
社製、商品名「オイドラギットE100」、分子量: 
33000、含有窒素重量比:5.0重量%)、ポリビ
ニルアセクールジエチルアミノアセテート(三共(株)
社製、商品名「AEA」、分子量;48000、含有窒
素重量比:2.0重量%)である。
塩基性窒素を含有する重合体の含有量は、粘着基剤の種
類によっても異なるが、貼付層中に0.1〜50重量%
の範囲である。この含有量が0.1重量%未満であると
、5GB1534塩酸塩のような酸付加塩を粘着基剤中
に溶解状態で含有せしめることができず同薬物の結晶が
析−出し、そのため所期の薬効を発現させるに充分な量
の該薬物を皮膚を経て体内循環器系に吸収せしめにくい
。この含有量が50重量%を越えると、粘着基剤による
皮膚粘着性が相対的に低下するので、良好な粘着力が得
られない。塩基性窒素を含有する重合体の特に好ましい
含有量は貼付層中に0.5〜40重量%の範囲である。
iv)  支持体は、柔軟であるか経皮吸収貼付剤に自
己支持性を付与し、かつ貼付層中の薬物の揮散や移行を
防止する役目を果たすものであって、薬物非透過性のシ
ートないしフィルムやこれらのラミネート、これらに金
属蒸着したもの、織布ないし不織布、紙、箔などで構成
されている。支持体の材料の例としては、酢酸セルロー
ス、エチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナイロン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ乞ン、アルミニ
ウムなどが挙げられる。これら素材のうち、皮膚面に対
して追従性を有する素材が好適に用いられる。特に、ポ
リエチレンテレフタレートとエチレン−酢酸ビニル共重
合体とのラミネートフィルムなどが好ましい。支持体の
厚みは500μm以下、好ましくは5〜150μmであ
る。
■) 本発明による経皮吸収貼付剤は通常はその貼付面
に剥離紙を有している。剥離紙としてはポリエチレンテ
レフタレートのフィルムをシリコン処理して成るものが
よく用いられるが、もちろん剥離紙はこれに限定されな
い。剥離紙の厚みは100μm以下、好ましくは5〜5
0μmである。
νi) 本発明による経皮吸収貼付剤の製法としては、
通常の粘着テープの製造方法が適用できる。その代表例
は溶剤塗工法であり、これ以外にもエマルジョン塗工法
、ホットメルト法、電子線架橋による方法などが用いら
れる。本発明による経皮吸収貼付剤を溶剤塗工法で製造
するには、たとえば、粘着基剤、薬物および吸収促進剤
、さらに必要に応じて配合剤を適当な溶媒に溶解ないし
分散させ、得られた溶液ないし分散液を支持体表面に直
接塗布・乾燥し、厚み30〜200μ■の貼付層を形成
する。また、この溶液ないし分散液を保護用の剥離紙上
に塗布し、乾燥後に得られた貼付層を支持体に密着させ
てもよい。
(作 用) 本発明による経皮吸収貼付剤は、粘着基剤および薬物を
含む貼付層と同層を保持した支持体とより成る2層系の
貼付剤において、5GBI534酸付加塩を貼付剤中に
所要量含ませると共に、薬物溶解性向上剤として特定の
物質を貼付剤中に所要量含ませたものであるので、該薬
物は粘着基剤中に溶解状態で含有せしめられ、これによ
って、同貼付剤は、薬物の均−含有性、薬物の放出性、
皮膚に対する粘着性などに優れたものとなされ、以て所
期の薬効を発現させるに充分な量の該薬物が皮膚を経て
体内循環器系に吸収せしめられる。
塩基性窒素を含有する重合体の薬物溶解性に対する詳細
な作用機序は、明確ではないが、該重合体に含まれるア
ミノ基のような塩基性窒素含有基が、酸付加塩形態にあ
る5G81534の酸を解離し、同薬物をフリ一体化す
ることにより、5GB1534の粘着基剤に対する溶解
性が高められるものと考えられる。
また、該塩基性窒素含有重合体に起因する皮膚の刺激は
全く認められない。
(実 施 例) つぎに、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
(a)  経皮吸収貼付剤の製造 実施例1 1) アクリル系粘着基剤の調製 アクリル酸−2−エチルヘキシル65モル%(302,
0g)、ビニルピロリドン35モル%(98,0g) 
、およびジメタクリル酸1゜6−へキサメチレングリコ
ール0.02モル%(40,0mg)をセパラブルフラ
スコに仕込み、さらに酢酸エチル400gを加えて、モ
ノマー濃度を50重量%に調整した。この溶液を窒素雰
囲気下に温度60℃に加熱し、2gの過酸化ラウロイル
をシクロヘキサン100gと酢酸エチル240gの混合
溶媒に溶解して成る重合開始剤溶液を少しずつ添加し、
12時間にわたり重合反応を行なった。かくして、固形
分濃度35重量%を有するアクリル系粘着基剤の酢酸エ
チル溶液を得た。
ii)  塗工液の調製 得られた粘着基剤溶液に、5GB1534塩酸塩および
塩基性窒素含有重合体としてポリビニルアセタールジエ
チルアミノアセテート(三共(株)社製、商品名「AE
A」、分子量:48000、含有窒素重量比=2.0重
量%)を、固形分(粘着基剤、薬物および塩基性窒素含
有重合体の重量和)濃度が28.6重量%となるように
、かつ、粘着基剤、薬物および塩基性窒素含有重合体の
固形分生含有量がそれぞれ85゜0重量%、5.5重量
%および9.5重量%となるように配合し、さらにこの
配合物100重量部に対しテトラヒドロフラン250重
量部を加え、液全体をデイシルバーにて均一に混合した
。かくして、貼付用配合物を含有する塗工液を調製した
1i1)  経皮吸収貼付剤の調製 厚さ48μmのポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムをシリコン処理して成る剥離紙上に、工程if
)で得られた塗工液を塗布した後、60℃で30分間ギ
ヤオーブン内で乾燥し、厚さ80μmの貼付層を形成し
た。ついで、PETとエチレン−酢酸ビニルの共重合体
(PET−EVA)をラミネートして成る厚さ38μm
の支持体を貼付層に密着させた。かくして、経皮吸収貼
付剤を調製した。
実施例2 ■) アクリル系粘着基剤の調製 粘着基剤の原料として、アクリル酸2−エチルヘキシル
10モル%(35,0g)、メタクリル酸−2−エチル
ヘキシル80モル%(301,0g)、メタクリル酸ド
デシル10モル%(48,2g)、ジメタアクリル酸1
,6−へキサメチレングリコール0.02モル%(50
mg)をセパラブルフラスコに仕込み、さらに酢酸エチ
ルを165.0g加えて、モノマー濃度を70重量%に
調整した。この溶液を80℃に加熱し、4gの過酸化ラ
ウロイルをシクロヘキサン50gと酢酸エチル360g
の混合溶媒に溶解して成る重合開始剤溶液を少しずつ添
加し、24時間重合反応を行なった。かくして、固形分
濃度40重量%を有するアクリル系粘着基剤の酢酸エチ
ル溶液を得た。
ti)  塗工液の調製 得られた粘着基剤溶液に、5G81534塩酸塩と、塩
基性窒素含有重合体としてメタアクリル酸メチル、メタ
アクリル酸ブチルおよびメタアクリル酸ジメチルアミノ
エチルの共重合体(レーム社製、商品名「オイドラギッ
トE100」、分子量: 33000、含有窒素重量比
:5.0重量%)を、粘着基剤、薬物および塩基性窒素
含有重合体の固形分中含有量がそれぞれ87.0重量%
、3.3重量%および9.7重量%となるように配合し
た点を除いて、実施例1の工程11)と同じ操作により
、貼付用配合物を含有する塗工液を調製した。
111)経皮吸収貼付剤の調製 実施例1の工程111)と同じ操作により、シリモジ処
理PETフィルムより成る剥離紙上に貼付層を形成し、
この層にPET−EVAラミネートより成る支持体を密
着させて、経皮吸収貼付剤を調製した。
比較例1 実施例1の工程it)において、塩基性窒素含有重合体
を用いない点を除いて、実施例1と同じ操作で経皮吸収
貼付剤を調製した。
比較例2 実施例2の工程11)において、塩基性窒素含有重合体
を用いない点を除いて、実施例2と同じ操作で経皮吸収
製剤を調製した。
比較例3 実施例2の工程11)において、工程i)で得られたア
クリル系粘着基剤溶液に、5GB1534塩酸塩および
塩基性窒素含有重合体「オイドラギットE100Jを、
粘着基剤、薬物および塩基性窒素含有重合体の固形分中
含有量がそれぞれ38.0重量%、5.1重量%および
56.9重量%となるように配合した点を除いて、実施
例2と同じ操作で経皮吸収貼付剤を調製した。
比較例4 実施例1の工程11)において、塩基性窒素含有重合体
としてポリビニルピロリドン(BASF社製、商品名「
コリトンに25J、分子量:25000、含有窒素重量
比二12.2重量%)を用い、工程i)で得られたアク
リル系粘着基剤溶液に、SC;B 1534塩酸塩およ
びポリビニルピロリドンを、粘着基剤、薬物および塩基
性窒素含有重合体の固形分中含有量がそれぞれ61.5
重量%、23.0重量%および15゜5重量%となるよ
うに配合した点を除いて、実施例1と同じ操作で経皮吸
収貼付剤を調製した。
(b)  経皮吸収貼付剤の性能評価 i) 皮膚透過性試験 上記実施例および比較例で得られた各経皮吸収貼付剤に
ついて、試験1に示す手法によりヘアレスマウスの摘出
皮膚に対する薬物の透過性試験を行なった。
試験1 まず、添付図面に示す拡散セル(1)を用意した。拡散
セル(1)は、下側の有底円筒状のレセプター槽(2)
と、これの上に配置された有底円筒状のドナー槽(3)
とより成る。ドナー槽(3)の底壁中央には開口部(4
)が設けられ、またドナー槽(3)の下端およびレセプ
ター層(2)の上端にはそれぞれ上側フランジ(5)お
よび下側フランジ(8)が設けられている。そして、上
側フランジ(5)と下側フランジ(6)を対向状に重ね
合わせることによって、ドナー槽(3)とレセプター槽
(2)が気密状にかつ同心状に積み重ねられている。レ
セプター槽(2)にはその側部に側方突出状のサンプリ
ング口(7)が取付けられ、レセプター槽(2)の内部
にはマグネット攪拌子(9)が入れである。
ヘアレスマウス(6週齢、雄)を頚椎脱臼により屠殺し
た後、直ちに皮膚を剥離して皮下脂肪を除去し、約5c
mX5cmの皮膚片を得た。
この皮膚片(8)を拡散セル(1)の上側フランジ(5
)と下側フランジ(6)の間に挟着して、ドナー槽(3
)の開口部(4)を皮膚片(8)で完全に閉じるように
した。皮膚片(8)の上面に、経皮吸収貼付剤を面積3
.14c+a2の円形に打ち抜いて得た試験片(10)
を貼付した。レセプター槽(2)には、下記の方法によ
り調製したレセプター液を満たした。
ついで、拡散セル(1)を温度37°に保りれた恒温槽
に設置し、マグネット攪拌装置によりレセプター液の攪
拌を行なった。試験開始24時間後サすンリングロ(7
)からレセプター液1m/を採取し、このレセプター液
へのSC21534塩酸塩の透過量を高速液体クロマト
グラフ法により測定した。
各経皮吸収貼付開側についての透過量測定値を表1に示
す。
[レセプター液の調製法] NaHz PO4(5X10−’モル)、Na2HPO
4(2X10−’モル) 、NaC/  (1゜5X1
0−’モル)およびゲンタマイシン10mgを蒸留水5
00m/に溶かし、得られた溶液のpHを0.1規定N
aOH水溶液で7.2に調整した後、その容量を蒸留水
で10100Oとした。
11)  薬物溶解性試験 上記実施例および比較例で得られた各経皮吸収貼付剤に
ついて、製剤中における薬物の結晶析出の有無を目視に
よって観測し、粘着基剤に対する薬物の溶解性を調べた
この観察結果を表1に示す。
111)皮膚粘着性試験 上記実施例および比較例で得られた各経皮吸収貼付剤に
ついて、試験2に示す手法によりウサギの刺毛皮膚に対
する薬物の粘着性試験を行なった。
試験2 1羽のウサギにュージーランド・ホワイト種)の背部を
バリカンついでシェーバーテ刺毛し、この刺毛部に経皮
吸収貼付剤の試験片(面積3.14cm2)を貼付した
。24時間後、この試験片が剥れた面積を測定し、試験
片の面積との割合を求めた。この試験の繰り返し回数は
各製剤ごとに3回とした。求めた値の平均値(各回にお
ける値の総和を繰り返し回数3で割った値)を各々の経
皮吸収貼付剤の皮膚粘着性指数とした。
各経皮吸収貼付剤についてこの値を表1に示す。
1v)  皮膚刺激性試験 上記実施例および比較例で得られた各経皮吸収貼付剤に
ついて、試験3に示す手法によりウサギの皮膚に対する
刺激性試験を行なった。
試験3 試験2と同じ手法で刺毛処理したウサギの背部皮膚に経
皮吸収貼付剤の試験片(面積3.14C■2)を貼付し
、24時間後この試験片を剥離した。そして貼付剤剥離
後、1時間たってから貼付部の皮膚の紅斑状態を目視で
観察した。
この試験の繰り返し回数は各製剤ごとに3回とした。な
お、本試験において、浮腫および癲皮の形成は認められ
なかった。
紅斑の程度は下記のO〜3の4段階の判定基準で評価し
た。
0・・・紅斑無し 1・・・軽度の紅斑 2・・・明らかな紅斑 3・・・強度の紅斑 評点の平均値(各回における評点の総和を繰り返し回数
3で割った値)を各々の経皮吸収貼付剤の皮膚刺激指数
とした。
各経皮吸収貼付剤についてこの観察結果を表1に示す。
(以下余白) 表1 1534の塩酸塩を0.1〜20重量%、塩基性窒素含
有重合体を0.1〜50重量%含む経皮吸収貼付剤(実
施例1および2)は、塩基性窒素含有重合体を含まない
貼付剤(比較例1および2)、同重合体を上記範囲を逸
脱して含む貼付剤(比較例3)および同薬剤を上記範囲
を逸脱して含む貼付剤(比較例4)に比べ、皮膚透過性
、薬物溶解性および皮膚粘着性のいずれの項目において
も格段に勝っており、皮膚刺激を全く誘発しないことが
認められる。
(発明の効果) 本発明による経皮吸収貼付剤は、粘着基剤および薬物を
含む貼付層と同層を保持した支持体とより成る2層系の
貼付剤において、5GBI534酸付加塩を貼付剤中に
所要量含ませると共に、薬物溶解性向上剤として特定の
物質を貼付剤中に所要量含ませたものであるので、該薬
物を粘着基剤中に溶解状態で含有せしめることができ、
これによって、同貼付剤を薬物の均一含有性、薬物の放
出性、皮膚に対する粘着性などに優れたものとすること
ができ、以て所期の薬効を発現させるに充分な量の該薬
物を経皮的に体内循環器系に吸収せしめることができる
また、該塩基性窒素含有重合体に起因する皮膚の刺激は
全く認められない。
かくして、本発明の経皮吸収貼付剤によれば、貼付層中
に所要量の5GB1534酸付加塩を含ませ、かつ所要
量の塩基性窒素含有重合体を含ませることによって、上
記の如き特有の顕著な効果が発揮せられる。
【図面の簡単な説明】
図面は経皮吸収製剤に含まれる薬物の皮膚透過性を試験
するのに使用される拡散セルを示す斜視図である。 以上 特許出願人  積水化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘着基剤および薬物を含む貼付層を支持体上に保
    持して成る経皮吸収貼付剤において、該薬物として3−
    (2−[4−(2−メトキシフェニル)−1−ピペラジ
    ニル]エチル)−2,4−(1H,3H)−キナゾリン
    ジオンの薬理上許容される酸付加塩が貼付層中に0.1
    〜20重量%含まれ、さらに塩基性窒素を含有し常温で
    皮膚に粘着性を有しない重合体が貼付層中に0.1〜5
    0重量%含まれていることを特徴とする経皮 吸収貼付剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0965626A1 (en) * 1998-06-18 1999-12-22 SSP Co., Ltd. Hydrophilic adhesive masses

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SG83722A1 (en) * 1998-06-18 2001-10-16 Ssp Co Ltd Hydrophilic adhesive masses

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