JPH04116999A - 電磁遮へい用筐体 - Google Patents

電磁遮へい用筐体

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JPH04116999A
JPH04116999A JP23743990A JP23743990A JPH04116999A JP H04116999 A JPH04116999 A JP H04116999A JP 23743990 A JP23743990 A JP 23743990A JP 23743990 A JP23743990 A JP 23743990A JP H04116999 A JPH04116999 A JP H04116999A
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magnetic material
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Takashi Harada
高志 原田
Masayuki Inomata
猪股 正之
Kenichi Hatakeyama
賢一 畠山
Noboru Fujiwara
昇 藤原
Norio Masuda
則夫 増田
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NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属、導電処理を施した高分子材などの導電体
により構成された電気電子関連の機器を搭載するための
筐体に関し、特にケーブル、コードなどを導入するため
の開口部を有し、これらを介して放射、侵入する不要電
磁波を抑制するための筐体に関する。
(従来の技術) 一般に金属などの導体で構成された筐体は電磁遮へいが
完全であるため、不要電磁波の放射、侵入は問題がない
とされていた。ところが実際の筐体では第8図に示すよ
うにケーブル、コードなどの導入や放熱を目的とした開
口部が存在している。これらの開口部は十分に低い周波
数帯では遮断周波数量下の導波管として作用するため、
大きな遮へい効果が得られている。
(発明が解決しようとする課題) ところがこの開口部にケーブル、コードなどを通した状
態では、その構造が筐体を外導体、ケーブル等を内導体
とし7′:同軸線路と同一となり、遮断周波数のないT
EM波を伝搬する。そのため全周波数帯域で電磁波の漏
洩が生じ、不要電磁波の放射、侵入の主な要因となって
いた。本発明の目的はケーブル、コードなどの導入され
ている開口部を介して漏洩する電磁波を抑制し、電磁遮
へい性能の良好な電気電子機器搭載用の電磁遮へい用筐
体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記1」的を達成するため本発明の筐体は金属、導電性
高分子材または導電処理を施した高分子材などの導電体
により構成され、信号ケーブル、電源供給線などのコー
ドなどを導入するための開口部を有する電気電子機器を
搭載するための筐体であって、前記開口部に筐体の該開
口と等しいか、もしくは/J)さい開口を有する磁性体
が具備された構造であることを特徴とする。
あるいは、その磁性体部は筺体開口部から脱着し、かつ
複数に分割することが可能である構造であることを特徴
とする、または開口を有する磁性体と、開口を有する筺
体板との間に空間が設けられた構造であり、コード又は
ケーブルを巻きつける空間を有することを特徴とする。
あるいは筺体開口部に金属などの導体層と磁性体層の2
層からなり単一もしくは複数個の開口を有し、複数に分
割可能な構造体を開口を有する筺体板との間に空間を設
けて具備し、該構造体は筺体開口部から脱着でき、該導
体層が筐体と導電接触が保たれている構造であることを
特徴とする。
(作用) 開口部を通して電磁波が漏洩するのは主にケーブル、コ
ードなどに誘起されたコモンモード電流に起因している
。ケーブル、コードなどの周囲に磁性体を設けたり、あ
るいはこれらを磁性体に巻き付けた場合、この構造は一
種のコモンモードチョークとして作用するため電磁波の
漏洩が抑制できる。
(実施例) 以下に本発明の第1の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による筐体を下方から見た斜視図である
。開口部は筐体の底板に設けられている。第2図は開口
部の第1図のA−A’での断面図である。筐体底板1に
設けられた開口2と、これらの開口と等しいか、もしく
は小さい寸法の開口を有する磁性体3により構成される
。磁性体3は筐体の外側に設けられており、開口部を通
り筐体外部に漏洩する不要電磁波はこの磁性体3とケー
ブル、コードなどで構成されるコモンモードチョークに
より反射されるため、外部に放射しない。
漏洩抑制効果を高めるためには開口部面積は小さい方が
望ましい。しかしながら通常、ケーブル、コードなどに
はその両端に線径より大きい寸法のコネクタ、ソケット
が設けられているため、磁性体3の開口はこれらのコネ
クタ、ソケットが通るための十分な大きさを必要とする
。大きい開口は漏洩防止の観点からは望ましくない。
そこで磁性体3は第3図に示すように筺体開口部から取
り外すことができ、かつ開口を分割する形態で複数に分
割可能な構造とし、コネクタ、ソケットの寸法より小さ
い開口でもケーブル、コードなどの挿入できる構造とし
た。第3図(aXb)にその図を示す。本実施例ではE
形部4とI形部5に分割している。第4図は筺体開口部
を通してケーブル、またはコード6を導入した状態を示
した図である。
ケーブルなどの周囲に生ずる隙間はわずかであり、良好
な漏洩抑制効果が期待できる。このように、磁性体を複
数に分割することでどのような筐体にも適用できるとと
もに、隙間を十分小さくでき遮へい効果を高めることが
できる。
第5図に本発明による筐体に電気電子機器を実装した場
合の不要電磁波の放射特性の測定結果を示す図である。
測定は電波暗室内で行い測定法は3m法によった。横軸
は周波数(MHz)、縦軸は電界強度(dBμV/m)
であり、実線は本発明、破線は従来例の筐体に、同じ電
子機器を実装した場合を示している。破線は従来の筐体
に実装し、開口部を通して電源供給線を導入した場合の
放射特性である。
30〜200MHzの周波数帯において20〜30dB
の放射抑制効果が得られている。
また、磁性体3を筐体内部に設けた場合には外部電磁雑
音の内部への侵入抑制に効果を発揮する。
本発明の第2の実施例を第6図を用いて説明する。
第6図は筺体板と磁性体3との間に空間7を設け、ケー
ブルまたはコード6を磁性体に巻き付けることを可能と
した開口部の断面図である。磁性体3に巻き付けた部分
がコモンモードとして作用するため、筐体の開口部から
漏洩する不要電磁波が抑制できる、ケーブルなどを磁性
体に巻き付けることにより、コモンモードチョークとし
ての効果が増し、不要電磁波の抑制効果が大きくなる。
漏洩抑制効果を高めるためには開口の寸法を小さくする
こと、開口部と磁性体3の間隔は小さいことが望ましい
。磁性体3を筐体の外部に設けた場合には内部で発生し
た不要電磁波の筐体外への漏洩、筐体内部に設けた場合
には外部電磁雑音の筐体内部への侵入を抑制することが
できる。
第7図は本発明の第3の実施例を示す図で筺体開口部に
金属などの導体層8と磁性体層9の2層からなり単一も
しくは複数個の開口を有する構造体10を設けた筺体開
口部断面図である。開口を有する筺体板との間に空間7
が設けられており、ケーブル、コードなどを該構造体1
0に巻き付けることが可能である。構造体10は筺体開
口部から脱着でき、かつ開口を分割する形態で複数に分
割可能であるため、第1の実施例と同様に実質的な開口
面積を小さくできる。また、導体層8は筐体と導電位に
なるよう良好な導電接触がなされているため、導体層8
に設けられた開口11が実質的に筐体の開口となる。導
体層8の開口11は筐体の開口に比べて小さくできるの
で、漏洩抑制効果が一層高くなる。
前述の実施例と同様に構造体10を筐体の外部に設けた
場合には内部で発生した不要電磁波の筐体外への漏洩、
筐体内部に設けた場合には外部電磁雑音の筐体内への侵
入を抑制できる。
(発明の効果) 以上に示したように、本発明による電磁遮へい用筐体に
よればケーブル、コードなどを導入するために設けられ
た開口を通して、漏洩または侵入する不要電磁波を最小
限に抑制できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電磁遮へい用筐体の開口部のある
底部を下から見たときの斜視図。第2図はケーブルなど
を導入するため筐体に設けられた開口部の断面図。第3
図は筺体開口部に設けられた磁性体を開口部から取り外
し、開口を分割する形態でE形部、■形部の2つに分割
したものを示す図、第4図は本発明による筐体の開口部
の通してケーブル、コードなどを導入した状態を示した
図である。第5図は本発明による筐体に電気電子機器を
実装した場合の不要電磁波の測定結果を示す図である。 第6図は筺体板と磁性体の間に空間を設け、磁性体にケ
ーブル、コードなどを巻き付けられるようにした構造の
筺体開口部の断面図。第7図は金属などの導体層と磁性
体層の2層からなる構造体を設けた場合の筺体開口部の
断面図である。第8図は従来技術による電気電子機器を
搭載する開口を有した筐体の斜視図である。 1・・・筐体底板、2・・・筐体開口、3・・・磁性体
、4・・・磁性体のE形部、5.・、磁性体のI形部、
6・・・ケーブル、またはコード、 7・・・筺体板と磁性体との間に設けられた空間、8・
・・導体層、9・・・磁性体層、 10・・・導体層と磁性体層で構成される構造体、11
・・・構造体に設けられた開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属、導電性高分子材または導電処理を施した高
    分子材の導電体により構成され、開口部を有する電気電
    子機器を搭載するための筺体であって、前記開口部に筺
    体の該開口と等しいか、もしくは小さい開口を有する磁
    性体が具備されたことを特徴とする電磁遮へい用筺体。
  2. (2)磁性体部は筐体開口部から脱着し、かつ複数に分
    割することが可能であることを特徴とする特許請求の範
    囲第一項記載の電磁遮へい用筐体。
  3. (3)開口を有する磁性体と、開口を有する筺体板との
    間に空間が設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第一項記載の電磁遮へい用筐体。
  4. (4)導体層と磁性体層の2層からなり単一もしくは複
    数個の開口を有し、複数に分割可能な構造体を、開口を
    有する筺体板との間に空間を設けて具備した構造であっ
    て、該構造体は該筺体開口部から脱着でき、導体層が筺
    体と導電接触が保たれていることを特徴とする特許請求
    の範囲第一項記載の電磁遮へい用筐体。
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