JPH0411673Y2 - - Google Patents

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JPH0411673Y2
JPH0411673Y2 JP1989077542U JP7754289U JPH0411673Y2 JP H0411673 Y2 JPH0411673 Y2 JP H0411673Y2 JP 1989077542 U JP1989077542 U JP 1989077542U JP 7754289 U JP7754289 U JP 7754289U JP H0411673 Y2 JPH0411673 Y2 JP H0411673Y2
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air
drying chamber
frame
bone
dryer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はふとんを乾燥する装置に関する。
(従来の技術) 従来のふとん乾燥装置として乾燥機に気密袋を
接続し、気密袋を敷ぶとんと掛けぶとんの間へ入
れ、気密袋へ温風を送り込み、ふとんを乾燥させ
るものが知られている(第1従来例)。
また家屋内の一部屋へ吸込口と吹出口とを設
け、乾燥機からの温風を吸出口より供給し、部屋
内のふとんを乾燥させるものが知られている(第
2従来例)。
さらにフアンシーケースのような箱体内を加温
し、箱体内のふとんを乾燥させるものが知られて
いる(第3従来例)。
また荷物自動車の荷台へ乾燥室を設置し、乾燥
室へ温風を吹き込み、ふとんを乾燥させるものが
実施されている(第4従来例)。
(考案が解決しようとする問題点) 第1従来例はふとんをひと組づつ乾燥させるも
のであり、保育所、旅館等の団体収容施設のよう
な大量のふとんを1度に乾燥させる必要があると
ころでは不適当であり、しかもふとんが重なつて
いるため、通風効率が悪い。
第2従来例は広いスペースを必要とし、乾燥作
業をしない場合に広いスペースが無駄となり、高
価につく。
第3従来例は箱体が小さいと1回の利用枚数に
制限があり、効率が悪く、逆に箱体を大きくする
と移動、保管に不都合である。
第4従来例は専門業者によるものであり、極め
て高価であり、団体収容施設で常備できるもので
はない。
(問題点を解決するための手段) この考案は前述の問題点を全て解消できるもの
で、すなわち上杆、下杆および左右杆よりなる骨
枠の左右杆上方へふとん掛け用の桟の端部を固着
し、複数個の前記骨枠を間隔をおいて配設し、前
記複数個の骨枠を腕体を介して折りたたみ自在に
接続し、前記骨枠を気密シートで覆つて乾燥室を
形成し、前記乾燥室の底面へ前記骨枠と接続した
複数個のキヤスターを設け、また気密袋へ複数個
の温風吹出孔を間隔をおいて形成し、前記気密袋
を前記乾燥室内の前記下杆上へ置き、さらに乾燥
機へ空気吸込口を設け、しかも前記乾燥機内へ前
記空気吸込口から吸い込んだ空気を除湿する除湿
機と、除湿した空気を加温する加温機と、加温し
た空気を送風して前記気密袋の温風吹出孔より乾
燥室内へ供給する送風機とを備え、前記除湿機の
下方へ除湿により生じた水の収液容器を出し入れ
自在に置くことを特徴とするものである。
(実施例) 第5図示のように鉄パイプをもつて上杆2a、
下杆2b、左右杆2c,2dよりなる骨枠2を形
成し、骨枠2の左右杆2c,2dの上方へふとん
掛け用の桟1の端部を固着し、多数個の骨枠2,
2,2……を第2図示のように等間隔で配設し、
骨枠2,2,2……へ多数個の上側の腕体15,
15,15……を千鳥状に軸着するとともに多数
個の下側の腕体16,16、16……を上側の腕
体15,15,15……と平行に軸着して骨枠
2,2,2……を折りたたみ自在に接続する。ま
た第2図における右端の骨枠2の外側へ間隔をお
いて矩形枠状の端部骨枠2′を起立するとともに
上方を右端の骨枠2と細長板17で連結し、下方
をパイプ18で連結し、細長板17の下面へ殺菌
灯14を取付け、パイプ18へ乾燥機6を固定す
る。この乾燥機6は公知のもので、下方へ空気吸
込口10を設けるとともに上方へ可撓性を有する
パイプ9との接続口19を設け、乾燥機6内へ除
湿機11、加温機12、送風機13を設け、除湿
機11の下方へ除湿により生じた水の収液容器2
0を出し入れ自在に置くものである。さらにパイ
プ9へナイロン製の気密袋8を接続し、この気密
袋8へ複数個の温風吹出孔7,7,7……を間隔
をおいて穿ち、気密袋8を下杆2b,2b,2b
……上へ置く。また骨枠2,2,2……、端部骨
枠2′をナイロンのような柔軟性を有する気密シ
ート3で覆つて乾燥室4を形成し、乾燥室4の上
面へふとん出し入れ口を形成するためのフアスナ
ー21,21をコ字状に取付け、乾燥室4の下隅
部へ収液容器20の出し入れ口を形成するための
フアスナー22をコ字状に取付け、さらに乾燥室
4の底面へ多数個のキヤスター5,5,5……を
配し、各キヤスター5の取付軸5aを乾燥室4の
底面を貫通して下杆2bへ接続し、しかもこれら
キヤスター5,5,5……は第2図示のように端
部骨枠2′および骨枠2,2,2……へ1つ置き
に接続する。
また除湿機11、加温機12、送風機13、殺
菌灯14の操作スイツチ(図示省略)は乾燥室4
外、若しくは乾燥室4の側面の外向面へ取付け
る。なお、この実施例では乾燥機6を乾燥室4内
へ設置するが、乾燥室4外、例えば乾燥室4の側
面の外向面へ隣接して備え付けてもよい。
次に実施例の使用法および作用を説明すれば、
第4図においてフアスナー21,21を開くとと
もにフアスナー21,21で囲まれたシート片2
1a,21aを外側へ折りまげてふとん出入口を
形成し、各ふとんaを桟1へ引掛け、フアスナー
21,21を閉じ、乾燥機6を稼動するとともに
殺菌灯14を点灯する。ここにふとんa,a……
の中に含まれていた湿気は、空気吸込口10より
乾燥機6内へ入り、除湿機11により除湿され、
除湿された空気は加温機12で加温され、加温さ
れた空気は送風機13によりパイプ9を介して収
縮状態の気密袋8へ送られ、ここに気密袋8が膨
らみ、温風吹出孔7,7,7……より温風が乾燥
室4内へ送られ、ふとんa,a……は乾燥され、
しかもふとんa内で湿気により生じ、かつ乾燥室
4内の高温により助長された雑菌は殺菌灯14か
ら照射された紫外線により死滅する。なお、除湿
により生じて収液容器20へたまつた水はフアス
ナー22を開いて取出し、排水すればよい。
乾燥終了後、乾燥機6、殺菌灯14のスイツチ
を切り、フアスナー21,21を開き、ふとん
a,a……を取出し、乾燥室4内、気密袋8内の
温風を排出する。このときフアスナー21,21
を開放状態のままにしておき、第2図鎖線矢印で
示すように骨枠2および端部骨枠2′を押してい
く。ここの上下の腕体15,15,15……、1
6,16,16……は軸を中心に回動し、各骨枠
2は折りたたまれ、キヤスター5を有さない骨枠
2は第3図示のようにフアスナー21,21によ
り開かれたふとん出入口より上方部を突出し、同
時に気密シート3より成る乾燥室4もたたまれて
いき、気密袋8も収縮する。しかる後、この実施
例を押して保管場所へ移動する。
(考案の効果) この考案のふとん乾燥装置によれば、複数枚の
ふとんを1度に乾燥させることができ、団体収容
施設にとつて好適であり、しかも乾燥室という空
間が形成されるので通風性が良く、迅速に効率良
く乾燥させることができ、また不使用時に横方向
へ折りたたんで小型化でき、大きな面積の保管ス
ペースを必要とせず、常備することができ、さら
に折りたたみ可能であるとともにその操作は骨枠
を押すだけでよく、しかもキヤスターを有するの
で容易かつ迅速に移動できる。また乾燥機と接続
した気密袋へ複数個の温風吹出孔を間隔をおいて
形成するので、乾燥室へ平均的に温風を供給する
ことができ、各ふとんの乾燥時間にばらつきがな
くなり、効果的である。さらに乾燥機へ除湿機も
備えるので、加温のみならず、除湿もでき、湿気
を帯びたふとんを乾燥するのに効果的であり、乾
燥時間も短縮でき、しかも除湿により生じた水の
収液容器を出し入れ自在に置くので、排水工事を
要することなく、どのような場所でもこの考案装
置を使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
使用状態の正面図、第2図は同上断面図、第3図
は折りたたんだ状態の骨枠を示す正面図、第4図
は一部を切欠いた平面図、第5図はA−A断面図
である。 1……桟、2……骨枠、2a……上杆、2b…
…下杆、2c,2d……左右杆、3……気密シー
ト、4……乾燥室、5……キヤスター、6……乾
燥機、7……温風吹出孔、8……気密袋、9……
パイプ、10……空気吸込口、11……除湿機、
12……加温機、13……送風機、14……殺菌
灯、15,16……腕体、20……収液容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上杆、下杆および左右杆よりなる骨枠の左右杆
    上方へふとん掛け用の桟の端部を固着し、複数個
    の前記骨枠を間隔をおいて配設し、前記複数個の
    骨枠を腕体を介して折りたたみ自在に接続し、前
    記骨枠を気密シートで覆つて乾燥室を形成し、前
    記乾燥室の底面へ前記骨枠と接続した複数個のキ
    ヤスターを設け、また気密袋へ複数個の温風吹出
    孔を間隔をおいて形成し、前記気密袋を前記乾燥
    室内の前記下杆上へ置き、さらに乾燥機へ空気吸
    込口を設け、しかも前記乾燥機内へ前記空気吸込
    口から吸い込んだ空気を除湿する除湿機と、除湿
    した空気を加温する加温機と、加温した空気を送
    風して前記気密袋の温風吹出孔より乾燥室内へ供
    給する送風機とを備え、前記除湿機の下方へ除湿
    により生じた水の収液容器を出し入れ自在に置く
    ことを特徴とするふとん乾燥装置。
JP1989077542U 1989-06-29 1989-06-29 Expired JPH0411673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989077542U JPH0411673Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

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JP1989077542U JPH0411673Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

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Publication Number Publication Date
JPH0317799U JPH0317799U (ja) 1991-02-21
JPH0411673Y2 true JPH0411673Y2 (ja) 1992-03-23

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ID=31620027

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JP1989077542U Expired JPH0411673Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4962258U (ja) * 1972-09-08 1974-05-31
JPS54159468U (ja) * 1978-04-28 1979-11-07
JPH0415199Y2 (ja) * 1986-12-08 1992-04-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0317799U (ja) 1991-02-21

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