JPH04116622U - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造

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Publication number
JPH04116622U
JPH04116622U JP1890591U JP1890591U JPH04116622U JP H04116622 U JPH04116622 U JP H04116622U JP 1890591 U JP1890591 U JP 1890591U JP 1890591 U JP1890591 U JP 1890591U JP H04116622 U JPH04116622 U JP H04116622U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller shaft
engine
fuel tank
transfer
body structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP1890591U
Other languages
English (en)
Inventor
功 任田
正夫 森岡
尚宗 森山
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1890591U priority Critical patent/JPH04116622U/ja
Publication of JPH04116622U publication Critical patent/JPH04116622U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重量配分の適性化を図ると共に燃料タンクの
保護を図る。 【構成】 車の前部に搭載されたエンジン13と、この
エンジンに接続されたトランスミッション14及びトラ
ンスファ15と、このトランスファに接続され後輪にエ
ンジン駆動力を伝達するリヤプロペラシャフト16と、
トランスファに接続され前輪にエンジン駆動力を伝達す
るフロントプロペラシャフト19とを備えた自動車の下
部車体構造において、リヤプロペラシャフトの一方の側
で且つフロントプロペラシャフトが位置する側に燃料タ
ンク30を配置し、リヤプロペラシャフトの他方の側に
サイレンサ31を配置したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の下部車体構造に係わり、特に車の前部にエンジンが搭載さ れた4輪駆動車の下部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
4輪駆動車は、例えば特開平2−171330号公報に記載されているように 、車の前部にエンジンが搭載され、このエンジンにはトランスミッションとトラ ンスファが直結され、さらにこのトランスファには、リヤプロペラシャフトとリ ヤディファレンシャルを介して後輪が接続されている。またこのトランスファに は、フロントプロペラシャフトとフロントディファレンシャルを介して前輪が接 続されている。このように構成された4輪駆動車において、エンジン駆動力は、 後輪に対しては、トランスミションを経由してリヤプロペラシャフトとリヤディ ファレンシャルを介して直接伝達され、一方前輪に対しては、トランスファを介 してフロントプロペラシャフトとフロントディファレンシャルを経由して伝達さ れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように構成された4輪駆動車においては、衝突時の安全性の面から燃料 タンクをどのように配置するかが重要である。さらに燃料タンクを含めた上記各 装置との重量配分を適性にすることも重量である。このような点を考慮した適切 な4輪駆動車の下部車体構造は、未だ提案されていない。
【0004】 そこで本考案は、上記従来からの要請に基づいてなされたものであり、重量配 分の適性化を図ると共に燃料タンクの保護を図った自動車の下部車体構造を提供 することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、車の前部に搭載されたエンジンと、このエ ンジンに接続されたトランスミッション及びトランスファと、このトランスファ に接続され後輪にエンジン駆動力を伝達するリヤプロペラシャフトと、トランス ファに接続され前輪にエンジン駆動力を伝達するフロントプロペラシャフトとを 備えた自動車の下部車体構造において、リヤプロペラシャフトの一方の側で且つ フロントプロペラシャフトが位置する側に燃料タンクを配置し、リヤプロペラシ ャフトの他方の側にサイレンサを配置したことを特徴としている。
【0006】 上記のように構成された本考案においては、万一車が前面にて衝突した場合で も、エンジンの背後の一方の側にフロントプロペラシャフトが配置されているた め、エンジンが後退する際、フロントプロペラシャフトに大きな荷重が作用し、 この荷重により曲げモーメントが発生する。この曲げモーメントにより、エンジ ンは後退しながら燃料タンクの反対側へ向かって移動する。このため衝突時の燃 料タンクの保護が図られる。またリヤプロペラシャフトに対して燃料タンクとサ イレンサをそれぞれ反対側に配置したため、重量配分の適性化が図られる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図1を参照して説明する。図1は本考案の自動 車の下部車体構造の一実施例を示す平面図である。 図1において、10は4輪駆動車を示し、この4輪駆動車10は、フレーム1 1とこのフレーム11に取り付けられたボデー12を備えている。フレーム11 の前部にはエンジン13が搭載され、このエンジン13にはトランスミッション 14とトランスファ15が直結され、さらにこのトランスファ15には、リヤプ ロペラシャフト16とリヤディファレンシャル17を介して後輪18が接続され ている。またこのトランスファ15には、フロントプロペラシャフト19とフロ ントディファレンシャル20を介して前輪21が接続されている。
【0008】 30は燃料タンクであり、この燃料タンク30はリヤプロペラシャフト16の 一方の側で且つフロントプロペラシャフト19が位置する側に配置されている。 またこの燃料タンク30のリヤプロペラシャフト16に対する反対側にはサイレ ンサ31が配置されている。このサイレンサ31の上流側にはプリサイレンサ3 2が配置され、このプリサイレンサ32の上流側はエンジン13からの排気管3 5に接続されている。この排気管35は、エンジン13がV型エンジンであるた めエンジン13の両側にそれぞれ設けられた排気管35a、35bを有している 。この排気管35は、これらの排気管35a、35bが、トランスファ15より 前方で且つリヤプロペラシャフト16の燃料タンク30の配置された側と反対側 で集合する集合部35cを有している。
【0009】 次に上記実施例の作用について説明する。万一4輪駆動車10が前面にて衝突 した場合、エンジン13の背後の一方の側にフロントプロペラシャフト9が配置 されているため、エンジン13が後退する際、フロントプロペラシャフト19に 大きな荷重が作用し、この荷重により曲げモーメントが発生する。この曲げモー メントにより、エンジン13は後退しながら燃料タンク30の反対側へ向かって 移動する。さらに前面衝突にてエンジン13が後退する際、排気管35において も、集合部35cで折れ曲がるため、エンジン13が後退しながら燃料タンク3 0の反対側へ向かって移動し易くなる。このため、万一4輪駆動車10が前面に て衝突した場合でも、燃料タンク30を損傷することがなく、衝突時の燃料タン クの保護が図られる。
【0010】 またリヤプロペラシャフト16に対して燃料タンク30とサイレンサ31をそ れぞれ反対側に配置したため、重量配分の適性化が図られる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案においては、重量配分の適性化を図ると共に燃料タ ンクの保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の自動車の下部車体構造の一実施
例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 4輪駆動車 13 エンジン 14 トランスミッション 15 トランスファ 16 リヤプロペラシャフト 19 フロントプロペラシャフト 30 燃料タンク 31 サイレンサ 35 排気管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車の前部に搭載されたエンジンと、この
    エンジンに接続されたトランスミッション及びトランス
    ファと、このトランスファに接続され後輪にエンジン駆
    動力を伝達するリヤプロペラシャフトと、トランスファ
    に接続され前輪にエンジン駆動力を伝達するフロントプ
    ロペラシャフトとを備えた自動車の下部車体構造におい
    て、リヤプロペラシャフトの一方の側で且つフロントプ
    ロペラシャフトが位置する側に燃料タンクを配置し、リ
    ヤプロペラシャフトの他方の側にサイレンサを配置した
    ことを特徴とする自動車の下部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記エンジンの両側にそれぞれ排気管を
    設け、これらの排気管を上記トランスファより前方で且
    つ上記リヤプロペラシャフトの燃料タンクの配置された
    側と反対側で集合させるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の自動車の下部車体構造。
JP1890591U 1991-03-27 1991-03-27 自動車の下部車体構造 Pending JPH04116622U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108725180A (zh) * 2017-04-21 2018-11-02 丰田自动车株式会社 混合动力四轮驱动车
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