JPH04115996A - Icカードの製造方法 - Google Patents

Icカードの製造方法

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JPH04115996A
JPH04115996A JP2234580A JP23458090A JPH04115996A JP H04115996 A JPH04115996 A JP H04115996A JP 2234580 A JP2234580 A JP 2234580A JP 23458090 A JP23458090 A JP 23458090A JP H04115996 A JPH04115996 A JP H04115996A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、曲げ応力に強く、外観の優れたICカードの
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のICモジュール嵌め込み式ICカードは、例えば
、第5図に示すように、ICカードlを構成するカード
基材2は、表オーバレイフィルム5゜センタコア6、塩
化ビニールシート8.補強材10および裏オーバレイフ
ィルム7て構成され、表オーバレイフィルム5およびセ
ンタコア6には、所定位置に予めICモジュール3の嵌
め込み用穴1)か打抜きまたはエンドミル加工により形
成されている。ICモジュール3の上面にはコンタクト
9が設けられており、表オーバレイフィルム5には所定
位置に磁気テープおよび印刷によるデザインか施されて
いる。
カード成形に際しては、第5図に示すように各層を積重
ね、その際各層間には接着剤を用い、ICモジュール3
を嵌め込んだ後、所要の温度、圧力9時間で熱プレスを
行いICカードを作成していた。
〔発明か解決しようとする課題〕
一般にICカードは第5図に示すように各層間に熱硬化
性接着剤を用い一度の熱プレスで一体化していた。この
ためICカード成形時の熱プレスによりICカードか反
ったり、ICカードの裏面に凹凸や気泡か生じていた。
また、補強材としてはプラスチック板、金属板か用いら
れているかICカードの反りによりカード裏面に凹凸や
補強板のエツジ形状か現れ外観を悪化させていた。
本発明は、従来の問題点を解決しようとするものであっ
て、曲げ応力に強く、しかも外観の良好なICカードを
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、所定位置にICモジュール嵌入用穴を設けた
表オーバレイフィルムおよびセンタコアと下側にICモ
ジュール補強フィルムを仮接着した下オーバレイフィル
ムを塩化ビニールシートて作成し、これらを下オーバレ
イフィルム,センタコア,表オーバレイフィルムの順に
重ねて、底面に熱硬化型接着剤を塗布したICモジュー
ルを前記穴に嵌め込み温度125〜130’cの条件で
第1回熱プレスを行って自己融着して一体化したICカ
ード中間体を形成し、このICカード中間体の下オーバ
レイフィルム側に、接着剤を塗布した裏オーバレイフィ
ルムを重ねて、温度60〜7゜℃の条件で第2回熱プレ
スを行って一体化したICカードの製造方法である。
〔作  用〕
本発明のICカードの製造方法は第1回の熱プレスは高
温プレスてあり、表オーバレイフィルムセンタコアおよ
び下オーバレイフィルムを自己熱融着て一体化してIC
カード中間体を作成しているのでICカードの剛性を上
げることかでき、次に第2回熱プレス(低温プレス)て
裏オーバレイフィルムを常温硬化型接着剤でICカード
中間体の下オーバレイフィルムに一体化し、接着時にI
Cカード中間体と裏オーバレイフィルムの収縮か小さく
なるようにしてICカードを製造したものである。
第2回熱プレス工程では、単にICカード中間体と裏オ
ーバレイフィルムを鏡面板で直接挟持し、熱プレスする
のではなく熱プレス補助材としてPETシート、pvc
シート、鏡面板を使用することによってICカードの表
および裏側は非常に平滑に形成され、ICモジュール跡
も顕出せず外観上優れたものが製造てきるものである。
〔実 施 例〕
本発明に係るICカードの各層構成部材について説明す
ると、第1図〜第3図に示すように、表オーバレイフィ
ルム1は、透明塩化ビニール(PVC)シート、厚み1
00μmの裏面にUVインキで所望の印刷IIを施こす
と共に、表面の所定位置に磁気テープ12を仮結合する
。さらに所望の位置にICモジュールを嵌入する穴1.
を打抜き形成する。センタコア2は、骨白塩化ビニール
(PVC)シート厚み560μmから成り、ICモジュ
ールを嵌入する穴21を所望の位置に打抜き形成する。
センタコア2は厚さが560μmあればよく、単層また
は多層で形成してもよい。下オーバレイフィルム3は、
透明塩化ビニール(PVC)シート。
厚み50μmで構成される。
ICモジュール補強フィルム4は、ポリエチレンテレフ
タレー1− (PET)フィルム、厚み25μmからな
り、表面に熱硬化型ウレタン系接着剤41を5〜IOμ
m塗布する。大きさはICモンユールの嵌入用穴13,
2.より若干大きいものとする。裏オーバレイフィルム
5は、透明塩化ヒニール(PVC)シート厚み50μm
の表面にUVインキで所望の印刷51を施こし、この印
刷5面に常温硬化型ウレタン系接着剤52を塗布する。
ICモジュール6の底部には熱硬化型接着剤6か塗布さ
れ、上面にはコンタクト6□か形成されている。
また、プレス補助材として、厚さ250μmのPETシ
ート7、厚さ188μm、上表面にマット加工8.(微
細な凹凸)を施したPETシート8、厚さ50μmのP
VCシート9および鏡面板(鏡面加工か施された金属板
)lO2緩衝材1)を用意する。
次に、本発明のICカード製造方法について説明すると
、第1図に示すように、上側から表オーバレイフィルム
1.センタコア2.下オーツへレイフィルム3の順序に
積重ね、l CモシューtNilE入用の穴ト、2.を
通してICモンユール6の熱硬化型接着剤6.を介して
下オー7ルイフイルム3に仮接着する。さらに、下オー
7ルイフイルム3の裏側で、ICモジュールを妖入する
ための穴is,2+に対向する部分にICモジュール補
強フィルム4を熱硬化型接着剤4Iで仮止めする。
次に、この積重ねたものをPETシート8のマット加工
8,を施した側に戴置し、表オーノルイフィルムlの上
側にはPETシート7を戴置し、これら全体の上下面に
鏡面板lOおよび緩衝材1)を介して熱プレスを行う。
この時の熱プレスは、温度125 〜+30℃て圧力2
5kg/ci、時間15分て加熱し、次いて圧力25k
g/cXl、時間15分の冷却の1サイクルの条件で行
う。その結果、第2図に示すようにICカードの中間体
Aか作成される。
第1回目の熱プレスは高温プレスであり、この温度は各
塩化ヒニールシート(1,  2.  3)か、自己融
着する温度で通常125〜130℃てあればよい。表オ
ーバレイフィルム1.センタコア2。
下オーバレイフィルム3は熱融着により一体化してIC
カード中間体Aか形成され、ICモジュール補強フィル
ム4は下オーlルイフイルム3層に埋設される。
下オーバレイフィルム3と接する面にマット加工8□か
施されたPETフィルム8を用いるのは、次の工程て裏
オーバレイフィルム5との接着強度を上げること、IC
モジュール6をプレス圧から保護すること、およびプレ
ス後の離型を容易にすること、のためである。
また表オーバレイフィルムlと接する面にPETフィル
ム7を用いるのは、ICモジュール6を静電気から保護
すること、すなわち鏡面板IOとICモジュール6の外
部コンタクト6、か直接接触することを防止するもので
ある。さらに、ICカードの表面および裏面を平滑にす
るためである。
次に、ICカード中間体Aを裏オー)<レイフィルム5
の接着剤52層に戴置し、これらの上下にPETシー)
7,PVCシート9,鏡面板10。
緩衝材1)の順に介在させて熱プレスを行う。この熱プ
レスは、温度60〜70℃,圧力25kg/d,時間1
5分て加熱し、次いて、圧力25kg/ad時間I5分
の冷却の1サイクルの条件て行う。その結果第4図に示
すようなICカードか形成される。
この熱プレスは、低温プレスて行い裏オーバレイフィル
ム5は接着剤5,により裏オーバレイフィルム3に接着
されて一体化する。ICモジュール補強フィルム4はP
ETフィルムのため接着強度か小さいか、下オーバレイ
フィルム3と裏オーバレイフィルム5との間に挟まれた
構成としてその接着強度を増大したものである。またP
VCシート9をPETシート7と鏡面板10との間に介
在させたのはICモジュール6をプレス圧から保護する
ためである。
〔発明の効果〕
本発明の方法では、表オーバレイフィルム、センタコア
、下オーバレイフィルムを高温プレスで行い自己熱融着
により一体化してICカード中間体を作成し、次いて、
裏オーバレイフィルムを常温硬化型接着剤でICカード
中間体の下オーバレイフィルムに低温プレスで接着一体
化してICカードを製作したから、丈夫で曲げ応力に強
く、しかもICカード外表面は平滑てICカードの裏面
にICモジュール跡も顕出しない外観上も優れたICカ
ードの製造方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明方法の実施説明図であり、
第1図はICカード中間体の成形説明図、第2図はIC
カード中間体の断面図、第3図はICカードの成形説明
図、第4図はICカードの断面図、第5図は従来方法で
製作されたICカード断面説明図である。 l・・・表オーバレイフィルム、2・・・センタコア、
3・・・下オーバレイフィルム、4・・・ICモジュー
ル。 補強フィルム、5・・・裏オーバレイフィルム、6・・
・ICモジュール、7,8・・・PETシート、9・・
・PVCシート、 10・・・鏡面板、 1・・・緩衝材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 所定位置にICモジュール嵌入用穴を設けた表
    オーバレイフィルムおよびセンタコアと下側にICモジ
    ュール補強フィルムを仮接着した下オーバレイフィルム
    を塩化ビニールシートで作成し、これらを下オーバレイ
    フィルム,センタコア,表オーバレイフィルムの順に重
    ねて、底面に熱硬化型接着剤を塗布したICモジュール
    を前記穴に嵌め込み温度125〜130℃の条件で第1
    回熱プレスを行って自己融着して一体化したICカード
    中間体を形成し、このICカード中間体の下オーバレイ
    フィルム側に、常温硬化型接着剤を塗布した裏オーバレ
    イフィルムを重ねて、温度60〜70℃の条件で第2回
    熱プレスを行って一体化したことを特徴とするICカー
    ドの製造方法。
JP23458090A 1990-09-06 1990-09-06 Icカードの製造方法 Expired - Lifetime JP3145100B2 (ja)

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