JPH0411585Y2 - - Google Patents

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JPH0411585Y2
JPH0411585Y2 JP8052489U JP8052489U JPH0411585Y2 JP H0411585 Y2 JPH0411585 Y2 JP H0411585Y2 JP 8052489 U JP8052489 U JP 8052489U JP 8052489 U JP8052489 U JP 8052489U JP H0411585 Y2 JPH0411585 Y2 JP H0411585Y2
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engagement
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JP8052489U
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  • Display Racks (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、美術館、画廊、一般家庭、オフイ
ス、店舗、展示場等で、額縁、商品、被服と等の
種々な物を吊り掛けたり、固定したりするのに用
いる壁面吊掛装置に係るものである。
従来の技術 従来、美術館、画廊等で額縁等の目的物を壁面
等に取り付ける場合には、C型チヤンネル等を天
井の上部に固定し、このC型チヤンネルから吊り
下げ紐を下方に吊り下げ、この吊り下げ紐にフツ
クを固定し、このフツクに額縁や展示物を吊り下
げる方法が用いられていた。しかし吊り下げ紐を
用いるため、吊り下げた物が横揺れ等を生じ不安
定となつたり、紐が露出して美観を損ねたり、ま
た吊り下げ紐をC型チヤンネルに係合するのに、
はしごを用いたりする高所作業を行う必要が有る
ため、取り付け作業に危険が伴う欠点を有してい
た。
また一般家庭、オフイス、店舗等で物を吊り下
げるために使用するフツクに於いても、フツクを
壁面等に取り付けるために壁面に穴を空けたり、
粘着テープ等で接着固定するために、取り付けた
フツクを壁面から取り外すと、壁面の穴や粘着物
の汚れが汚く残る欠点を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、美術館、画廊、展示場、一般家
庭、オフイス、店舗等で、高所作業を伴うことな
く、安全に物を吊り掛けることができ、フツクの
移動も簡易に行へ、美観を損なうことも無いよう
にしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
前面壁を対向させて長さ方向に挿入開口を設ける
とともにこの挿入開口に連続して、前面壁の内側
に挿入開口よりも幅広の係合室を設けた係合レー
ルと、この係合レールに係合する係合フツクとか
ら成り、この係合フツクの係合体にフツク体を回
動可能に軸支するとともに挿入開口に挿入して回
転可能な挿入部を係合体に設け、この挿入部の先
端に突出した係合部の肉厚を、挿入開口の開口幅
よりも小さくするとともに係合部の形成幅を、挿
入開口の開口幅よりも大きく前面壁の内面に係合
し得る大きさにし、また挿入部の側面には、挿入
開口への挿入進退を可能とする回転防止片を位置
し、この回転防止片を、挿入部との合計幅が挿入
開口の開口幅よりも幅広と成るよう形成して成る
ものである。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、これを用いるには、まず展示場、一般家庭、
オフイス、店舗等の壁面の適宜な高さに係合レー
ルを固定する。この係合レールの固定は、前面壁
を対向させて長さ方向に設けた挿入開口を、前面
側に水平に位置して行う。そしてこの挿入開口
に、係合フツクの挿入部を挿入する。この挿入部
は、挿入開口に挿入して回転可能な幅に形成する
とともに先端に突出した係合部の肉厚を、挿入開
口の開口幅よりも小さくしているから、係合部の
肉厚を挿入開口に平行に挿入する事が可能で、こ
の挿入後に90°回転すれば、係合部の形成幅が、
挿入開口の開口幅よりも大きく形成しているか
ら、前面壁の内面に係合し、係合部は挿入開口に
引つ掛かるが、このままでは、更に90°回転する
ことにより離脱し得るものとなる。そこで、この
離脱を防止するため、挿入部の側面に挿入開口へ
の挿入進退を可能として設けた回転防止片を、挿
入開口に挿入位置する。この回転防止片は、挿入
部との合計幅が挿入開口の開口幅よりも幅広と成
るように形成しているから、挿入部は挿入開口か
らの引き抜きも、回転も不能となり、係合レール
から離脱することが無くなるとともに係合レール
に従つて、水平方向の移動のみが可能となる。ま
たこの回転防止片によつて、フツク体に掛ける額
縁等の重量を受けることが出来るから、回転のた
めに直径寸法が制限される挿入部に、負担を掛け
る事がなく、重量物を安全に掛け止める事が出来
る。
この状態で、係合体に回動可能に軸支したフツ
ク体を、引つ掛け部が下方に位置するよう回動軸
を支点として回動し上下方向に位置すれば、この
フツク体が回転防止片を押圧し、回転防止片の挿
入開口からの抜き取りを困難とする。
次に係合レールから係合フツクを取り外すに
は、上記と逆の順序で行えば良く、フツク体を回
動軸に従つて回動し、回転防止片への押圧を解除
した状態で、回転防止片を挿入開口から引き抜
き、次に係合フツクを90°回転し、係合部を挿入
開口の長さ方向に平行に位置すれば、係合レール
から容易に抜き取る事が可能となる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1は係合レールで、合成樹脂、金属等で形成
され、幅方向上下端の背面に背面鍔2を長さ方向
に形成し、この背面鍔2にボルト、ビス等の止具
3を用いて壁面4等に固定するための挿通口5を
適宜な間隔で貫通させている。また係合レール1
は、前面壁6,7を対向させて長さ方向に挿入開
口8を設け、この挿入開口8の外面に見切り縁1
0を突出するとともにこの挿入開口8の内面に連
続して、前面壁6,7の内側に、挿入開口8より
も幅広の係合室11を設けている。
この係合レール1には係合フツク12を係合し
て使用するが、係合フツク12は、目的物を引掛
部13に係合するためのフツク体14、このフツ
ク体14を螺子、リベツト等の回動軸15で回動
可能に軸支する係合体16、この係合体16に側
面を摺動自在とした回転防止片17等から形成さ
れている。
そして係合体16は、係合レール1の挿入開口
8に挿入して、回転可能な直径とした挿入部18
を、挿入開口8への挿入側の端面に突出し、この
挿入部18の先端に突出した係合部20の肉厚
を、挿入部18と同一にすることにより挿入開口
8の開口幅よりも小さくするとともに係合部20
の形成幅を挿入開口8の開口幅よりも大きくT字
型に形成し、係合室11に挿入した状態で前面壁
6,7の内面に係合し得る大きさとしている。ま
た係合体16は、挿入部18の突出部よりも少し
く下方に、挿入部18と平行な受鍔21を突出す
るとともに挿入部18の突出部よりも少しく上方
に、フツク体14を回動軸15で回動可能に軸支
している。
また挿入部18の両側面には、挿入開口8への
挿入進退を可能とする、U字型の回転防止片17
を位置し、この回転防止片17を、挿入部18と
の合計幅が、挿入開口8の開口幅よりも幅広と成
るよう形成している。またこの回転防止片17
は、フツク体14に掛ける額縁等の重量を受ける
こともその作用の1つであつて、掛け止めが予定
される重量に耐えるに十分な材質と幅を必要と
し、回転のために直径寸法が制限される挿入部1
8に負担を掛ける事がなく、重量物を安全に掛け
止める事が出来るよう、挿入開口18の開口幅に
近似し挿入部18よりも肉厚に形成する。またこ
の回転防止片17は、係合レール1への通常のセ
ツト状態では、フツク体14によつて、抜き取り
方向から押圧され、挿入部18の両側に位置する
が、フツク体14を上方に回動させた状態では、
挿入部18の両側に位置しないように移動するこ
とが出来る。
上述のごとく構成したものに於いて、これを用
いるには、まず、美術館、画廊、一般家庭、オフ
イス、店舗、画廊等の壁面4の適宜な高さに係合
レール1を固定する。この係合レール1の固定
は、前面壁6,7を対向させて長さ方向に設けた
挿入開口8を、前面側に水平に位置させた状態
で、背面鍔2の挿通口5にボルト、ビス等の止具
3で挿通して固定する。この固定状態で係合フツ
ク12を係合レール1に係合しても実用上は問題
ないが、係合レール1を体裁良く被覆するために
は、係合レール1と適宜の間隔を設けて壁面4に
横木23を固定し、この横木23に石膏ホード等
の被覆板24を固定して、係合レール1の前面壁
6,7のみを露出し、この前面壁6,7を、被覆
板24の表面に被覆した壁紙、化粧紙、ビニール
クロス等の被覆シート25で見切り棒10まで被
覆することにより、挿入開口8のみを表面に露出
するのが好ましい。またこの挿入開口8も、係合
フツク12を接続しない部分は、第6図に示すご
とく被覆部材26を埋め込んで被覆することもで
きる。
そして上記係合レール1の挿入開口8に、係合
フツク12を装着するには、挿入開口8に係合体
16の挿入部18を挿入する。この挿入部18
は、挿入開口8に挿入して回転可能な幅に形成す
るとともに先端に突出した係合部20の肉厚を、
挿入開口8の開口幅よりも小さくしているから、
第2図に示すごとく、係合部20の肉厚を挿入開
口8に平行に挿入する事が可能で、この挿入後に
係合フツク12を、第3図、第4図の示すごとく
90°回転すれば、係合部20の形成幅が、挿入開
口8の開口幅よりも大きく形成しているから、第
4図に示すごとく、係合部20は係合室11内に
位置し、前面壁6,7の内面に係合して引つ掛か
るが、このままでは、更に90°回転することが可
能で、この回転により、挿入開口8から係合部2
0が離脱してしまうものとなる。
そこでこの離脱を防止するため、挿入部18の
側面に、進退を可能に設けた回転防止片17を、
挿入開口8に挿入位置する。この回転防止片17
は、挿入部18との合計幅が挿入開口8の開口幅
よりも幅広と成るように形成しているから、挿入
部18は挿入開口8内での回転が不能に成るとと
もに係合部20が前面壁6,7の内面に引つ掛か
り、抜き取りが不能となり、係合レール1から離
脱することが無く、係合レール1に従つた水平方
向の移動のみが可能となる。またこの回転防止片
17は、フツク体14に掛ける額縁等の重量を受
けることができ、掛け止めが予定される重量に耐
えるに十分な材質と幅とする。
この状態で、係合体16に回動可能に軸支した
フツク体14を、引掛部13が下方に位置するよ
う、回動軸15を支点として回動し上下方向に位
置すれば、このフツク体14が回転防止片17を
押圧し、回転防止片17の挿入開口8からの抜き
取りを困難とする。
次に、係合レール1から係合フツク12を取り
外すには、上記と逆の順序で行えば良く、フツク
体14を回動軸15に従つて回動し、回転防止片
17への押圧を解除した状態で、回転防止片17
を挿入開口8から引き抜き、次に係合フツク12
を90°回転し、係合部20を挿入開口8の長さ方
向と平行に位置すれば、係合レール1から、容易
に抜き取る事が可能となる。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、美術館、画廊、一般家庭、オフイス、店舗等
で、額縁等の目的物を壁面に吊り下げたりする場
合に、高所作業を伴うことなく、安全に物を吊り
掛けることができるとともに壁面等を汚損するこ
とがない。また、係合フツクを係合レールから不
用意に抜け出させる事がなく、係合フツクの脱落
防止を確実にするとともに、係合フツクの水平移
動や脱着も簡易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は分解斜視図、第2図は係合フツクの係合レ
ールへの挿入過程を示す斜視図、第3図は係合フ
ツクと係合レールの装着状態を示す斜視図、第4
図は係合フツクと係合レールの装着状態を示す縦
断面図、第5図は係合フツクと係合レールの装着
状態を示す横断面図、第6図は係合レールの壁面
への設置状態を示す斜視図である。 1……係合レール、6,7……前壁面、8……
挿入開口、11……係合室、12……係合フツ
ク、14……フツク体、16……係合体、17…
…回転防止片、18……挿入部、20……係合
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面壁を対向させて長さ方向に挿入開口を設け
    るとともにこの挿入開口に連続して、前面壁の内
    側に挿入開口よりも幅広の係合室を設けた係合レ
    ールと、この係合レールに係合する係合フツクと
    から成り、この係合フツクの係合体にフツク体を
    回動可能に軸支するとともに挿入開口に挿入して
    回転可能な挿入部を係合体に設け、この挿入部の
    先端に突出した係合部の肉厚を、挿入開口の開口
    幅よりも小さくするとともに係合部の形成幅を、
    挿入開口の開口幅よりも大きく前面壁の内面に係
    合し得る大きさにし、また挿入部の側面には、挿
    入開口への挿入進退を可能とする回転防止片を位
    置し、この回転防止片を、挿入部との合計幅が挿
    入開口の開口幅よりも幅広と成るよう形成して成
    る事を特徴とする壁面吊掛装置。
JP8052489U 1989-07-07 1989-07-07 Expired JPH0411585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052489U JPH0411585Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052489U JPH0411585Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07

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JPH0319379U JPH0319379U (ja) 1991-02-26
JPH0411585Y2 true JPH0411585Y2 (ja) 1992-03-23

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JP8052489U Expired JPH0411585Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3408227B2 (ja) * 2000-02-18 2003-05-19 株式会社 ワン・バイ・ワン 物品支持装置および物品支持装置に係る荷重支持具
JP2006299713A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Sekisui Jushi Co Ltd パネル取付構造

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JPH0319379U (ja) 1991-02-26

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