JPH04115414U - ヘヤーブラシ - Google Patents

ヘヤーブラシ

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JPH04115414U
JPH04115414U JP2547091U JP2547091U JPH04115414U JP H04115414 U JPH04115414 U JP H04115414U JP 2547091 U JP2547091 U JP 2547091U JP 2547091 U JP2547091 U JP 2547091U JP H04115414 U JPH04115414 U JP H04115414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
pieces
frame body
frame
pivot
Prior art date
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Pending
Application number
JP2547091U
Other languages
English (en)
Inventor
四朗 魚崎
Original Assignee
株式会社アツプ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アツプ filed Critical 株式会社アツプ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時には小さく折り畳むことができ、か
つブラシ片が露出しないようになしたヘヤーブラシを提
供する。 【構成】 表面に多数のブラシ片3・・・を有し、表裏
いずれの側にも任意に湾曲しうるブラシ基板1を設け
る。一対の基枠を互いに枢着して開閉自在な枠体2を構
成する。枠体2にブラシ基板1の両側縁を取り付ける。
枠体2の閉鎖状態を維持するために、両基枠に係脱しう
る止め具6,6を付設する。このようにして構成したヘ
ヤーブラシは不使用時において、枠体2を折り畳み止め
具6,6を係止すると、ブラシ片3・・・全体は嵩が縮
小し、かつブラシ基板1の内側に収容された状態になり
露出しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表面に多数のブラシ片を設けたブラシ基板を、表裏いずれの側にも 湾曲しうるようになし、不使用時にはブラシ片全体の嵩を縮小しうるようになし たヘヤーブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、湾曲方向を変位させうるブラシ基板を用いたヘヤーブラシとしては、実 公昭59−027776号公報に記載されたものがある。この技術は、表面に多 数のブラシ片を突設し、湾曲可能なブラシ基板の両側縁が、枠体の両縦杆に固定 され、特に、前記両縦杆の間隔を、平坦状態における前記ブラシ基板の両側縁間 隔より狭く構成することによって、ブラシ基板を表側あるいは裏側のいずれにも 任意に湾曲させうるというものである。このヘヤーブラシは、表側に湾曲させる ことによって、複数のブラシ片先端間が拡がって使用可能となり、また、裏側に 湾曲させることによって、複数のブラシ片先端間が接近してブラシ片全体の嵩が 縮小し、不使用時には小型化できるという特徴を有するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来例の技術には、前記のような優れた特徴があるが、不使用時に枠 体が折り畳めないから小型化にも限界があるとともに、ブラシ片が露出している ので、ハンドバック等の中で他の身の回り品等に引っ掛かりやすいという煩わし さがあった。なお、前記ブラシ片を露出しないように蓋等を取り付けたものも考 えられるが、このようなものは構造が複雑になることが否めない。
【0004】 本考案は、不使用時において、前記従来例に比べ一層の小型化が可能であるだ けでなく、ブラシ片が露出しないようにすることを課題とし、かつ、この課題を 解決したヘヤーブラシを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、例えば、縦杆2aと、該縦杆2aの両端 から同方向に折曲して伸ばした二本の横杆2b,2bで形成された一対のコの字 状基枠を、それぞれ横杆2b,2b、横杆2b,2bの各先端を互いに枢着する ことによって開閉自在な枠体2となすとともに、表面に多数のブラシ片3・・・ を設けた、表裏いずれの側にも任意に湾曲しうるブラシ基板1の両側縁1a,1 aを、前記枠体2の両縦杆2a,2aに取り付け、かつ前記両縦杆2a,2aに 、該両縦杆2a,2a同士を離反可能に係止しうるような止め具6,6を付設し た。
【0006】
【作用】
止め具6,6の係止を外し、枠体2を枢軸4を中心として開き、両基枠のなす 開き角度が180度を若干越えたところで、ブラシ基板1が表側に湾曲すると同 時に多数のブラシ片3・・・先端間が拡がって使用状態となる。一方、枠体2を 枢軸4を中心として閉鎖し、両縦杆2a,2aが当接したところで止め具6,6 を係止すると、ブラシ基板1が裏側に湾曲して多数のブラシ片3・・・がブラシ 基板1に包まれた状態となる。従って、このヘヤーブラシは、不使用時には極め て小型に畳みうるだけでなく、ブラシ片3・・・が露出しない。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の好適な実施例を添付図面に基いて詳細に説明する。ここにお いて、図1は使用時における枠体が開いた状態を示す縦断正面図、図2は不使用 時における枠体が折り畳まれた状態を示す正面図、図3は前記使用時における枠 体が開いた状態を示す底面図、図4は不使用時における枠体が折り畳まれた状態 を示す部分平面図である。
【0008】 図1及び図3に示すように、本実施例のヘヤーブラシは、長方形の板状に形成 され、表側に多数のブラシ片3・・・を有するブラシ基板1と、該ブラシ基板1 の両側縁1a,1aを取り付けうる長方形の輪郭をもった枠体2から構成されて いる。
【0009】 前記ブラシ基板1は、表裏いずれの側にも湾曲し、所定以上の剛性を有する性 質をもつ樹脂で構成され、かつ前記多数のブラシ片3・・・は、先端が球形で細 いテーパー状に形成され、前記ブラシ基板1と一体成型される。
【0010】 前記枠体2は、一対の硬質樹脂製基枠からなり、前記基枠それぞれは、前記ブ ラシ基板1の側縁1aを係合して取り付けるように各々内側に溝(図1参照)を 有した、長手方向に伸びる縦杆2aと、該縦杆2a両端から縦杆2aとは直角方 向に伸ばした横杆2b,2bとでコの字状に形成される。そして、それぞれの基 枠における各横杆2b,2b及び横杆2b,2b先端には軸孔(図示せず)が設 けてあり、各軸孔に枢軸4を挿入することによって両基枠が開閉可能に枢着され る。このように、枢軸4によって互いに開閉しうるように両基枠を連結すること によって枠体2が構成される。なお、該枢軸4の両端4aは鋲頭状に形成され、 また、枢軸4中間部分には、前記ブラシ基板1裏側の中央線上に一体形成した係 合部5を係合させてあり、前記枢軸4は該係合部5内側で回転可能になっている 。
【0011】 前記両基枠の各縦杆2a,2a外側には互いに係脱しうるようになした止め具 6,6が付設されている。該止め具6,6は、相対する曲面をもつ端部6a,6 aが若干重なるような相対位置に設けられていて、両基枠を閉じ両縦杆2a,2 aが当接状態になった時、互いを押し付けると両端部6a,6aの曲面が互いに 乗り越えるようにして係止するように構成されている(図4参照)。
【0012】 このように構成したヘヤーブラシの使用方法を説明する。先ず使用に際しては 、両基枠を枢軸4を中心として開くと、枢軸4がブラシ基板1を裏側から押し上 げ、両基枠のなす開き角度が180度を若干越えたところでブラシ基板1が表側 に湾曲する。このようにブラシ基枠1が表側に湾曲すると、多数のブラシ片3・ ・・の各先端間が拡がるから、使用者は両基枠の前記開き角度を保つようにして 枠体2を持ち髪を梳かすのである。一方、不使用時には、両基枠を枢軸4を中心 として閉じ、両縦杆2a,2aが合致したところで止め具6,6を係止すると、 ブラシ基板1が裏側に湾曲して多数のブラシ片3・・・は、嵩が縮小し、かつブ ラシ基板1に包まれた状態となる(図2参照)。従って、上記実施例のヘヤーブ ラシは、不使用時に極めて小型に畳みうるだけでなく、ブラシ片3・・・が露出 しない。また、枢軸4が両枢着部間にかけわたされ、該枢軸4にブラシ基板1の 係合部5が係合しているので、使用時だけでなく不使用時にもブラシ基板1が揺 動せず安定しているという利点がある。
【0013】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ブラシ基板1にはそ の裏側に係合部5を設け枢軸4中間部分全体を覆うようにしてあるが、該係合部 5は枢軸4中間部分の一部を覆うようなものに変更してもよいだけでなく、係合 部5を設けなくてもよい。また、両基枠の枢着機構において、該実施例では一本 の枢軸4を両枢着部分にかけわたしているが、それぞれの枢着部分の各軸孔に短 い二つの枢軸を各別に挿入した構造に変更してもよい。さらに、この二つの枢軸 を用いたものの変化例として、該二つの枢軸は長めとしこの枢軸に対応するブラ シ基板1裏面に係合部を設け、該各枢軸をブラシ基板1に固定するようなもので もよい。加えて、両基枠を枢着する方法は、上記実施例のように各軸孔に枢軸4 を挿入するのではなく、両基枠が開閉可能になるのであれば他の方法を用いても よい。またさらに、枠体2の輪郭形状は長方形に限定されず、楕円形や小判状で もよい。さらに加えて、上記実施例では多数のブラシ片3・・・をブラシ基板1 と一体成型してあるが、各々のブラシ片を植設してもよいとともに、ブラシ片を 刷毛状のものとし同様に植設してもよい。
【0014】
【効果】
以上のように本考案は、枠体を閉じ止め具を係止すると、ブラシ基板が裏側に 湾曲してブラシ片がブラシ基板1に包まれた状態となるから、不使用時に極めて 小さく畳め小型化が可能であり、かつブラシ片が露出せず衛生的であるとともに 、携帯に便利であるという効果を有する。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】使用時における枠体が開いた状態を示す縦断正
面図である。
【図2】不使用時における枠体が畳まれた状態を示す正
面図である。
【図3】使用時における枠体が開いた状態を示す底面図
である。
【図4】不使用時における枠体が畳まれた状態を示す部
分平面図である。
【符号の説明】
1 ブラシ基板 1a 側縁 2 枠体 2a 縦杆 2b 横杆 3 ブラシ片 4 枢軸 6 止め具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数のブラシ片を有するブラシ基
    板を、表裏いずれの側にも任意に湾曲しうるようになし
    たヘヤーブラシにおいて、一対の基枠を互いに枢着する
    ことによって開閉自在な枠体を構成するとともに、前記
    ブラシ基板の両側縁を前記枠体に取り付け、かつ前記枠
    体に、該枠体の閉鎖状態を維持しうるような止め具を付
    設したヘヤーブラシ。
JP2547091U 1991-03-22 1991-03-22 ヘヤーブラシ Pending JPH04115414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2547091U JPH04115414U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘヤーブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2547091U JPH04115414U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘヤーブラシ

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Publication Number Publication Date
JPH04115414U true JPH04115414U (ja) 1992-10-13

Family

ID=31910194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2547091U Pending JPH04115414U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘヤーブラシ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209635A (ja) * 2001-01-16 2002-07-30 Key Tranding Co Ltd 折り曲げ構造
JP2009195269A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Kai R & D Center Co Ltd 折り畳み式ヘアブラシ
JP2012196403A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Hirobumi Takahashi 携帯用ヘアーブラシ

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