JPH06247487A

JPH06247487A - 多段カードケース

Info

Publication number: JPH06247487A
Application number: JP6022164A
Authority: JP
Inventors: Iii Francis A Young; フランシス・エイ・ヤング、サード
Original assignee: Hewlett Packard Co
Current assignee: HP Inc
Priority date: 1993-01-21
Filing date: 1994-01-21
Publication date: 1994-09-06
Also published as: US5423424A

Abstract

(57)【要約】【目的】コンピュータのＰＣＭＣＩＡ規格のカード等を
所望の数だけ一括して保管することができ、その取出
し、収納も容易であるカードケースを提供する。【構成】カード１２４を保持する複数のケース体１０
を、分離交換可能になるよう連結点６６ｂ、９２ｂ、９
４ｂ、１２０ｂ等で連結すると共に、隣接する該ケース
体１０同士が連結状態で互いに回動して前記カードを収
納又は取出し可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータカードを
保管するための多段カードケースに関する。特に、本発
明は、カードケースの容量を調節できるように互いに入
れ換えできる部材を有するカードケースに複数のコンピ
ュータカードを保管するための方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ノートブック及びパームトップ型のコン
ピュータが、さらに普及してきたので、パーソナルコン
ピュータメモリーカード国際協会（“ＰＣＭＣＩＡ”）
は、クレジットカード状のメモリ及び入出力装置のため
に寸法及びインターフェース要求を示した工業規格を採
用した。ＰＣＭＣＩＡ規格の採用以来、コンピュータ工
業は、規格に適合する種々のメモリ及びインターフェー
ス装置を製造してきた。

【０００３】さらに多くのＰＣＭＣＩＡカードが供給で
きるようになったので、ノートブック及びパームトップ
コンピュータのユーザは、ＰＣＭＣＩＡカードを保管す
る装置を有すると便利であることがわかった。典型的に
はコンピュータユーザは、ＰＣＭＣＩＡカードを単独の
プラスチックケースに保管している。これら単独ケース
は、ユーザにとって複数のＰＣＭＣＩＡカードを組織化
しかつ便利に持ち歩くことができないので、不満足なも
のである。したがって複数のＰＣＭＣＩＡカードを便利
に保管するために多段カードケースを開発するという要
望が存在する。

【０００４】

【発明の構成】この要求に対応するため、本発明は、互
いに入れ換えできる複数のケース部材を有する多段カー
ドケースを提供する。好適な実施例において、ケース部
材は、隣接部材の間の共通の軸線において隣接部材と互
いに入れ換えできるように連結されている。ケース部材
は、これら部材が隣接ケース部材の間の共通軸線の回り
で開閉のために旋回できるように連結されている。

【０００５】さらに詳細には、本発明の好適な実施例で
は、上部材、底部材、及び上部材と底部材の間に連結さ
れたいくつかの中間部材を有する。好ましくは透明な成
形プラスチックから作られたそれぞれの部材は、対応す
る対のペグと穴において隣接する部材に互いに入れ換え
可能に連結されている。隣接部材の間に共通軸線を形成
した場合、ペグと穴は、互いに離れかつ近付くようにこ
れら部材を旋回させることができる。ケースの容量を調
節するために、ペグを穴から取り出し、かつその後その
場所にスナップ状に容易に戻すことができるように、プ
ラスチックをたわめることができる。多段ケースは、空
洞によって形成された複数の保管部材、及びそれぞれの
部材の壁及び平らな表面を有する。したがって本発明
は、調節可能な多段カードケースを提供する。

【０００６】本発明は、単独保管ケースに勝る複数の利
点を有する。多段カードケースは、所望の数のカード部
材を簡単に連結することによりどのような数のカードで
も保管することができる。それぞれのケース部材は、隣
接部材と連結されているので、多段カードケースは、個
々のカードがばらばらになり又は紛失することを防止す
る。それぞれのケース部材は、その他のケース部材を妨
害することなく、１つのケース部材を開閉できるので、
等しくアクセスすることができる。

【０００７】この説明はとくにＰＣＭＣＩＡカードを保
管するための多段カードケースを説明しているが、一方
本発明が、コンパクトディスク、フロッピーディスク、
カセット等を含む（もっとも、これらに限定されるわけ
ではない）実質的に平らな物体を保管するための多段保
管ケースを含むことができることは明らかである。

【０００８】本発明の前記及びその他の目的、特徴及び
利点は、添付図面を引用して行なわれる有利な実施例の
次の詳細な説明から明らかになるであろう。

【０００９】

【実施例】図１〜図４は、本発明による多段カードケー
ス１０の部品を種々の方向から示している。多段カード
ケースは、上部部材４０と底部部材４２、及び複数の中
間部材４４を有する。多段カードケースの部品は、透明
な成形プラスチックから構成されている。好ましくはプ
ラスチックは、ケースの部材を、何度も連結しかつ取り
外すことができるように弾性を有するようにする。しか
し部品は、カードケースの特定の環境及び用途に依存し
て、種々の材料から構成することができる。

【００１０】図１は、本発明による多段カードケース１
０の上部部材４０の斜視図を示している。上部部材４０
は、直線状エッジ４８を備えた平滑部材４６、及び直線
状エッジ４８及び平らな部材４６に対して垂直な第一及
び第二の壁５０ａ、５０ｂを有する。好ましくは上部部
材４０は、さらに上部部材４０を隣接するケース部材に
連結する連結部及び空洞５６を有する。この空洞５６
は、第一及び第二の壁５０ａ、５０ｂと、直線状エッジ
４８から延びかつ平滑部材４６に対して平行のカバー部
材５８とによって形成される。空洞５６は、例えばケー
ス部材内の場所にＰＣＭＣＩＡカードを保持する。

【００１１】図１は、図７の側面図と共に、上部部材４
０の第一及び第二の壁５０ａ、５０ｂ、及びカバー部材
５８を示している。明らかなように、第一及び第二の壁
は、平滑部材の表面に向かってスロープ状にされてい
る。壁に隣接するところで、カバー部材５８は、平滑部
材４６から延びており、かつその後実質的に９０°の角
度で折れ曲がり、平滑部材４６に対して平行になってい
る。カバー部材５８と第一及び第二の壁５０ａ、５０ｂ
とは、開く際に上部部材４０の妨害のない旋回を容易に
するため丸められている。

【００１２】上部部材４０の連結部は、第一及び第二の
壁５０ａ、５０ｂに小突起６２、及び小孔６６ａ、６６
ｂへ通じる傾斜部６４ａ、６４ｂを有することができ
る。小突起６２は、隣接する部材を閉じたとき、隣接す
るケース部材にはまる。小孔６６ａ、６６ｂは、隣接部
材の間のピボット点として使われ、かつ傾斜部６４ａ、
６４ｂは、隣接部材の間の連結を容易にする。

【００１３】図２及び図３は、多段カードケースの中間
部材４４の図である。中間部材４４は、直線状エッジ７
２と上面７４ａ及び下面７４ｂを有するほぼ平坦な平滑
部材７０を有する。中間部材４４は、さらに平滑部材７
０の上面７４ａから垂直方向に延びかつその周囲を部分
的に囲んだ上部壁７６を有する。上部壁７６は、直線状
エッジ７２に対して垂直かつ隣接する丸められた第一及
び第二のエッジ７８ａ、７８ｂを有する。図５〜図７に
示すように、上部壁７６は、ケース部材の開閉を容易に
するために外側エッジ８０に隆起部７９を有することが
できる。

【００１４】中間部材４４は、第一及び第二の底部壁８
２ａ、８２ｂを有する。第一及び第二の底部壁８２ａ、
８２ｂは、平滑部材の周りにおいて直線状エッジ７２の
対向端部から始まっており、かつ平滑表面７０の下面か
ら延びている。図７は、この底部壁の側面を示してお
り、かつ底部壁が、上部部材４０の壁と同様に、平滑部
材７０に向かってスロープ状にされていることを示して
いる。中間部材は、カードを保持する空洞８４を有す
る。空洞８４は、第一及び第二の壁８２ａ、８２ｂ及び
カバー部材８５によって形成されている。カバー部材８
５は、直線状エッジ７２から延びており、かつそれから
実質的に９０°の角度で曲がり、平滑部材７０に対して
平行になっている。図３は、平滑部材７０が、上面７４
ａに凹所８７を形成するステップ（又は凹凸）８６を上
面７４ａに有し、この上面が、隣接する中間部材のカバ
ー部材８５又は隣接する上部部材４０のカバー部材５８
と同一面内にあるようになっていることを示している。

【００１５】中間部材は、中間部材４４を隣接するケー
ス部材に連結する連結部を有する。図２は、中間部材４
４の底部壁８２ａ、８２ｂが、隣接部材４４又は底部部
材４２のペグ９４ａ、９４ｂを嵌合する小孔９２ａ、９
２ｂへ通じる傾斜部９０ａ、９０ｂを有することを示し
ている。図３は、中間部材４４の上部壁７６が、隣接す
る上部部材４０又は別の中間部材４４を連結する突出ペ
グ９４ａ、９４ｂを有することを示している。図２及び
図３は、上部壁７６の内側９６が、ノッチ９８を有する
ことができ、かつ底部壁８２ａ、８２ｂの外側１００
が、突起１０２を有することができ、隣接ケース部材を
はめるようになっていることを示している。

【００１６】図４は、多段カードケースの底部部材４２
の斜視図を示している。底部部材は、平滑部材１１０を
有し、これは直線状エッジ１１２、平滑部材１１０の上
に延びた上部壁１１４、及び底部部材を隣接するケース
部材に連結する連結部を備えている。

【００１７】図４は、好適な実施例における底部部材の
上部壁の詳細を示している。上部壁は、丸められた２つ
の端部１１６ａ、１１６ｂを有し、かつ直線状エッジ１
１２から離れて平滑部材１１０の周りに延びている。上
部壁１１４の端部は、２つの丸められた端部１１６ａ、
１１６ｂにおいて、直線状エッジ１１２を越えて垂直方
向に突出している。

【００１８】底部部材４２は、底部部材を中間ケース部
材に連結する連結部を有する。上部壁１１４の内側１１
８において、連結部は、中間部材４４の小孔９２ａ、９
２ｂ又は上部部材４０の穴６６ａ、６６ｂに嵌合する突
出したペグ１２０ａ、１２０ｂを有することができる。
連結部は、底部部材を隣接する中間部材４４の突起１０
２又は上部部材４０の突起６２にはめるノッチ１２２を
備えていてもよい。

【００１９】多段カードケースを形成するため、上部部
材４０、底部部材４２及び複数の中間部材４４は、それ
ぞれの部材のペグ９４ａ、９４ｂ、１２０ａ、１２０ｂ
及び対応する穴６６ａ、６６ｂ、９２ａ、９２ｂにおい
て互いに連結することができる。中間部材４４の数に依
存して、多段ケースは、どのような数のカード部材を含
むこともできる。カードケースの部材は、互いに入れ換
えできるように連結されているので、多段カードケース
の容量を調節することができる。

【００２０】使用に際して、図１〜図４の斜視図及び図
７の側面図に示された多段カードケースの部材は、互い
に入れ換え可能に連結でき、調節可能な容量を有する多
段カードケースを形成することができる。それぞれの中
間部材及び上部部材は、コンピュータカード保管部材を
構成する。保管部材は、コンパクトディスク、フロッピ
ーディスク、カセット等を含むがこれに限定されるわけ
ではない種々の実質的に平らな物体を保管するようにす
ることができることに注意する。“コンピュータカー
ド”という言葉は、ＰＣＭＣＩＡカード、フロッピーデ
ィスク、コンピュータメモリカード、及びその周辺装置
を含むことができるが、これに限定されるわけではな
い。“カード”という言葉は、実質的に平らなあらゆる
物体を表わすことができる。

【００２１】部材は取り外すことができ、中間部材４４
を取り除き又は加えることができ、かつそれからペグ及
び対応する穴において再び連結することができ、所望の
容量を有する多段カードケースを形成することができ
る。ペグと穴は、保管部材を隣接部材間の軸線の回りで
旋回させることができ、メモリカード保管部材を開閉す
ることを可能にする。

【００２２】図５は、組み立てられた多段カードケース
の外観を示している。カードケースの部材を組み立てる
ため、中間部材４４の上部壁７６の端部７８ａ、７８ｂ
（図２）をつかみ、壁を外方へわずかにたわめることが
できる。図２及び３に示すように、上部壁７６は、上部
壁の端部７８ａ、７８ｂの近くにおいて底部壁８２ａ、
８２ｂに、又は平滑部材７０に連結されていない。上部
壁７６は、図９に示すように、エッジにおいて底部壁８
２ａ、８２ｂに隣接するにすぎず、それにより、上部壁
は、外方へたわむことができる。上部壁７６の小さなペ
グ９４ａ、９４ｂを隣接する中間部材の傾斜部９０ａ、
９０ｂ上に配置すると、その時ペグ９４ａ、９４ｂを穴
９２ａ、９２ｂの方へ摺動させることができる。ペグが
所定の場所へスナップばめされると、部材は連結される
ようになる。

【００２３】組み立て後は、多段カードケースのどの部
材にもアクセスできる。部材を開くため、外壁８０の隆
起部７９をつかみ、部材を囲み、かつ外壁８０から離す
ように平滑部材のエッジ８３を持ち上げることにより、
隣接部材間の共通の軸線の回りで部材を旋回させること
ができる。部材を閉じるため、突起１０２と隣接部材の
ノッチ９８をはめるように、互いに向かって部材を旋回
させることができる。中間部材４４、上部部材４０及び
底部部材４２の各部材は、開閉を容易にするように、旋
回軸線の近くのエッジにおいて丸められている。それぞ
れの部材は、等しくアクセスでき、かついくつの部材で
も同時に開くことができる。

【００２４】図６は、組み立てられた多段カードケース
の側断面図を示している。ケースを閉じたとき、中間部
材のカバー部材８５は、平滑部材７４ａの上面が凹所８
７を有するので、隣接部材の平滑部材７０と同一面内に
ある。この凹所８７のため、ケース部材に保管されたカ
ード１２４は、平滑部材の隣接表面と同一面内にかつこ
こにしっかりと押しつけられて保持される。このスムー
スな適合を達成するため、実質的に平滑部材７０は、凹
所から離れて二倍の厚さの範囲を有する。カード１２４
は、図７及び８に示すように空洞５６、８４内に適合
し、かつ図６に示すように、カード保管部材の平らな表
面４６、７０及び壁８２、７６と同一面にあるようにな
る。それぞれ図８及び図９の中間ケース部材の正面図及
び背面図に示すように、底部壁８２ａ、８２ｂは、中間
部材の上部壁の内側に滑り込み、カード保管部材の側面
側を形成する。空洞８４、周壁７６、８２、及び隣接す
る平滑部材７０は、一緒になってカード保管部材の囲い
を形成する。

【００２５】図７は、分解した多段カードケースの外部
側面の図を示している。多段カードケースを分解するた
め、中間部材４４の上部壁７６の端部７８ａ、７８ｂを
外方へ十分にたわめ、ペグ９４ｂを穴９２ｂから外す。
ペグが外れると、隣接部材は、傾斜部９０から離れるよ
うに摺動する。多段カードケースを分解した後、中間部
材を取り除き、又は加えることができる。多段カードケ
ースの容量は、このようにして十分に調節することがで
きる。

【００２６】好適な実施例において本発明の原理を図示
し、かつ説明したが、本発明が、このような原理から外
れることなく、構成及び細部において変形できること
は、当該技術分野の専門家には明らかであろう。例えば
多段カードケースの部材は、種々の異なった方法で連結
できる。有利な実施例は、隣接部材間に分けられた単一
ピボット軸線を有する構成を使用するが、一方別の実施
例において、隣接部材間に２つ（又はそれ以上）のピボ
ット軸線があってもよい。さらに他の実施例において、
認識できるピボット軸線というよりはむしろ、連結は、
隣接部材間に延びる可撓連結部材によって達成すること
ができる。短い長さのループになった粘着テープは、こ
のような構成の一例である。さらに、個々の部材の部品
が、図示したものとは異なった形に成形できるが、一方
いぜんとして本発明の利点を維持することは明らかであ
る。

【００２５】

【発明の効果】以上の如く本発明によれば、カード部材
を簡単に連結することにより、所望の数のカードを一括
して保管することができる。それぞれのケース部材は、
隣接部材と連結されているので、個々のカードがばらば
らになり又は紛失することが防止される。それぞれのケ
ース部材は、その他のケース部材を妨害することなく開
閉できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例による多段カードケースの上
部部材を示す斜視図である。

【図２】多段カードケースの中間部材を示す斜視図であ
る。

【図３】多段カードケースの中間部材を示す斜視図であ
る。

【図４】多段カードケースの底部部材を示す斜視図であ
る。

【図５】本発明の一実施例による組み立てられたカード
ケースの外部側面図である。

【図６】図５のカードケースの側断面図である。

【図７】図５のカードケースの分解したときの外部側面
図である。

【図８】図２の中間部材の正面図である。

【図９】図２の中間部材の背面図である。

【符号の説明】

１０：カードケース４０：上部部材４２：底部部材４４：中間部材４６：平滑部材５６：空洞５８：カバー部材７０：平滑部材８４：空洞８５：カバー部材１１０：平滑部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カードを保持する複数のケース体を、分離
交換可能になるよう連結すると共に、隣接する該ケース
体同士が連結状態で互いに回動して前記カードを収納又
は取出し可能にする多段カードケース。
【請求項２】前記各ケース体が、ＰＣＭＣＩＡ規格のカ
ードを保持するものであることを特徴とする請求項１記
載の多段カードケース。
【請求項３】隣接する前記ケース体は、互いの回動軸位
置で連結してなることを特徴とする請求項１又は２記載
の多段カードケース。
【請求項４】前記複数のケース体は、上部ケースと、下
部ケースと、複数の中間ケースとからなり、これら各ケ
ースは、ＰＣＭＣＩＡ規格のカードの少なくとも一部を
受ける空間部を形成してなることを特徴とする請求項２
又は３記載の多段カードケース。
【請求項５】前記上部ケースは、直線縁を備えた平滑部
材と、前記平滑部材の周縁の前記直線縁の対向する端部
に前記直線縁及び平滑部材に対し垂直に設けられた第一
及び第二の壁と、当該上部ケースを隣接するケースに連
結する連結手段と、前記第一及び第二の壁、並びに前記
平滑部材の直線縁から該平滑部材と平行に延びたカバー
部材とにより形成された空間部とを備えたことを特徴と
する請求項４記載の多段カードケース。
【請求項６】前記下部ケースは、直線縁を備えた平滑部
材と、前記平滑部材上に延びる上部壁と、当該下部ケー
スを隣接するケースに連結する連結手段とを備え、前記
上部壁は、前記直線縁を除く前記平滑部材の周囲に延び
ると共に、前記直線縁を越えてそれと直角に突出する２
つの面取りされた端部を備えたことを特徴とする請求項
４又は５記載の多段カードケース。
【請求項７】前記中間ケースは、上面、下面及び直線縁
を備えた平滑部材と、前記平滑部材の上面から垂直に延
び該平滑部材の周囲を部分的に囲む上部壁であって、前
記平滑面の直線縁と隣接しこれと直角をなすものと、前
記平滑部材の周縁の前記直線縁の対向する端部に前記平
滑部材の下面側に延びる第一及び第二の壁と、前記第一
及び第二の壁、並びに前記平滑部材の直線縁から該平滑
部材と平行に延びたカバー部材とにより形成された空間
部と、当該中間ケースを隣接するケースに連結する連結
手段とを備え、前記平滑部材は、その上面側に、前記下
面側に形成された空間部と同程度の領域の凹部を備えた
ことを特徴とする請求項４、５又は６記載の多段カード
ケース。
【請求項８】複数のカード保管領域、上部ケース、下部
ケース及び複数の中間ケースからなり、前記上部ケースは、当該上部ケースを前記中間ケース
に対して分離交換可能に連結すると共に、該上部ケース
及び中間ケースを互いに遠ざけ又は近づけるよう回動さ
せて前記カード保管領域を開閉させることを許容する連
結手段を備え、前記各中間ケースは、当該中間ケースを隣接する中間ケ
ースに対し分離交換可能に連結すると共に、該隣り合う
中間ケースを互いに遠ざけ又は近づけるよう回動させて
前記カード保管領域を開閉させることを許容する連結手
段を備え、前記下部ケースは、当該下部ケースを前記中間ケースに
対し分離交換可能に連結すると共に、該下部ケース及び
中間ケースを互いに遠ざけ又は近づけるよう回動させて
前記保管領域を開閉させることを許容する連結手段を備
え、前記上部ケース、下部ケース及び複数の中間ケースが、
分離交換可能に連結され、前記上部ケースと前記中間ケ
ースとの間、前記中間ケース同士の間及び前記中間ケー
スと前記下部ケースとの間に前記複数のカード保管領域
を形成してなることを特徴とする多段カードケース。
【請求項９】前記カード保管領域に保管されるカード
が、コンピュータカードであることを特徴とする請求項
８記載の多段カードケース。
【請求項１０】複数のカード保管体であって、隣接する
該カード保管体同士が互いに共通の軸で分離交換可能に
連結されるものを用意し、必要な数の前記カード保管体を得るため前記複数のカー
ド保管体を分離し、前記必要な数のカード保管体を連結し、隣接する前記カード保管体の間の前記共通の軸で、該カ
ード保管体の保管領域を開閉させるよう該カード保管体
を回動させることを特徴とするコンピュータカードの保
管方法。