JP3686497B2 - 収納ケース - Google Patents

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耕治 森下
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はMD,CD,FD,PD,MO,DVD,カセットテープ,各種カード類等を収納する収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年ではヘッドホンステレオ等の携帯型音響機器やパソコンの小型化により、屋外で音楽等を聞いたり、出先でパソコンを使って各種処理を行うことが日常的に行われている。
【0003】
その場合には、多くの音楽等を聞いたり、データを管理するために、複数の情報記録媒体、例えばMD,FD,カセットテープ等を同時に持ち歩く必要がでてくる。
【0004】
例えば1台のポータブルMDプレイヤーとそれにセットした1枚のMDの他に、数枚のお気に入りのMDを持ち歩くようなことが多い。その際に、MD等を直にカバン等に入れると、使いたいときに探しにくいばかりでなく、MD等の破損を招くことがある。そこで、MD等を収納するための小型のケースが用いられることが多い。
【0005】
図5は従来のMDケース(20)を示した図であり、ケース(20)が開いた状態を示している。このケースは両側の扉体(21),(22)の内側に各2枚のMD(30)を収納できる。そして、両扉体(21),(22)の間に位置する背部(24)には仕切り体(23)がネジ止めされており、仕切り体(23)は両側に計4枚のMD(30)を収納することができる。
【0006】
しかしながら、仕切り体(23)にMD(30)を収納又は取出しするのは比較的容易であるが、扉体(21),(22)の内側のMD(30)の収納又は取出しはMD(30)を仕切り体(23)側にスライドさせる必要があるので、仕切り体(23)がじゃまになる。したがって、扉体(21),(22)を大きく開けないとMD(30)の収納や取り出しが行いにくく、使い勝手がよくない。
【0007】
また、仕切り体(23)は背部(24)内側にネジ止め又は強固な接着を行う必要が有り、生産性が悪い。更には、スライドを多用した金型を使用するため、金型の構造が複雑となり、金型のコストが高く、耐久性も低く、メンテナンス費用も高くつくという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、簡単な構成で組立て易く、収納物の出し入れがしやすく、コンパクトで、しかも生産コストの低い収納ケースが求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の収納ケースは、ヒンジ部(1a)を介して連続する容器部(2)と蓋体(3)とが一体に成形されてなる本体(1)と、該本体(1)内に装着可能で収納物を納めることのできる収納部(4)とを有する収納ケースであって、収納部(4)は第1の収納皿(4a)と第2の収納皿(4b)と第3の収納皿(4c)とが順に直列に並んで一体に成形されたものを三つ折りにしたものであり、第1の収納皿(4a)は第2の収納皿(4b)と反対側の端部が蓋体(3)のヒンジ部(1a)近傍に軸着されており、第2の収納皿(4b)は第3の収納皿(4c)側の端部が容器部(2)のヒンジ部(1a)近傍に軸着されており、第3の収納皿(4c)は蓋体(3)を開けた際に一部(4d)が第2の収納皿(4b)の一部と当接することにより第2の収納皿(4b)と共に起き上がることを特徴とする。
【0010】
また、上記において、本体(1) 内部に電池収納部(10)を備えており、電池収納部(10)は角型電池を収納するための角型用溝(10a) と、円筒型電池を収納するための円筒型用溝(10b) とが複合的に設けられていることを特徴とする。
本発明の基本的形態は、容器と容器内に装着される第1および第2収納皿とを備え、第1および第2収納皿はそれぞれ側板を有しかつ第1および第2収納皿の少なくとも一方が容器に軸着される軸着部を有する収納ケースにおいて、第1収納皿の側板の基端部に切欠を設け、第1および第2収納皿の一方に力が作用して軸着部を中心に回動したとき、切欠が第2収納皿の側板の基端部に当接することによって第1および第2収納皿が起き上がるようにしたことを特徴とする、収納ケースである。
なお、切欠は基端に近づくにつれて側板の高さを減じるように傾斜した傾斜部を有し、したがって、第1および第2収納皿の互いの自由端は傾斜部の角度に応じた角度で開かれる。
また、容器は容器部と蓋体とを含み、蓋体を開くとき第1および第2収納皿の一方に力が作用するようにしてもよい。
さらに、第1収納皿の側板の基端部は外方に折れ曲がり可能に形成された当接板を含み、切欠は当接板に形成され、第1収納皿は当接板を閉じた状態で容器内に装着される。したがって、当接板は容器に拘束されてその後外方に開くことはない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好適な実施例をMD収納ケースを例にとって説明する。
[実施例]
図1は本発明のMD用収納ケースの構成部品を示した図である。(1)は容器部(2)と蓋体(3)とが一体成形されてなる本体である。(2a)は容器部(2)に設けられたピン穴であり、(3a)は蓋体(3)に設けられたピン穴(3a)である。
【0012】
(4)は三つ折りになったMDの収納部であり、本体(1)内に装着される。収納部(4)は3つの収納皿(4a),(4b),(4c)が一体成形されてなるものであり、各収納皿(4a),(4b),(4c)には各1枚のMDを収納できるようになっている。
【0013】
(5)は容器部側突出ピンであり収納皿(4b)に突出して設けられている。(6)は蓋体側突出ピンであり収納皿(4a)に突出して設けられている。
【0014】
図2は折り曲げ前の収納部(4)を示した図である。組み立てに際しては基本的に収納部(4)を三つ折りにし、容器部側突出ピン(5)を容器部(2)のピン穴(2a)に差し込み、蓋体側突出ピン(6)を蓋体(3)のピン穴(3a)に差し込むだけで、容易に収納部(4)を本体(1)に装着して完成させることができる。
【0015】
収納皿(4a)は蓋体(3)に、収納皿(4b)は容器部(2)に取り付けられているが、いずれもピン(5),(6)を回転軸として蓋体(3)又は容器部(2)に対して回動することができる。
【0016】
図3は図2において丸で囲んだ部分の拡大図であり、(A)は収納部(4)を成形した状態、(B)は収納皿(4c)を折り曲げた状態、(C)は収納皿(4c)に設けられた当接板(4d)を折り曲げて(伸ばして)収納皿(4b)と当接可能にした状態を示している。
【0017】
当接板(4d)は後述のように蓋体(3)を開けたときに収納皿(4c)を自動的に立ち上がらせるための部位であり、成形の都合上、最初は曲げた状態で成形されている。当接板(4d)の折り曲げは軽い力で行うことができ、収納部(4)を本体(1)に組み込んだ後は、当接板(4d)に元の状態に戻る方向に力が働いても本体(1)と干渉するために戻ってしまうことはない。
【0018】
このように接着剤やネジによる固定を必要とすることなく、収納部(4)を折り畳んで本体に装着するだけであるので、組み立てが非常に簡単で従来品に比べて格段に生産性が高い。また、スライド等を用いない単純な金型構造であるので、金型を安価で作ることができ、金型の耐久性が高く、保守も容易であるので、金型構造に起因するコストを低く抑えることができる。
【0019】
(7)は収納皿(4a),(4b),(4c)に設けられたレール部であり、このレール部と収納皿(4a),(4b),(4c)の面との間にMDを滑り込ませるようにして収納皿にMDを収納することができる。又、(8)は、MD収納時に収納皿(4a),(4b),(4c)から抜け落ちるのを防止するための突起部であり、MD収納時にMDの凹部を係止するようになっている。
【0020】
使用に際して、本体(1)のヒンジ部(1a)を回転軸として蓋体(2)を開けると、蓋体(3)のピン穴(3a)の位置が移動し、ピン穴(3a)に嵌め込まれた蓋体側突出ピン(6)も共に移動する。これにより蓋体(3)を開けることにより、収納皿(4a)と、それに繋がる収納皿(4b)が立ち上がる。このとき、収納皿(4a)と収納皿(4b)は逆V字状(山折り)になる。
【0021】
また収納皿(4b)と繋がる収納皿(4c)は、両者(4b),(4c)の繋がり部分において、当接板(4d)が収納皿(4b)と当接するので、収納皿(4c)は収納皿(4b)と共に立ち上がることとなる。このとき収納皿(4c)と収納皿(4b)はV字状(谷折り)になる。
【0022】
すなわち、蓋体(3)を開けることにより各収納皿(4a),(4b),(4c)が全て自動的に立ち上がることとなる。蓋体(3)を大きく開けなくともMDを抜き差しする方向には、じゃまになる物がないので、容易にMDの収納,取出を行うことができる。
【0023】
[実施例2]
図4は本実施例の構成部品を示した図である。基本構成は実施例1と同様であるが、MDプレイヤーの予備電池を収納可能である点が異なる。(10)は電池を収納するための電池収納部である。
【0024】
電池収納部(10)には単三等の円筒型の電池でも、ガム型等の角型の電池でも収納可能なように、角型用収納溝(10a)の内側に円筒型用収納溝(10b)が設けられている。したがって、電池収納溝は角型用収納溝(10a)と円筒型用収納溝(10b)との複合的な形状となる。
【0025】
尚、上記各実施例ではMDの収納ケースを例にして説明したが、FDやCD等のような他の記録媒体や、クレジットカード,キャッシュカード,メンバーカード等の各種カード等の収納ケースとすることも可能である。
【0026】
又、実施例ではMDを3枚収納可能なケースを例示したが、1つの本体内に複数の収納部(4)を収納可能とすることにより、例えば6枚収納可能なケースとすること等もできる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように本発明により、簡単な構成で組立て易く、収納物の出し入れがしやすく、コンパクトで、しかも生産コストの低い収納ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成部品を示した図。
【図2】折り曲げ前の収納部を示した図。
【図3】図2において丸で囲んだ部分の拡大図(3態)。
【図4】実施例2の構成部品を示した図。
【図5】従来のMD収納ケースを示した図(開状態)。
【符号の説明】
(1) 本体
(2) 収納部
(2a) ピン穴
(3) 蓋体
(3a) ピン穴
(4) 収納部
(4a) (第1の)収納皿
(4b) (第2の)収納皿
(4c) (第3の)収納皿
(4d) 当接板
(5) 突出ピン
(6) 突出ピン
(7) レール部
(8) 突起部
(10) 電池収納部

Claims (6)

  1. ヒンジ部を介して連続する容器部と蓋体とが一体に形成されてなる本体と、該本体内に装着可能で収納物を納めることができる収納部を有する収納ケースであって、
    収納部は第1の収納皿と第2の収納皿と第3の収納皿とが順に直列に並んで一体に成形されたものを三つ折りにしたものであり、
    第1の収納皿は第2の収納皿と反対側の端部が蓋体のヒンジ部近傍に軸着されており、第2の収納皿は第3の収納皿側の端部が容器部のヒンジ部近傍に軸着されており、第3の収納皿は蓋体を開けた際に一部が第2の収納皿の一部と当接することにより第2の収納皿と共に起き上がることを特徴とする収納ケース。
  2. 本体内部に電池収納部を備えており、電池収納部は角型電池を収納するための角型用溝と、円筒型電池を収納するための円筒型用溝とが複合的に設けられていることを特徴する請求項1記載の収納ケース。
  3. 容器と前記容器内に装着される第1および第2収納皿とを備え、前記第1および第2収納皿はそれぞれ側板を有しかつ前記第1および第2収納皿の少なくとも一方が前記容器に軸着される軸着部を有する収納ケースにおいて、
    前記第1収納皿の前記側板の基端部に切欠を設け、前記第1および第2収納皿の一方に力が作用して前記軸着部を中心に回動したとき、前記切欠が前記第2収納皿の側板の基端部に当接することによって前記第1および第2収納皿が共に起き上がるようにしたことを特徴とする、収納ケース。
  4. 前記切欠は基端に近づくにつれて前記側板の高さを減じるように傾斜した傾斜部を有し、前記第1および第2収納皿の互いの自由端は前記傾斜部の角度に応じた角度で開かれる、請求項3記載の収納ケース。
  5. 前記容器は容器部と蓋体とを含み、前記蓋体を開くとき前記第1および第2収 納皿の前記一方に前記力が作用する、請求項3または4記載の収納ケース。
  6. 前記第1収納皿の前記側板の前記基端部は外方に折れ曲がり可能に形成された当接板を含み、前記切欠は前記当接板に形成され、前記第1収納皿は前記当接板を閉じた状態で前記容器内に装着される、請求項3ないし5のいずれかに記載の収納ケース。
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