JPH11321965A - ディスク用ジャケット - Google Patents

ディスク用ジャケット

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Publication number
JPH11321965A
JPH11321965A JP14208198A JP14208198A JPH11321965A JP H11321965 A JPH11321965 A JP H11321965A JP 14208198 A JP14208198 A JP 14208198A JP 14208198 A JP14208198 A JP 14208198A JP H11321965 A JPH11321965 A JP H11321965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
disk
lid
jacket
upper half
Prior art date
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Pending
Application number
JP14208198A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Kitamura
村 俊 道 北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHEBARU KK
Original Assignee
SHEBARU KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11321965A publication Critical patent/JPH11321965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 蓋の開閉やCDの取出しを著しく容易に
すると共に、壊れ難くしかも低コストに製造することが
可能なディスク用ジャケットを提供すること。 【解決手段】 ディスクCDを収容できる凹陥部1bを具
備すると共に、収容したディスクCDの直径部近傍にお
いて折曲げ可能1cに形成した容体1と、該容体1の上面
に積層合着される蓋体2であって、その上半側2bを前記
容体1の凹陥部1bにおける折曲げ線1cより上半側の凹陥
部1bに嵌合する形に形成した蓋体2とを具備して成り、
前記容体1を下方へ折曲げることにより容体1と蓋体2
を開口させ、この開口部3からディスクCDを前記凹陥
部1bに出入れするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造を簡単にするこ
とにより出入れ性を従来品に比べ格段に容易にしたコン
パクトディスク等のディスク(以下、単にCDという)
の収容用ジャケットに関するものである。なお、本発明
ジャケットは、前記CDのほか、ディスク形態を採るC
D以外の記録媒体、例えば、FD(フロッピディスケッ
ト),MD(ミニディスク),DVD,CD-ROMな
どを収容するジャケットにも適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている最も一般的なC
D用ジャケットは、合成樹脂製の蓋付きの薄い箱状体で
あって、底が浅く、中央にCDを収容する凹陥部を具備
したい平面矩形の容体と、この容体に被せられる同一平
面形状の蓋体が、両者の一端側にヒンジを介して連結さ
れ蓋体を開閉自在にした構成である。
【0003】しかし、従来のCD用ジャケットは、蓋体
の開閉構造に起因して片手では蓋体を開けることができ
ないという難点があるほか、次のような問題がある。即
ち、ジャケット全体が合成樹脂のハード成形品であるた
め、誤って落したりすると、衝撃でジャケットが割れた
りヒンジが壊れることが多く、また、衝撃が加わらなく
てもヒンジ部の強度不足に起因して当該ヒンジが壊れ易
いという点である。更に、収容しているCDの取出しも
容易ではなく、しかも、従来のCDジャケットは、合成
樹脂の成形品である故に、金型コストが高く、製品単価
も高く付いているという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来のCD用ジャケットの問題点に鑑み、蓋の開閉やC
Dの取出しを著しく容易にすると共に、壊れ難くしかも
低コストに製造することが可能なディスク用ジャケット
を提供することを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明CD用ジャケットの第一の
構成は、ディスクを収容できる凹陥部を具備すると共
に、収容したディスクの直径部近傍において折曲げ可能
に形成した容体と、該容体の上面に積層合着される蓋体
であって、その上半側を前記容体の凹陥部における折曲
げ線より上半側の凹陥部に嵌合する形に形成した蓋体と
を具備して成り、前記容体を下方へ折曲げることにより
容体と蓋体を開口させ、この開口部からディスクを前記
凹陥部に出入れするようにしたことを特徴とするもので
あり、また、本発明CD用ジャケットの第二の構成は、
ディスクを収容できる凹陥部を具備すると共に、収容し
たディスクの直径部近傍において折曲げ可能に形成した
容体と、該容体の上面に積層合着される蓋体であって、
その上半側を前記容体の凹陥部における折曲げ線より上
半側の凹陥部に嵌合する形に形成した蓋体と、前記凹陥
部に収容したディスクの縁部を出入口側に向けて押上げ
るディスク押上げ体とを具備して成り、前記容体を下方
へ折曲げることにより容体と蓋体が開口し、収容したデ
ィスクがその押上げ体により開口側へせり出されるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明CD用ジャケットの実
施の形態例について、図に拠り説明する。図1は本発明
CD用ジャケットの一例の斜視図、図2は図1のジャケ
ットを開けた状態の斜視図、図3は本発明ジャケットの
断面図、図4は図3の本発明ジャケットにおける容体の
折曲げ動作とCD押上げ動作の関係を説明するための断
面図、図5はCD押上げ部材の第二例を示す平面図、図
6はCD押上げ部材の第三例を示す平面図である。
【0007】図において、1は本発明CDジャケットに
おける容体で、次の構成を具備している。即ち、1aは紙
やプラスチックなどにより、平面から視てほぼ正方形に
形成した容体1の基体で、基体1aのほぼ中心部にはCD
を悠に収容できる円形の凹陥部1bが形成されていると共
に、この凹陥部1bのほぼ中心を通る部分に、この容体1
における図1の右半側を下方へ折曲げることを可能にす
る折曲げ線1cが形成されている。折曲げ線1cは、一例と
して基体1aにV状溝を設けることにより形成し、折曲げ
易いようにすることが望ましい。
【0008】2は、前記容体1における、基体1aの折曲
げ線1cより左半側(図1)の容体1の平面形状と略同一
平面形状を左半側2aに有すると共に、前記折曲げ線1cよ
り右半側2bを、該折曲げ線1cより右半側の凹陥部1bに嵌
まる半円形状に形成した蓋体である。この蓋体2はその
左半側2aの下面を、基体1aの左半側の上面に貼着するこ
とにより、容体1に合着一体化される。
【0009】前記容体1と蓋体2とは、上記合着状態に
おいて、容体1の右半側をその折曲げ線1cから下向きに
折曲げると、折曲げられた容体1の右半側と蓋体2の右
半側2bとの間に、横向き略V字状をなす開口部3が形成
されるので、この開口部3を利用してCDを容体1の凹
陥部1bに出入れすることができる。容体1の折曲げ状態
を元に戻せば、蓋体2と容体1とは、全体が合着状態に
なる。この合着状態を保持するため、図8に例示するよ
うに基体2の右半側の先端2cを下り勾配のテーパ面に形
成し、容体1における基体1aの受入れ側1cを逆テーパ面
に形成することがある。
【0010】上記に説明した本発明CDジャケットは、
容体1と蓋体2とが、容体1をその折曲げ線1cにおいて
折曲げるだけで、容体1と蓋体2の右半側に横向きV字
状の開口部3を形成するから、この開口部3からCDの
出入れが出来るので、この点だけでも従来のCDジャケ
ットに比べ、優れた開閉性と出入れ性を実現できる。本
発明ではCDの出入れ性,殊に取出しが更に容易になる
工夫を付加しているので、この点について以下に説明す
る。
【0011】図3,図4において、容体1の折曲げ線1c
による折曲げ中心0cを、基体1aの下面11aに近い箇所に
設定し、基体1aをその折曲げ線1cから曲げると、基体1a
の右半側は、点0cを中心にして図4の時計方向に回転
して符号1a′の位置に回転変位する。この回転により、
基体1aにおいて折曲げ線1cより右半側の点0cの上方に
位置する上面11b側の点0bは、点0b′に変位する。
【0012】本発明は、容体1の右半側をその折曲げ線
1cにおいて下向きに折曲げたとき、凹陥部1bの上位の縁
に設定した点0bに生じる変位(0b→0b′)を利用
し、この変位を凹陥部1b内に配設したCD押上げ部材4
に伝達することにより、この部材4に設けたCD当接片
5によって収容したCDを開口部3側にせり出させ、そ
のCDの取出しを容易にしたものである。
【0013】即ち、図1,図2に示した例では、容体1
の折曲げられる右半側に、折曲げ可能なプラスチック板
や板紙などの材料により形成した平面から視て半円環状
をなすCD押上げ部材4の両端4a,4bを接続固定すると
共に、その半円環状部材4の頂部4c(図1の左側)にC
D当接片5を設けた。
【0014】こうすることにより、図1における容体1
の右半側をその折曲げ線1cにおいて下方へ折曲げると、
容体1の折曲げられた部分と蓋体2の右半側との間に横
向きV字状の開口部3が形成されると共に、CD当接片
5が凹陥部1bの左エンドにおいて符号5′の位置に変位
するので、凹陥部1bに収容されたCDは、蓋体2の右半
側の外周から図の右方へ少しせり出すこととなり、この
せり出しによってCDの取出しを容易に行うことが出来
るのである。
【0015】以上の説明において、本発明CDジャケッ
トの材質については、何ら特定していないが、材質とし
ては、紙,プラスチック,合成紙など、容体1と蓋体2
を形成でき、かつ、容体1に折曲げ線1cを形成できるも
のであれば、任意である。
【0016】また、CD押上げ部材4は、容体1の折曲
げに追従できるものでなければならないので、材質的に
は紙又はプラスチックが好ましいが、これに限られるも
のではない。更に、このCD押上げ部材4の形態も、例
示した形態に限られるものではない。例えば、薄い帯部
材の先端を、容体1における折曲げ線1cよりも右半側の
凹陥部1bの底に固定し、この帯部材の後端に、凹陥部1b
の左半側壁に位置付ける弧状の立壁部材(図示せず)を
結合させた平面から視て略T字状をなす押上げ部材4と
してもよい。
【0017】CD押上げ部材4としては、図5〜図7に
例示するような形態のものもある。即ち、図5に示した
押上げ部材41は、ゴム紐のような弾撥条材41aを、容体
1の凹陥部1bの後方近くに張設し、この条材41aにCD
当接材51を取付けたものである。なお1b′は凹陥部1bの
後方周壁に凹設したCD当接材51の収容部である。
【0018】図6に示した押上げ部材42は、CD当接部
材51の収容部1b′を少し大き目に形成し、この収容部1
b′にスポンジやバネなどによる弾撥体42aを収容し、こ
の弾撥体42aの先端、又は、その先端に付けた別部材を
CD当接材51としたものである。図7は弾撥体42aとC
D当接部材51を1本の板バネにより形成した例を示す平
面図である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、従来のC
Dケースは、ヒンジ開閉式の蓋を有するプラスチック成
形品であったため、蓋の開閉が容易でないのみならず、
CDの取出しも煩雑である上に、コストもかかっていた
ものを、本発明CDジャケットでは、容体を折曲げるだ
けでジャケットの開閉操作ができるので、開閉操作が簡
単であると共に、CDの出入れも容易になる。
【0020】また、上記のようにして開けられるジャケ
ットにおいて、収容されているCDを開口部から少し外
部にせり出させる機能を付与したので、CDの取出しが
更に容易になるという効果が得られる。
【0021】更に、本発明ジャケットは、その構造から
すべての部分を紙製とすることが可能であるので、製造
コストをプラスチック成形品に比べ格段に安価にでき、
しかも、不要になった場合にはリサイクルにも適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明CD用ジャケットの一例の斜視図。
【図2】図1のジャケットを開けた状態の斜視図。
【図3】本発明ジャケットの断面図。
【図4】図3の本発明ジャケットにおける容体の折曲げ
動作とCD押上げ動作の関係を説明するための断面図。
【図5】CD押上げ部材の第二例を示す平面図。
【図6】CD押上げ部材の第三例を示す平面図。
【図7】CD押上げ部材の第四例を示す平面図。
【図8】蓋体と容体の係止構造の一例を示す拡大断面
図。
【符号の説明】
1 容体 2 蓋体 3 開口部 4 CD押上げ体 5 当接片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収容できる凹陥部を具備する
    と共に、収容したディスクの直径部近傍において折曲げ
    可能に形成した容体と、該容体の上面に積層合着される
    蓋体であって、その上半側を前記容体の凹陥部における
    折曲げ線より上半側の凹陥部に嵌合する形に形成した蓋
    体とを具備して成り、前記容体を下方へ折曲げることに
    より容体と蓋体を開口させ、この開口部からディスクを
    前記凹陥部に出入れするようにしたことを特徴とするデ
    ィスク用ジャケット。
  2. 【請求項2】 ディスクを収容できる凹陥部を具備する
    と共に、収容したディスクの直径部近傍において折曲げ
    可能に形成した容体と、該容体の上面に積層合着される
    蓋体であって、その上半側を前記容体の凹陥部における
    折曲げ線より上半側の凹陥部に嵌合する形に形成した蓋
    体と、前記凹陥部に収容したディスクの縁部を出入口側
    に向けて押上げるディスク押上げ体とを具備して成り、
    前記容体を下方へ折曲げることにより容体と蓋体が開口
    し、収容したディスクがその押上げ体により開口側へせ
    り出されるようにしたことを特徴とするディスク用ジャ
    ケット。
  3. 【請求項3】 ディスクを収容できる凹陥部を具備する
    と共に、収容したディスクの直径部近傍において折曲げ
    可能に形成した容体と、該容体の上面に積層合着される
    蓋体であって、その上半側を前記容体の凹陥部における
    折曲げ線より上半側の凹陥部に嵌合する形に形成した蓋
    体と、前端が前記容体における折曲げ部より上半側に一
    体に接続されると共に下端側が前記容体の下半側に位置
    付けられて収容したディスクの縁部を出入口へ向けて支
    持するディスク押上げ体とを具備して成り、前記容体を
    下方へ折曲げることにより容体と蓋体が開口し、収容し
    たディスクがその押上げ体により開口側へせり出される
    ようにしたことを特徴とするディスク用ジャケット。
  4. 【請求項4】 容体は、平面から視てほぼ正方形,その
    他の多角形,円形、又は、ハート形などの適宜異形状の
    いずれかに形成した請求項1〜3のいずれかのディスク
    用ジャケット。
  5. 【請求項5】 容体は、少なくとも2個を見開き状に接
    続して形成した請求項1〜4のいずれかのディスク用ジ
    ャケット。
  6. 【請求項6】 2つの同形の容体を、一つの蓋体を共用
    して積層した請求項1〜4のいずれかのディスクジャケ
    ット。
JP14208198A 1998-05-11 1998-05-11 ディスク用ジャケット Pending JPH11321965A (ja)

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