JPH04115348A - 端末エミュレータのデータ表示処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要］ 複数の端末のエミュレート処理を実行する端末エミュレ
ータのデータ表示処理方式に関し、エミュレート処理以
外のデータ処理機能の性能低下を招くことりないように
することを目的とし、エミュレートする端未対応に備え
られて、ホストシステムから転送されてくるデータを格
納するバッファと、ディスプレイ画面への表示要求があ
るときに、その表示要求のある端末に対応して備えられ
るバッファの格納データを選択する選択部とを備え、こ
の選択部により選択される格納データをディスプレイ画
面用の表示形式のデータに変換してスクリーンバッファ
に格納していくことで、ディスプレイ画面上に端末への
入力データを表示していくよう構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数の端末のエミュレート処理を実行する端
末エミュレータのデータ表示処理方式に関し、特に、エ
ミュレート処理以外のデータ処理機能の性能低下を招く
ことのないようにする端末エミュレータのデータ表示処
理方式に関するものである。

近年、パーソナルコンピュータやワークステーションや
ネットワークの普及に伴って、パーソナルコンピュータ
やワークステーションを単なる単独のデータ処理装置と
してではな（て端末エミュレータとして機能させて、ネ
ットワーク経由で接続される他のホストシステムの複数
の端末として使用したいという要求が増大しつつある。

このような端末エミュレータとして機能させる場合、パ
ーソナルコンピュータやワークステーションの本来のデ
ータ処理機能の性能劣化を招くことのないようにしてい
く必要がある。

〔従来の技術］ 従来の端末エミュレータでは、ディスプレイ画面に表示
するデータを格納するスクリーンバッファをエミュレー
トする端未対応に備えて、各端末に入力されてくる入力
データを受は取ると、この受は取った入力データをディ
スプレイ画面用の表示形式のデータに変換して対応のス
クリーンバッファに格納していくことで、表示要求のあ
る端末に関しての入力データをディスプレイ画面上に表
示していくという方法を採っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような従来技術によると、実際に表
示していない端末に関しての入力データについても、表
示用のデータ形式に変換していくというように処理して
いたことから、端末エミュ本発明はかかる事情に鑑みて
なされたものであって、エミュレート処理以外のデータ
処理機能の性能低下を招くことのないようにする新たな
端末エミュレータのデータ表示処理方式の提供を目的と
するものである。

〔課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理構成図である。

図中、ｌは本発明を具備するワークステージぢン等のデ
ータ処理装置であって、ホストシステムに接続される複
数の端末のエミュレート処理を実行するもの、２はデー
タ処理装置１の備えるディスプレイ装置であって、ホス
トシステムから送られてくるエミュレート対象の端末へ
の入力データを表示するもの、３はデータ処理装置１の
備えるポイント手段であって、いずれの端末をエミュレ
ートするのかを指示するものである。

データ処理装置１は、ホストシステムから送られてくる
端末への入力データを受は付ける入力データ受付部１０
と、エミュレート対象の端未対応に備えられて、入力デ
ータ受付部１０の受は付けた入力データを格納するバッ
ファ１１と、ディスプレイ装置２との間の入出力制御を
処理する入出力制御部１２と、入出力制御部１２を介し
て与えられるポイント手段３の指示に従っていずれかの
バッファ１工を選択して、その選択したバッファ１１の
格納データを読み出す選択部１３と、選択部１３により
読み出された格納データをディスプレイ装置２用の表示
データ形式に変換するデータ変換部１４と、データ変換
部１４によりデータ変換されたデータを格納するスクリ
ーンバッファ１５とを備えるよう構成される。

〔作用〕

本発明では、入力データ受付部１０は、ホストシステム
から送られてくる端末への入力データを受は付けると、
送られてくる入力データをその端未対応に備えられるバ
ッファ１１に格納していく。

この入力データの受付処理を実行しているときに、ポイ
ント手段３に従って表示対象の端末名の指定があると、
選択部１３は、その指定された端末名に対応付けて備え
られるバッファ１１の格納データを読み出してデータ変
換部１４に受は渡す。

そして、データ変換部１４は、この受は取ったバッファ
１１の格納データをディスプレイ装置２用の表示データ
形式に変換してスクリーンバッファ１５に格納し、入出
力制御部１２は、このスクリーンバッファ１５に格納さ
れたデータをディスプレイ２に表示していくことで、表
示要求のある端末のエミュレート処理を実行する。

このようにして、本発明では、エミュレート動作中の端
末への入力データのみを表示用のデータ形式に変換して
いく構成を採るものであることから、データ処理装置１
の持つ端末エミュレータ機能以外のデータ処理機能の処
理効率の低下を防止することができるようになるのであ
る。

〔実施例〕

以下、実施例に従って本発明の詳細な説明する。

第２図に、本発明の適用されるデータ処理装置のシステ
ム構成を図示する０図中、２０は１つ又は複数のホスト
システム、２１はホストシステム２０に接続される端末
のエミュレータとして機能するワークステーション、２
２はワークステーション２１の備えるＣＲＴディスプレ
イ、２３はワークステーション２１の備えるマウス、２
４はワークステーション２１に展開されて、端末エミュ
レータ機能を実行するエミュレータプログラム、２５は
ワークステーション２１に展開されて、データ処理を実
行するデータ処理プログラム、２６は第１図で説明した
バッファ１１に相当するバッファ、２７は第１図で説明
したスクリーンバッファ１５に相当するスクリーンバッ
ファである。

ＣＲＴディスプレイ２２は、エミュレート対象の端末へ
の入力データを表示するデータ表示領域２８と、エミュ
レート対象の端末の選択を指示させるために表示する選
択表示領域２９とを備える。

この選択表示領域２９は、例えば、エミュレート対象の
端末モデルを表示するとともに、マウス２３でクリック
された端末モデルの表示色を変更することで、エミュレ
ート対象として選択された端末であることを表示するよ
う構成される。

次に、第３図及び第４図に示すエミュレータプログラム
２４の実行するフローチャートに従って、本発明の処理
について詳細に説明する。

エミュレータプログラム２４は、第３図のフローチャー
トに示すように、ステップ１で、ホストシステム２０か
ら送られてくるエミュレート対象の端末への入力データ
の受は付けを実行すると、ステップ２で、その受は付け
た入力データをその入力データの端末に対応付けられる
バッファ２６に格納していく処理を実行する。このよう
にして、本発明では、エミュレート対象の端未対応に備
えられるバッファ２６に、ホストシステム２０から送ら
れてくるその端末への入力データを順次格納していくよ
う処理することになる。

一方、エミュレータプログラム２４は、第４図のフロー
チャートのステップ１０で示すように、端末エミュレー
タとしての表示処理の起動要求があることを検出すると
、ステップ１１に進んで、ユーザに対してマウス２３に
よりＣＲＴディスプレイ２２の選択表示領域２９のいず
れかの端末モデルをクリックさせることで、表示要求の
端末名の指定処理を実行する。そして、続くステップ１
２で、その指定された端末名に対応付けて備えられるバ
ッファ２６の格納データを読み出し、その読み出した格
納データをＣＲＴディスプレイ２２の表示用のデータ形
式に変換してスクリーンバッファ２７に格納する処理を
実行する。そして、続くステップ１３で、このスクリー
ンバッファ２７に格納されたデータをＣＲＴディスプレ
イ２２のデータ表示領域２８に表示することで、表示要
求のある端末に入力されていく入力データの表示を実行
していく、なお、ステップ１０で、端末エミュレータと
しての表示処理の起動要求でないことを判断するときに
は、ステップ１４に進んで、要求のあるデータ処理プロ
グラム２５に制御を渡していくよう処理することになる
。

このようにして、本発明では、端未対応に備えられるバ
ッファ２６の格納データのすべてを常時表示形式用のデ
ータ形式に変換するのではなくて、第５図に示すように
、表示要求のある端末に対応付けて備えられるバッファ
２６の格納データを、表示要求があるときにだけ表示形
式用のデータ形式に変換して、文字用バッファ３０と制
御記号用バッファ３１とからなるスクリーンバッファ２
７に格納していくよう構成することを特徴とするもので
ある。

〔発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、複数の端末を同
時にエミュレート動作する端末エミュレータにおいて、
表示に関係のない端末の入力データに関しては表示用の
データ形式への変換処理を実行せずに蓄積しておき、表
示が必要となった時点で表示用のデータ形式への変換と
表示動作とを実行するように構成することで無駄な変換
処理を実行しないで済むようにしたことから、端末エミ
ュレータを実装するデータ処理装置のデータ処理を効率
的に実行できるようになる。そして、端末エミュレータ
Ｅ行う表示処理も高速に実行できることになるのである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、 第２図は本発明の適用されるデータ処理装置のシステム
構成図、 第３図及び第４図はエミュレータプログラムの実行する
フローチャート、 第５図は本発明の詳細な説明図である。 図中、１はデータ処理装置、２はディスプレイ装置、３
はポイント手段、１０は入力データ受付部、１１はバッ
ファ、１２は入出力制御部、１３は遺灰部、１４はデー
タ変換部、１５はスクリーンバッファである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホストシステムに接続される複数の端末のエミュレート
   を実行して、該端末への入力データをディスプレイ画面
   上に表示していくよう処理する端末エミュレータのデー
   タ表示処理方式において、エミュレートする端未対応に
   備えられて、ホストシステムから転送されてくるデータ
   を格納するバッファ（１１）と、 ディスプレイ画面への表示要求があるときに、該表示要
   求のある端末に対応して備えられる上記バッファ（１１
   ）の格納データを選択する選択部（１３）とを備え、 該選択部（１３）により選択される格納データをディス
   プレイ画面用の表示形式のデータに変換してスクリーン
   バッファ（１５）に格納していくことで、ディスプレイ
   画面上に端末への入力データを表示していくよう処理す
   ることを、 特徴とする端末エミュレータのデータ表示処理方式。