JPH04115338U - カセツト排出時のカセツト傾き防止機構 - Google Patents
カセツト排出時のカセツト傾き防止機構Info
- Publication number
- JPH04115338U JPH04115338U JP1640291U JP1640291U JPH04115338U JP H04115338 U JPH04115338 U JP H04115338U JP 1640291 U JP1640291 U JP 1640291U JP 1640291 U JP1640291 U JP 1640291U JP H04115338 U JPH04115338 U JP H04115338U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- plate
- spring
- cassette holder
- ball plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 2
Abstract
(57)【要約】
【構成】カセットホルダー1に回転自在に取付けた板2
にボールプランジャー3とばね4を取付け、カセットの
挿入時及び排出途中まではカセットホルダー1の内側に
突出したボールプランジャー3によって、カセットを正
しい姿勢で案内する。カセットの排出が完了すると、ス
ライド板6が板2を押しボールプランジャー3がカセッ
トホルダー1の内側の出張らないようにし、次のカセッ
ト挿入時の障害とならない。 【効果】カセット排出時におけるカセットの傾きが防止
でき、高級感を損なわない。
にボールプランジャー3とばね4を取付け、カセットの
挿入時及び排出途中まではカセットホルダー1の内側に
突出したボールプランジャー3によって、カセットを正
しい姿勢で案内する。カセットの排出が完了すると、ス
ライド板6が板2を押しボールプランジャー3がカセッ
トホルダー1の内側の出張らないようにし、次のカセッ
ト挿入時の障害とならない。 【効果】カセット排出時におけるカセットの傾きが防止
でき、高級感を損なわない。
Description
【0001】
本考案はVTR装置等に用いられ、カセットの排出時におけるカセット傾き防
止機構に関する。
【0002】
従来、この種のカセットの排出機構は、図3に示すように、カセットを排出す
るスライド板12をカセットホルダー11に左右に取り付け、スライド板12に
はばね13を取り付け、ばね13の付勢力でカセットを排出する機構となってお
り、この時、カセットの両端はフリーな状態で排出されていた。
【0003】
上述した従来のカセット排出機構では、左右のばねの付勢力の差により、カセ
ットがどちらかに傾いた状態で排出される。これにより、高級感が損われるとい
う問題点があった。
【0004】
本考案のカセット排出時のカセット傾き防止機構は、カセットを挿入・排出す
るカセットホルダーと、このカセットホルダーに第1のばねを介して回転自在に
取付けられた板と、この板に螺着し前記カセットの挿入時及び排出途中までは前
記第1のばねの付勢力によって前記板が回転するに伴い前記カセットホルダーの
内側に突出するボールプランジャーと、前記カセットホルダーに第2のばねを介
して摺動自在に取付けられ一端が前記カセットに当接するごときスライド板とを
具備し、このスライド板の前記一端が前記カセットを排出完了したとき前記スラ
イド板の他端が前記第1のばねに抗して前記板を押圧して逆方向に回転させ前記
ポールプランジャーが前記カセットホルダーの内側に突出しないようになってい
る。
【0005】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0006】
図1は本考案の一実施例の斜視図、図2(a)及び(b)は本実施例における
カセット挿入時及びカセットなしの状態をそれぞれ示す平面図である。
【0007】
本実施例において、図示しないカセットを挿入・排出するカセットホルダー1
にピン5を中心に回転自在なL型の板2を取付ける。この板2にねじ込み式のボ
ールプランジャー3とばね4を取付け、ボールプランジャー3がカセットホルダ
ー1の側面を介して引張られるようにし、カセットの挿入時にはばね4の力によ
って板2が回転するに伴いボールプランジャー3の先端がカセットホルダー1の
内側に突出するようになっている。またカセットホルダー1の下面にはばね7及
びピン8を介してスライド自在に取付けられたL型のスライド板6があり、その
L型の起立した一端が挿入されたカセットに当接するようなっている。
【0008】
このような本実施例において、カセット挿入時には、図2(a)のようにスラ
イド板6が矢印A方向に押され、ボールプランジャー3がカセットホルダー1の
内側に突出し、ボールプランジャー3の先端でカセットをガイドし、カセットが
傾くことなく正しく挿入される。この関係はカセットの排出直前(即ち、図2(
b)の直前)まで維持される。カセット排出に伴ってスライド板6が矢印B方向
に動くがスライド板6の先端が板2に当接する直前までは板2は図2(a)の状
態であるため、上述と同様にボールプランジャー3の先端がカセットをガイドし
、カセットは正しい姿勢で排出される。
【0009】
排出完了し、図2(b)のようにスライド板6が完全に戻った時、スライド板
6が板2に当たり、ボールプランジャー3の先端がカセットホルダー2の側面よ
り内側へ出ないようになる。これによって次のカセットを挿入する時に、カセッ
ト先端がボールプランジャー3の当たらないようになる。
【0010】
以上の機構をカセットホルダー1の反対側にも対称に設置する。実際にカセッ
トを出し入れしてカセットがスムーズに排出されるように、左右のねじ込み式の
ボールプランジャー3のカセットホルダー1の側面から出張る量を調整する。
【0011】
以上説明したように本考案は、カセットホルダーの内側に突出自在なボールプ
ランジャーを設け、カセット排出時にこのボールプランジャーがカセット両端を
押さえることにより、カセット排出時のカセットの傾きを防止したので、高級感
を損なわないという効果を有する。但し、カセットを押さえるボールプランジャ
ーは、カセットが入ってない状態の時、カセットホルダーの内側面より外側にあ
るので、カセット挿入の障害にはならない。
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の動作を示し、同図(a)はカセット
挿入時を、同図(b)はカセットなしの状態をそれぞれ
表わした平面図である。
挿入時を、同図(b)はカセットなしの状態をそれぞれ
表わした平面図である。
【図3】従来のカセット排出機構を示す平面図である。
1,11 カセットホルダー
2 板
3 ボールプランジャー
4,7,13 ばね
5,8 ピン
6,12 スライド板
Claims (1)
- 【請求項1】 カセットを挿入・排出するカセットホル
ダーと、このカセットホルダーに第1のばねを介して回
転自在に取付けられた板と、この板に螺着し前記カセッ
トの挿入時及び排出途中までは前記第1のばねの付勢力
によって前記板が回転するに伴い前記カセットホルダー
の内側に突出するボールプランジャーと、前記カセット
ホルダーに第2のばねを介して摺動自在に取付けられ一
端が前記カセットに当接するごときスライド板とを具備
し、このスライド板の前記一端が前記カセットを排出完
了したとき前記スライド板の他端が前記第1のばねに抗
して前記板を押圧して逆方向に回転させ前記ポールプラ
ンジャーが前記カセットホルダーの内側に突出しないよ
うにしたことを特徴とするカセット排出時のカセット傾
き防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1640291U JPH04115338U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | カセツト排出時のカセツト傾き防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1640291U JPH04115338U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | カセツト排出時のカセツト傾き防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115338U true JPH04115338U (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31903418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1640291U Pending JPH04115338U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | カセツト排出時のカセツト傾き防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115338U (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP1640291U patent/JPH04115338U/ja active Pending
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