JPH04115148U - 食品容器 - Google Patents
食品容器Info
- Publication number
- JPH04115148U JPH04115148U JP1800691U JP1800691U JPH04115148U JP H04115148 U JPH04115148 U JP H04115148U JP 1800691 U JP1800691 U JP 1800691U JP 1800691 U JP1800691 U JP 1800691U JP H04115148 U JPH04115148 U JP H04115148U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- lid
- container body
- side plate
- food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折り詰めのような容器本体に蓋板を一体に設
けた食品容器において、閉蓋時蓋板を簡単に固定する。 【構成】 蓋板8先端に一側板5の上縁に選択的に係合
可能な折れ線18、23を介して延設板17を設ける。延設板
17の先端に他側板6に幅狭な連設板20を設ける。連設板
20に一側ベルベットファスナ−21を設け、容器本体1の
底板2の外面に他側ベルベットファスナ−22を設ける。 【効果】 閉蓋時に連設板20を容器本体1の底板2に折
り返して一側ベルベットファスナ−21、他側ベルベット
ファスナ−22により固定する。
けた食品容器において、閉蓋時蓋板を簡単に固定する。 【構成】 蓋板8先端に一側板5の上縁に選択的に係合
可能な折れ線18、23を介して延設板17を設ける。延設板
17の先端に他側板6に幅狭な連設板20を設ける。連設板
20に一側ベルベットファスナ−21を設け、容器本体1の
底板2の外面に他側ベルベットファスナ−22を設ける。 【効果】 閉蓋時に連設板20を容器本体1の底板2に折
り返して一側ベルベットファスナ−21、他側ベルベット
ファスナ−22により固定する。
Description
【0001】
本考案は折り詰め等に用いられる食品容器に関する。
【0002】
従来、この種のものとして実公昭57−58101号公報には上方が開口する
断面コ形の容器本体と、この容器本体と同形同大で前記開口部を覆う断面コ形蓋
板と、一本の紐からなり、前記蓋板は前記箱本体の底面に線状の折れ線を介して
一体的に設けられたものである。
【0003】
前記従来技術においては、紐を結んで蓋板を容器本体に固定するものであるが
、この様なものにおいては紐を結ぶものであるため簡単に蓋板を固定することが
できないのみならず、蓋板を開けた後には紐が邪魔になってしまうというなどの
問題点があった。
【0004】
さらに従来技術においては、蓋板を開いた際蓋板がテ−ブル上に広がってしま
い容器本体の周りが煩雑になってしまうという問題点があった。また従来技術に
おいては蓋板が容器本体の上部開口を水平に閉じようとするというものであるが
、容器本体に料理などを多めに詰めたような場合には蓋板が浮き上がってしまう
という問題点があった。
【0005】
本考案は前記問題点を解決して蓋板の取り扱いが簡単な食品容器を提供するこ
とを目的とし、また多くの食品を収容する場合にも対応できる食品容器を提供す
ることを目的とする。
【0006】
本考案は、容器本体の一側板に前記容器本体の上部開口を覆う蓋板を回動可能
に設けた食品容器において、前記蓋板の先端に前記容器本体の他側板の外面に沿
うように延設する延設板を設け、この延設板に容器本体の底板の外面に沿うよう
に延設する連設板を設け、前記連設板の内面に第1のベルベットファスナ−を設
けるとともに該第1のベルベットファスナ−に対応して前記容器本体の底板の外
面に第2のベルベットファスナ−を設けたものである。
【0007】
また本考案は、容器本体の一側板に前記容器本体の上部開口を覆う蓋板を回動
可能に設けた食品容器において、前記蓋板が前記容器本体の一側板及び底板の外
面に沿うように該蓋体に折り線を設けるともに、前記蓋板の先端に前記容器本体
の他側板の外面に沿うように延設する延設板を設け、この延設板の先端に折り線
を介して前記他側板の内面に沿って折り返す連設板を連設したものである。
【0008】
さらに、本考案は、前記蓋体と延設板間に設けられる折り線が複数設けられ、
この折り線が前記他側板の上縁に選択的に係合するようにしたものである。
【0009】
前記構成により、閉蓋時には一対のベルベットファスナ−によって蓋板を容器
本体に簡単に止着できる。
【0010】
また開蓋時には蓋板の延設板に連設された連設板を他側板の内面側に折り返す
ことによって、蓋板を容器本体と一体的にすることができる。
【0011】
さらに、料理などを多めに詰めたような場合には折り線を選択して蓋板を台形
状等にして上方へ突設することができる。
【0012】
次に、本考案の一実施例を図1乃至図8を参照して説明する。
【0013】
図1乃至図4に示すように容器本体1は正面が逆台形をなしたものであり、平
面が矩形の底板2の前後に逆台形をなした前板3、後板4が設けられ、また底板
2の両側に一側板5、他側板6が設けられている。尚、前記前板3、後板4は前
記底板2、一側板5及び他側板6に形成した溝7に縁部を係合して接着等により
固定されている。前記他側板6、底板2、一側板5及び後述する蓋板8などは1
枚の帯板部材9を折り曲げて形成するものであって、この帯板部材9は心材とし
て発泡樹脂10等を設けるとともにこの発泡樹脂10の上下両面には防水性を有する
合成樹脂製フイルム11等が全面的に設けられている。尚、前記容器本体1も同様
に形成されている。前記底板2と一側板5、他側板6との内面境目には第1、及
び第2の折れ線12、13が形成されている。
【0014】
さらに前記帯板部材9の他側に第3の折れ線14を介して連設され前記容器本体
1の上部開口15を覆うように設けられる前記蓋板8は前記上部開口15の長さLよ
りやや長く形成されており、その中央部には蓋板本体部16が設けられるとともに
この蓋板本体部16の一方には前記他側板6の外面を添着するように延設板17が第
4の折れ線18を介して設けられている。尚、前記第3の折れ線14、第4の折れ線
18は前記蓋板8が前記上部開口15を略水平に覆った際に前記一側、他側板5、6
の上端に係合するように対応して断面がV形に設けられている。さらに前記延設
板17の先端には第5の折れ線19を介して折り返し可能に連設板20が連設されてお
り、この折り返し可能な連設板20は前記一側板5の内面に添着できるようにその
幅は前記上部開口15の幅Wよりやや小さく形成されている。そして前記連設板20
の内面には一側ベルベットファスナ−21が接着などにより固定されており、さら
にこの一側ベルベットファスナ−21に対向して前記底板2の外面には他側ベルベ
ットファスナ−22が固定され、そして一側ベルベットファスナ−21、他側ベルベ
ットファスナ−22を止着することによって蓋板8を固定できるようになっている
。さらに図3に示すように前記蓋板8には容器本体1に山盛りに食品(図示せず
)が収容された場合に前記蓋板8がやや上方に位置するように前記第4の折れ線
18の一方にわずかな間隔をおいて第6の折れ線23が平行に形成されており、また
前記第5の折れ線19の一方には第7の折れ線24が平行に形成されている。
【0015】
さらに図1、図5及び図6に示すように前記前記蓋板8の他方には前記蓋板8
を折り返して開蓋した際に前記第2の折れ線13に対応して第8の折れ線25が形成
され、さらにこの第8の折れ線25と前記第3の折れ線14との間の前記前記第3の
折れ線14寄りには第9の折れ線26、第10の折れ線27が形成されている。
【0016】
尚、図中28は前記蓋板8の両縁に沿って形成され前記一側、他側板5、6の上
縁に係合可能な溝である。
【0017】
次に前記構成につきその作用を説明する。
【0018】
図1に示すように蓋板8を開いた状態で食品を収容し、そして第3の折り返し
線14を介して折り返して蓋板8を閉じるとともに第4の折れ線18を他側板6の上
縁に係合して延設板17を他側板6に添着する。さらに第5の折れ線19を折り返し
て連設板20を折り返した後、一側ベルベットファスナ−21を他側ベルベットファ
スナ−22に止着させる。この際、収容する食品の量が多く盛り上がっているよう
な場合には第9の折れ線26を介して折り曲げ、そして第6の折れ線23を他側板6
の上縁に係合させて蓋板8を閉じ一側ベルベットファスナ−21を他側ベルベット
ファスナ−22に止着させて蓋板8を固定することにより前記蓋板8はやや凸状と
なって上部開口15を覆うことができる。
【0019】
一方、料理を食べる際、或いは食品を詰めるような場合には第3の折れ線14、
第8の折れ線25を境目として蓋板8を折り返して蓋体本体16を底板16に当て、さ
らに第4の折れ線18を境目として連設板を折り返して他側板部6の外面に当てる
。さらに第5の折れ線19または第7の折れ線24を折り返して折り返し板20を他側
板6の内面に係合して仮固定する。
【0020】
尚、図7及び図8に示すように複数の食品容器を収納する場合には容器本体1
を多段に積み重ねるとともに下段の容器本体1の前板3、後板4の上縁に、上段
の蓋板8の溝28を係合することによって仮固定して積み重ねることができる。
【0021】
以上のように、前記実施例においては容器本体1と蓋板8が一体に設けられて
いるため食品を収容する場合や、食べる場合、或いは食品容器を収納する場合に
蓋板8が無くなるような虞を一掃することができるとともに、折り返した蓋板8
により容器本体1の上部開口15を閉じた場合に蓋板8の先端側を一側ベルベット
ファスナ−21、他側ベルベットファスナ−22により固定できるため、簡単にしか
も確実に蓋板8を固定することができる。また蓋板8の固定にベルベットファス
ナ−21、22を用いているため、閉蓋時に上部開口15に対して蓋板8が多少ずれて
も、すなわち折り返し板20が底板に正確に対向しなくともベルベットファスナ−
21、22相互の一部分が対応すれば蓋板8を簡単に固定できる。
【0022】
さらに前記蓋板8の先端には他側板6の内面側に折り返す連設板20を設けると
ともにこの連設板20を他側板部6の内面に係合するように形成したことにより、
多段に積み重ねて片付けておく場合や、蓋板8を開いて食品を食べるような場合
などには、蓋板8の先端を固定できるため取扱性の向上を図ることができる。
【0023】
しかも前記蓋板8には容器本体1の上部開口15を水平に覆うための第4の折り
返し線18の他に第4の折り返し線18の一方に第6の折り返し線23などを設けたこ
とにより、前記蓋板8を前記上部開口15の直上よりやや上方位置で蓋板8を覆う
ことができるため、食品を多く容器本体1に収容しても蓋板8が食品に触れてし
まうようなことはなく安心して食品を収容することができる。
【0024】
尚、本考案は前記実施例に限定できるものではなく、例えば容器本体、蓋板等
の形状などは各種の変形が可能であり、また容器本体、蓋板等の材質も実施例の
物に限定されるものではない。
【0025】
本考案は、容器本体の一側板に前記容器本体の上部開口を覆う蓋板を回動可能
に設けた食品容器において、前記蓋板の先端に前記容器本体の他側板の外面に沿
うように延設する延設板を設け、この延設板に容器本体の底板の外面に沿うよう
に延設する連設板を設け、前記連設板の内面に第1のベルベットファスナ−を設
けるとともに該第1のベルベットファスナ−に対応して前記容器本体の底板の外
面の外面に第2のベルベットファスナ−を設けたものであり、前記ベルベットフ
ァスナ−により蓋板を簡単に固定することができる。
【0026】
また本考案は、容器本体の一側板に前記容器本体の上部開口を覆う蓋板を回動
可能に設けた食品容器において、前記蓋板が前記容器本体の一側板及び底板の外
面に沿うように該蓋体に折り線を設けるともに、前記蓋板の先端に前記容器本体
の他側板の外面に沿うように延設する延設板を設け、この延設板の先端に折り線
を介して前記他側板の内面に沿って折り返す連設板を連設したものであり、開蓋
時に蓋体の先端側を他側板の内面に折り返して蓋体を一体的に固定することがで
きる。
【0027】
さらに本考案は、前記蓋体と延設板間に設けられる折り線が複数設けられ、こ
の折り線が前記他側板の上縁に選択的に係合するようにしたものであり、食品が
多い場合であっても安心して収容することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す展開状態の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の第1実施例を示す閉蓋時の断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の第1実施例を示す他の閉蓋時の断面図
である。
である。
【図4】本考案の第1実施例を示す閉蓋時の斜視図であ
る。
る。
【図5】本考案の第1実施例を示す開蓋時の断面図であ
る。
る。
【図6】本考案の第1実施例を示す開蓋時の斜視図であ
る。
る。
【図7】本考案の第1実施例を示す積み重ね状態の断面
図である。
図である。
【図8】本考案の第1実施例を示す図7のI−I線断面
図である。
図である。
1 容器本体
2 底板
5 一側板
6 他側板
8 蓋板
14,19,23,25 折れ線
17 延設板
20 連設板
21,22 ベルベットファスナ−
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体の一側板に前記容器本体の上部
開口を覆う蓋板を回動可能に設けた食品容器において、
前記蓋板の先端に前記容器本体の他側板の外面に沿うよ
うに延設する延設板を設け、この延設板に容器本体の底
板の外面に沿うように延設する連設板を設け、前記連設
板の内面に第1のベルベットファスナ−を設けるととも
に該第1のベルベットファスナ−に対応して前記容器本
体の底板の外面に第2のベルベットファスナ−を設けた
ことを特徴とする食品容器。 - 【請求項2】 容器本体の一側板に前記容器本体の上部
開口を覆う蓋板を回動可能に設けた食品容器において、
前記蓋板が前記容器本体の一側板及び底板の外面に沿う
ように該蓋体に折り線を設けるともに、前記蓋板の先端
に前記容器本体の他側板の外面に沿うように延設する延
設板を設け、この延設板の先端に折り線を介して前記他
側板の内面に沿って折り返す連設板を連設したことを特
徴とする食品容器。 - 【請求項3】 前記蓋体と延設板間に設けられる折り線
が複数設けられ、この折り線が前記他側板の上縁に選択
的に係合することを特徴とする請求項1または請求項2
記載の食品容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1800691U JPH04115148U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1800691U JPH04115148U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 食品容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115148U true JPH04115148U (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=31904638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1800691U Pending JPH04115148U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 食品容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115148U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758101U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 | ||
JPH0237854B2 (ja) * | 1983-02-22 | 1990-08-28 | Yamashiro Seiki Seisakusho Kk | Shashutsuseikeiki |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1800691U patent/JPH04115148U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758101U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 | ||
JPH0237854B2 (ja) * | 1983-02-22 | 1990-08-28 | Yamashiro Seiki Seisakusho Kk | Shashutsuseikeiki |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7845494B2 (en) | Secondary package | |
US4505424A (en) | Container for displaying and storing flat articles selectively in flattened or cylindrical form | |
KR200382008Y1 (ko) | 접이식 휴대용 포장상자 | |
JPH04115148U (ja) | 食品容器 | |
JP3275145B2 (ja) | 鶏卵収納トレー | |
JP3074292U (ja) | 包装用箱 | |
JP2005162255A (ja) | 折りたたみ式通い箱 | |
JPH0433223Y2 (ja) | ||
JPH052432Y2 (ja) | ||
JPS6128754Y2 (ja) | ||
JPS593934Y2 (ja) | 長尺物用包装ケ−ス | |
JPH0232586Y2 (ja) | ||
JPH0219377Y2 (ja) | ||
JPS5816532Y2 (ja) | 包装用容器 | |
JPS6219571Y2 (ja) | ||
JPH0592122U (ja) | 段ボ−ル製トレ− | |
JPH0544260Y2 (ja) | ||
JP3071386U (ja) | 包装用箱 | |
JP3013280U (ja) | ペーパー組合わせ型ティッシュケース | |
JPS5940263Y2 (ja) | 展示兼用包装函 | |
JPS581673A (ja) | 梱包方法 | |
JPH0142531Y2 (ja) | ||
JPS6313152Y2 (ja) | ||
JPS5927408Y2 (ja) | 包装容器 | |
JP5381308B2 (ja) | 梱包箱 |