JPH0411509Y2 - - Google Patents

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JPH0411509Y2
JPH0411509Y2 JP12728687U JP12728687U JPH0411509Y2 JP H0411509 Y2 JPH0411509 Y2 JP H0411509Y2 JP 12728687 U JP12728687 U JP 12728687U JP 12728687 U JP12728687 U JP 12728687U JP H0411509 Y2 JPH0411509 Y2 JP H0411509Y2
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plate
refrigerator
interior
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案はパン焼き用オーブンに関するもので、
該オーブン内に収納した加熱対象となる食品用材
料(以下、単に材料と言う)周囲の温度分布が、
該材料の上面及びその近傍部分でのみ高温状態に
なるようにし、これにより、上面及びその近傍を
集中的に焼く必要のある種類のパンが理想的に焼
き上げられるようにするものである。
[従来技術及びその問題点] アンやクリーム等を入れて味を付け、おやつや
食事代わりに食される菓子パンは、例えば第3
図、第4図の如きオーブンで焼いて作られる。
器体Aは、焼こうとする食品の材料を収容する
庫内1と、該庫内1の下方にこれと区画された態
様で形成されたバーナ室2と、更に、上記庫内1
の側部及び後部を包囲するように形成された熱風
通路18とから構成されており、庫内1の側壁1
4には、上記した熱風通路18と庫内1とを連通
させる為の透孔13,13が穿設されている。
又、庫内1の上壁15には、排気孔28,28が
穿設され、該排気孔28,28は、排気通路29
を介して器具外部に連通するようになつている。
上記した庫内1の側部及び後部を包囲する熱風
通路18内には、庫内1の奥壁17に対応する位
置にフアン3が配設されており、該フアン3配設
部と庫内1は通気孔16,27を介して、又、フ
アン13配設部とバーナ室2とは通気孔27を介
して連通している。又、庫内1には、材料を載置
する為の金属製のトレー11,11が出入れ自在
に装着されるようになつている。
このものでは、パンの材料C,Cを載置したト
レー11,11を庫内1に収納すると共にバーナ
21を燃焼させると、該バーナ21の燃焼排気
は、フアン3によつてバーナ室2から通気孔27
を介して熱風通路18内に吸引され、該熱風通路
18内の熱風は、庫内1の側壁14,14に穿設
された透孔13,13から庫内1に送り込まれ
る。そして、該庫内1に送り込まれた前記燃焼排
気は、トレー11,11に載置した材料C,Cを
加熱した後、排気孔28,28を介して器外に放
出される一部の排気を除いて、該燃焼排気は、上
記熱風通路18と庫内1の間を循環し、これによ
り、材料C,Cが焼き上げられる。
ところが、上記従来のものでは、上面及びその
近傍のみを集中的に焼いて該部分にのみコゲ目を
付け下部近傍にはコゲ目を付けないのが望ましと
されているアンパン等の特定種類のパンがうまく
焼けないと言う問題があつた。
これは、上記従来のものでは、庫内に収容した
材料の周囲の温度分布が均一になつているからで
ある。
即ち、上記従来のものの場合、庫内1に収容し
たパンの材料C,Cは、庫内1を流れる燃焼排気
に包み込まれるように、該燃焼排気に接触し、こ
れにより、該材料C,Cの周囲の温度分布は均一
になつてしまう。このことから、上記のもので
は、トレー11に載置した材料は、その上面及び
その近傍だけでなく、更に底面近傍まで均一に焼
かれてしまうのである。従つて、上記従来のガス
オーブンを使用する場合には、上部にのみコゲ目
を付けて底面及びその近傍にはコゲ目が付かない
ように焼くのが理想とされているアンパン等は、
これを理想的に焼くことができないのである。
[技術的課題] 本考案は、『バーナ21の燃焼排気をフアン3
で強制的に庫内1に送り込んで、該庫内1に収容
した材料を加熱調理するパン焼き用オーブン』に
おいて、底面及びその近傍以外の箇所にのみコゲ
目を付ける必要のある種類のパン等が理想的に焼
き上げられるようにする為、材料周囲の温度分布
が、該材料の底面及びその近傍部分で低温状態に
なるようにすることを技術的課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、『熱伝導性の良好な天板と断熱性の高い底板
から成る一組又は複数組の区画板で庫内1を水平
に区画すると共に、庫内1の内壁に穿設した熱風
噴出用の透孔13,13が、天板の上に隣接する
空間にのみ連通するようにし、天板の下面とこれ
に対向する底板で挟まれる空間を材料収容室とし
た』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
パンの材料を、断熱性の高い素材で形成された
底板上に載置し、この状態でバーナ21を燃焼さ
せる。
上記バーナ21の燃焼排気は、既述した従来の
ものと同様に、フアン3によつて庫内1に送り込
まれるが、庫内1の内壁に穿設した熱風噴出用の
透孔13,13は、天板の上に隣接する空間にの
み連通するように構成されていることから、庫内
1に送り込まれた燃焼排気は、熱伝導性の良好な
天板の上に隣接する空間のみを通過する。即ち、
上記燃焼排気は、天板の下に隣接した空間即ち材
料収容室は通過せず、材料収容室に入れた材料に
は高熱の燃焼排気が直接接触することはない。
そして、燃焼排気が天板の上に隣接する空間を
通過して熱伝導性の良い上記天板を加熱すると、
加熱された該天板は、輻射熱によつて、その下方
の材料収容室に入れられた材料の上面及びその近
傍を強く加熱する。
次に、庫内1を通過する熱風は、パンの材料が
載置された底板にも接触するが、該底板は耐熱性
の高い素材で構成されているから、該底板上に載
置した材料の底面及びその近傍をあまり加熱しな
いこととなる。
以上のように、本考案の技術的手段によれば、
庫内1に収容した材料の周囲の温度分布は、該材
料の上部では高温状態に、逆に下部では低温状態
になる。
[効果] 庫内1に収容した材料の周囲の温度分布は、該
材料の底面及びその近傍部分で低温状態になり、
材料の上面及びその近傍部分では高温状態になる
から、底面及びその近傍以外の箇所にのみコゲ目
を付ける必要のあるアンパン等のパンが理想的に
焼き上げられる。
[実施態様] 本考案の実施態様は、『天板や底板から成る区
画板を、庫内1に対して着脱自在にした』ことで
ある。
この実施態様によれば、既述した形式のパンを
焼く時にのみ、天板や底板から成る区画板を庫内
1に装着し、それ以外の時には、上記区画板を取
外せば、材料を全体的に均一に焼く場合に使用さ
れる通常のオーブンとしても使用できる利点があ
る。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
第1図に示すように、器体Aは既述した従来の
ものと同様に構成されているが、器体Aの庫内1
には、区画板Bが着脱自在に装着されており、該
区画板Bは、第2図に示す如く構成されている。
即ち、区画板Bは、金属板を側面櫛歯状に屈曲
させて形成してあり、これにより、複数の水平板
40,40が形成されている。そして、最上・下
に位置する水平板40,40の端部は、上の水平
板40にあつては上向きに、下の水平板40にあ
つては下向きにそれぞれ屈曲させて屈曲片41,
41を夫々形成してある。
次に、水平板40,40によつて挟まれ且つ互
いに反対方向に解放する第1間隙43,43と第
2間隙44,44の内、第1間隙43を構成する
下側の水平板40には、アスベスト等で構成され
る断熱板50が添設されており、該断熱板50と
これが添設された水平板40の組合わせが既述技
術的手段の項に記載した底板に対応する。又、断
熱板50が添設されていない残つた水平板40が
技術的手段の項に記載した天板に対応することと
なる。そして、上記天板下面と底板との間が材料
収容室64となつている。
更に、第1図の如く、区画板Bを庫内1に装着
した際には、第2間隙44,44が庫内1の側壁
14,14に穿設した熱風吹き出し用の透孔1
3,13に対応することとなるように、これら第
2間隙44,44の高さが設定されている。
器体Aの開閉扉77を解放して、庫内1の前面
開口部から区画板Bを該庫内1に収納装着し(第
1図参照)、この状態で、断熱板50を添設した
水平板40、即ち底板上に、パン材料C,Cを載
せたトレー11を挿入し、この状態で、器具を作
動させる。
すると、バーナ21が燃焼すると共にフアン1
3が回転し始め、バーナ21の燃焼排気は、バー
ナ室2からフアン3に吸引され、庫内1の側壁1
4に穿設された透孔13から、区画板Bの天板を
構成する水平板40の上側の第2間隙44,44
に吹き出され、金属製の水平板40,40を加熱
した後、フアン3に再び吸引される。又、一部の
燃焼排気は、天板15に穿設した排気孔28,2
8から排気口57を経て排気される。
そして、上記加熱された水平板40,40のう
ち、材料収容室64の天板を構成する方の水平板
40は、その下方に収容されたパン用材料C,C
の上部を輻射熱によつて加熱してコゲ目を付ける
が、底板側の水平板40には断熱板50が添設し
てあることから、上記材料C,Cの底面及びその
近傍空間はあまり高温状態にならず、該パン用の
材料C,Cの底面びその近傍部分にはコゲ目が付
かないこととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は本考
案実施例に使用する区画板Bの斜視図、第3図、
第4図はガスオーブンの説明図であり、図中、1
……庫内、13……透孔、3……フアン、21…
…バーナ、B……区画板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バーナ21の燃焼排気をフアン3で強制的に
    庫内1に送り込んで、該庫内1に収容した材料
    を加熱調理するパン焼き用オーブンにおいて、
    熱伝導性の良好な天板と断熱性の高い底板から
    成る一組又は複数組の区画板で庫内1を水平に
    区画すると共に、庫内1の内壁に穿設した熱風
    噴出用の透孔13,13が、天板の上に隣接す
    る空間にのみ連通するようにし、天板の下面と
    これに対向する底板で挟まれる空間を材料収容
    室としたパン焼き用オーブン。 天板や底板から成る区画板を、庫内1に対し
    て着脱自在にした実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のパン焼き用オーブン。
JP12728687U 1987-08-20 1987-08-20 Expired JPH0411509Y2 (ja)

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JP12728687U JPH0411509Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6432079U JPS6432079U (ja) 1989-02-28
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