JPH04114643U - センサ付表示装置 - Google Patents

センサ付表示装置

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JPH04114643U
JPH04114643U JP1634691U JP1634691U JPH04114643U JP H04114643 U JPH04114643 U JP H04114643U JP 1634691 U JP1634691 U JP 1634691U JP 1634691 U JP1634691 U JP 1634691U JP H04114643 U JPH04114643 U JP H04114643U
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JP
Japan
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display
display range
sensor
measured
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Pending
Application number
JP1634691U
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English (en)
Inventor
真純 戸谷
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カシオ計算機株式会社 filed Critical カシオ計算機株式会社
Priority to JP1634691U priority Critical patent/JPH04114643U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、センサにより計測された計測値の
表示方法を改善したセンサ付表示装置に関するものであ
る。 【構成】センサ1と、このセンサ1による複数の計測値
を記憶する計測値記憶手段4と計数値を表示する表示手
段7と、表示手段7おける計測値表示範囲を記憶する表
示範囲記憶手段5と、新たに計測された計測値が前記表
示範囲に入っているか、否かを判断する表示範囲判断手
段2と、この表示範囲判断手段2の判断に基づき新たに
計測された計測値を含めた計数値を表示手段7に表示す
るため表示範囲記憶手段5の表示範囲を変更する表示範
囲変更手段2とにより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、センサにより計測された計測値の表示方法を改善したセンサ付表 示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からセンサを内蔵した腕時計、例えば、登山用として気圧センサを内蔵し た腕時計が知られている。この登山用腕時計は定期的に気圧を計測して、その計 測結果を図3(b) に示すようにグラフ表示して、表示された気圧変化から天気の 動向を予測するようにしたものである。
【0003】 しかしながら従来のものは、図3(b) に示すように計数値レンジの目盛表示が 例えば、980,990,1000,1010,1020mbなどの5段階程度に固定されていて、前回の 計測値が例えば、980mb で今回の計測値が970mb であったとしても、レンジ目盛 が980mb 以下がないので今回の計測値も前回と同じ980mb の目盛位置に表示をし なければならなかった。また反対に1020mbより高い場合も1020mbの目盛位置に表 示しなければならず、気圧変化のグラフ表示を見て天気の動向を予測することが 困難なことがあった。
【0004】 このような不都合を解決するため、最高、最低の目盛範囲を十分広くとれば変 動を正しく表示可能になるが、表示セグメントを多く必要とし、コストアップに つながる。また、目盛を粗くすれば、細かい気圧変動を表せなくなり、天気の動 向を推考という目的達成が困難になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記したような問題を解決するためになされたもので、表示範囲 を固定せず、つまり新たな計測値に対応させて目盛を可変にすることにより、新 たな計測値を含めて表示を可能にして、計測値の変動を的確に表現することので きるセンサ付表示装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のセンサ付表示装置は、センサと、このセンサによって計測された計 測値を複数個記憶する計測値記憶手段と、複数の前記計測値を表示する表示手段 とを有するセンサ付表示装置において、上記表示手段における上記計測値表示範 囲を記憶する表示範囲記憶手段と、新たに計測された計測値が前記表示範囲に入 っているか、否かを判断する表示範囲判断手段と、この表示範囲判断手段の判断 に基づき新たに計測された計測値を含めた計測値を上記表示手段に表示するため 前記表示範囲記憶手段の表示範囲を変更する表示範囲変更手段とを具備すること を特徴としている。
【0007】
【作用】
このように構成することにより、新たな計測がなされたとき、この計測値を含 めて過去の計測値が表示可能になり、計測値の変動傾向を的確に表現できる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照しながらこの考案の一実施例を説明する。図1はこの実施例 のハード構成を示すブロック回路図である。
【0009】 同図において1は気圧を計測するためのセンサで、計測出力は演算・制御部2 に送られるようになっている。演算・制御部2は、センサ1から送られる計測出 力を数値化するとともに丸め処理などの演算処理や表示範囲の変更判断および装 置の各部を制御するものであり、センサ1に対して所定の計測タイミングを与え る時計部3,所定のタイミングで計測された所定時間間隔の気圧データをそれぞ れ独立に記憶する8個のレジスタ4a〜4hからなる計測値記憶部4,センサ1 で計測されたデータの表示範囲を記憶する表示範囲記憶部5,ビットマップメモ リで構成される表示バッファ6、この表示バッファ6を介してセンサ1で計測さ れ計測値記憶部4に記憶されているデータおよび表示範囲記憶部5に記憶されて いる表示範囲データを表示する、例えば、液晶表示器でなる表示部7にそれぞれ 接続されて、これらを制御している。 このように構成された実施例のセンサ付表示装置の動作を図1のブロック回路 と図2に示すフローチャートおよび図3(a) に示す表示例によって説明する。
【0010】 図示していないキー入力部の「気圧」キーを操作すると気圧計測モードになり さらに「実行」キーを押すと気圧の計測が開始される。このとき「表示」キーを 操作しておけば計測値が表示される。再度「表示」キーを操作すると計数値の表 示は消えるが、制御部2に予め与えられている時間間隔(例えば3時間間隔)お よび時計部3の時刻情報をもとに所定時間間隔で気圧の計測が行われる。
【0011】 計測値記憶部4には8個のレジスタ4a〜4hが用意されているので、3時間 ×8=24時間のデータを表示部7に表示することができる。また、表示目盛は 10mbきざみで5段階表示で表示されるものとして説明する。
【0012】 図2のフローチャートにおいて、ステップA1は時計部3から送られる所定の タイミングにより行われるセンサ1の気圧計測処理を示している。この計測処理 は次のステップA2において第1回目の計測か、否か、が判断される。第1回目 の計測であれば、ステップA3でその計測値を丸め処理した後計測値記憶部4の レジスタ4aにセットするとともに表示バッファ6の該当ビットを立て、ステッ プA4において表示部7の予め設定されている5段階の表示範囲の中段位置に表 示する。
【0013】 この第1回目の計測値が1000mbであったとすると、この1000mbが基準 となりこの目盛の上段目盛が1010mb、下段目盛が990mbとなり、目盛の最 高が1020mb,最小が980mbになる。
【0014】 初回計測から3時間経過後に時計部3からの時間情報により演算・制御部2は センサ1から再び気圧データをステップA1において取り入れ計測する。この計 測は初回目でないのでステップA2からステップA5に進む。このステップA5 において計測値記憶部4のレジスタ4a〜4hが満杯か、どうかがチェックされ る。レジスタ4a〜4hはこの時点で満杯でないので、ステップA6において第 2回目の計測値はレジスタ4bにセットされる。そして、この計測値が現在設定 されている表示レンジ範囲内にあるか、否かをステップA7において判断する。 計測値が表示レンジ範囲内にあれば、ステップA8で現在の表示レンジの計測 値位置にそのまま表示し、次のステップA9で測定続行か、否かを判断して、測 定続行であればステップA1に戻る。
【0015】 このようにして、3時間毎に気圧の計測を繰返し、例えば第8回目の気圧計測 を行ったとする。そして、この第8回目の気圧計測値が970mbであったとする と、この計測値はステップA6でシジスタ4hにセットされる。
【0016】 次のステップA7において、計測された気圧値(第8回目の)が現在設定され ている表示レンジ範囲内にするか、どうかが判断されるが、現在の表示範囲は、 980mb≦計数値≦1020mbであるので第8回目の計測値970mbはこの範囲 を外れており、このため、ステップA7で表示範囲外、つまりYesと判断して ステップA10に進み、このステップA10において、演算・制御部2は表示範 囲記憶部5の表示レンジを今回の計測値が表示できるように設定変更して、レン ジを変更表示するとともに過去の計数値と新たなこの計数値を表示する。
【0017】 つまり、表示範囲を図3(a) に示すように970mb≦計数値≦1010mbに変 更するとともに過去の計測値(破線で示す)をレンジ変更に対応させて実線位置 に書き替える。
【0018】 気圧計測の動作は図示しないキー入力部の「クリア」キーが押されたときは、 ステップA9の時点で測定終了と判断する。しかし「クリア」キーが押されない かぎり測定継続と判断して所定時間毎の気圧計測を続行する。この実施例では計 測値記憶部4に用意されているレジスタが8個であるので、計測回数が9回以上 になるとレジスタ4aにセットされていた計測値がクリアされ、このレジスタ4 aにはレジスタ4bにセットされている計測値が移行してセットされるように、 ステップA11において各レジスタをシフトする。このためレジスタ4hには最 も新しい計測値がセットされるようになる。また、同時にこの計測値が表示範囲 に入るように表示レンジが必要に応じて変更される。 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範 囲で変形して実施できる。 例えば、上記実施例は所定時間間隔で気圧測定を行うものを説明したが、この 考案は気圧測定に限定されない。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、最も新しいデータを表示し得るように表示範囲を変更する ので、最も新しいデータと過去のデータとの比較が可能になり、データの変化傾 向を的確に把握できる。特に気圧測定の場合は天候の変化を予測するために有効 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のハード構成を示すブロッ
ク回路図。
【図2】上記実施例の表示動作を説明するためのフロー
チャート。
【図3】同図(a) は上記実施例による表示例の説明図で
あり、同図(b) は従来の表示例の説明図。
【符号の説明】
1……センサ 2……演算・制御部 3…
…時計部 4……計測値記憶部 4a〜4h…レジスタ 5……表示範囲記憶部 6……表示バッファ 7…
…表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサと、このセンサによって計測され
    た計測値を複数個記憶する計測値記憶手段と、複数の前
    記計測値を表示する表示手段とを有するセンサ付表示装
    置において、上記表示手段における上記計測値表示範囲
    を記憶する表示範囲記憶手段と、新たに計測された計測
    値が前記表示範囲に入っているか、否かを判断する表示
    範囲判断手段と、この表示範囲判断手段の判断に基づき
    新たに計測された計測値を含めた計測値を上記表示手段
    に表示するため前記表示範囲記憶手段の表示範囲を変更
    する表示範囲変更手段とを具備することを特徴としたセ
    ンサ付表示装置。
JP1634691U 1991-03-19 1991-03-19 センサ付表示装置 Pending JPH04114643U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634691U JPH04114643U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 センサ付表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634691U JPH04114643U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 センサ付表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04114643U true JPH04114643U (ja) 1992-10-09

Family

ID=31903368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1634691U Pending JPH04114643U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 センサ付表示装置

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JP (1) JPH04114643U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178490A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 三菱電機株式会社 表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178490A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 三菱電機株式会社 表示装置

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