JPH04113658U - 浴 室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】 浴室の側壁に一端側が揺動自在に取付けら
れ、この一端側を支点として側壁側に起立させて収納状
態とするとともに床面側に倒して使用状態とする浴室用
ベンチを浴室に付設する。 【効果】 浴室用ベンチ８を床面１側に倒せばこの浴室
用ベンチ８に腰をおろすことができ、リラックスするこ
とができる。又、このベンチで体を横にすることも可能
で、さらにリラックスすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は浴室に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

入浴は体を洗って体を清潔にするという他に、心身をリラックスさせるという 効果があることが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら従来の浴室においては、浴槽を出ると腰をおろせる場所があまり なく、簡易な椅子に腰かけるだけで、心身ともにリラックスするという状態には 程遠いものであった。

【０００４】 又、心身ともにリラックスするには体を横にするのが効果的であるが、浴室で はこのようなことをする場所がなく、この点においても改良が望まれていた。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するため本考案は室内の側壁に一端側が揺動自在に取付けられ 、この一端側を支点として側壁側に起立させて収納状態とするとともに床面側に 倒して使用状態とする浴室用ベンチを付設したことを特徴とする。

【０００６】

【作用】

浴室用ベンチを床面側に倒せばこの浴室用ベンチに腰をおろすことができ、リ ラックスすることができる。又、このベンチで体を横にすることも可能で、さら にリラックスすることができる。

【０００７】

【実施例】

以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。

【０００８】 図１は浴室の斜視図、図２は図１の２−２線断面図を示し、図中、１は床面、 ２，３は側壁、４は窓、５は浴槽を示す。

【０００９】 側壁２には凹部７を形成し、この凹部７の下端にベンチ８を支軸９を介して揺 動自在に取付ける。 ベンチ８は平面視矩形状のフレーム１１の上面に板部材１２…を取付けて構成 し、フレーム１１の先端側には脚部１３を枢着し、この脚部１３はフレーム１１ の凹部８ａに収納可能である。

【００１０】 フレーム１１の先端には係止具１４を設け、この係止具１４は側壁２の凹部７ 上端に設けた被係止部１５に係止可能である。

【００１１】 図１、図２はベンチ８の使用状態を示しており、この状態ではベンチ８は床面 １側に倒され、又、脚部１３は起立し、ベンチ８を支持している。

【００１２】 この状態では入浴者がベンチ８に腰かけ、或いは横になることができ、入浴者 は心身ともにリラックスすることができる。

【００１３】 この状態から脚部１３をたたんで脚部１３を凹部８ａ内に収納し、更にベンチ ８を支軸９を介して上方へ揺動させ、係止具１４を被係止部１５に係止させれば ベンチ８は収納状態となる。

【００１４】 図３は別実施例に係るベンチの側面図、図４は図３の４矢視図を示す。

【００１５】 この実施例ではベンチ１７のフレーム１８内に摺動自在な第２フレーム１９を 設けており、第２フレーム１９をフレーム１８の先端側へ延すことで、ベンチ１ ７を延長して使用できるようにしている。

【００１６】 尚、この実施例では脚部２０を第２フレーム１９の先端側に取付けている。

【００１７】

【考案の効果】

以上述べたように本考案によれば浴室用ベンチを床面側に倒せばこの浴室用ベ ンチに腰をおろすことができ、リラックスすることができる。又、このベンチで 体を横にすることも可能で、さらにリラックスすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】浴室の斜視図

【図２】図１の２−２線断面図

【図３】別実施例に係るベンチの側面図

【図４】図３の４矢視図

【符号の説明】

１…床面 ２…側壁 ５…浴槽 ８…ベンチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 室内の側壁に一端側が揺動自在に取付け
   られ、この一端側を支点として側壁側に起立させて収納
   状態とするとともに床面側に倒して使用状態とする浴室
   用ベンチを付設したことを特徴とする浴室。