JPH0411319Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0411319Y2
JPH0411319Y2 JP1983168062U JP16806283U JPH0411319Y2 JP H0411319 Y2 JPH0411319 Y2 JP H0411319Y2 JP 1983168062 U JP1983168062 U JP 1983168062U JP 16806283 U JP16806283 U JP 16806283U JP H0411319 Y2 JPH0411319 Y2 JP H0411319Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
switch box
common terminal
mounting
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983168062U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6074434U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16806283U priority Critical patent/JPS6074434U/ja
Publication of JPS6074434U publication Critical patent/JPS6074434U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0411319Y2 publication Critical patent/JPH0411319Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 考案背景 この考案は複数のアクチユエータを有するスイ
ツチ、たとえばビデオ・テープ・レコーダ
(VTR)内に設けられ、ビデオ・カセツト・テー
プについての情報を得るための判別スイツチに関
する。
従来のこの種の判別スイツチは2つの押ボタン
(アクチユエータ)をもつており、これらの押ボ
タンによつて作動する2対のスイツチ接点が内蔵
されている。カセツト・テープの後がわ側面には
これらの押ボタンに対応する位置に孔があけられ
ているか、またはあけられていない。カセツト・
テープがVTRに装着されたとき、孔があけられ
た位置に対応する押ボタンはこの孔内に入り、カ
セツト・テープによつて押されない。したがつて
その押ボタンに対応する接点対(スイツチ)はオ
フの状態を保つ。カセツト・テープに孔があけら
れていなければ、押ボタンがカセツト・テープの
後がわ側面によつて押されるので、それに対応す
る接点対はオンとなる。このようにして、2つの
アクチユエータを有する判別スイツチは、00、
01、10、11の4種類の情報を得ることができる。
当初、ビデオ・カセツト・テープに関して必要
な情報は少なかつたので、VTRには上述のよう
な判別スイツチを1個設ければ足りたが、しだい
に必要な情報量が増加し、2個の判別スイツチを
左右に設けるようになつてきた。そして最近で
は、再録画防止、消磁済などの情報を追加するこ
とが要求されるようになり、3つの押ボタンをも
つ判別スイツチが必要となつてきた。しかしなが
ら他方では、VTRの小形化、軽量化が要求され
ており、判別スイツチ自体の大きさを大きくする
ことは構造上許されない。
従来の判別スイツチは上述のように、2つの押
ボタンに対応して2つの接点対が内蔵されてい
る。したがつて、スイツチ信号取出し用の端子と
しては少なくとも、2つの独立端子と1つの共通
端子が必要である。従来の判別スイツチにおいて
はこれら3つの端子がスイツチ・ボツクスに並べ
て設けられていた。3つの押ボタンに対応して3
つの接点対を設けるとすると、少なくとも4つの
端子が必要となる。これら4つの端子を並べて配
置すると、スイツチ・ボツクスの一辺の長さを従
来の1.3倍にしなければならず、取付スペースと
の関係からスイツチ・ボツクスをこのように大き
くすることはできない。
考案の要点 この考案は、複数のアクチユエータを有するス
イツチにおいて、スイツチ・ボツクスの形状を大
型化することなくアクチユエータの数を増加させ
ることを目的とする。
この考案による複数のアクチユエータを有する
スイツチは、それぞれ対応するアクチユエータに
よつて作動する複数対のスイツチ接点がスイツ
チ・ボツクス内に並べて設けられ、各接点対の一
方の接点が共通端子につながつており、スイツ
チ・ボツクスを固定部材に固定するために用いる
取付孔を有する取付部がスイツチ・ボツクスに外
方に突出状に設けられ、上記共通端子に接続部が
設けられ、この接続部が上記取付部の位置から外
部に導出されかつ上記取付部にそつて露出した状
態で外方にのびており、上記接続部のスイツチ・
ボツクスの外部に突出した部分に上記取付孔と同
形の孔が形成されているものである。
この考案によると、スイツチ・ボツクスに設け
られた取付部の位置から共通端子の接続部を外方
に引出しかつ取付部にそわせているから、この共
通端子のために必要とされたスペースが不要とな
り、そこにもう1つの独立端子を設けることが可
能となるので、スイツチ・ボツクスの形状を大き
くせずにアクチユエータの数を増加させることが
できる。しかも、共通端子の接続部は上記取付部
の位置から取付部にそつて露出した状態で外部に
のびており、上記取付部はスイツチ・ボツクスの
固定のために必ず必要であるので、共通端子の接
続部を外部に引出すための特別のスペースを確保
する必要がなく、スイツチ・ボツクスの形状を極
力小型に維持できる。さらに接続部の外部に突出
した部分は上記取付部の取付孔と同形の孔を有し
ているから、取付部と接続部とをスイツチ・ボツ
クスの取付固定のために一緒に取扱うことがで
き、スイツチ・ボツクスを取付け固定することに
よつて接続部を介して共通端子を外部に接続する
ことができるので、取扱いが容易でありかつ作業
が簡便となる。
実施例の説明 第1図から第3図において、スイツチ・ボツク
ス1は、ベース20とカバー10とから構成され
ている。カバー10の対向する2辺には両端部付
近において直角にのびる4本の連結腕11が設け
られ、その先端に爪12が形成されている。ベー
ス20は箱形につくられており、その対向する2
面の内側に、連結腕11のそう溝21が形成さ
れ、この溝21の終端に爪12が係合する孔22
があけられている。ベース20にカバー10が被
せられ、爪12が孔22内に係合することにより
スイツチ・ボツクス1が構成されている。
カバー10の連結腕11が設けられていない一
辺において、3つの独立端子13が間隔をあけて
並べられかつ固定されている。各端子13の先端
部はカバー10から外方に突出している。またカ
バー10の他辺の内面には共通端子14がこの他
辺にそつて固定されている。共通端子14には接
続部15が設けられている。この接続部15は連
結腕11が設けられた辺から外方に突出してお
り、かつ長孔18があけられている。共通端子1
4には弾性体でつくられた3つの可動接片16の
一端が間隔をおいて固定されている。可動接片1
6はそれぞれ対応する独立端子13に向つて斜め
に立上つてのびている。カバー10の外面には位
置決め用突起17が一体に形成されている。
独立端子13側に対応するベース20の一側面
内がわには3つの比較的浅い溝23が間隔をおい
て形成されている。板ばね24はその一端に横方
向に突出した部分24aを有している。そして板
ばね24のこの部分24aが溝23内にゆるくは
まつている。板ばね24は可動接片16の先端部
によつてベース20の底面の方に付勢されかつ保
持されている。したがつて、板ばね24の部分2
4aは溝23の底に位置し、独立端子13には接
触していない。
ベース20内において、溝23が設けられた側
面と対向する側面に近い位置には、3つの押ボタ
ン27のガイド25がベース20の底面から立上
つた形に形成されている。またベース20の底面
にはガイド25に挾まれた位置に孔26があけら
れている。押ボタン27は、棒状部分27aと基
部27bとからなり、棒状部分27aが孔26内
に挿通されかつ基部27bがガイド25にそうこ
とにより摺動自在となつている。この押ボタン2
7の基部27bは板ばね24の他端部に支持され
ている。したがつて、押ボタン27は常時はその
棒状部分27aの大部分がベース20から外方に
突出した状態に保持されている。
さらにベース20の−外側面であつてその上端
部には外方に突出した取付部29が一体につくら
れており、この取付部29に取付孔30があけら
れている。この取付部29と共通端子14の外方
に突出した接続部15とは孔30,18を含めて
同形であり、接続部15は取付部29にそつてい
る。なお、取付部29をカバー10に設けるよう
にしてもよい。
このような判別スイツチは、第4図に示されて
いるように、たとえばVTRのカセツト・テープ
収納凹所の奥においてシヤーシ40に取付け固定
される。すなわち、取付部29の取付孔30およ
び共通端子14の接続部15の孔18を通してボ
ルトまたはネジ41をシヤーシ40の取付孔にね
じはめることにより、スイツチ・ボツクス1が取
付けられる。また位置決め用突起17がシヤーシ
40にあけられた位置決め用孔17にはまり込
む。各独立端子13にはリード線42が接続され
る。共通端子14は接続部15を介してシヤーシ
40に接続されるので、リード線は不要となる。
上述のようにスイツチ・ボツクス1内には、押
ボタン27と板ばね24と可動接片16と独立端
子13とより構成される3つのスイツチが内蔵さ
れている。これらのスイツチは常時はオフの状態
に保持されている。ビデオ・カセツト・テープ5
0にはそれがVTRに装着されたときに判別スイ
ツチの各押ボタン27に対応する位置に孔51が
あけられ、またはあけられていない。カセツト・
テープ50がVTRに装着されても、押ボタン2
7が孔51内に入ると押ボタン27は押されない
からそれに対応するスイツチはオフのままであ
る。孔51のない位置ではカセツト・テープ50
の後がわ側面によつて押ボタン27が押され、板
ばね24を介して可動接片16が独立端子13に
接触するので、そのスイツチはオンとなる。この
ようにして、カセツト・テープ50の孔の有無、
その位置に応じた信号が各独立端子13から得ら
れる。
上述のように従来の判別スイツチにおいては、
取付部29の位置に共通端子14(接続部15)
が設けられていず、3つの独立端子13のうちの
中央のものが共通端子であつたので(もちろん、
スイツチ・ボツクス内の構造も異なつている)、
2つの独立端子しかなく(もちろん押ボタン27
も2つである)、4種類の情報しか得られなかつ
た。この考案による判別スイツチは、3つの押ボ
タンに対応して3つの独立端子があり、共通端子
14は取付部29の箇所から外方に導かれている
ので、スイツチ・ボツクスの大きさをそのままの
大きさに保ちながら、000、001、010、100、011、
101、110、111の8種類の情報を得ることが可能
となる。また、3つの独立端子13を一列に配列
することが可能となつたら(すなわち、中間に共
通端子がないから)3出力と容易に対応させるこ
とができ出力用リード線との接続も誤りを起こす
可能性が減少している。さらに、共通端子14の
接続部15は取付部29にそつているから、スイ
ツチ・ボツクス1をシヤーシ40に取付け固定し
たときに接続部15がシヤーシ40に電気的に接
続され、リード線による配線が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図は組立て斜視図、第2図はカバーを内面か
らみた斜視図、第3図は断面図、第4図はVTR
に取付けられた様子を示す平面図である。 1……スイツチ・ボツクス、13……独立端
子、14……共通端子、15……共通端子の接続
部、16……可動接片、27……押ボタン(アク
チユエータ)、29……スイツチ・ボツクスの取
付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ対応するアクチユエータによつて作動
    する複数対のスイツチ接点がスイツチ・ボツクス
    内に並べて設けられ、各接点対の一方の接点が共
    通端子につながつており、スイツチ・ボツクスを
    固定部材に固定するために用いる取付孔を有する
    取付部がスイツチ・ボツクスに外方に突出状に設
    けられ、上記共通端子に接続部が設けられ、この
    接続部が上記取付部の位置から外部に導出されか
    つ上記取付部にそつて露出した状態で外方にのび
    ており、上記接続部のスイツチ・ボツクスの外部
    に突出した部分に上記取付孔と同形の孔が形成さ
    れている、複数のアクチユエータを有するスイツ
    チ。
JP16806283U 1983-10-28 1983-10-28 複数のアクチユエ−タを有するスイツチ Granted JPS6074434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16806283U JPS6074434U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 複数のアクチユエ−タを有するスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16806283U JPS6074434U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 複数のアクチユエ−タを有するスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074434U JPS6074434U (ja) 1985-05-25
JPH0411319Y2 true JPH0411319Y2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=30367511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16806283U Granted JPS6074434U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 複数のアクチユエ−タを有するスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6074434U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648700Y2 (ja) * 1987-09-24 1994-12-12 オムロン株式会社 スイツチ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533577A (en) * 1978-09-01 1980-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Air conditioner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533577A (en) * 1978-09-01 1980-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Air conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6074434U (ja) 1985-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0411319Y2 (ja)
JPH0411318Y2 (ja)
JPH0346440Y2 (ja)
JPH07282401A (ja) ビデオカセットレコーダーのマグネチックイレージングヘッド
JPS61105948U (ja)
JPS6345023Y2 (ja)
JPS5852983Y2 (ja) 押釦スイッチのロックピン保持構造
JPS6030869Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS61133089A (ja) 可搬型vtr収納装置
JPH0325375Y2 (ja)
JP3303334B2 (ja) クリップ装置
JPH0329796Y2 (ja)
JPS5838533Y2 (ja) ジヤツク
JP2525183B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
JPS6033634Y2 (ja) Uhfチュ−ナのアンテナ装置
JPS6142887U (ja) 正面外被板を有する筐体
JPS6246345Y2 (ja)
JP3134547B2 (ja) 保持装置
JPS6042453Y2 (ja) 端子装置
JPS63195626U (ja)
JPS6144347Y2 (ja)
JPH0124842Y2 (ja)
JPS58184785U (ja) 電気接点の構造
JPS61133606A (ja) 可変抵抗器
JPS6035436U (ja) 押釦スイッチ