JPS6042453Y2 - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JPS6042453Y2
JPS6042453Y2 JP5333980U JP5333980U JPS6042453Y2 JP S6042453 Y2 JPS6042453 Y2 JP S6042453Y2 JP 5333980 U JP5333980 U JP 5333980U JP 5333980 U JP5333980 U JP 5333980U JP S6042453 Y2 JPS6042453 Y2 JP S6042453Y2
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JP
Japan
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battery
terminal
protrusion
storage chamber
groove
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JP5333980U
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JPS56154763U (ja
Inventor
謙太郎 宍戸
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ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば各種の電子機器における電池収納部の電
池用端子装置に適用するのに最適な端子装置であって、
特に一本の金属材にて構成された端子金具の係正に関す
るものである。
従来から例えば各種の電子機器における電池収納部には
各種構造の電池用端子金具が用いられており、殆んどの
場合、その端子金具を、筐体やシャーシ等の合成樹脂に
て成形された取付基体の差込み溝に差込んで係止するよ
うな構造を採用している。
しかしながら電池用端子金具等は、電池の着脱時に電池
との摩擦による引張力等を受は易い。
この為従来は電池の繰り返しの着脱により、上記差込み
溝に対する端子金具の差込みに緩みが生じ、その端子金
具に位置すれが生じたり、場合によっては不測に脱落す
る等の欠陥があった。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、端子金具の取付けが簡単で、しかもその取付は
後における端子金具の位置すれや脱落等の心配が全くな
いものを提供しようとするものである。
以下、本考案を防水型の携帯用トランシーバに適用した
実施例につき図面を参照して説明する。
第1図に示すように、トランシーバ1の合成樹脂製のキ
ャビネット(筐体)本体2には、その前面側にコントロ
ールパネル3が設けられている。
このコントロールパネル3には、電源スイツチ用の揺動
摘み4、チャンネル切換釦5,6、トーク釦7、表示窓
23等が配されている。
先ず、このコントロールパネル3の防水機構について第
2図〜第9図を参照して説明する。
第2図、第4図及び第5図に示すように、コントロール
パネル3にはゴム(又は軟質合成樹脂その他の弾性部材
にて構成される)の防水カバー8が配されている。
このコントロールパネル3には、矩形の表示窓23及び
マイクロホンの音声導入孔24が夫々設けられている。
表示窓23には透明表示板25が内側から接着されてこ
の表示窓23が閉塞されると共にこの表示窓23の周囲
に外側から硬質ゴム等の化粧板151が接着されている
一方、防水カバー8にはマイクロホン用の音声導入孔2
7が設けられている。
この音声導入孔27の周囲には矩形の溝28が設けられ
、音声導入用の多数の孔29を有する金属製の化粧板3
0がこの溝28に対応して配されている。
この化粧板30は、これに一体に設けられた折曲片31
を、第4図に示すように、防水カバー8の挿通孔32と
パネル3の挿通孔33とに挿通して折り曲げることに依
り、防水カバー8を挾み込んだ状態でパネル3に固定さ
れている。
コントロールパネル3の操作部3′には、トーク釦7用
の矩形の開口9、チャンネル切換釦5゜6用の孔10.
11及び揺動摘み4の配される凹部13内にその揺動摘
み4の軸孔12が夫々設けられている。
一方、防水カバー8には、この操作部3′に対応して、
第2図及び第4図に示すように、揺動摘み4が配される
凹部14内に軸孔15が設けられている。
又、トーク釦7の押圧部材16を押圧操作する為の肉厚
の押圧部17がその周囲を肉薄の連結部18に依って連
結されて一体に成形されており、更に、第2図及び第5
図に示すように、チャンネル切換釦5,6を構成する肉
厚部19.20が夫々これらの周囲を肉薄の連結部21
.22に依って連結されて一体に成形されている。
後述するトークスイッチ72(第4図及び第11図参照
)は、トーク釦7の押圧部材16を防水カバー8の押圧
部17を介して開口9を通じて押圧することに依り操作
される。
又、第5図に示すように、プリント基板34に設けられ
たチャンネル切換スイッチ35は、チャンネル切換釦5
.6の肉厚部19.20を介して孔28.29を通じて
スイッチ35の作動子36.37を選択的に押圧するこ
とに依り切換えられる。
これらの押圧操作は夫々肉薄の連結部18,21.22
の存在に依って極めて容易に行なうことが出来る。
又、これらの連結部18,21.22に依ってトーク釦
7及びチャンネル切換釦5,6の防水が遠戚されている
第2図、第4図及び第5図に示すように、コントロール
パネル3には上記操作部3′の全周に亘って溝38が設
けられている。
一方、防水カバー8の裏面側には、第3図に明示するよ
うに、突条部39が上記溝38に対応して設けられてい
る。
この突条部39は、第7図に示すように、その縦断面か
はS゛台形状をなすように成形されている。
即ち、突条部39の根元部40の巾1□が溝38の巾1
□にはS′等しく、突条部39の下端面41の巾13が
溝38の巾1゜よりも若干大きくなっている。
この為、第8図に示すように、突条部39を溝38に嵌
合させた時、この突条部39の下端部は1□の巾に圧入
されることになる。
従って、突条部39の両側面42,43は溝38の側面
44,45に圧着されて、水の侵入が防止される。
この目的の為には、上記突条部39の縦断面を台形状と
する代わりに、第9図に示すように、突条部39の側面
42,43にこの突条部39の全周に亘って突出部46
.47を形成しても良い。
この突出部46.47に依って、この部分における突条
部39の巾1.が溝38の巾1□よりも大きくなる。
従って、突条部39を溝38に挿入した時、この部分が
1゜の巾に圧入されるので、やはり前述と同様の防水が
遠戚される。
後述するような係止片53に依って突条部39の下端面
41が溝38の底面48に押圧される場合には、この下
端面41に上記突出部46又は47を設けることも出来
る。
操作部3′に設けられた揺動摘み4の軸孔12の防水は
次のようにして行なわれる。
即ち、第3図及び第4図に示すように、防水カバー8に
設けられた軸孔15には筒状の突起49が一体的に設け
られている。
この軸孔15の内周面には、第6図に示すように、複数
の環状突出片50が一体に形成されている。
一方、揺動摘み4は、第4図に示すように、この軸孔1
5を通じて筒状の支持部材51に圧入されて支持されて
いる。
この筒状の支持部材51は揺動摘み4の揺動と一体的に
回転するようになっている。
上記環状突出片50はこの支持部材51の外周面52に
圧着されるようになっており、これに依って水の侵入が
防止されている。
この環状突出片50は比較的薄いので、支持部材51の
回転動作には殆んど支障がない。
第3図〜第5図、第7図及び第8図に示すように、突条
部39の先端には部分的に係止片53が一体に形成され
ている。
この係止片53の先端部には保合部54が一体に設けら
れている。
一方、コントロールパネル3の溝38には、その底部に
上記係止片53に対応して挿通孔55が形成されている
係止片53の係合部54は挿通孔55を通過する際収縮
し、通過した後復元して、第8図に示すように、パネル
3の下面に係合するようになっている。
これに依り、突条部39が溝38から抜けるのが防止さ
れ、防水カバー8が固定保持される。
又、この防水カバー8には、その複数の所定箇所に抜は
止め用の突起56が一体的に設けられている。
これらの突起56の先端部にはやはり係合部57が一体
的に設けられている。
一方、コントロールパネル3には、上記突起56に対応
して挿通孔58が設けられている。
防水カバー8は、これらの突起56に依ってもその抜け
が防止されている。
前述したマイクロホン用の音声導入孔24の防水は、後
述するマイクロホン保持体131に依って遠戚される。
即ち、第5図及び第22図に示すように、そのマイクロ
ホン保持体131の先端開口部143がパネル3の裏面
に圧着され、このマイクロホン保持体131に依りトラ
ンシーバ1の内部空間と外部空間とが互に分離されてい
るのである。
コントロールパネル3の表示窓23は、前述した如く、
透明表示板25に依って閉塞されている。
次に、トーク釦7の構成を第10図〜第13図を参照し
て説明する。
コントロールパネル3の開口9には、トーク釦7を構成
する合成樹脂製の押圧部材16が配されている。
この押圧部材16には一対のアーム部(腕部)60.6
1が夫々一体的に設けられている。
これらのアーム部60.61の先端部外側面には夫々ピ
ン(突起)62.63が同−軸心状に一体に形成されて
いる。
この時、一方のピン62は比較的短く、他方のピン63
は比較的長く形成されている。
一方、パネル3の裏面側には、押圧部材16の軸支部6
4.65が夫々一体的に設けられている。
これらの軸支部64.65には上記ピン62.63に対
応して挿入孔66.67が夫々設けられている。
ピン62.63はこれらの挿入孔66.67に夫々挿入
され、これに依り押圧部材16がピン62,63の回り
に回動可能に軸支されている。
パネル3には、アーム部60に関して軸支部64とは反
対の側の所定位置にアーム部60の抜は止片(規制部)
68が一体的に設けられている。
第11図及び第12図に示すように、押圧部材16には
突起69が一体的に設けられている。
一方、プリント基板34には、第11図に示すように、
断面は>’L字状の回動部材70がこの突起69に対応
して配されており、この回動部材70はピン71の回り
に回動可能に軸支されている。
プリント基板34に設けられたトークスイッチ72はこ
の回動部材70を介して操作される。
即ち、押圧部材16が第11図に実線で示す復動位置か
ら下方へ押されると、押圧部材16の突起69が回動部
材70の一方の片部70′を下方へ押す。
従って、この回動部材70はピン71の回りに図中時計
方向に回転する。
これに依って、回動部材70の他方の片部70“かスイ
ッチ72の作動子73を図中右方へ押し込み、このスイ
ッチ72をオン状態にする。
即ち、周知の如く、この時トランシーバ1は送信可能状
態になる。
押圧部材16から指等を離すと、作動子73に設けられ
た図示省略したばねの復元力に依ってこの作動子73が
左方へ復動し、スイッチ72がオフ状態になる。
この時トランシーバ1は送信不能の状態である。
これと共に、上記回動部材70及び押圧部材16が夫々
実線位置へ復動する。
次に、この押圧部材16の取付方法を説明する。
押圧部材16は、第12図に示すように、パネル3に対
してはS゛垂直方向から取り付けられる。
この際、第13図に示すように、先ず長い方のピン63
を軸支部65の挿入孔67に挿入する。
次いて、この押圧部材16を上方から押圧して、ピン6
2を軸支部64に対し押圧する。
これに依って、第13図に示すように、アーム部60が
弾性変形し、ピン62はそれが比較的短い為に容易に挿
入孔66に嵌合する。
これらのピン62.63の挿入を容易にする為、ピン6
2.63の先端部に夫々テーパ面74.75が形成され
ている。
パネル3に設けられた抜は止め片68は、トーク釦7を
操作する際に、押圧部材16のアーム部60が経年変化
等により内側へ変形(撓み)し、比較的短いピン62が
挿入孔66から抜けてしまうのを防止する為のものであ
る。
即ち、アーム部60が第10図で右方へ変形しようとし
ても、抜は止め片68が内側からこのアーム部60に当
接してこのアーム部60の変形を規制するのである。
従って、第11図に示すように、抜は止め片68の高さ
hは、押圧部材16の動作範囲において常にこの抜は止
め片68がアーム部60に当接し得るような高さとなさ
れている。
又、上述した押圧部材16の取付けを容易にする為、こ
の抜は止め片68は、第10図に明示するように、軸支
部64と65とを結ぶライン上から外されて設けられて
いる。
押圧部材16は、防水カバー8の押圧部17に接着され
て保持されている。
従って、押圧部材16の動作範囲はこの防水カバー8の
弾性力に依って規制されている。
本実施例においては、ピン62.63の内の一方のみを
短くしたが、これらの両方共を短くしてアーム部60.
61の両方に夫々抜は止め片を配するようにしても良い
又、ピン62,63及び軸支部64.65をアーム部6
0.61の内側に設け、抜は止め片68を外側に設ける
ことも出来る。
第14図に示すように、トランシーバ1の後面側には裏
蓋81が配されている。
この裏蓋81とキャビネット本体2との結合部にはゴム
のリング状防水部材82が配されている。
裏蓋81には電池収納室78が凹状をなして一体的に設
けられている。
次に、この電池収納室78の構成を第14図〜第16図
を参照して説明する。
第14図に示すように、電池収納室78には電池を収納
する為の4本の収納溝79が設けられている。
乾電池80は各収納溝79に2本ずつ計8本収納される
電池収納室78の端壁部83,84には、乾電池80の
端子に接触する為の接触端子85.86.87.88.
89.90.91゜92が夫々設けられている。
これらの接触端子85〜92の内、端子86と87.8
8と89.90と91とは夫々一本の線状金属材から互
に一体に形成されている。
接触端子85と92とはやはり一本の線状金属材から、
後述するプリント基板34への接続端子115,116
と夫々一体に形成されている(第17図〜第20図参照
)。
乾電池80の一端子即ち乾電池80の底面に接触する接
触端子85,87,89,91は、周知の如く、夫々コ
イル状に構成されており、又、乾電池80の突出した十
端子に接触する接触端子86゜88.90.92は夫々
はぼ直線状に構成されている。
コイル状の接触端子85.87. 89. 91は、電
池収納室78の端壁部83,84に一体に形成された断
面はfL字状の各一対の突出部102に嵌合されて固定
されている。
一方、直線状の接触端子86.88.90.92は、電
池収納室78の底部103に設けられた凹部104に各
先端部が挿入されて係止されている。
又、接触端子86と87.88と89.90と91とは
、端壁部83.84に一体に形成された突出部102.
105の上端に設けられた溝に各連結部が嵌合して保持
されている。
8本の乾電池80は、周知の如く、これらの接触端子8
5〜92を介して互に直列に接続される。
裏蓋81には電池収納室78の下部に凹部93が設けら
れている。
又、第14図に示すように、電池収納室78には電池蓋
94が着脱自在に配されている。
電池蓋94にはその上端部に突出片95が一体的に設け
られている。
一方、裏蓋81には電池収納室78の上端部に係合用凹
部96が設けられている。
電池蓋94を嵌め込むには、先ず、電池蓋94の突出片
95を上記凹部96に係合させる。
次いで、電池蓋94をこの保合部を支点にして回動させ
、裏M81の電池収納室78を構成する凹部に嵌め込む
この電池蓋94は、ねじ97を裏蓋81の凹部93に設
けられたねじ孔98に螺合することに依り裏蓋81に固
定される。
ねじ97は合成樹脂製のワッシャ99に依って電池蓋9
4から抜は落ちないように保持されている。
又、ねじ孔98はトランシーバ1の内部には貫通してい
ない。
裏蓋81には、電池収納室78の上部に、上述した接触
端子85.92を取り付ける為の開口100が設けられ
ている。
この開口100は、裏蓋81の内側から硬質ゴムの防水
部材101が接着されて閉塞されている。
この電池収納室78には防水が施されていない。
この為、この電池収納室78内に雨水等が侵入する場合
がある。
このような場合、例えば、トランシーバ1は通常第1図
に示すような上下位置で使用するので、侵入した水は電
池収納室78の下部即ち端壁部84の側に溜る。
この為、この侵入した水に依って接触端子87と90と
の間が短絡され、所定の電圧が得られなくなる場合があ
る。
本実施例に依るトランシーバ1には、電池収納室78の
下側端壁部84に、電池収納室78内に侵入した水を排
出する為の排出溝106が設けられている。
この排出溝(排出部)106は電池収納室78の下部に
設けられた凹部93に貫通している。
従って、電池収納室78内に侵入した水は、第15図に
示すように、自然流下作用にてこの排出溝106を通っ
て凹部93に導出され、電池蓋94と裏M81との間の
間隙107を通じてこの凹部93から外部へ排出される
この目的の為に、凹部93の下端面10Bは図示の如く
傾斜面に構成されている。
本実施例においては、この排出溝106を接触端子87
と90との間に設けているので、これらの接触端子87
と90との間の短絡を防止するのに特に効果的である。
この水抜きの目的には、排出溝106の代わりに、電池
収納室の端壁部84に凹部93に貫通する貫通孔を設け
ても良い。
又、端壁部84を傾斜面に構成して、この端壁部84の
電池蓋94に対する当接面109に部分的に間隙を設け
るようにしても良い。
更に、第16図に示すように、凹部93から水を排出す
る為の溝110又は孔を裏蓋81の下部に設けることも
出来る。
次に、接触端子85,92の構成を第17図〜第20図
を参照して説明する。
図示の如く、接触端子85.92は夫々一本の線状金属
材に依り、プリント基板34のランド113.114に
接続される接続端子115,116と一体に形成されて
いる。
接続端子115,116は、図示の如く、コイル状に構
成され、その弾性力に依ってプリント基板34のランド
113.114に押圧されて接続される。
接触端子85.92と接続端子115,116との間の
連結部120,121は、第17図及び第20図に示す
ように、接触端子85.92に近い部分ではS’LI字
状に折り曲げられている。
そして、この折曲部(U字状部)117,118が端壁
部(係止壁)83の上端面119に設けられた凹部12
4,125に係止されている。
又、連結部120,121は接続端子115,116に
近い部分で、図示の如く、はfL字状に折り曲げられて
いる。
そして、コイル状の接続端子115゜116は、裏蓋8
1の電池収納室78の裏面に一体的に設けられた突起(
係止突起)122,123に夫々係止されている。
このような取付方法に依って、折曲部117゜118は
常に図中下方へ付勢され、かつコイル状の接続端子11
5,116は常に図中左方へ付勢されている。
即ち、折曲部117,118及び接続端子115,11
6は、それらが外れる方向とは逆の方向に常に付勢され
ていることになる。
従って、例えは、接触端子85.92が乾電池80に依
って押圧されたり、接続端子115,116がプリント
基板34に依って押圧された際にも、これらの端子85
,92,115,116が外れるようなことがない。
接触端子85.92及び接続端子115,116の取付
は、電池収納室78の上部に設けられた開口100を通
じて容易に行なわれる。
この間口100は、これらの端子85,92,115,
116を取り付けた後、防水部材101を接着剤127
等に依り接着して閉塞される。
コイル状の接触端子85は、端壁部83に設置/jられ
た断面は>’L字状の一対の突出部102に嵌合されて
固定されている。
又、直線状の接触端子92は、電池収納室78の底部1
03に設けられた凹部104にその先端部126が挿入
されて係止されている。
この接触端子92の先端部126は、第20図に示すよ
うに、この端子92を取り付ける際に端壁部83の表面
を引掛けて傷付けないように折り曲げられて丸められて
いる。
次に、マイクロホンユニット130の取付方法を第5図
、第21図及び第22図を参照して説明する。
本実施例に依るトランシーバ1においては、マイクロホ
ンユニット130はプリント基板34に取り付けられる
このマイクロホンユニット130を取り付ける為にはS
゛筒状なすゴム(又は軟質合成樹脂その他の弾性部材)
の保持体131が配されている。
この保持体131は、マイクロホンユニット130が挿
入される筒状部132と音声を導く為の導音部133と
を夫々具備している。
これらの筒状部132と導音部133とは、マイクロホ
ンユニット130を押圧して保持する為の押圧部134
を介して互に一体に形成されている。
筒状部132の下端面には係止用の突起(係止部)13
5,136が夫々一体的に設けられている。
一方、プリント基板34には、これらの突起135,1
36に対応して挿通孔(係止孔)137,138が夫々
設けられている。
突起135.136の先端部には夫々係合部139゜1
40が一体的に設けられている。
これらの保合部139,140は、収縮して上記挿通孔
137,138を通過した後復元して、第5図及び第2
2図に示すように、プリント基板34のパターン面14
1に係合する。
これに依り、マイクロホンユニット130は、その上面
142が保持体131の押圧部134に依り押圧されて
保持される。
保持体131の導音部133には音声導入用の開口14
3が設けられている。
この導音部133は、第5図及び第22図に示すように
、キャビネット本体2のコントロールパネル3に設けら
れた音声導入孔24の回りで、パネル3の内面に圧着さ
れる。
この圧着に依って音漏れが防止されると共に、前述した
如く、音声導入孔24の防水も兼ねている。
パネル3の裏面には環状の突出部144が一体的に設け
られている。
この環状の突出部144に依り、第5図及び第22図に
示す如く、保持体131の押圧部134を介してマイク
ロホンユニット130の上面142が押圧され、このマ
イクロホンユニット130の固定保持を確実にしている
マイクロホンユニット130の引出端子145.146
は、プリント基板34の挿通孔147.148に挿通さ
れ、その先端部にリード線149が半田付けされて夫々
プリント基板34の所定の箇所に接続されている。
本実施例においてはコム等により保持体131全体を弾
性構造部に構成したが、例えば合皮樹脂成形にて押圧部
134を肉薄の弾性構造部に構成し、この押圧部134
の弾性を利用して導音部133をパネル3の内面に弾性
的に押圧させるような部分的に弾性構造部を有する構造
に構成することも出来る。
本考案は上述の如く、一本の金属材をはf[J字状に屈
曲させ(例えは実施例の折曲部117.118)、その
U字状の一端を他端側に屈曲させ、かつその一端にコイ
ル部分(例えば実施例の接続端子115,116)を一
体に設けて端子金具を構成腰この端子金具をそのU字状
部分によって係止壁(例えば実施例の端壁部83)に係
止させ、かつその端子金具のコイル部分を、上記係止壁
に対するU字状部分の差込み方向とは反対方向から係止
突起(例えは実施例の突起122.123)に係止させ
て成る端子装置である。
従って本考案によれば、端子金具のU字状部を係止壁に
係止し、コイル部分を係止突起に係止させるだけで、端
子金具の所定箇所への取付けを行えるから、その端子金
具の取付けは非常に簡単である。
しかもその取付は状態では、端子金具のU字状部とコイ
ル部分とが係止壁及び係止突起から夫々外れないように
、これらU字状部とコイル部分とが相互に引っ張り合う
状態で係止壁及び係止突起に夫々係止されているので、
上記取付は状態で、端子金具に不測な位置ずれが生じた
り、端子金具が不測に脱落したりするようなことが全く
なく、信頼性が非常に高い。
しかも本考案によれば、一本の金属材にて成形した端子
金具を用いるものであるから、その構造並びに製造は非
常に簡単で、非常に低コストである上に、この端子金具
はその両端を端子として使用することが出来、特にコイ
ル部分は充分な弾性を有しているから、例えはプリント
基板の配線パターンやその他の電気的接続部に、その弾
性を利用して圧着させるだけで所望の電気的接続を行え
、リード線や半田付は等による接続を用いなくて済む等
と言った利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を防水型の携帯用トランシーバに適用した
実施例を示すものであって、第1図はこのトランシーバ
の外観斜視図、第2図はコントロールパネル部分の分解
斜視図、第3図は防水カバーの裏面図、第4図は第1図
のTV−IV線断面図、第5図は第1図の■−V線断面
図、第6図は防水カバーの揺動摘み用軸孔の一部断面斜
視図、第7図は防水カバーの突条部をコントロールパネ
ルの溝に挿入する前の状態を示す断面図、第8図は上記
突条部を上記溝に圧入した状態を示す第7図と同様の断
面図、第9図は上記突条部の変形例を示す第7図と同様
の断面図、第10図はトーク釦の構造を示す為のコント
ロールパネルの裏面図、第11図は上記トーク釦の動作
を説明する為の一部断面側面図、第12図は上記トーク
釦の取付方法を示す斜視図、第13図はピンを挿入孔に
挿入する動作を示す正面図、第14図は電池収納室の構
造を示す裏蓋の分解斜視図、第15図は電池蓋を装着し
た状態を示す部分拡大断面図、第16図は電池収納室の
変形例を示す裏蓋の平面図、第17図は電池の一端子に
接触する接触端子及びプリント基板への接続端子の取付
方法を示す断面図、第18図は同一部切欠斜視図、第1
9図は同裏面側から見た斜視図、第20図は電池の子端
子に接触する接触端子及び接続端子の取付方法を示す第
17図と同様の断面図、第21図はマイクロホンユニッ
トの取付方法を示す分解斜視図、第22図はマイクロホ
ンユニットをプリント基板に取り付けた状態を示す断面
図である。 なお図面に用いられた符号において、34・・曲プリン
ト基板、83・・・・・・端壁部、85・・・・・・接
触端子、92・・・・・・接触端子、115,116・
曲・接続端子、122,123・・・・・・突起、であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一本の金属材をはfU字状に屈曲させ、そのU字状部の
    一端を他端側に屈曲させ、かつ少なくともその一端にコ
    イル部分を一体に設けて端子金具を構成腰この端子金具
    をそのU字状部分によって係止壁に係止させ、かつその
    端子金具のコイル部分を、上記係止壁に対するU字状部
    分の差込み方向とは異なる方向から係止突起に係止させ
    て戊る端子装置。
JP5333980U 1980-04-19 1980-04-19 端子装置 Expired JPS6042453Y2 (ja)

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JP5333980U JPS6042453Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19 端子装置

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JP5333980U JPS6042453Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19 端子装置

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JPS56154763U JPS56154763U (ja) 1981-11-19
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