JPH04112902A - ガスタービンの入口ノズル支持構造 - Google Patents

ガスタービンの入口ノズル支持構造

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JPH04112902A
JPH04112902A JP22954990A JP22954990A JPH04112902A JP H04112902 A JPH04112902 A JP H04112902A JP 22954990 A JP22954990 A JP 22954990A JP 22954990 A JP22954990 A JP 22954990A JP H04112902 A JPH04112902 A JP H04112902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
inlet nozzle
back plate
turbine
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP22954990A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hiei
比叡 淳
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスタービンエンジンのラジアルタービン用入
口ノズルに関し、詳細には分割構造入口ノズルの支持構
造に関する。
〔従来の技術〕
ガスタービンエンジンのラジアルタービン用入口ノズル
は、ラジアルタービン外周部に設けられ、高温高圧の燃
焼ガスをタービン周囲のスクロール部から半径方向に向
けて案内してタービン外周部からタービンブレードに沿
って流入させる役割を果している。第5図は従来の入口
ノズル形状を示しており、入口ノズル40は2枚のリン
グプレート41a、41bの間に複数のノズルブレード
42を挟持した形状となっている。人口ノズル40は運
転中高温の燃焼ガスに曝されるため、セラミック等の耐
熱材料を用いて製作され、分割構造とすることにより、
運転中に各部分に過大な熱応力が発生することを防止す
ると共に、部品の大型化を避けて制作、組立を容易にす
ることが行なわれている。
第5図(B)は入口ノズルの分割ピース43の形状例を
示しており、各分割ピース43はリングプレート41a
、41bの一部をなす一対のフランジ43a。
43bとノズルブレード42とを一体に形成してあり、
これらの分割ピースを組立てることにより第5図(A)
に示す環状の入口ノズル40が形成される。
第4図は、第5図の入口ノズル40をガスタービンエン
ジンに組付けた状態を示している。
図において10はラジアルタービン、11はタービンの
軸受ハウジングに固定されたバックプレート、12はタ
ービンハウジングであり、バックプレート11とタービ
ンハウジング12とは接合面13で接続され、タービン
10周囲に燃焼ガス通路としてのスクロール部14を形
成している。バックプレート11とタービンハウジング
12には入口ノズル40のリングプレート41a、41
bにそれぞれ係合する環状溝15a、15bが設けられ
ており、これらの溝に入口ノズル40の分割ピースフラ
ンジ部43a、43bを嵌合してバックプレート11と
タービンハウジング12とを組立てることにより、入口
ノズル40をバック7’L/−ト11とタービンハウジ
ング12との間に挟持する支持構造がとられている。
〔発胡が解決しようとする課題〕
上述のように人口ノズルを分割構造とすることにより運
転中に入口ノズルに発生する熱応力を減少させノズルの
耐熱性を向上すると共にノズルの製作や組付を容易にす
ることができるが、その反面上述の支持構造をとること
により以下に示すような問題が生じている。
すなわち、従来の分割構造の入口ノズルでは、ノズルの
各分割ピース43のフランジ部43a、43bをバック
プレート11とタービンハウジング12の環状溝15a
、15bに係合させて各分割ピースを保持する構造とし
ているた約、ノズルを組付けた状態で各分割ピースは環
状溝15a、15bとフランジ部43a、43b間或い
は各分割ピース相互間の円周方向クリアランス内で移動
可能でありノズル分割ピースの半径方向及び円周方向の
位置決め精度が悪くなる。人口ノズルのノズルブレード
42とラジアルタービン10のブレードチップとの間隙
はタービンの効率を向上させるためにはできるだけ小さ
くすることが好ましいが、従来の分割構造入口ノズルで
は上述のようにノズル分割ピースの半径方向位置決め精
度が悪く、この間隙を小さくすると人口ノズルのノズル
ブレードとタービンブレードとが接触する恐れがあるた
め、この間隙を小さく設定することができず、タービン
の性能向上の上でネックとなっている。
また、運転中ノズルの各分割ピースは上記クリアランス
内で燃焼ガスの流動や外部からの起振力により振動を発
生する恐れがあり、ノズルの耐久性が低下する可能性が
ある。
この問題を解決するためには、ノズル分割ピースや前述
の環状溝の寸法精度を向上させて各部のクリアランスを
小さく設定すれば良いが、これはノズル製作や組付けに
困難を伴なうため好ましくない。また、第6図(A)、
  (B)に示すようにリングプレー)41a、41b
は分割せず一体に形成して、ノズルブレード42をリン
グプレート41a、41bに設けたノズルブレード断面
形状の翼形の溝45に嵌合することによってノズルブレ
ードの位置決め精度を確保するようにした構造の入口ノ
ズルもあるが、翼形の溝45の加工やノズルブレード4
2の組付けが困難であることは上記と同様である。
本発明は上記問題に鑑みノズルの生産性や組付けの容易
さを犠牲にすることなく、ノズルの位置決め精度を向上
可能な分割ノズルの支持構造を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、複数のノズル分割ピースをラジアルタ
ービン外周に環状に配置し、上記ノズル分割ピースをバ
ックプレートとタービンハウジングとの間に挟持するガ
スタービンエンジンのタービン入口ノズル支持構造にお
いて、 前記バックプレートとタービンハウジングの少くとも一
方に前記ノズル分割ピースを半径方向に位置決めする半
径方向基準面を設けると共に、前記ノズル分割ピースを
前8己半径方向基準面に弾性的に押圧する手段を設けた
ことを特徴とするタービン入口ノズル支持構造が提供さ
れる。
〔作 用〕
人口ノズルの各分割ピースは半径方向に弾性的に押圧さ
れ、バックプレート又はタービンハウジングに設けられ
た半径方向基準面に当接しているため、各分割ピースは
上記基準面により決まる位置に確実に保持され、半径方
向の位置決め精度が向上する。
〔実施例〕
第1図に本発明による入口ノズルの支持構造の実施例を
示す。
図において10はラジアルタービン、11はバックプレ
ート、12はタービンハウジング、1は入口ノズルを示
し、5は入口ノズル1のバックプレート11側のリング
プレート内周面に係合するセラミック製のリングばねで
ある。
また本実施例においては、タービンハウジング12には
従来と同様入口ノズルのリングプレート2bと係合する
環状溝15bが設けられているがバックプレート11に
は環状溝が設けられておらず、人口ノズル1の半径方向
位置決めを行なう基準面として入口ノズルのリングプレ
ート2a外周部と係合する環状段付部11aが設けられ
ている。
第2図は本実施例の入口ノズル1の分割構造を示してい
る。本実施例においても入口ノズル1は従来のもの(第
4図)と同様にフランジ部4a4bとノズルブレード3
とを一体に成形したセラミック製の分割ピース4から構
成されている(第2図(B)参照)。
しかし、本実施例では、分割ピース4のバックプレー)
11に当接する側のフランジ部4a内周部には溝6aが
設けられており、第2図(A)に示すように人口ノズル
を組立てた状態で前記リングばね5を収容する環状溝6
を形成するようになっている。また、セラミック製のリ
ングばね5は第3図に示すように切欠部5aを有してお
り、自白状態でリングばね5の外径が入口ノズル1の環
状溝6の内径より大きくなるように製作されている。
本実施例の入口ノズルは以下の手順で組付けを行なう。
まず各分割ピース4をバックプレート11の環状段付部
11aにフランジ4a外周部を当接して役付部11aに
沿って配置する。次にリングばね5を入口ノズルの環状
溝6に装着するが、リングばね5の外径は自由状態で環
状溝6の径より大きいため、リングばね5は圧縮された
状態で溝6に装着されることになる。従って装着後リン
グばね5は各分割ピース4を半径方向外側に向けて押圧
し、フランジ4a外周部を段付部11aに密着させるこ
とになる。これにより各分割ピース4は段付部11aの
位置により決まる半径方向位置に精度良く位置決めされ
、従来のように半径方向にガタを生じることがない。上
記のようにバックプレート11に入口ノズル1の各分割
ピース4を固定した後タービンハウジング12をタービ
ンの軸方向に沿って装着し、バックプレート11とター
ビンハウジング12との間に入口ノズル1を挟持するこ
とにより入口ノズル1は上記位置に堅固に保持される。
以上の説明かられかるように、本実施例では入口ノズル
1の各分割ピース4はバックプレート11の段付部11
aと分割ピース4のフランジ部4aとにより半径方向に
位置決めされるため従来のように、分割ピース4相互間
の円周方向クリアランスやタービンハウジング12の環
状溝15aと各分割ピース4との間のクリアランスの大
小により半径方向位置決を精度が影響を受けることがな
い。また入口ノズル1の各分割ピース4はリングばね5
により常にバックプレート11の段付部11aに押圧さ
れているため、各分割ピース4がクリアランス内でガタ
を生じることがない。
〔発明の効果〕
本発明による入口ノズルの支持構造は、入口ノズルの各
分割ピース相互間の円周方向クリアランスが大きい場合
でも入口ノズルを半径方向に精度良く位置決めできる。
従ってタービンの効率向上のために入口ノズルとタービ
ンブレードとの間のクリアランスを小さく設定する場合
に入口ノズルの分割ピースの円周方向寸法精度を従来よ
り低く設定できるため、各分割ピースの製作や組付が容
易になる利点がある。
また、各分割ピース相互間のクリアランスを比較的大き
くとれるため、分割ピースを補用部品と交換する際の互
換性も向上する。更に各分割ピースはリングばねにより
段付部に抑圧保持されているため、ガタを生じることが
なく、運転中の入口ノズルの振動が低減される効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による入口ノズル支持構造の実施例を示
す断面図、第2図(A)は同上実施例の人口ノズルの分
割構造を示す斜視図、第2図(B)は第2図(A)の入
口ノズルの分割ピース形状を示す拡大図、第3図は第1
図の実施例のリングバネ形状を示す平面図、第4図は従
来の人口ノズル支持構造を示す断面図、第5図(A)、
  (B)は従来の入口ノズルの分割構造を示す第2図
(A)。 (B)と同様の図、第6図(A)は第5図とは別の従来
の入口ノズルの分割構造を示す図、第6図(Bンは第6
図(A)の一部分の分解図である。 1・・・大ロノズノベ 2a、  2b・・・リングプレート、3・・・ノズル
ブレード、  4・・・分割ピース、4a、4b・・・
フランジ部、 5・・・リングばね、    6,6a・・・環状溝、
10・・・ラジアルタービン、 11・・・バックプレート、 lla・・・環状段付部
、12・・・タービンハウジング、 14・・・スクロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のノズル分割ピースをラジアルタービン外周に
    環状に配置し、上記ノズル分割ピースをバックプレート
    とタービンハウジングとの間に挟持するガスタービンエ
    ンジンのタービン入口ノズル支持構造において、 前記バックプレートとタービンハウジングの少くとも一
    方に前記ノズル分割ピースを半径方向に位置決めする半
    径方向基準面を設けると共に、前記ノズル分割ピースを
    前記半径方向基準面に弾性的に押圧する手段を設けたこ
    とを特徴とするタービン入口ノズル支持構造。
JP22954990A 1990-09-01 1990-09-01 ガスタービンの入口ノズル支持構造 Pending JPH04112902A (ja)

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JPH04112902A true JPH04112902A (ja) 1992-04-14

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ID=16893906

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JP22954990A Pending JPH04112902A (ja) 1990-09-01 1990-09-01 ガスタービンの入口ノズル支持構造

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JP (1) JPH04112902A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017067033A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 株式会社豊田自動織機 ターボチャージャ
US12031456B2 (en) 2022-07-13 2024-07-09 Honda Motor Co., Ltd. Gas turbine and method for assembling radial turbine nozzle
US12037928B2 (en) 2022-07-13 2024-07-16 Honda Motor Co., Ltd. Radial turbine nozzle and method for assembling the same

Cited By (3)

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