JPH04112853U - 紙葉類放出機構 - Google Patents

紙葉類放出機構

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Publication number
JPH04112853U
JPH04112853U JP2434791U JP2434791U JPH04112853U JP H04112853 U JPH04112853 U JP H04112853U JP 2434791 U JP2434791 U JP 2434791U JP 2434791 U JP2434791 U JP 2434791U JP H04112853 U JPH04112853 U JP H04112853U
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JP
Japan
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paper sheet
spring
roller
paper
banknotes
Prior art date
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Pending
Application number
JP2434791U
Other languages
English (en)
Inventor
芳政 佐藤
智行 羽賀
隆久 宮本
直樹 高山
Original Assignee
富士通機電株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通機電株式会社 filed Critical 富士通機電株式会社
Priority to JP2434791U priority Critical patent/JPH04112853U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉類放出機構において、紙葉類がカールし
たものであってもそれがジャムすることなくトレイ内へ
放出される手段を提供する。 【構成】 放出された紙葉類11を受けそれをトレイ14内
へ落下させる押さえばね15A は紙幣に凹面を向けるよう
アール(R) 形状のものとし、さらに放出された紙葉類11
の後端部をたゝくたゝきばねを設けて紙葉類11の落下を
助け、さらにローラ19を従来のローラの外側に増設して
カールした紙葉類11をまっすぐにする手段を設けたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙葉類放出機構、例えば紙幣を放出する機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は図3の側面図に示される紙葉類放出機構を開発したものであり、同 機構を図3を参照して説明すると、矢印1方向に送られてきてローラ12と13との 間を通される紙葉類11、例えば紙幣はトレイ14内に堆積される。この機構で紙幣 がトレイ14内に正確に入ることを保証する目的で押さえばね15が設けられ、ロー ラ12と13との間から出てくる紙幣が下に落ちることを確実なものにする。なお、 図3において、21はシャフト、22は搬送路、23は搬送ベルト、24は仕切り、25は 遮蔽金具、26は紙幣の巻込みを防止するための巻込み防止金具である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3の機構では、小紙幣を短手方向に送るとき、紙幣がカールしているとジャ ム(つまり)が発生することが経験された。模式的な図4を参照すると、矢印2 方向に放出される紙幣は押さえばね15のまっすぐな部分に当って下に落ちるので あるが、紙幣が11が図示のようにカールしていると、一番上の紙幣と押さえばね のまっすぐな部分とが作る角θ1 が小さくなり、そのため放出された紙幣は一番 上の紙幣と押さえばねの間に入り難くなり、それが原因となって以後放出される 紙幣がつまることになる。本考案が解決しようとする課題は紙葉類放出機構にお ける放出紙幣のつまりを防止する手段を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は紙葉類を放出してトレイ内に堆積させるための機構であって、放出さ れた紙葉類を受ける押さえばねは進んでくる紙葉類に対して凹面を提供する如く アール(R) 形状のものであり、たゝきばねを、紙葉類がローラとローラとの間に 入ると紙葉類の上にのり紙葉類が前記ローラ間から出てくると紙葉類の後端部を たゝいてもとの位置にもどる如くに配置し、さらに下方のローラの外側にローラ を設けてカールした紙葉類をまっすぐにする構造を特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案の特徴の一つを模式的に示す図2を参照すると、本考案にかゝる押さえ ばね15A は紙幣11を受ける面が凹になるようアール(R) 形状にし、それによって 一番上の紙幣11と押さえばね15A の面とが作る角θ2 を従来例のθ1 より大にし (θ2 >θ1)、それによって一番上の紙幣11と押さえばね15A との間の隙間を大 にして紙幣がこの隙間に入り込み易くし、それによって紙幣のジャムを防止する 。それに加えて、本考案においてはさらに前進する紙幣の後方端部をたゝくたゝ きばね16を設け、ローラ12と13の間から放出される紙幣の進行方向に対し後方端 部を上からたゝいて紙幣がトレイに向けて落下することを助ける。さらに、ロー ラ13の外側にローラ19を加えて紙幣がカールしていてもそれをまっすぐにし、そ れによって紙幣のジャムの防止を確実なものにする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図1を参照して具体的に説明する。図1は本考案実施例の図で 、同図(A) は側面図、同図(B) は同図(A) の機構の要部の正面図で、図3に示し た部分と同じ符号は同一符号で示し、本考案にかゝる押さえばねは符号15A で示 した。
【0007】 図1(A) に示されるように、ローラ12と13の間から出てくる紙幣11は、R形状 の押さえばね15A に突当り、押さえばね15A の凹面に沿って下方に向きを変えて 進む。押さえばね15A のR形状により押さえばね15A と一番上の紙幣との間に十 分な隙間ができて、紙幣のジャムが防止される。
【0008】 本考案では、押さえばね15A をR形状にすることに加えて、紙幣11をトレイ14 内に確実に落下させる手段を設けて紙幣のジャムを防止する。図1(A) と(B) を 参照すると、中央のローラ17の隣の1対のローラ18と1対のローラ13との間に前 進する紙幣の後方端部をたゝくたゝきばね16を設ける。このたゝきばね16は、ロ ーラ13とオーバーラップし入ってくる紙幣に対し斜めに配置され紙幣がローラ12 と13の間に入ってくるときは紙幣の上にのるようになっているので、紙幣が通過 し終わると図1(A) にみて左方端部がもとの下方の位置にもどるようになってい る。かゝるたゝきばねの配置によって、紙幣が通過し終るとたゝきばね16の左方 部分は紙幣の後方端部をたゝき、ローラ12と13の間を出てきた紙幣がトレイ14内 に落下することを保証する。
【0009】 本考案においてはさらに、図1(B) に示されるように、ローラ13の外側にさら にカール修正のためのローラ19を増設した。従来は、カールした紙幣11は同図に 破線で示すようにカールしたまゝで送られたのであるが、ローラ19を増設したこ とによってカールした紙幣も同図に実線で示すようにまっすぐになってジャムす る可能性がさらに小になったのである。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、押さえばねをR形状にしてそれとトレ イ内の一番上の紙幣との間の隙間を大にし、次いで放出された紙幣の後方端部を 下方にたゝくたゝきばねを設けて紙幣がトレイ内に落下することを助け、さらに はローラを増設することによってカールした紙幣をまっすぐにし、これら三つの 手段で紙幣の放出においてそのジャムが防止された。なお、以上は紙幣を例に本 考案を説明したが、本考案の機構はその他の紙葉類にも使用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の図で、同図(A) は側面図、同図
(B) は同図(A) の機構の要部の正面図である。
【図2】本考案の特徴の一つを模式的に示す側面図であ
る。
【図3】従来例の側面図である。
【図4】従来例の問題点を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
11 紙葉類 12,13 ローラ 14 トレイ 15,15A 押さえばね 16 たゝきばね 17,18,19 ローラ 21 シャフト 22 搬送路 23 搬送ベルト 24 仕切り 25 遮蔽金具 26 巻込み防止金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高山 直樹 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類(11)を放出してトレイ(14)内に堆
    積させるための機構であって、放出された紙葉類(11)を
    受ける押さえばね(15A) は進んでくる紙葉類(11)に対し
    て凹面を提供する如くアール(R) 形状のものであり、た
    ゝきばね(16)を、紙葉類(11)がローラ(12)とローラ(13)
    との間に入ると紙葉類の上にのり紙葉類(11)が前記ロー
    ラ(12, 13)間から出てくると紙葉類(11)の後端部をたゝ
    いてもとの位置にもどる如くに配置し、さらに下方のロ
    ーラ(13)の外側にローラ(19)を設けてカールした紙葉類
    をまっすぐにする構造を特徴とする紙葉類放出機構。
JP2434791U 1991-03-20 1991-03-20 紙葉類放出機構 Pending JPH04112853U (ja)

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JP2434791U JPH04112853U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 紙葉類放出機構

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JP2434791U JPH04112853U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 紙葉類放出機構

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JPH04112853U true JPH04112853U (ja) 1992-10-01

Family

ID=31909331

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2434791U Pending JPH04112853U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 紙葉類放出機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101871A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Brother Industries Ltd 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6337069A (ja) * 1986-06-30 1988-02-17 ゼロツクス コ−ポレ−シヨン シ−トスタック装置
JPH01197267A (ja) * 1988-01-29 1989-08-08 Konica Corp 複写機の排紙部

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970520