JPH04112758A - 石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法 - Google Patents
石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法Info
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- JPH04112758A JPH04112758A JP2229939A JP22993990A JPH04112758A JP H04112758 A JPH04112758 A JP H04112758A JP 2229939 A JP2229939 A JP 2229939A JP 22993990 A JP22993990 A JP 22993990A JP H04112758 A JPH04112758 A JP H04112758A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は石細胞を含有する果実ゼリー菓子及びその製
造法に係り、その目的は収穫時の果実そのままの自然の
風味と舌ざわり、及び食物繊維(ダイエタリファイバー
)含有の健康的・栄養的に優れた果実ゼリー菓子とその
製造法を提供することにある。
造法に係り、その目的は収穫時の果実そのままの自然の
風味と舌ざわり、及び食物繊維(ダイエタリファイバー
)含有の健康的・栄養的に優れた果実ゼリー菓子とその
製造法を提供することにある。
(従来技術及びその問題点)
従来より果実加工品、特に果実飲料等の製造においては
その果肉中に含有される石細胞(Stonecell)
を取り除くことか重要な工程とされていた。
その果肉中に含有される石細胞(Stonecell)
を取り除くことか重要な工程とされていた。
石細胞(Stone cell)とは植物、特に果実細
胞において認められる柔細胞が木化し、繊維質となった
リグニン、ペントザンからなる厚膜細胞である。
胞において認められる柔細胞が木化し、繊維質となった
リグニン、ペントザンからなる厚膜細胞である。
この石細胞が豊富に認められる代表的な果実としては梨
(Pyrus 5erotina REHDERvar
、cuLta REHDER)か挙げられ、梨(Pyr
us 5erotina RENDERvar、cuL
ta REHDER)果肉独特のザラザラした感触をか
もし出す茶褐色の粒状物か一般に石細胞と称される細胞
群である。
(Pyrus 5erotina REHDERvar
、cuLta REHDER)か挙げられ、梨(Pyr
us 5erotina RENDERvar、cuL
ta REHDER)果肉独特のザラザラした感触をか
もし出す茶褐色の粒状物か一般に石細胞と称される細胞
群である。
梨(Pyrus 5erotina RENDERua
r、crrLta REHDER)果実は真夏から初秋
の果物としてその爽快な甘味、みずみずしい肉質及び風
味といった特徴から広く生食に共されている。
r、crrLta REHDER)果実は真夏から初秋
の果物としてその爽快な甘味、みずみずしい肉質及び風
味といった特徴から広く生食に共されている。
一方、このような梨果実の加工品は少ないかその理由は
、生食する場合においては梨果実独特の食用価値をかも
し出す石細胞か、果実加工品、特に果実飲料とする場合
においてはそのざらざらした感触が食感・食味を悪化す
る、またこの石細胞自体が不消化物質である等の理由か
ら加工時に除去する必要かあり、この加工工程における
煩雑さか梨果実加工品の普及を妨げている原因となって
いた。
、生食する場合においては梨果実独特の食用価値をかも
し出す石細胞か、果実加工品、特に果実飲料とする場合
においてはそのざらざらした感触が食感・食味を悪化す
る、またこの石細胞自体が不消化物質である等の理由か
ら加工時に除去する必要かあり、この加工工程における
煩雑さか梨果実加工品の普及を妨げている原因となって
いた。
この梨(西洋梨、日本梨)以外に石細胞を豊富に含有す
る果実としてはグアバ(ばんじろう)(Psidiua
5pL)やかりん(C五aenoweLes 5ir
tensisKOEHNE)、 フルメO(Chdo
nia oblonga)等が挙げられるか、このよう
な果実から石細胞を除去して調整した果実加工品は、こ
れら果実そのままの自然の風味と舌ざわりか損なわれて
しまう、また豊富な食物繊維を利用できないという欠点
かあった。
る果実としてはグアバ(ばんじろう)(Psidiua
5pL)やかりん(C五aenoweLes 5ir
tensisKOEHNE)、 フルメO(Chdo
nia oblonga)等が挙げられるか、このよう
な果実から石細胞を除去して調整した果実加工品は、こ
れら果実そのままの自然の風味と舌ざわりか損なわれて
しまう、また豊富な食物繊維を利用できないという欠点
かあった。
また、果実飲料以外に果実の食感、風味を有する果実加
工品として果汁あるいは果肉入りゼリー菓子が近年の食
生活の洋風化に伴い急速に普及しているが、このゼリー
菓子についても、果汁入りの場合は石細胞は除去されて
いるので果実独特の食感・テクスチャーを与えることは
不可能であり、果肉入りゼリー菓子については、ゼリー
内に適宜細切断された生の果実か混入されているたけで
あるので腐敗しやすく日持ちが悪いという欠点かあった
。
工品として果汁あるいは果肉入りゼリー菓子が近年の食
生活の洋風化に伴い急速に普及しているが、このゼリー
菓子についても、果汁入りの場合は石細胞は除去されて
いるので果実独特の食感・テクスチャーを与えることは
不可能であり、果肉入りゼリー菓子については、ゼリー
内に適宜細切断された生の果実か混入されているたけで
あるので腐敗しやすく日持ちが悪いという欠点かあった
。
しかも、この果肉入りゼリーは果肉部とゼリー部とかは
っきりと分離されているのでゼリー全体をもって収穫時
の果実そのままの風味と食感を与えることは不可能であ
った。
っきりと分離されているのでゼリー全体をもって収穫時
の果実そのままの風味と食感を与えることは不可能であ
った。
(発明が解決する問題点)
上記従来の実情に鑑み業界では収穫時の果実そのままの
自然の風味と舌ざわりを維持することのできる果実加工
品、及びその製造法の創出か望まれていた。
自然の風味と舌ざわりを維持することのできる果実加工
品、及びその製造法の創出か望まれていた。
(問題を解決するための手段)
この発明は以上のような欠点を回避せんとして0.01
〜3.0重量部の石細胞を含有することを特徴とする石
細胞を含有する果実ゼリー菓子及び石細胞含有果実を選
別、水洗後果実ピユーレ100重量部中0.2〜10.
0重量部の石細胞を含むピユーレとする前処理を施し、
あらかじめゼリー化剤と糖分に水を加えて98℃以下の
温度で加熱しながら攪拌、溶解してゾル状ゼリー基質を
作成しておき、このゾル状ゼリー基質を約70〜75℃
に維持しながら前記石細胞を含有する果実ピユーレをク
エン酸、香料と共に加え混合してゼリー生地とした後、
このゼリー生地をカップに充填し、同時に前記果実ピユ
ーレと同一果実からなる果実酒を添加し、封蓋後加熱殺
菌し、冷却してなることを特徴とする石細胞を含有する
果実ゼリー菓子の製造法を提供することにより上記従来
の問題を悉く解消することに成功したのである。
〜3.0重量部の石細胞を含有することを特徴とする石
細胞を含有する果実ゼリー菓子及び石細胞含有果実を選
別、水洗後果実ピユーレ100重量部中0.2〜10.
0重量部の石細胞を含むピユーレとする前処理を施し、
あらかじめゼリー化剤と糖分に水を加えて98℃以下の
温度で加熱しながら攪拌、溶解してゾル状ゼリー基質を
作成しておき、このゾル状ゼリー基質を約70〜75℃
に維持しながら前記石細胞を含有する果実ピユーレをク
エン酸、香料と共に加え混合してゼリー生地とした後、
このゼリー生地をカップに充填し、同時に前記果実ピユ
ーレと同一果実からなる果実酒を添加し、封蓋後加熱殺
菌し、冷却してなることを特徴とする石細胞を含有する
果実ゼリー菓子の製造法を提供することにより上記従来
の問題を悉く解消することに成功したのである。
すなわち、この発明者は従来ては果実加工時において除
去することが当然とされていた石細胞を除去せず、その
まま加工し、しかもこの石細胞をゼリー菓子全体にわた
って均一に分散させることによって果実そのままの自然
の風味と舌ざわりを有し、しかも食生活が欧風化した現
代の日本人にとって摂取が不足しているとされている食
物繊維を豊富に含む、栄養学的にも価値の高い果実ゼリ
ー菓子及びその製造法を完成したのである。
去することが当然とされていた石細胞を除去せず、その
まま加工し、しかもこの石細胞をゼリー菓子全体にわた
って均一に分散させることによって果実そのままの自然
の風味と舌ざわりを有し、しかも食生活が欧風化した現
代の日本人にとって摂取が不足しているとされている食
物繊維を豊富に含む、栄養学的にも価値の高い果実ゼリ
ー菓子及びその製造法を完成したのである。
(発明の構成)
まず、この発明に係る石細胞を含有する果実ゼリー菓子
について記載する。
について記載する。
この発明に使用する石細胞を豊富に含有する果実として
は梨(Pyrus 5erotina REHDERv
ar、cuLiaRENDER) (西洋なし、日本
なし)の他にグアバ(ばんじろう) (Psidiu
a Op、)やかりん(Chaeno暉eLes 5i
nensis KOEHNE)、 マルメロ(Chdo
niaobLonga)等が挙げられる。
は梨(Pyrus 5erotina REHDERv
ar、cuLiaRENDER) (西洋なし、日本
なし)の他にグアバ(ばんじろう) (Psidiu
a Op、)やかりん(Chaeno暉eLes 5i
nensis KOEHNE)、 マルメロ(Chdo
niaobLonga)等が挙げられる。
この発明において石細胞含有量をゼリー菓子に対して0
.01〜3.0重量部としたのは0.01重量部未満で
はこの発明の目的とする収穫時の果実そのままの自然の
風味と舌ざわりを維持することか難しく、3.0重量部
を超えるとセリ−菓子におけるテクスチャー、食感を低
下させる、セリ−形成能に支障をきたす等の不都合か生
じるからである。
.01〜3.0重量部としたのは0.01重量部未満で
はこの発明の目的とする収穫時の果実そのままの自然の
風味と舌ざわりを維持することか難しく、3.0重量部
を超えるとセリ−菓子におけるテクスチャー、食感を低
下させる、セリ−形成能に支障をきたす等の不都合か生
じるからである。
次に、この発明に係る石細胞を含有する果実ゼリー菓子
の製造法について記載する。
の製造法について記載する。
ここでは、石細胞を含有する果実として梨(Pyrus
5ttrotIna REHDERvar、cuLt
a REHDER)特に二十世紀梨の場合を記す。
5ttrotIna REHDERvar、cuLt
a REHDER)特に二十世紀梨の場合を記す。
まず、前処理として石細胞含有果実の選別、水洗を行い
、ジューサーを用いて石細胞を0.2〜03重量部含有
する果実ピユーレを作成する。
、ジューサーを用いて石細胞を0.2〜03重量部含有
する果実ピユーレを作成する。
次いで、あらかしめ作成しておいたゾル状ゼリー基質7
4重量部に前記果実ピユーレ25.6重量部と適量の香
料、クエン酸を共に加え、混合してゼリー生地100重
量部とする。
4重量部に前記果実ピユーレ25.6重量部と適量の香
料、クエン酸を共に加え、混合してゼリー生地100重
量部とする。
ゾル状ゼリー基質はゼリー他剤2.5重量部と糖分19
.4重量部に水78.1重量部を加えて98℃まで加熱
を行いながら攪拌、溶解して作成される。
.4重量部に水78.1重量部を加えて98℃まで加熱
を行いながら攪拌、溶解して作成される。
このゼリー化剤としては海草抽出物であるカラギーナン
か好適に用いられる。
か好適に用いられる。
その理由はペクチンゼリー状のなめらかなテクスチャー
をもち、果実ゼリーに最も適しているからである。
をもち、果実ゼリーに最も適しているからである。
加熱温度を98℃まてとしたのはゼリー化剤であるカラ
ギーナンか完全に溶解し、完全なセリ−化を行うことか
可能となるからである。
ギーナンか完全に溶解し、完全なセリ−化を行うことか
可能となるからである。
このゾル状ゼリー基質に果実ピユーレを混合する際には
、ゾル状ゼリー基質の温度を約70〜75℃に維持しな
がら行う。
、ゾル状ゼリー基質の温度を約70〜75℃に維持しな
がら行う。
ここで、この混合時の温度を約70〜75℃としたのは
約70℃以下となるとゼリー化剤であるカラギーナンが
凝固を開始し、果実ピユーレを均一に分散させることか
困難となり、75℃以上とすると、特に梨果実を用いた
場合において、果実の生理障害として褐変現象か起こり
、ゼリー菓子としての外観を損ない、ひいては品質劣化
を引き起こす原因となるからである。
約70℃以下となるとゼリー化剤であるカラギーナンが
凝固を開始し、果実ピユーレを均一に分散させることか
困難となり、75℃以上とすると、特に梨果実を用いた
場合において、果実の生理障害として褐変現象か起こり
、ゼリー菓子としての外観を損ない、ひいては品質劣化
を引き起こす原因となるからである。
このゾル状ゼリー基質に石細胞含有果実ピユーレ、クエ
ン酸、香料を混合し、ゼリー生地とした後、このゼリー
生地をカップに充填するわけであるか、この時同時に果
実ピユーレと同一果実からなる果実酒約0.75重量部
程度をゼリー生地に添加し、梨らしさ、特に香りの果物
の特徴をゼリー菓子に与える。
ン酸、香料を混合し、ゼリー生地とした後、このゼリー
生地をカップに充填するわけであるか、この時同時に果
実ピユーレと同一果実からなる果実酒約0.75重量部
程度をゼリー生地に添加し、梨らしさ、特に香りの果物
の特徴をゼリー菓子に与える。
ここで特にこの果実酒の添加をゼリー生地のカップ充填
時と同時としたのは、このゼリー菓子を食する際に最も
風味を引き出す効果か顕著となるからである。
時と同時としたのは、このゼリー菓子を食する際に最も
風味を引き出す効果か顕著となるからである。
この果実酒の添加はこの発明に係る石細胞を含有する果
実ゼリー菓子の目的とする収穫時の果実そのままの自然
の風味をかもし出すためには重要な工程である。
実ゼリー菓子の目的とする収穫時の果実そのままの自然
の風味をかもし出すためには重要な工程である。
このゼリー生地をカップに充填した後はこのカップを封
蓋し、冷却を行う。
蓋し、冷却を行う。
この冷却時の温度はゼリー菓子の風味を保持するために
30℃以下で行う必要かある。
30℃以下で行う必要かある。
冷却後、このゼリー菓子の保存性を高めるため約85℃
、25分の条件にて加熱殺菌し、再び30℃以下に冷却
後、品質検査を行い、包装する。
、25分の条件にて加熱殺菌し、再び30℃以下に冷却
後、品質検査を行い、包装する。
第1図にカップ(1)にこのセリ−菓子(2)を充填し
た状態の外観斜視図を示す。
た状態の外観斜視図を示す。
図中、(3)はこの発明に係る石細胞を含有する果実ゼ
リー菓子(2)中に分散する石細胞である。
リー菓子(2)中に分散する石細胞である。
尚、石細胞を含有する果実か梨(Pyrus 5ero
tina REHDERvar、cuLta REH
DER)の場合は石細胞が0.2〜0.3重量部、グア
バ(PsidiuIIIsir、)の場合は10重量部
含まれており、それぞれの果実に応してゼリー中の石細
胞の配合量を0.01〜3,0重量部の間で適宜窓めれ
ばよい。
tina REHDERvar、cuLta REH
DER)の場合は石細胞が0.2〜0.3重量部、グア
バ(PsidiuIIIsir、)の場合は10重量部
含まれており、それぞれの果実に応してゼリー中の石細
胞の配合量を0.01〜3,0重量部の間で適宜窓めれ
ばよい。
以下、この発明に係る石細胞を含有する果実ゼリー菓子
の製造例の一例と、この製造例で得られたゼリー菓子の
官能試験を記載することによってこの発明の効果をより
一層明確なものとする。
の製造例の一例と、この製造例で得られたゼリー菓子の
官能試験を記載することによってこの発明の効果をより
一層明確なものとする。
(製造例)
二十世紀梨2500 gを水洗後、皮をむき、四つ切り
にして芯を取り除いた後ジューサーにてピユーレ200
0 gを得る。
にして芯を取り除いた後ジューサーにてピユーレ200
0 gを得る。
あらかじめカラギーナン136gと、上白糖1005g
、水4220 gを混合し、約98℃にて加熱溶解した
ゾル状ゼリー基質5000 gを作成しておき、このゾ
ル状ゼリー基質を温度約70〜75℃に維持しながら前
記果実ピユーレ1850 gをクエン酸6g1天然香料
(適量)とともに加え、混合してセリ−生地6900
gとする。
、水4220 gを混合し、約98℃にて加熱溶解した
ゾル状ゼリー基質5000 gを作成しておき、このゾ
ル状ゼリー基質を温度約70〜75℃に維持しながら前
記果実ピユーレ1850 gをクエン酸6g1天然香料
(適量)とともに加え、混合してセリ−生地6900
gとする。
得られたセリ−生地をカップに充填し、この時同時に梨
ワイン(商品名:菜花−輪)を1カツプ当たり約0.7
5m1滴下する。
ワイン(商品名:菜花−輪)を1カツプ当たり約0.7
5m1滴下する。
カップ充填後、このカップを封蓋し、30℃以下に冷却
し、冷却後約85℃125分の条件にて加熱殺菌し、殺
菌後再び30℃以下に冷却して石細胞を含有する果実ゼ
リー菓子を得る。
し、冷却後約85℃125分の条件にて加熱殺菌し、殺
菌後再び30℃以下に冷却して石細胞を含有する果実ゼ
リー菓子を得る。
得られたゼリー菓子を用いて男女各10名合計20名に
試食させ、官能検査をおこなった。
試食させ、官能検査をおこなった。
結果は第1表の通りである。
(以下余白)
表1
(発明の効果)
以上詳述した如くこの発明は0.01〜30重量部の石
細胞を含有することを特徴とする石細胞を含有する果実
ゼリー菓子及び石細胞含有果実を選別、水洗後果実ピユ
ーレ100重量部中0.2〜10.0重量部の石細胞を
含むピユーレとする前処理を施し、あらかじめゼリー化
剤と糖分に水を加えて98℃以下の温度で加熱しながら
攪拌、溶解してゾル状ゼリー基質を作成しておき、この
ゾル状ゼリー基質を約70〜75℃に維持しながら前記
石細胞を含有する果実ピユーレをクエン酸ナトリウム、
香料と共に加え混合してゼリー生地とした後、このゼリ
ー生地をカップに充填し、同時に前記果実ピユーレと同
一果実からなる果実酒を添加し、封蓋後加熱殺菌し、冷
却してなることを特徴とする石細胞を含有する果実ゼリ
ー菓子の製造法であるがら以下の効果を奏する。
細胞を含有することを特徴とする石細胞を含有する果実
ゼリー菓子及び石細胞含有果実を選別、水洗後果実ピユ
ーレ100重量部中0.2〜10.0重量部の石細胞を
含むピユーレとする前処理を施し、あらかじめゼリー化
剤と糖分に水を加えて98℃以下の温度で加熱しながら
攪拌、溶解してゾル状ゼリー基質を作成しておき、この
ゾル状ゼリー基質を約70〜75℃に維持しながら前記
石細胞を含有する果実ピユーレをクエン酸ナトリウム、
香料と共に加え混合してゼリー生地とした後、このゼリ
ー生地をカップに充填し、同時に前記果実ピユーレと同
一果実からなる果実酒を添加し、封蓋後加熱殺菌し、冷
却してなることを特徴とする石細胞を含有する果実ゼリ
ー菓子の製造法であるがら以下の効果を奏する。
すなわち、ゼリー菓子全体に石細胞含有ピユーレを分散
させているのでこのゼリー菓子全体に収穫時の果実その
ままの自然の風味と舌ざわりを維持することができ、し
かも整腸作用等において効果を発揮するとされる食物繊
維を豊富に含む、栄養学的にも優れた石細胞を含有する
果実ゼリー菓子及びその製造法である。
させているのでこのゼリー菓子全体に収穫時の果実その
ままの自然の風味と舌ざわりを維持することができ、し
かも整腸作用等において効果を発揮するとされる食物繊
維を豊富に含む、栄養学的にも優れた石細胞を含有する
果実ゼリー菓子及びその製造法である。
第1図はこの発明に係る石細胞を含有する果実セリ−菓
子をカップに充填した状態を示す外観斜視図である。 (1)・・・カップ (2)・・・石細胞
を含有する果実ゼリー菓子
子をカップに充填した状態を示す外観斜視図である。 (1)・・・カップ (2)・・・石細胞
を含有する果実ゼリー菓子
Claims (2)
- (1)0.01〜3.0重量部の石細胞を含有すること
を特徴とする石細胞を含有する果実ゼリー菓子。 - (2)石細胞含有果実を選別、水洗後果実ピューレ10
0重量部中0.2〜10.0重量部の石細胞を含むピュ
ーレとする前処理を施し、あらかじめゼリー化剤と糖分
に水を加えて98℃以下の温度で加熱しながら攪拌、溶
解してゾル状ゼリー基質を作成しておき、このゾル状ゼ
リー基質を約70〜75℃に維持しながら前記石細胞を
含有する果実ピューレをクエン酸、香料と共に加え混合
してゼリー生地とした後、このゼリー生地をカップに充
填し、同時に前記果実ピューレと同一果実からなる果実
酒を添加し、封蓋後加熱殺菌し、冷却してなることを特
徴とする石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2229939A JPH0685696B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2229939A JPH0685696B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112758A true JPH04112758A (ja) | 1992-04-14 |
JPH0685696B2 JPH0685696B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16900090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2229939A Expired - Lifetime JPH0685696B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 石細胞を含有する果実ゼリー菓子の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685696B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2304853A1 (es) * | 2006-07-26 | 2008-10-16 | Salvador Vidal Castaño | Gelatina de frutas y procedimiento para su obtencion. |
CN107183633A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-09-22 | 蚌埠市金旺食品有限公司 | 一种风味独特的凤梨果酱的加工工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132146A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | Masumi Bansei | 梨ゼリ−の製造方法 |
JPS63279757A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-16 | Katoo Maronie:Kk | 梨入りゼリ−菓子の製造方法 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP2229939A patent/JPH0685696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132146A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | Masumi Bansei | 梨ゼリ−の製造方法 |
JPS63279757A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-16 | Katoo Maronie:Kk | 梨入りゼリ−菓子の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2304853A1 (es) * | 2006-07-26 | 2008-10-16 | Salvador Vidal Castaño | Gelatina de frutas y procedimiento para su obtencion. |
CN107183633A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-09-22 | 蚌埠市金旺食品有限公司 | 一种风味独特的凤梨果酱的加工工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0685696B2 (ja) | 1994-11-02 |
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