JPH041120Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041120Y2 JPH041120Y2 JP1984016260U JP1626084U JPH041120Y2 JP H041120 Y2 JPH041120 Y2 JP H041120Y2 JP 1984016260 U JP1984016260 U JP 1984016260U JP 1626084 U JP1626084 U JP 1626084U JP H041120 Y2 JPH041120 Y2 JP H041120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- pallet
- pallet base
- tapered
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、フオークリフトを用いて荷物の移送
を行うに際して用いるパレツトに関するものであ
つて、不使用時の保管に際する積み重ね状態下に
於て、上位のパレツトが下位のパレツトに対し全
面的に重合合致化され、依つて、保管スペースの
著しき減少化を図り、同時にパレツト自体の強靱
化目的も達成されるようにしたものである。
を行うに際して用いるパレツトに関するものであ
つて、不使用時の保管に際する積み重ね状態下に
於て、上位のパレツトが下位のパレツトに対し全
面的に重合合致化され、依つて、保管スペースの
著しき減少化を図り、同時にパレツト自体の強靱
化目的も達成されるようにしたものである。
(従来の技術)
従来のパレツトは所定の厚さを具えた台板の側
面にフオーク差込み用空所を形成するか、また
は、台板の下面にフオーク差込み用空所形成のた
めの脚状片を固設したものであつた。
面にフオーク差込み用空所を形成するか、また
は、台板の下面にフオーク差込み用空所形成のた
めの脚状片を固設したものであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のような従来のパレツトであると、パレツ
トは全体が厚くなり、その保管時、これを積み重
ねた際に不要の空間部が生じ、著しくスペースを
とられることを余儀なくされた。
トは全体が厚くなり、その保管時、これを積み重
ねた際に不要の空間部が生じ、著しくスペースを
とられることを余儀なくされた。
本考案は、積み重ね時に不要の空間部が生ずる
ことなく重合合致化するように構成し、これに依
り、上記のような従来に於ける保管上の問題点の
解決化を図るようにすると共に、合わせて、パレ
ツト自体の強靱化及び軽量化が図られるように構
成したものである。
ことなく重合合致化するように構成し、これに依
り、上記のような従来に於ける保管上の問題点の
解決化を図るようにすると共に、合わせて、パレ
ツト自体の強靱化及び軽量化が図られるように構
成したものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、パレツト基台Aの下面に、内部が空
洞にしてかつ上面を開放面とするその周壁面がす
べて内向きテーパー面に形成して成る脚状部1を
縦方向に複数固設すると共に、該各脚状部1の両
側部所要箇所には凹部1a,1bを夫々形成し、
更に、前記パレツト基台Aの中央部及び前後部に
してかつ上記脚状部1の形成箇所を除いた部分
に、その周壁面すべてが下方に拡がるテーパー面
にしてかつ下面を開放面とする荷物積載用面部
2,2,2を突設したことを特徴とするパレツト
に係るものである。
洞にしてかつ上面を開放面とするその周壁面がす
べて内向きテーパー面に形成して成る脚状部1を
縦方向に複数固設すると共に、該各脚状部1の両
側部所要箇所には凹部1a,1bを夫々形成し、
更に、前記パレツト基台Aの中央部及び前後部に
してかつ上記脚状部1の形成箇所を除いた部分
に、その周壁面すべてが下方に拡がるテーパー面
にしてかつ下面を開放面とする荷物積載用面部
2,2,2を突設したことを特徴とするパレツト
に係るものである。
(作用)
本考案は、パレツト基台Aの上面に荷物を積載
し、フオークリフトを用いてその移送を行うもの
である。そして、フオークの差込みは、横方向か
らは凹部1a,1bに、また、前後方向からは脚
状部1の間から行う。
し、フオークリフトを用いてその移送を行うもの
である。そして、フオークの差込みは、横方向か
らは凹部1a,1bに、また、前後方向からは脚
状部1の間から行う。
また、不使用時は、複数の本考案を重ねておけ
ば、上位側パレツトの脚状部1が下位側パレツト
の当該部分にしつくりと突入し、また、上位側パ
レツトの荷物積載用面部2は下位側パレツトの当
該部分にしつくりと被さつた状態で積み重ねられ
る。
ば、上位側パレツトの脚状部1が下位側パレツト
の当該部分にしつくりと突入し、また、上位側パ
レツトの荷物積載用面部2は下位側パレツトの当
該部分にしつくりと被さつた状態で積み重ねられ
る。
(実施例)
本考案の構成を図面に示す実施例について詳細
に説明すれば次の通りである。
に説明すれば次の通りである。
図に於て、Aは金属薄板製のパレツト基台であ
つて、その中央部及び両側部の下面には、フオー
ク差込みのための空所形成用脚状部1,1,1が
縦方向に複数固設されている。該脚状部1,1,
1は内部が空洞にしてかつ上面を開放面とすると
共にその周壁面がすべて内向きテーパー面に形成
されており、また、各脚状部1,1,1の夫々の
両側部にはパレツト基台Aの側面からフオークの
差込みを許容化するための凹部1a,1bが夫々
形成されている。1cは各脚状部1,1,1の縦
中心線に沿つて形成した補強用上向き突条であつ
て、該突条1cの周壁面全体も山型状テーパ面と
成つている。尚、第1図乃至第6図に示す実施例
にあつては、該脚状部1,1,1は基台Aの所要
部に開設した抜き溝孔部分a,a,a(第6図参
照)を下面から覆う如く別体のものを固設してあ
るが、該脚状部1,1,1は第7図に示す如く基
台Aに対してプレス成形に基づき一体的に連設す
るように構成しても良い。更に、パレツト基台A
の所要箇所(例えば前後端寄り部分)に補強用テ
ーパー状下向き突条を形成して実施する場合もあ
る。
つて、その中央部及び両側部の下面には、フオー
ク差込みのための空所形成用脚状部1,1,1が
縦方向に複数固設されている。該脚状部1,1,
1は内部が空洞にしてかつ上面を開放面とすると
共にその周壁面がすべて内向きテーパー面に形成
されており、また、各脚状部1,1,1の夫々の
両側部にはパレツト基台Aの側面からフオークの
差込みを許容化するための凹部1a,1bが夫々
形成されている。1cは各脚状部1,1,1の縦
中心線に沿つて形成した補強用上向き突条であつ
て、該突条1cの周壁面全体も山型状テーパ面と
成つている。尚、第1図乃至第6図に示す実施例
にあつては、該脚状部1,1,1は基台Aの所要
部に開設した抜き溝孔部分a,a,a(第6図参
照)を下面から覆う如く別体のものを固設してあ
るが、該脚状部1,1,1は第7図に示す如く基
台Aに対してプレス成形に基づき一体的に連設す
るように構成しても良い。更に、パレツト基台A
の所要箇所(例えば前後端寄り部分)に補強用テ
ーパー状下向き突条を形成して実施する場合もあ
る。
2,2,2はパレツト基台Aの中央部及び前後
部に横方向にしてかつ上記脚状部1,1,1の形
成箇所を除いた部分に突設しかつ下面を開放面と
する空洞状に隆起した荷物積載用面部であつて、
その周壁面すべてが下面に拡がるテーパー面に形
成されている。2aは該載置用面部2,2,2の
所要箇所に穿設した抜き穴であつて、これは重量
性軽減化のためのものであつて、その孔縁は内向
きテーパー状に折曲げることに依つて、孔縁に対
する補強性と安全性が付与されている。尚、該抜
き穴2aはこれを省略しても何とする。
部に横方向にしてかつ上記脚状部1,1,1の形
成箇所を除いた部分に突設しかつ下面を開放面と
する空洞状に隆起した荷物積載用面部であつて、
その周壁面すべてが下面に拡がるテーパー面に形
成されている。2aは該載置用面部2,2,2の
所要箇所に穿設した抜き穴であつて、これは重量
性軽減化のためのものであつて、その孔縁は内向
きテーパー状に折曲げることに依つて、孔縁に対
する補強性と安全性が付与されている。尚、該抜
き穴2aはこれを省略しても何とする。
3及び4はパレツト基台Aの前後縁及び左右側
縁に外方に拡開する如くテーパー状に立上がらせ
て成る突縁部であつて、その上端は前記荷物載置
用面部2,2,2よりやや丈高となつており、積
載荷物の前後及び左右方向のずれ落ち止め機能を
果たすと共に、該パレツト基台Aの前後及び左右
端の補強目的を達成するためのものである。3
a,3aは前後端に設けた突縁部3に切設した切
欠き部であつて、パレツト相互の積み重ね時に任
意段部にフオークを差込んで所要数のパレツト取
出しができるようにしたものである。
縁に外方に拡開する如くテーパー状に立上がらせ
て成る突縁部であつて、その上端は前記荷物載置
用面部2,2,2よりやや丈高となつており、積
載荷物の前後及び左右方向のずれ落ち止め機能を
果たすと共に、該パレツト基台Aの前後及び左右
端の補強目的を達成するためのものである。3
a,3aは前後端に設けた突縁部3に切設した切
欠き部であつて、パレツト相互の積み重ね時に任
意段部にフオークを差込んで所要数のパレツト取
出しができるようにしたものである。
尚、第8図に示す実施例は、第1図乃至第6図
の実施例に示されている別体の脚状部1に設けら
れている取付け用周縁を、荷物積載用面部2の膨
出形状に沿うことなく水平状の周縁dに形成した
場合のものであつて、このように構成した場合
は、該周縁dの存在がパレツト相互の重合時の障
害物となり、前述した如き互いに全面的接触状態
化するようなぴつたりした合致は不能化される。
すなわち、第8図に示す実施例は、あまりぴつた
りと重合させずにパレツト相互間にやや隙間を形
成したい場合の実施例であり、本考案はこのよう
な形態での実施も可能とするものである。
の実施例に示されている別体の脚状部1に設けら
れている取付け用周縁を、荷物積載用面部2の膨
出形状に沿うことなく水平状の周縁dに形成した
場合のものであつて、このように構成した場合
は、該周縁dの存在がパレツト相互の重合時の障
害物となり、前述した如き互いに全面的接触状態
化するようなぴつたりした合致は不能化される。
すなわち、第8図に示す実施例は、あまりぴつた
りと重合させずにパレツト相互間にやや隙間を形
成したい場合の実施例であり、本考案はこのよう
な形態での実施も可能とするものである。
(考案の効果)
本考案は、パレツト基台Aの下面に、内部が空
洞にしてかつ上面を開放面とするその周壁面がす
べて内向きテーパー面に形成して成る脚状部1を
縦方向に複数固設すると共に、該各脚状部1の両
側部所要箇所には凹部1a,1bを夫々形成し、
更に、前記パレツト基台Aの中央部及び前後部に
してかつ上記脚状部1の形成箇所を除いた部分
に、その周壁面すべてが下方に拡がるテーパー面
にしてかつ下面を開放面とする荷物積載用面部
2,2,2を突設したことを特徴とするものであ
る。
洞にしてかつ上面を開放面とするその周壁面がす
べて内向きテーパー面に形成して成る脚状部1を
縦方向に複数固設すると共に、該各脚状部1の両
側部所要箇所には凹部1a,1bを夫々形成し、
更に、前記パレツト基台Aの中央部及び前後部に
してかつ上記脚状部1の形成箇所を除いた部分
に、その周壁面すべてが下方に拡がるテーパー面
にしてかつ下面を開放面とする荷物積載用面部
2,2,2を突設したことを特徴とするものであ
る。
本考案は以上のような構成を採用したから、本
考案を所要数積み重ねた場合、上位側パレツトの
脚状部1は下位側パレツトの当該部分にしつくり
と突入し、また、上位側パレツトの荷物積載用面
部2は下位側パレツトの当該部分にしつくりと被
さることとなる。従つて、該積み重ねは少しの隙
間を生じることなく極めて密に達成化され、パレ
ツトの積み重ね保管が在来のものに比してスペー
ス的に著しく合理的に成されることとなる。
考案を所要数積み重ねた場合、上位側パレツトの
脚状部1は下位側パレツトの当該部分にしつくり
と突入し、また、上位側パレツトの荷物積載用面
部2は下位側パレツトの当該部分にしつくりと被
さることとなる。従つて、該積み重ねは少しの隙
間を生じることなく極めて密に達成化され、パレ
ツトの積み重ね保管が在来のものに比してスペー
ス的に著しく合理的に成されることとなる。
更に本考案にあつては、パレツト基台Aを単な
る平板状ではなく、その上面に荷物載置用面部2
を隆設してあるから、その下面に設けられている
脚状部1の存在とも相俟つて、その全体が波状化
され顕著な堅牢性が得られ、荷物載置時に該パレ
ツト基台Aが反つてしまうようなことがない。す
なわち、本考案はその全体を、一枚の金属薄板で
プレス等に基づき折曲げ形成しても、その強度は
著しく卓越したものとされる。
る平板状ではなく、その上面に荷物載置用面部2
を隆設してあるから、その下面に設けられている
脚状部1の存在とも相俟つて、その全体が波状化
され顕著な堅牢性が得られ、荷物載置時に該パレ
ツト基台Aが反つてしまうようなことがない。す
なわち、本考案はその全体を、一枚の金属薄板で
プレス等に基づき折曲げ形成しても、その強度は
著しく卓越したものとされる。
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、
第4図は第1図に於けるX−X線断面図、第5図
は同上Y−Y線断面図、第6図は同上Z−Z線断
面図、第7図は上記Y−Y線部分で切断した本考
案の他の実施例を示す断面図、第8図はもう一つ
の他の実施例を示す側面図、第9図は第1図乃至
第6図に示す本考案をその脚状部を分離して表し
た斜視図である。 A……パレツト基台、1……脚状部、2……荷
物積載用面部、2a……抜き穴、3,4……突縁
部、3a……切欠部。
図は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、
第4図は第1図に於けるX−X線断面図、第5図
は同上Y−Y線断面図、第6図は同上Z−Z線断
面図、第7図は上記Y−Y線部分で切断した本考
案の他の実施例を示す断面図、第8図はもう一つ
の他の実施例を示す側面図、第9図は第1図乃至
第6図に示す本考案をその脚状部を分離して表し
た斜視図である。 A……パレツト基台、1……脚状部、2……荷
物積載用面部、2a……抜き穴、3,4……突縁
部、3a……切欠部。
Claims (1)
- パレツト基台Aの下面に、内部が空洞にしてか
つ上面を開放面とするその周壁面がすべて内向き
テーパー面に形成して成る脚状部1を縦方向に複
数固設すると共に、該各脚状部1の両側部所要箇
所には凹部1a,1bを夫々形成し、更に、前記
パレツト基台Aの中央部及び前後部にしてかつ上
記脚状部1の形成箇所を除いた部分に、その周壁
面すべてが下方に拡がるテーパー面にしてかつ下
面を開放面とする荷物積載用面部2,2,2を突
設したことを特徴とするパレツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1626084U JPS60129334U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1626084U JPS60129334U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | パレツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129334U JPS60129334U (ja) | 1985-08-30 |
JPH041120Y2 true JPH041120Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=30502862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1626084U Granted JPS60129334U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | パレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129334U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227489U (ja) * | 1975-08-14 | 1977-02-25 | ||
JPS5424174A (en) * | 1977-07-23 | 1979-02-23 | Sueko Matsuo | Ashtray for flower arrangement |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP1626084U patent/JPS60129334U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227489U (ja) * | 1975-08-14 | 1977-02-25 | ||
JPS5424174A (en) * | 1977-07-23 | 1979-02-23 | Sueko Matsuo | Ashtray for flower arrangement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129334U (ja) | 1985-08-30 |
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