JPH04112088U - ホツパー - Google Patents

ホツパー

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JPH04112088U
JPH04112088U JP1445891U JP1445891U JPH04112088U JP H04112088 U JPH04112088 U JP H04112088U JP 1445891 U JP1445891 U JP 1445891U JP 1445891 U JP1445891 U JP 1445891U JP H04112088 U JPH04112088 U JP H04112088U
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JP
Japan
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main body
granules
hopper
sand
retention member
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Pending
Application number
JP1445891U
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English (en)
Inventor
修 渡辺
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒体の投入つまり、粒体の落下による本体の
摩耗および、その摩耗による破壊を防止して、粒体の落
下による損傷を最小限にすることを目的とする。 【構成】 粒体Sを上部開口3aから本体1内に投入し
て集積するホッパーにおいて、前記本体1下部4に形成
された傾斜面4bの少なくとも投入される粒体Sが直接
当接する部分に、前記粒体Sを残留させる滞留部材11
を設けたことを特徴としている。また、前記滞留部材1
1が略L形状のアングル部材であり、該アングル部材を
傾斜に沿って階段状に配設するのがよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋳物砂などの粒体を集積,排出するホッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ホッパーは粒体(粉体も含む)を集積し、その粒体を重力により一定 の狭い部分から排出するもので、粒体である砂を使用する鋳造設備などには欠く ことのできないものとなっている。このホッパーは図3に示すように、筒形状の 上部51と錐形状の下部52とで本体53を形成しており、砂搬送コンベアCに より搬送されてくる砂Sを上部開口51aから本体53内に投入して集積し、下 部開口52aから排出するようになっている。この砂Sには砂利等が含まれてお り、本体53内に投入すると下部52の傾斜面52bに勢いよく当接する。これ により、傾斜面52bが摩耗し、長期間の使用では下部52が破壊されていくこ とになる。
【0003】 このような不具合を解決するために、従来では図4に示すように、厚肉化した 下部54を設けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術によると、次のような問題点がある。鋳造設備等に おいては相当な量の砂(砂利等を含む)を処理するため、厚肉化した下部54を 設けただけでは、使用できる期間が多少延びるだけであり、根本的な問題の解決 になっていない。つまり、上部開口の上方から落下する砂Sが下部54の傾斜面 54bに直接当接することには変わりがないので、傾斜面54bの摩耗および、 その摩耗による下部54の破壊を防止できない。また、厚肉化した下部54を設 けるとコストが増大するという問題も生じる。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、粒体の投入つまり、粒体の落下 による本体の摩耗および、その摩耗による破壊を防止して、粒体の落下による本 体の損傷を最小限にすることができるホッパーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、粒体を上部開口から本体内に投入して集積 するホッパーにおいて、前記本体下部に形成された傾斜面の少なくとも投入され る粒体が直接当接する部分に、前記粒体を残留させる滞留部材を設けたホッパー を構成した。また、前記滞留部材が略L形状のアングル部材であり、該アングル 部材を傾斜に沿って階段状に配設するのがよい。
【0007】
【作 用】
本考案によれば、粒体を残留させる滞留部材を設けているので、本体内の粒体 を排出しても、傾斜面の少なくとも投入される粒体つまり落下する粒体が直接当 接する部分には粒体が残留し滞留することになる。よって、落下する粒体が本体 下部の傾斜面および滞留部材に直接当接するのを防止できる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図面の図1はホッパーの断面図、 図2は他の実施様態を示す部分断面図である。
【0009】 図1に示すようにホッパーAは、本体1と、本体1を支持する支柱2とからな り、本体1の上方にはシェルモールド鋳造に用いられるシェル砂Sを図示しない シェル砂供給部より搬送してくる砂搬送コンベアCを備えている。
【0010】 前記本体1は筒形状(円筒形状または角筒形状)の上部3と、錐形状(円錐形 状または角錐形状)の下部4とからなり、その下部4内に形成された傾斜面4b にシェル砂Sを残留させる滞留部材11を設けている。これは、傾斜面4bの少 なくとも投入されるシェル砂Sが直接当接する部分(勢いよく当たる部分)に設 けるのがよい。また、下部4の下部開口4aには排出管5を設けており、その排 出管5の排出口5bを開閉するストッパ6を設けている。このストッパ6は排出 管5に支軸5aで回動自在に軸支されており、ロッドの先端をストッパ6に支軸 6aで軸支すると共に、基端を支柱2に支軸7aで軸支したシリンダ7の伸縮に より回動する。このストッパ6の回動により排出口5bを開閉するようになって いる。
【0011】 前記滞留部材11は略L形状のアングル部材11aで、コーナー側が上側とな るように両端側を傾斜面4bに接触させた状態で傾斜に沿って階段状に6本配設 している。つまり、長手方向を水平方向にして連続的に設けており、相対する傾 斜面では左右対称になっている。また、滞留部材11は図2に示すように、アン グル部材11aと同様のアングル部材11bを用い、その一片を傾斜面4bに接 触させた状態で傾斜に沿って櫛状に配設してもよい。
【0012】 次に、ホッパーAの作動および作用を説明する。砂搬送コンベアCにより搬送 されてくるシェル砂Sを上部開口3aから本体1内に投入して集積する。そして 、シリンダ7を縮退方向へ作動することにより、ストッパ6が回動して排出口5 bを開放する。これにより本体1内のシェル砂Sが下部開口4aを介して排出口 5bから外部に排出する。この時、滞留部材11つまりアングル部材11aを階 段状に配設しているので、段差間つまりアングル部材11間のシェル砂Sは排出 されず残留し滞留することになる。
【0013】 以上のことにより、次に砂搬送コンベアCから本体1内に落下するシェル砂S は滞留部材11上に残留したシェル砂Sに直接当接することになり、下部4の傾 斜面4bおよび滞留部材11上に直接落下するのを防止できる。従って、下部4 に与えるシェル砂Sの衝撃を残留したシェル砂Sが緩衝材として和らげるので、 長期間使用しても、シェル砂Sの落下による本体1の摩耗および、その摩耗によ る破壊を防止でき、シェル砂Sの落下による損傷を最小限に押さえることができ る。
【0014】 本考案は上記実施例に限るものではなく、例えば、滞留部材を波板にしてもよ い。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、次のような効果がある。滞留部材により 投入される粒体つまり落下する粒体が直接当接する部分に粒体を常時残留させる ことができるので、落下する粒体が本体下部の傾斜面および滞留部材に直接当接 することがなく、しかも、残留した粒体が緩衝材となるので、落下する粒体の衝 撃を和らげることができる。従って、粒体の投入つまり、粒体の落下による本体 の摩耗および、その摩耗による破壊を防止でき、粒体の落下による本体の損傷を 最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるホッパーの断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例にかかる他の実施様態を示す部
分断面図である。
【図3】一般に使用されるホッパーの断面図である。
【図4】従来例にかかるホッパーの断面図である。
【符号の説明】 A:ホッパー C:砂搬送コンベア S:シェル砂(粒体) 1:本体 2:支柱 3:上部 3a:上部開口 4:下部 4a:下部開口 4b:傾斜面 5:排出管 5a,6a,7a:支軸 5b:排出口 6:ストッパ 7:シリンダ 11:滞留部材 11a,11b:アングル部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒体を上部開口から本体内に投入して集
    積するホッパーにおいて、前記本体下部に形成された傾
    斜面の少なくとも投入される粒体が直接当接する部分
    に、前記粒体を残留させる滞留部材を設けたことを特徴
    とするホッパー。
  2. 【請求項2】 前記滞留部材が略L形状のアングル部材
    であり、該アングル部材を傾斜に沿って階段状に配設し
    たことを特徴とする請求項1のホッパー。
JP1445891U 1991-03-13 1991-03-13 ホツパー Pending JPH04112088U (ja)

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JP1445891U JPH04112088U (ja) 1991-03-13 1991-03-13 ホツパー

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JP1445891U JPH04112088U (ja) 1991-03-13 1991-03-13 ホツパー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027835A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Sumitomo Heavy Ind Ltd 排ガス処理装置
JP2019188512A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 Jfeスチール株式会社 粉粒体回収ホッパー、粉粒体回収ホッパーの運転方法、ショットブラスト装置、およびショットブラスト装置の運転方法

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