JPH04111232U - ケーブル接続用ブツシング盲栓 - Google Patents
ケーブル接続用ブツシング盲栓Info
- Publication number
- JPH04111232U JPH04111232U JP2222291U JP2222291U JPH04111232U JP H04111232 U JPH04111232 U JP H04111232U JP 2222291 U JP2222291 U JP 2222291U JP 2222291 U JP2222291 U JP 2222291U JP H04111232 U JPH04111232 U JP H04111232U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- spring
- cable
- cable connection
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 18
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 6
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 244000309464 bull Species 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ケーブル接続用ブッシングの空き端子内面に
圧着されるコーン部41と、その背面に設けられる遮蔽
金具42と、遮蔽金具42の凹陥部42aに収容された
ばね45と、ブッシング30の外壁に固定された固定蓋
43とで構成され、ばね45の弾性力により、コーン部
41がブッシング30内面に押圧される。 【効果】 ばね45を遮蔽金具42の中に収容したた
め、固定蓋43を平坦にし、ブッシング30を十分に小
型化できる。
圧着されるコーン部41と、その背面に設けられる遮蔽
金具42と、遮蔽金具42の凹陥部42aに収容された
ばね45と、ブッシング30の外壁に固定された固定蓋
43とで構成され、ばね45の弾性力により、コーン部
41がブッシング30内面に押圧される。 【効果】 ばね45を遮蔽金具42の中に収容したた
め、固定蓋43を平坦にし、ブッシング30を十分に小
型化できる。
Description
【0001】
本考案は、ケーブル相互間やケーブルと機器との電気接続に使用されるブッシ
ングの空き端子に装着するケーブル接続用ブッシング盲栓に関する。
【0002】
ケーブルを分岐したり、ケーブルと機器との間を接続したりする場合に、ケー
ブル接続用ブッシングが使用される。
図2に従来のケーブル接続用ブッシング縦断面図を示す。
図において、このブッシング1は全体としてエポキシ樹脂等の絶縁体を用いて
モールド成型されたものである。このブッシング1はいわゆるT型構成をしてお
り、ブッシング内部に埋め込まれた導体引出棒2の図示しない下端は、高電圧機
器に接続されている。
そして、このブッシング1は、2つの端子を設け、その両方に、ケーブルを装
着できる構成とされている。
【0003】
尚、ここで、その一方はケーブル装着端子Aとされ、他方は空き端子Bとされ
ている。ケーブル装着端子Aにはケーブル3が装着される。このケーブル3は、
遮蔽体4を露出させ、その端部において絶縁体5を剥離し、導体6を露出させて
いる。そして、絶縁体5の外側には、電気的ストレスを緩和するためにストレス
コーン7が装着されている。
このケーブル装着端子Aは、保護カバー8によって保護されるが、その内部に
配置した座金9には、シャフト11が挿入されており、シャフト11の先端に押
し金具12を固定し、これをストレスコーン7に押し当てるとともに、シャフト
11にはめ込んだスプリング13の弾性力によってストレスコーン7をケーブル
3の先端方向に押し、ブッシング1の内壁面との間に一定の圧力を加えるように
している。
【0004】
尚、ケーブル導体6は、導体引出棒2に対し、プラグ14とクランパ15とに
よってはめ込み固定されるよう構成されている。
一方、空き端子Bにはケーブルが装着されないため、その電気的機械的保護の
ために盲栓が装着される。この盲栓は、図のようにブッシング1の内部に挿入さ
れるコーン部21と、コーン部21の背面に設けられ、電界を整えるために設け
られる遮蔽金具22を有している。
【0005】
そして、盲栓は、保護カバー23をブッシング1の外壁に固定ボルト24を用
いて固定することにより保護される。保護カバー23の内部には座金25が配置
され、ここにシャフト26が貫通している。このシャフト26は複数本設けられ
、いずれもその先端が遮蔽金具22にねじ込まれている。そして、シャフト26
にはめ込まれ、座金25と遮蔽金具22の間に挟み込まれたスプリング27によ
って、遮蔽金具22が導体引出棒2の方向に押圧力を加えられる。
これによって、コーン部21がブッシング1の内壁面に所定の圧力で押し付け
られ、所定の絶縁特性が確保される。
【0006】
ところで、上記のような従来の構成の盲栓は、ブッシング1の外壁面上で保護
カバー23が大きく突出し、ケーブル接続部の小型化を妨げるという問題があっ
た。特に、この空き端子Bが、例えば、ケーブル3や導体引出棒2を接続した図
示しない機器に対する課電試験の際に、課電用のケーブルを装着するためにのみ
使用されるような場合、その試験後は盲栓を装着した状態で継続的に使用される
。
従って、この盲栓の部分はより小型化することがその後の取扱い上望ましい。
本考案は以上の点に着目して成されたもので、盲栓の電気特性を妨げることな
くその小型化を図った、ケーブル接続用ブッシング盲栓を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のケーブル接続用ブッシング盲栓は、ケーブル接続用ブッシングの空き
端子に装着されるものであって、当該空き端子内面に圧着されるコーン部と、前
記コーン部の背面に前記空き端子に対向して設けられた遮蔽金具と、前記コーン
部を前記空き端子内面に向かって押圧するばねとを有し、前記ばねは、前記遮蔽
金具の背面に形成された凹陥部に収容されて、前記ブッシング外壁に固定された
固定蓋との間に挟み込まれていることを特徴とするものである。
【0008】
ケーブル接続用ブッシングの空き端子内面に圧着されるコーン部と、その背面に
設けられる遮蔽金具と、遮蔽金具の凹陥部に収容されたばねと、ブッシングの外
壁に固定された固定蓋とで構成され、ばねの弾性力により、コーン部がブッシン
グ内面に押圧される。このようにばねを遮蔽金具の中に収容したため、固定蓋を
平坦にし、ブッシングを十分に小型化できる。
【0009】
以下、本考案を、図の実施例を用いて詳細に説明する。
図1(a)は本考案の実施例を示し、ケーブル接続用ブッシングの要部縦断面
図である。
図において、ブッシング30はいわゆるT型構成とされており、その内部に埋
め込まれた導体引出棒31は、下端に設けられた接続ボルト40により図示しな
い機器の内部回路に電気接続されている。
また、このブッシング30は左右に端子が設けられ、その一方である図の右側
の端子がケーブル装着端子Aとされ、図の左側の端子が空き端子Bとされている
。ケーブル装着端子Aにはケーブル3が装着される。このケーブル3は絶縁体5
を剥離され、導体6が端部において露出している。この導体6は導体引出棒31
に挿入されたプラグ33にはめ込まれ、くさび32で固定されている。
【0010】
尚、導体引出棒31の開口部にはストッパー34が設けられ、ケーブル3の許
容以上の挿入を阻止している。このケーブル3はケーブル装着端子Aの部分にお
いて、保護カバー35、及びスリーブ36によって保護されている。そして、ケ
ーブル3の絶縁体5上に装着されたストレスコーン7を押すように、押し金具3
9が配置されている。
【0011】
この押し金具39には、シャフト37がねじ込まれており、上記スリーブ36
の端部に形成されたフランジに挿入されている。このフランジと押し金具39の
間に、シャフト37にはめ込まれるようにスプリング38が配置されており、ス
プリング38の弾性力によって押し金具39はストレスコーン7をブッシング3
0の内壁面に所定の圧力で押圧するよう構成されている。
この様な構成は、従来のケーブル装着端子とほぼ同様とされている。
一方、空き端子Bには、盲栓が取り付けられる。この盲栓は、ブッシング30
の内部に挿入されるコーン部41とコーン部41の背面に設けられる遮蔽金具4
2を有している。そして、ブッシング30の外壁に固定ボルト44を介して固定
された固定蓋43によって、盲栓部分が保護されている。
【0012】
ところで、本考案の盲栓においては、この遮蔽金具42の背面に凹陥部42a
が形成されている。この凹陥部42aは筒状の穴とされている。ここに、ばね4
5が挟み込まれ、その弾性力によってコーン部41がブッシング30の内壁面に
向かって所定の圧力で押圧される構成とされている。
図1(b)に、上記ばね45の縦断面図を示す。
図のように、本考案の盲栓は例えば、断面が方形のコイルスプリングを使用す
る。この理由は次の通りである。まず、本考案においては、遮蔽金具42に設け
られた凹陥部42aという極めて狭い空間にばねを収容し、この力でコーン部4
1を押圧し、従来と同様の絶縁耐力を得るようにしている。
【0013】
従って、このばね45には強力な弾性力を必要とする。この意味で、方形断面
のコイルスプリングは、限られたスペースで広い断面の強力なばねとすることが
出来る。また、ケーブル装着端子Aにおいて、従来より使用されているようなス
プリング38は、ケーブルの導体6に流れる電流の変化によるいわゆるヒートサ
イクルによって生じる、ストレスコーン7のブッシング30に対する押圧力の変
化を吸収する必要がある。
従って、その可動範囲も大きく取る必要があった。しかしながら、盲栓部分は
ケーブルの電流変化によるヒートサイクル等が直接加わらないため、温度変化が
少なく、ばねの可動範囲を十分小さくし、その替わりに弾性力を大きくすること
が可能となる。この様な理由から、上記遮蔽金具42に設けられた凹陥部42a
に挿入するばね45は、図1(b)に示したような断面方形のコイルスプリング
とすることが好ましい。
【0014】
もちろん、十分に収容空間を選定し、あるいはばね定数の高いばねを用いれば
、通常の円形断面のばねを用いても差し支えない。尚、導体引出棒31の、コー
ン部41と対向する側に設けられたストッパー51は、コーン部41の一定以上
の挿入を阻止するためのもので、導体引出棒31の中央にはめ込まれたゴムシー
ト52は、ケーブル装着端子Aと空き端子Bとの間を隔離し、着脱作業時のほこ
りの侵入等を防止するためのものである。
本考案は以上の実施例に限定されない。盲栓のコーン部41の形状や、遮蔽金
具42の形状等は種々変更して差し支えなく、遮蔽金具42に設けられた凹陥部
42aの数や形状も自由に選定して差し支えない。また、ばね45はコイルスプ
リングの他、その他の弾性を持つ部材に変更して差し支えない。
【0015】
以上説明した本考案のケーブル接続用ブッシング盲栓は、空き端子内面に圧着
されるコーン部を、その背面に設けられる遮蔽金具の凹陥部に収容したばねによ
って押圧するように構成したので、盲栓を保護しばねを支える固定蓋を、十分に
小型にし、ブッシング外壁に固定蓋が大きく突出するようなことがない。従って
、ブッシングの空き端子部分を十分小型化することが出来る。
【図1】(a)は、本考案のケーブル接続用ブッシング
盲栓の実施例を示すブッシング要部縦断面図、(b)は
そのばねの縦断面図である。
盲栓の実施例を示すブッシング要部縦断面図、(b)は
そのばねの縦断面図である。
【図2】従来のケーブル接続用ブッシング一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
3 ケーブル
5 絶縁体
6 導体
7 ストレスコーン
30 ブッシング
31 導体引出棒
32 くさび
33 プラグ
34 ストッパー
35 保護カバー
36 スリーブ
37 シャフト
38 スプリング
39 押し金具
40 接続ボルト
41 コーン部
42 遮蔽金具
42a 凹陥部
43 固定蓋
44 固定ボルト
45 ばね
51 ストッパー
52 ゴムシート
A ケーブル装着端子
B 空き端子
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブル接続用ブッシングの空き端子に
装着されるものであって、当該空き端子内面に圧着され
るコーン部と、前記コーン部の背面に前記空き端子に対
向して設けられた遮蔽金具と、前記コーン部を前記空き
端子内面に向かって押圧するばねとを有し、前記ばね
は、前記遮蔽金具の背面に形成された凹陥部に収容され
て、前記ブッシング外壁に固定された固定蓋との間に挟
み込まれていることを特徴とするケーブル接続用ブッシ
ング盲栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222291U JP2561941Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ケーブル接続用ブッシング盲栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222291U JP2561941Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ケーブル接続用ブッシング盲栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111232U true JPH04111232U (ja) | 1992-09-28 |
JP2561941Y2 JP2561941Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=31907760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2222291U Expired - Lifetime JP2561941Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ケーブル接続用ブッシング盲栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561941Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP2222291U patent/JP2561941Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561941Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5052946A (en) | Plug connector for high-voltage coaxial cables | |
KR101066526B1 (ko) | 비대칭구조된 개폐기용 접속재의 절연캡 | |
KR20110022561A (ko) | 케이블 터미널 접속부 | |
KR100803437B1 (ko) | 실드 커넥터 | |
JPH04111232U (ja) | ケーブル接続用ブツシング盲栓 | |
JPS5823177A (ja) | 速復型電気コネクタの遮蔽用カバ− | |
US3249907A (en) | Sealed multi-contact electrical connector | |
JPH11203970A (ja) | ポリマー碍管および電力ケーブルの終端接続部 | |
CN109839520B (zh) | 用于电力开关装置的测量装置 | |
JP3280178B2 (ja) | ケーブル終端接続部 | |
US5941717A (en) | Arrangement for introducing the end of a shielded electric line into a metal housing | |
JP3192097B2 (ja) | 電力ケーブル接続部 | |
JP2003272760A (ja) | ケーブル接続部及び絶縁栓 | |
KR20210117814A (ko) | 전력케이블과 도체터미널의 접속구조 | |
JP3078483B2 (ja) | ケーブル終端接続部 | |
JP3036678B2 (ja) | 電気機器の終端接続部構造 | |
JPH08149675A (ja) | ケーブル終端接続部 | |
JP3181504B2 (ja) | 電力ケーブル接続部 | |
GB2028009A (en) | An electrical lead cable for a plug or connector | |
JP3352529B2 (ja) | 接続箱用ケーブル端末構造およびその外方プラグ | |
SU1760586A1 (ru) | Электрический соединитель | |
JP3470773B2 (ja) | ケーブル終端接続部 | |
JP2918376B2 (ja) | 機器接続用ケーブルヘッド | |
JP2989255B2 (ja) | スリップオン式ケーブル接続箱 | |
JPH0336196Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |