JPH04110823U - 金属製芯材 - Google Patents

金属製芯材

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JPH04110823U
JPH04110823U JP765991U JP765991U JPH04110823U JP H04110823 U JPH04110823 U JP H04110823U JP 765991 U JP765991 U JP 765991U JP 765991 U JP765991 U JP 765991U JP H04110823 U JPH04110823 U JP H04110823U
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JP
Japan
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metal
core material
metal core
bent
architectural
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Pending
Application number
JP765991U
Other languages
English (en)
Inventor
道義 松井
Original Assignee
三和シヤツター工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三和シヤツター工業株式会社 filed Critical 三和シヤツター工業株式会社
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 簡易に組み立てることができ、壁パネル,扉
等の面材への装着が容易にでき、且つ芯材密度を自由に
設定できること。 〔構成〕 スチール等の金属製の帯板材を適宜に屈曲し
て複数の屈曲膨出部1,1,…を所定間隔に形成する。
その帯板材の適宜の箇所に連結用切込部2,2,…を形
成して金属製芯材Aとすること。 〔効果〕 これを扉等の面材4に対して使用すれば、そ
の種々の建築用金属パネルBの製作を可能とする。該建
築用金属パネルBに対して金属製芯材Aの芯材密度を自
由に設定できるにようにして所望の強度になるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、簡易に組み立てることができ、壁パネル,扉等の面材への装着が容 易にでき、さらに軽量化に貢献できる金属製芯材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より壁,扉等の建築用金属パネルを製作する場合には、図8に示すように 、その内部を中空状とし、図8乃至図9に示すような断面ハット形状或いはコ字 形状の形鋼を中骨a(芯材)として使用することが多い。
【0003】 このような中骨aは建築用金属パネルを組み立てる際に、面材と中骨aとをス ポット溶接等によって固着している。このようにしているのは、最近は扉等で軽 量化が提唱されており、このためにも、金属製の面材をより薄材化している。す ると、扉を閉めた時の衝撃荷重にて大きな音が発生するため、その対向する面材 と中骨aとを適宜のピッチのスポット溶接にて一体化して、その音の発生を防止 しているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、実際に建築用金属パネルに断面ハット形状或いはコ字形状の形鋼を中 骨a(芯材)として使用するとスポット溶接等の固着手段が面倒であるし、また 、中骨aの多数の存在にて建築用金属パネルの重量も重くなる等の不都合な点が あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、帯板材を適宜に屈曲して複数の屈曲膨出部を所定間隔に形成し、そ の帯板材の適宜の箇所に連結用切込部を形成した金属製芯材としたことにより、 これを使用することで、上記建築用金属パネルの補強部を容易に作製できるとと もに、建築用金属パネルの軽量化を実現することができ上記課題を解決したもの である。
【0006】
【実施例】
Aが本考案の金属製芯材で、金属帯板より形成されたものであって、図1に示 すように、金属製の帯板材は、屈曲膨出部1が適宜の間隔をおいて複数形成され 、帯板材の適宜の箇所に連結用切込部2が形成されたものである。その金属製の 帯板材はアルミニウム等の厚さの薄い軽量の金属板が使用されるものである。
【0007】 図1の実施例では、まず所定間隔に形成された屈曲膨出部1,1,…の間に平 坦状部3,3,…が形成されている。即ち、屈曲膨出部1と平坦状部3とが交互 に形成されている。
【0008】 その屈曲膨出部1の形状の実施例は種々存在しており、その第1実施例として は図1に示すように円弧状に形成されたものである。
【0009】 屈曲膨出部1の第2の実施例としては、図2に示すように、台形山形状に形成 されたものであり、また第3の実施例としては、図3に示すように、三角形状に 形成されることもある。
【0010】 屈曲膨出部1,1,…は帯板材の同一側面側に突出形成されているが(図1乃 至図3参照)、図4に示すように、平面的に見て帯板材の両側面に互い違いに突 出形成されることもある。
【0011】 その平坦状部3は平坦な面を有する箇所であり、その長さにおいては屈曲膨出 部1と同等範囲の長さに形成されることが好ましい。
【0012】 前記連結用切込部2,2,…は、その平坦状部3,3,…に形成され、具体的 には帯板材の高さ方向の中央より深く切り込まれている。
【0013】 また、連結用切込部2の形状は開放側が広く、内部に向かうに従い次第に狭く なる台形山形状をなしていることが好ましいものであるが、必ずしも台形山形状 でなく長方形状のものであってもよい。
【0014】 該連結用切込部2は、二つの金属製芯材A,A同士を連結する場合に互いに両 連結用切込部2,2を食い込ませて連結するものである。
【0015】 また、連結用切込部2は屈曲膨出部1に形成されることもあり、特に平坦状部 3,3,…のみに形成されるものであるとは限らない。
【0016】 さらに平坦状部3,3,…が存在せず、帯板材には屈曲膨出部1,1,…のみ が形成される実施例も存在している。
【0017】 上記実施例においては、連結用切込部2は屈曲膨出部1に形成されるか、或い は隣接する屈曲膨出部1,1間に形成されるものである。
【0018】 帯板材は適宜の長さに形成して、後述する建築用金属パネルBの寸法に応じた 長さにすることができる。
【0019】 建築用金属パネルBは扉,壁パネル等に使用されるものであって、内部を中空 としたものであり、具体的には表裏いずれにも使用できる面材4,4が幅方向両 端の縦フレーム5,5及び高さ方向両端の上下の横フレーム6,6にて形成され る。その面材4,4は、その主面4aの幅方向に屈曲部4b,4bが形成されて いる。
【0020】 その両面材4,4間に本考案の金属製芯材Aを適宜に組み合わせてサンドイッ チ状に内装するものである。
【0021】 本考案の金属製芯材Aを複数連結して組み合わせるには、互いの連結用切込部 2,2同士を噛み合わせることにより行い、その組合せパターンは種々存在する ものであって、図5,図6に示すように、格子状にしたり、図示しないが、複数 の金属製芯材A,A,…を一点で連結し放射状に形成することもある。
【0022】 建築用金属パネルBに内装された複数組み合わされた金属製芯材A,A,…は それぞれの端部が縦フレーム5,5及び上下端の横フレーム6,6に当接した状 態としておくことが好ましい。
【0023】 また金属製芯材A,A,…と面材4,4とは接着剤7にて固定され、ホットプ レスにより金属製芯材Aと面材4とが固着されるものである(図7参照)。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、帯板材を適宜に屈曲して複数の屈曲膨出部1,1,…を所定間隔に 形成し、その帯板材の適宜の箇所に連結用切込部2,2,…を形成した金属製芯 材としたことにより、先ず第1に建築用金属パネルBの補強用芯材として簡易に 装着することができるし、第2に本考案の金属製芯材Aを使用して金属製芯材A の密度を自由に設定できる建築用金属パネルBを製作できるし、第3に本考案の 金属製芯材Aを使用して製作された建築用金属パネルBは軽量にすることができ るし、第4に本考案の金属製芯材Aは極めて簡易な構造で製造が容易にでき、あ らゆる寸法の建築用金属パネルBの製作に適応することができる等の種々の効果 を奏する。
【0025】 これらの効果について詳述すると、本考案の金属製芯材Aは、帯板材に適宜に 連結用切込部2を形成してあり、複数の金属製芯材A,A,…同士を連結するに は互いの連結用切込部2,2同士を噛み合わせるのみで両金属製芯材A,Aを交 差状に組み立てることができるものである。
【0026】 また、本考案の金属製芯材Aは帯板材に屈曲膨出部1,1,…を複数形成して あり、その屈曲膨出部1が建築用金属パネルBの面材4上に当接して垂直状に配 置し易くなるが、さらに複数の金属製芯材A,Aを組み合わせた連結用切込部2 ,2同士の交差箇所付近では面材4上に極めて安定した状態で垂直状に配置する ことができるものであり、装着性能に優れている。
【0027】 次に、本考案の金属製芯材Aでは帯板材に複数の屈曲膨出部1,1,…を所定 間隔に設けたので、単なる平板に比べると、断面係数が大きくなり力学的な強度 を優れたものにすることができる。
【0028】 特に、扉等の面材4に対して、その金属製芯材Aの芯材密度を自由に設定でき る大きな利点を有する。具体的には、その面材4が薄材の場合には、その金属製 芯材Aを単位面積当りの数を増加して高密度にすることで強度を保持することが できるし、また、その面材4が厚材の場合には、その金属製芯材Aを単位面積当 りの数を減らして低密度にするで所望の強度にできる。さらに、部分的に、芯材 密度を変えることもできる。これによって、例えば、面材4なる扉の下部を、蹴 飛ばし防止のためや、或いは、扉の戸当り部としてその金属製芯材Aを高密度に 変えることで補強部として簡単に加工できる。
【0029】 次に、本考案の金属製芯材Aは帯板材が適宜に屈曲されて形成されたものであ り、帯板材として極めて薄く軽量の金属材を使用することで金属製芯材A自体の 重量を極めて軽くすることができ、本考案の金属製芯材Aを使用した建築用金属 パネルBの重量も軽量にすることができる。
【0030】 次に、本考案の金属製芯材Aは極めて薄い金属材を使用することで、適宜の長 さ切断することも容易にできるため、金属製芯材Aの長さをあらかじめ一定寸法 にしておき、建築用金属パネルBを製造する際には、その建築用金属パネルBの 寸法に合わせて金属製芯材Aを適切な長さに切断するのみで比較的容易に所望の 建築用金属パネルBに適応した芯材を製作することができるものである。
【0031】 次に、建築用金属パネルBに本考案の金属製芯材A,A,…を適宜に組み合わ せて内装する際には、図7に示すように、各々の金属製芯材A,A,…を両面材 4,4間に挟んで接着剤7にて容易に固着することができ、溶接手段が不要であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案相互を適宜組合せる状態の斜視図
【図2乃至図4】本考案の別の実施例の斜視図
【図5】本考案の金属製芯材を建築用金属パネルに使用
した一部切除した平面図
【図6】本考案の金属製芯材を建築用金属パネルに使用
したこれら部材の分解斜視図
【図7】図5のP−P矢視断面図
【図8】従来技術による建築用金属パネルの一部切除し
た斜視図
【図9】図8の要部断面図
【符号の説明】
1 1……屈曲膨出部 2 2……連結用切込部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板材を適宜に屈曲して複数の屈曲膨出
    部を所定間隔に形成し、その帯板材の適宜の箇所に連結
    用切込部を形成したことを特徴とした金属製芯材。
JP765991U 1991-01-29 1991-01-29 金属製芯材 Pending JPH04110823U (ja)

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JP765991U JPH04110823U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 金属製芯材

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JP765991U JPH04110823U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 金属製芯材

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JP765991U Pending JPH04110823U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 金属製芯材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536636A (ja) * 2007-08-18 2010-12-02 ウィステフェルド イェンス−ハーゲン 軽量構造素子用の支持構体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834935A (ja) * 1971-09-09 1973-05-23
JPS50127099A (ja) * 1974-03-22 1975-10-06

Patent Citations (2)

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