JPH0411079A - シリコーン系繊維処理剤 - Google Patents

シリコーン系繊維処理剤

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JPH0411079A
JPH0411079A JP10439790A JP10439790A JPH0411079A JP H0411079 A JPH0411079 A JP H0411079A JP 10439790 A JP10439790 A JP 10439790A JP 10439790 A JP10439790 A JP 10439790A JP H0411079 A JPH0411079 A JP H0411079A
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正敏 林
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浩二 翠
Toshio Konishi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、シリコーン系繊維処理剤に関し、更に詳しく
は、一分子中に少なくとも2個の1級及び/又は2級の
アミノ基を含有するオルガノポリシロキサン(以下アミ
ンシリコーンと称する)を該アミノ基と反応性を有する
、ポリエーテルカルボン酸及び一分子中に少なくとも1
個のエポキシ基を含有するオルガノポリシロキサン(以
下エポキシシリコーンと称する)と反応せしめて得られ
る変形アミノシリコーンを含有する、吸水性に優れ、か
つ、耐久性を有する柔軟性及び伸縮性にも優れ、黄変や
変色の問題のない、処理浴の安定性にも優れたシリコー
ン系の繊維処理剤に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、繊維加工の分野において、柔軟性、平滑性、撥水
性等のシリコーンの特性を利用した種々のシリコーン系
処理剤が用いられてきた。例えばジメチルポリシロキサ
ン(通称ジメチルオイル)、ジメチルハイドロジエンポ
リシロキサン(通称Hオイル)、その他各種の変性シリ
コーン(エポキシ変性シリコーン、ポリエーテル変性シ
リコーン等)などである。
そして、士数年前より、繊維の柔軟加工において、アミ
ノシリコーンが、その独特な風合(柔軟性及び伸縮性に
優れる)と耐久性(耐洗濯性及び耐ドライクリーニング
性)の点で実際に使用されることが多くなってきている
。しかし、アミノシリコーンを繊維に処理した場合は、
シリコーン中のアルキル基が繊維表面に配向するため疎
水性を与え、吸水性が非常に悪くなるという欠点がある
つまり、アミノシリコーンは肌着などのような吸水性を
要求する繊維の柔軟加工には利用しがたいという問題が
ある。また、アミノシリコーンには熱による黄変あるい
は変色の問題がある。これは分子中のアミノ基が熱によ
って変化しやすいために白物では黄変、色物では変色と
いったトラブルとなって現われ商品価値の低下をもたら
す。また、アミンシリコーンには処理浴の安定性に欠け
るという欠点がある。この欠点とは、アミノシリコーン
をエマルジョンの形態にて繊維に処理する際、加工浴エ
マルジョンの安定性が崩れてオイルの分離またはガム状
物を発生させるという問題である。
該現象は、シリコーン系処理剤全般にみられるものであ
るが、特にアミノシリコーンの場合に多くみられる。こ
れは、アミノ基の反応性が大きいことに起因するものと
思われる。処理浴に併用する他の加工薬剤あるいは布地
等に付着して混入してくる物質(例えば、酸、アルカリ
、無機塩、界面活性剤や多塩基酸等)との相容性が、ジ
メチルオイルなどより劣り、該オイル状又はガム状物質
が加工される素材又は機械に付着蓄積してトラブルとな
るのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
黄変や変色及び処理浴の安定性に関する欠点を改良すべ
く種々の方法が検討されており、アミノ基を有機酸又は
有機酸無水物又は有機酸塩化物によってアシル化する方
法〔特公昭57−54588、特開平1−306682
、特開平1−306683)等が提案されている。しか
し、これらの方法は、アミノシリコーンの欠点を改良し
得たが、アミノシリコーン独特の風合を損なう傾向にあ
るだけでなく、また、吸水性に関する欠点が、改良され
ていない。
また、アミノシリコーン独特の風合を損なうことなく、
黄変や変色及び処理浴の安定性に関する欠点を改良する
方法として、アミノシリコーンとエポキシシランとを反
応させる方法〔特云平1−22390 )が提案されて
いるが、この方法によっても吸水性に関する欠点は改良
されていない。
また、吸水性に関しては、ポリエーテル変性シリコーン
により改良が得られるものの、かかるポリエーテル変性
シリコーンはアミノシリコーンと比較して、柔軟性、耐
久性、および伸縮性に劣るという欠点を有している。
本発明者らは、かかる欠点について鋭意研究した結果、
アミノシリコーンとポリエーテルカルボン酸とエポキシ
シリコーンとを反応させる方法により、従来より非常に
優れた吸水性を有し、かつ、耐久性を有する優れた柔軟
性及び伸縮性を与え、同時に黄変や変色を起こさず、し
かも処理浴の安定性に優れた変性アミノシリコーン系繊
維処理剤を提供できることを見出した。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明は、 (A)下記一般式(1)で示される、一分子中に平均で
少なくとも2個の1級及び/又は2級アミノ基を含有す
るオルガノポリシロキサン〔式中、R1は炭素数1〜5
の一価炭化水素基、R2は水素原子または一価炭化水素
基、AI はR’または一〇’ (NHGHzGHz)
aNHR”または水酸基、Qlは二価炭化水素基、mは
正の整数、nは0または1以上の整数、aは0〜1oの
整数である。
但し、m+nは少なくとも1oであり、m/(n+2)
=5/1〜500/ 1であるものとする。〕と及び (B)該アミノ基と反応性を有する、下記一般式(2)
で示されるポリエーテルカルボン酸R30(CHICI
(0) bR’cOOH・旧・・(2)〔式中、R3は
水素原子または一価炭化水素基または一1?’C00I
(、bは整数、R4は二価炭化水素基、R5は水素原子
またはメチル基である。〕と及び (C)該アミノ基と反応性を有する、下記一般式(3)
又は(4)で示される、一分子中に少なくとも1個のエ
ポキシ基を含有するオルガノポリシロキサン R6R6Rh     Rh 0CHzCHCHz      川・・・(3)\1 〔式中、R6は炭素数1〜5の一価炭化水素基、A2は
Rhまたは−Q20CH2CHCH2、A’はR6\1 は正の整数、qは0または1以上の整数、rは0または
1以上の整数である。XIは −(QC)lICH2)、(OCH2CI)、OR’ 
”i’あり、R7は水CH。
素原子または一価炭化水素基、Sは0または1以上の整
数、tは0または1以上の整数である。〕とを反応せし
めて得られる、該アミノ基の一部あるいは全部が反応さ
れたオルガノポリシロキサンを含有することを特徴とす
るシリコーン系繊維処理剤を提供する。
本発明は、また、前記(A)成分、(B)成分および(
C)成分とこれらに加えてさらに(D)該アミノ基と反
応性を有する有機酸または有機酸の無水物もしくは塩化
物とを反応させて得られる、該アミノ基の一部あるいは
全部が反応されたオルガノポリシロキサンを含有するこ
とを特徴とするシリコーン系繊維処理剤を提供する。
本発明に用いる式(1)のアミノシリコーンとしては、
1級及び/又は2級アミノ基を少な(とも2個含有する
ものであればよく、直鎖であっても分岐鎖を有していて
もよい。また、末端は、トリオルガノシロキサンで封鎖
されていてもあるいは他のもので封鎖されていてもよい
0式(1)中のR’は、炭素数1〜5の一価炭化水素基
であり、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が
例示される。一分子中のR1はすべて同一である必要は
ない。R1としてはメチル基が最も一般的であるが、メ
チル基と他の基の組合せも一般的である。R2は水素原
子又は−価炭化水素基であり、後者としてはメチル基、
エチル基、プロピル基、フェニル基が例示される。式(
1)中のA1は、R1または−G’ (NHCHzGH
z)、NHR”または水酸基であり、AIが2個とも−
Q’ (N)ICH2CI(Z)、NHR”の場合はn
がOとなることも可能である。Q’は二価炭化水素基で
あり、−CH2−、−CHg−CH,−CHz  CH
z  CHz  、  CHg  CH(CH3)  
CH2(C)Iz)4−のようなアルキレン基、 (C
)lx)zcbHa−のようなアルキルアリーレン基が
例示される。m+nを少なくとも10とするのは、10
未満にすると、柔軟性、伸縮性付与効果が乏しいためで
あり、1000を越えると乳化しに(くなるため、好ま
しくは100〜1000である。m/ (n+2)=5
/1〜500/ 1とするのは、5/1未満であると柔
軟性付与効果が乏しく、500/ 1を越えると伸縮性
付与効果が乏しくなるためである。−〇’ (Nl(C
)12CH2)NHR”を一分子中に少なくとも2個以
上必要とするのは、1個だとエポキシシリコーンと架橋
反応しないためである。この基は、一般式(1)に示す
とおり、側鎖に存在しても分子鎖末端に存在しても、そ
の両方に存在してもよい。また、オイルの粘度は10〜
10万cs (25℃)の範囲にあるのが好ましい。
本発明に用いられる式(2)のポリエーテルカルボン酸
は、アミノシリコーンのアミノ基と反応し、アミノシリ
コーンの風合をそこなうことなく、優れた吸水性を与え
る成分であり、式(2)中R3は水素原子または一価炭
化水素基または−R’C00FIであり、−価炭化水素
基としてはブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ウンデ
シル基、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基のような
直鎖アルキル基または分岐状アルキル基、オレイル基の
ようなアルケニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェ
ニル基のようなアルカリル基、フェニルオクチル基のよ
うなアラルキル基が例示される。bは1以上の数であり
、好ましくは3〜15である。R4は二価炭化水素基で
あり、 CHz  、  CHg  CHz−CL  
CHz  CHz  、  CHz−CH(CTo) 
 CHz−(CH2)J−のようなアルキレン基、 (
CFlz) 2C6H4−のようなアルキルアリーレン
基が例示される。好ましくはアルキレン基である。R5
は水素原子またはメチル基である。一分子中のR5はす
べて同一である必要はない。
本発明に用いる式(3)又は(4)のエポキシシリコー
ンは、アミノシリコーンのアミノ基と架橋反応して、ア
ミノシリコーンの風合を損なうことなく、優れた柔軟性
を与える一方で、黄変や変色を起こさず、処理浴安定性
を改善させる成分であり、エポキシ基を少なくとも1個
含有するものであればよく、直鎖であっても分岐鎖を有
していでもよい。式(3)又は(4)中のR6は、炭素
数1〜5の一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基が例示される。
分子中のR8はすべて同一である必要はない。Rhとし
てはメチル基が最も一般的であるが、メチル基と他の基
の組合せも一般的である。式(3)中(7)A”ハ、R
” マタハQ”0CHzCHCHz ’T: アリ、A
2\1 が2個とも後者の場合はqが0となることも可能である
。式(4)中のA3は、R6または9がOとなることも
可能である。Qχは二価炭化水素基であり、 CHz 
 、  CHz  CFlz−CH2CHI  CHz
  、  Cfb  CH(CHt)  CHI−−(
cH2)、−のようなアルキレン基、 (CFIz)z
cJn−のようなアルキルアリーレン基が例示される。
XIは−(OC41xGHz) −(OCHzCH) 
tOR’であり、R7CI(3 は−価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、フェニル基が例示される。S及びtは0または1
以上の整数である。また、rが0となることも可能であ
る。
本発明のシリコーン系繊維処理剤は、(A)成分(アミ
ノシリコーン)と(B)成分(ポリエーテルカルボン酸
)と(C)成分(エポキシシリコーン)とを反応せしめ
て得られるポリシロキサンを含有していることを特徴と
しているが、(A)成分と(B)成分と(C)成分とに
、さらに(D)該アミノ基と反応性を有する、有機酸又
は有機酸無水物又は有機酸塩化物を反応せしめて得られ
るポリシロキサンを含有していてもよい。
(D)成分の有機酸としては、例えば炭素原子数が1〜
20の範囲の脂肪酸があり、飽和脂肪酸でも不飽和脂肪
酸でも良い。有機酸無水物あるいは有機酸塩化物として
は、例えば、炭素数1〜8の直鎖状アルキルを有する脂
肪酸の無水物あるいは酸塩化物があり、好ましくは炭素
数1〜5のアルキルの低級脂肪酸無水物あるいは酸塩化
物である。
(A)成分(アミノシリコーン)と(B)成分(ポリエ
ーテルカルボン酸)と(C)成分(エポキシシリコーン
)との反応は通常の方法で行なえばよい。また、(A)
成分とCB)成分と(C)成分及び(D)成分(有機酸
又は有機酸無水物又は有機酸塩化物)との反応も通常の
方法で行なえばよい。例えば、アミノシリコーンとポリ
エーテルカルボン酸とを室温にて反応容器に仕込み、窒
素ガス気流下に加熱昇温し、40〜180℃の範囲で反
応させ続いて有機酸あるいは有機酸無水物あるいは酸塩
化物を加え、50〜110℃の範囲で反応させた後、エ
ポキシシリコーンを加え、70〜110 ’Cの範囲で
反応させる。この場合、反応溶媒や触媒の使用は特に必
要としない。
また、本発明の反応の際には、公知のエポキシシラン(
特公平1〜22390 )を併用してもよい。
本発明のシリコーン系繊維処理剤を繊維に適用する場合
には、有機溶剤に溶解した溶液にして適用するか、ある
いは乳化剤を用いてエマルシヨンにして適用する。ここ
で、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び/又は(
D)成分の組合せにより乳化剤を用いなくてもエマルジ
ョンとなるものもある。一般にはエマルシヨンにして繊
維に適用するのがよい。
有用な繊維は、天然繊維を初めポリエステル、ナイロン
、アクリル等の合成繊維、アセテート等の半合成繊維及
びそれらの混紡交編織物である。
本発明の処理剤により、吸水性に優れ、耐久性を有する
柔軟性と伸縮性に冨んだ高級な風合が得られ、熱による
黄変や変色も起こさず、従って本発明の処理剤によれば
高品質の加工が可能である。
また、加工時にガムアップ等のトラブルもなく、スムー
ズな加工が可能である。
〔実施例〕
以下に例をもって本発明の詳細な説明する。尚、実施例
中の部及び%はそれぞれ重量部及び重量%を示し、粘度
は25℃における値である。
実施例1 式: で表わされ、1700センチストークスの粘度を有する
アミノシリコーン195部及び 式: C14FIffi90(C!H,O) 5cHzcOO
Hで表わされるポリエーテルカルボン酸9部を反応容器
に室温で仕込み、窒素ガス気流下で加熱昇温し、130
〜140℃で約1時間反応させた後、約90°Cまで冷
却し、 式: 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部とポ
リエーテルカルボン酸9部及び式:で表わされるエポキ
シシリコーン10部を加え、90〜100℃で約1時間
反応させた。反応終了後冷却し、ノニルフェノール系非
イオン活性剤であるサンモールTL(日華化学製)6部
、サンモールNPコンク(日華化学製)14部、サンモ
ールN−170B(日華化学製)10部、水750部を
加えて乳化させ、安定なエマルジョンを得た(生成物A
とする)。
で表わされるエポキシシリコーン10部にて、実施例1
と同様に反応乳化せしめた(生成物Bとする)。
実施例3 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部とポ
リエーテルカルボン酸9部及び式:で表わされるエポキ
シシリコーン10部にて、実施例1と同様に反応乳化せ
しめた(生成物Cとする)。
実施例4 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部とポ
リエーテルカルボン酸9部及び式:施例1で用いたと同
じエポキシシリコーン10部にて、実施例1と同様に反
応乳化せしめた(生成物Eとする)。
実施例6 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と式
: で表わされるエポキシシリコーン10部にて、実施例1
と同様に反応乳化せしめた(生成物りとする)。
実施例5 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と式
: %式% で表わされるポリエーテルカルボン酸9部及び実で表わ
されるポリエーテルカルボン酸9部及び実施例2で用い
たと同じエポキシシリコーン10部にて、実施例1と同
様に反応乳化せしめた(生成物Fとする)。
実施例7 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と式
: %式% で表わされるポリエーテルカルボン酸9部及び実施例3
で用いたと同じエポキシシリコーン10部にて、実施例
1と同様に反応乳化せしめたく生成物Gとする)。
実施例8 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と式
: %式%)( で表わされるポリエーテルカルボン酸9部及び実施例4
で用いたと同じエポキシシリコーン10部にて、実施例
1と同様に反応乳化せしめた(生成物Hとする)。
実施例9 式: で表わされ、1000センチストークスの粘度を有する
アミノシリコーン195部と実施例1で用いたと同じポ
リエーテルカルボン酸5部及びエポキシシリコーン10
部にて、実施例1と同様に反応乳化せしめた(生成物I
とする)。
実施例10 式: %式%) で表わされ、12000センチストークスの粘度を有す
るアミノシリコーン195部と実施例5で用いたと同じ
ポリエーテルカルボン酸9部及び実施例4で用いたと同
じエポキシシリコーン10部にて、実施例1と同様に反
応乳化せしめた(生成物Jとする)。
実施例11 式: で表わされ、280センチストークスの粘度を有するア
ミノシリコーン190部と実施例6で用いたと同じポリ
エーテルカルボン酸18部及び実施例2で用いたと同じ
エポキシシリコーン20部にて、実施例1と同様に反応
乳化せしめた(生成物にとする)。
実施例工2 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部とポ
リエーテルカルボン酸9部を反応容器に室温で仕込み、
窒素ガス気流下で加熱昇温し、130〜140℃で約1
時間反応させた後、約100°Cまで冷却し、無水酢酸
4部を加え、100〜110℃で約1時間反応させた後
、約90″Cまで冷却し、実施例1で用いたと同じエポ
キシシリコーン10部を加え、90〜100°Cで約1
時間反応させた。反応終了後冷却し、実施例1と同様に
乳化せしめた(生成物りとする)。
実施例13 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と実
施例5で用いたと同じポリエーテルカルボン酸9部と無
水コハク酸4部及び実施例2で用いたと同じエポキシシ
リコーン10部にて、実施例12と同様に反応乳化せし
めた(生成物Mとする)。
実施例14 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と実
施例6で用いたと同じポリエーテルカルボン酸9部と塩
化アセチル4部及び実施例3で用いたと同じエポキシシ
リコーン10部にて、実施例12と同様に反応乳化せし
めた(生成物Nとする)。
実施例15 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン195部と実
施例7で用いたと同じポリエーテルカルボン酸9部とス
テアリン酸4部及び実施例4で用いたと同じエポキシシ
リコーン10部にて、実施例12と同様に反応乳化せし
めた(生成物0とする)。
実施例16 実施例9で用いたと同じアミノシリコーン195部と実
施例5で用いたと同じポリエーテルカルボン酸5部とパ
ルミチン酸2部及び実施例1で用いたと同じエポキシシ
リコーン10部にて、実施例12と同様に反応乳化せし
めた(生成物Pとする)。
実施例17 実施例10で用いたと同じアミノシリコーン195部と
実施例6で用いたと同じポリエーテルカルボン酸9部と
塩化アセチル4部及び実施例3で用いたと同じエポキシ
シリコーン10部にて、実施例12と同様に反応乳化せ
しめた(生成物Qとする)。
実施例18 実施例11で用いたと同じアミノシリコーン190部と
実施例8で用いたと同じポリエーテルカルボン酸18部
と無水酢酸10部及び実施例1で用いたと同じエポキシ
シリコーン20部にて、実施例12と同様に反応乳化せ
しめた(生成物Rとする)。
比較例1 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン205部及び
ポリエーテルカルボン酸18部を反応容器に仕込み、窒
素ガス気流下で130〜140℃で約1時間反応させた
後、実施例1と同様にして乳化せしめた(比較孔Xとす
る)。
比較例2 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン205部及び
エポキシシリコーン20部を反応容器に仕込み、窒素ガ
ス気流下で90〜100°Cで約1時間反応させた後、
実施例1と同様にして乳化せしめた(比較孔Yとする)
比較例3 実施例1で用いたと同じアミノシリコーン205部を反
応させずに、そのまま、実施例1と同様にして乳化せし
めた(比較孔Zとする)。
性能試験例1 生成物(A)〜(R)、比較孔(X)〜(Z)を用いて
、吸水性、柔軟性、伸縮性、熱変色(黄変)性に関し試
験した。その結果を表Iに示す。
(1)試験方法 (a)供試布 ポリエステル加工糸織物  (PET)#40綿ブロー
ド蛍光蛍光布 く綿) シルケット綿編物      (綿ニット)ポリエステ
ル/綿     (T/C)(65/35)ブロード (b)処理条件 シリコーンエマルジヲン 0.5%5oln(PET) 3.0%5ofn (綿) パディング ピックアップ 1dip−Inip 90%(PET) 定し、初荷重5gをとりつけ、1分間放置後の長さを(
Il、)とし、次に200gの荷重をかけ、1分間放置
後の長さを(l z)、荷重をとりさり、1分後の長さ
を(l、)とする。
乾燥     110”CX3閣 キユアリング      180℃X 30sec (
PET)(c)評価方法 (i)吸水性 JIS L−1018A法(滴下法) (ii)風合 触感にて判断した。
〇−非常に柔軟、〇−柔軟、Δ−やや粗硬、×−粗硬 (iii)ストレッチバック性(伸縮性)緯方向に20
C1l、経方向に3cmの試料を垂直に固(iv)熱変
色性 試料を更に180°Cで2分間熱処理後反射率をマクベ
スMS−2020にて測定する(λ□。= 440部m
)。
(d)結果 表■の如く、比較孔Xは吸水性、風合、伸縮性が不良で
あり、比較孔Yは吸水性が不良であり、比較孔Zは吸水
性、熱変色が不良である。これに対し、本発明品は、吸
水性、風合、伸縮性、熱変色性の点で非常に良好な結果
を示した。
性能試験例2 所定濃度の試料溶液をホモミキサーにて室温で10分間
高速攪拌し、処理浴の安定性をみた。結果を表■に示す
(a)試験条件 1 シリコーンエマルジョン 2 シリコーンエマルジョン 2%aoln 2%goln (b)評価方法 Oオイル状、ガム状物の発生がなく安定× オイル状又
はガム状物の発生があり不安定(c)結果 表■のように本発明品の、処理浴安定性は良好である。
表 ■ (続き)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)下記一般式(1)で示される、一分子中に平
    均で少なくとも2個の1級及び/又は2級アミノ基を含
    有するオルガノポリシロキサン▲数式、化学式、表等が
    あります▼・・・・・・(1) 〔式中、R^1は炭素数1〜5の一価炭化水素基、R^
    2は水素原子または一価炭化水素基、A^1はR^1ま
    たは−Q^1(NHCH_2CH_2)_aNHR^2
    または水酸基、Q^1は二価炭化水素基、mは正の整数
    、nは0または1以上の整数、aは0〜10の整数であ
    る。 但し、m+nは少なくとも10であり、m/(n+2)
    =5/1〜500/1であるものとする。〕と及び (B)前記アミノ基と反応性を有する、下記一般式(2
    )で示されるポリエーテルカルボン酸▲数式、化学式、
    表等があります▼・・・・・・(2) 〔式中、R^3は水素原子または一価炭化水素基または
    −R^4COOH、bは整数、R^4は二価炭化水素基
    、R^5は水素原子またはメチル基である。〕と及び (C)前記アミノ基と反応性を有する、下記一般式(3
    )又は(4)で示される、一分子中に少なくとも1個の
    エポキシ基を含有するオルガノポリシロキサン ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(4) 〔式中、R^6は炭素数1〜5の一価炭化水素基、A^
    2はR^6または▲数式、化学式、表等があります▼、
    A^3はR^6または▲数式、化学式、表等があります
    ▼、Q^2は二価炭化水素基、pは正の整数、qは0ま
    たは1以上の整数、rは0または1以上の整数である。 X^1は ▲数式、化学式、表等があります▼であり、R^7は水 素原子または一価炭化水素基、sは0または1以上の整
    数、tは0または1以上の整数である。〕とを反応せし
    めて得られる、前記アミノ基の一部あるいは全部が反応
    されたオルガノポリシロキサンを含有することを特徴と
    するシリコーン系繊維処理剤。 2、請求項1記載の(A)成分及び(B)成分及び(C
    )成分と更に (D)前記アミノ基と反応性を有する、有機酸又は有機
    酸無水物又は有機酸塩化物とを反応せしめて得られる、
    前記アミノ基の一部あるいは全部が反応されたオルガノ
    ポリシロキサンを含有することを特徴とするシリコーン
    系繊維処理剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5563231A (en) * 1995-06-06 1996-10-08 Bayer Corporation Capped silanes and their application to textile substrates
US8013097B2 (en) 2007-04-11 2011-09-06 Dow Corning Corporation Silicone polyether block copolymers having organofunctional endblocking groups
JP2019007097A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 松本油脂製薬株式会社 アクリル繊維処理剤及びその用途

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