JPH04110330A - プラスチックフィルムへの印刷または塗布の方法 - Google Patents

プラスチックフィルムへの印刷または塗布の方法

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JPH04110330A
JPH04110330A JP23185090A JP23185090A JPH04110330A JP H04110330 A JPH04110330 A JP H04110330A JP 23185090 A JP23185090 A JP 23185090A JP 23185090 A JP23185090 A JP 23185090A JP H04110330 A JPH04110330 A JP H04110330A
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JP
Japan
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film
coating
printing
plastic
plastic film
Prior art date
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Pending
Application number
JP23185090A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
政宏 山本
Kazuhiro Takahashi
一弘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、プラスチックフィルムへのインキの印刷また
は塗料の塗布を行なう方法に関する。 [従来の技術] たとえば家屋の内装に使用される化粧シートは、プラス
チックフィルムにインキの印刷や塗料の塗布によって美
麗な外観を与えたものが多い。 この種の化粧シートは
、印刷層または塗膜とプラスチックフィルムとの接着が
強固かつ均質で、外観上の欠点やムラがあってはならな
い。 プラスチックフィルムに対する接着力を向上させる手段
として、コロナ処理や紫外線処理が知られている。 こ
れらの処理は、プラスチックの表面を活性化させて印刷
適性や塗工適性を高めることはできるが、フィルムの表
面に付着している異物を取、り除くことはできない。 
プラスチックフィルムの表面に脂肪分や低分子量の物質
が付着していると、「ハジキ」や「ブツ」とよばれる欠
陥が生じやすい。 プライマー処理を行なえば、印刷または塗工の適性を高
め、しかも異物による欠陥を防止できるが、プライマー
剤は安価なものではないから、コストが高くなる。 【発明が解決しようとする問題1 本発明の目的は、上記の問題を解決し、プラスチックフ
ィルムへのインキや塗料の接着が強固かつ均質であって
、欠陥のないものを与える印刷または塗布の方法を提供
することにおる。 [課題を解決するための手段] 本発明の印刷または塗膜「の方法は、プラスチックフィ
ルムへのインキの印刷または塗料の塗布を行なう方法に
おいて、印刷または塗布に先立って、そのプラスチック
を膨潤させ得る有機溶剤でフィルム表面を処理すること
を特徴とする。 フィルム表面の有機溶剤による処理は、任意の方法で行
なうことができる。 すなわち、プラスチックフィルム
を有機溶剤に浸漬し引き上げた後に乾燥させる、溶剤を
含浸または転移させたロールでプラスチックフィルムの
表面を拭く、あるいはプラスチックフィルムの表面に溶
剤を掛は流し、それをロールやブレードで掻き取る、と
いうような方法である。 本発明で処理の対象となるプラスチックフィルムの例を
あげれば、ポリオレフィン、ビニル系樹脂、ポリエステ
ル、ポリカーボネー1〜、ポリアミド、ポリスチレン、
エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアルコー
ル共重合体、アイオノマーなとのフィルムでおる。 フィルムを構成するプラスチックを膨潤し得る有機溶剤
は、当然にこのプラスデックと溶解度係数の値が近いも
のである。 好ましいのは、印刷するインキや塗布する
塗料のビヒクルの分散に用いた溶剤と同じもの、混合溶
媒の場合は少なくともその成分の1種または2種以上を
共通にするものでおる。 具体的には、酢酸エチル、酢
酸ブチルなどのエステル類、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブヂルケ1〜ン、シクロヘキサノン、
イソホロンなどのケトン類、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タンまたはこれらの混合体であるガソリン、ミネラスス
ピリット、石油ベンジンなど脂肪族炭化水素、ベンゼン
、1−ルエン、キシレン、シクロヘキサンなどの芳香族
炭化水素、トリクロルエチレン、パークロルエチレン、
四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチ
ルアルコールなどの一部アルコール、エチレングリコー
ル、グリセリンなどの多価アルコール、エチルエーテル
、メチルエーテルなどのエーテル類からえらべばよい。  これらの混合物を使用してもよい。 [作 用] プラスチックフィルムの表面には、塵埃のような目に見
える異物がない場合でも、脂肪分とかオリゴマーなとの
低分子量物質が付着していることが多い。 ポリマーの
合成時にはそれら異質のものを除去し得ても、後の加工
や取扱い時にたとえばポリマーの一部の熱分解などの理
由で生成し、または外部から混入してくるからでおる。 このようなプラスチックフィルムの表面に有機溶剤を適
用すると、溶剤によってフィルム表面のプラスチックが
溶解または少なくとも膨潤し、ロールやブレードでその
溶剤を取り去ると、フィルム表面に付着していた異物が
容易に除去されて、清浄な表面をもったプラスチックフ
ィルムが得られる。 処理につづいて印刷または塗布を
行なうと、欠陥のない印刷層や塗膜が形成できる。 溶
剤によるプラスチックの膨潤は、フィルムへの加工時に
プラスチック組織に与えられたミクロな歪みを解消ない
し緩和させるから、処理後のフィルム表面は、金属でい
えば焼き準じ(ならし)処理を行なったときのように均
質なものとなり、インキや塗料が全表面にわたって均一
に接着する。 とくに、インキや塗料の溶剤と同種の溶剤を使用した好
ましい態様においては、フィルム表面にわずかに残存す
る溶剤が同種の溶剤を用いたインキや塗料のフィルムへ
のなじみをよくし、いっそう均質で強固な接着を実現す
る。 [実施例1] 厚さ0.28のポリ塩化ビニル(PVC)フィルムを、
イソプロピルアルコール(IPA>浴に浸漬し、引き上
げ、40’Cの熱風を10秒間吹き付けて乾燥させた。 IPAを溶媒として使用した、固形分含有M70重量%
の紫外線硬化性塗料「P」 (大日精化工業製)を、上
記のPVCフィルムにグラビアコートし、そのフィルム
をオゾン有りタイプの高圧水銀灯(160W/cm)の
下を5 m/minの速度で通過させて、厚さ10μm
(乾燥時)の塗膜を形成した。 この塗膜の表面は平滑
であった。 比較のため、上記と同じPVCフィルムにそのまま、塗
料の塗布および紫外線の照射を行なった。 このフィルムの塗膜には、「ハジキ」や「ブツ」欠陥が
生じていた。 [実施例2] 実施例1で用いたものと同じPVCフィルムの表面を、
IPAを浸み込ませたリバースロールコータ−を使用し
て拭いた。 溶媒として、トルエン50重量%、IPA30重量%お
よび酢酸エチル20重量%からなる混合溶媒を使用し、
それに熱可塑性樹脂のビヒクルを分散した印刷インキを
用意した。 このインキで、上記の処理をしたPVCフ
ィルムに水玉模様をグラビア印刷した。 この印刷層は
、PVCフィルムとよく密着した、欠陥のない美麗なも
のであった。 [発明の効果1 本発明の印刷または塗布の方法によれば、基材となるプ
ラスチックフィルムによく接着し、均質で欠陥のない印
刷層または塗膜をもつ製品が得られる。 特許出願人   大日本印刷株式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルムへのインキの印刷または塗
    料の塗布を行なう方法において、印刷または塗布に先立
    って、そのプラスチックを膨潤させ得る有機溶剤でフィ
    ルム表面を処理することを特徴とする印刷または塗布の
    方法。
  2. (2)インキまたは塗料のビヒクルの分散に用いた溶剤
    と同じ有機溶剤を使用して実施する請求項1の印刷また
    は塗布の方法。
JP23185090A 1990-08-31 1990-08-31 プラスチックフィルムへの印刷または塗布の方法 Pending JPH04110330A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100242095B1 (ko) * 1997-05-13 2000-02-01 이종학 장기 유적성능을 보유한 고분자필름의 제조방법
JP2011183688A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Fujifilm Corp 積層体及びその製造方法
WO2012086696A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 ポリプラスチックス株式会社 構造体及び環状オレフィン系樹脂成形体

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JP5988876B2 (ja) * 2010-12-22 2016-09-07 ポリプラスチックス株式会社 構造体及び環状オレフィン系樹脂成形体

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