JPH04110060U - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH04110060U
JPH04110060U JP3160991U JP3160991U JPH04110060U JP H04110060 U JPH04110060 U JP H04110060U JP 3160991 U JP3160991 U JP 3160991U JP 3160991 U JP3160991 U JP 3160991U JP H04110060 U JPH04110060 U JP H04110060U
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JP
Japan
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light
light source
reflected
diffuser plate
plate section
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JP3160991U
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Inventor
松三 高村
一穂 小平
浩 中田
Original Assignee
住友重機械工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源からの光を有効に利用して、照明対象
物、例えば、被撮像対象物を一様にしかも十分な光量の
光で照明する。 【構成】 光源21からの照明光の照射方向に拡散板部
22が配設される。この拡散板部22は光源21の光軸
上に頂点を有し光源21に対して凸状に成形され少なく
とも光の一部を拡散透過して拡散光とするとともに光の
残りを反射して第1の反射光とする。さらに、第1の反
射光を受け拡散板部22k方向に第1の反射光を第2の
反射光として反射する反射板部24が備えられている。
そして、反射板部24で光を反射しつつ光を拡散透過し
て照明対象物に光を照射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照明装置に関し、特に、画像入力装置とともに用いられ被撮像対象物 を均一照明することができる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像入力装置は、農作物或いは工業製品等の被撮像対象物をテレビカ メラで撮像して画像情報(画像データ)を得るために用いられ、この画像情報を 用いて被撮像対象物の検査(不良品の判別及び分類等)が行われる。 このような画像入力装置において良好な画像データを得るためには被撮像対象 物を均一に照明する必要がある。つまり、被撮像対象物の細部に亘って一様の明 るさで照明する必要があり、このため、被撮像対象物を撮像する際には照明装置 が用いられている。
【0003】 従来、画像入力装置に用いられる照明装置として図8又は図9に示す照明装置 が用いられている。 図8に示す照明装置では光源(発光体)11の前面に光を拡散透過する平板状 の拡散板12を配置し、光源11からの光(光量)を若干弱めつつ光を拡散して 被撮像対象物13を照射するようにしている。 一方、図9に示す照明装置では、凹面反射板14の焦点付近に光源11を配設 して反射板14からの反射光を被撮像対象物13に照射するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図8に示す照明装置の場合、光源11の前面に平板状の拡散板12 を配設しているだけであるから、つまり、光源11からの光を拡散板12で拡散 しているだけであるから、被撮像対象物13に照射されない拡散透過光の割合が 多く、光源11からの光を有効に用いることができない。さらに、光源11の光 軸付近で光量が最も強く光軸から離れるに従って光量が弱くなってしまい、光軸 に対応する部分のみが強く照らされることになる。その結果、被撮像対象物を一 様に照明することができないという問題点がある。 一方、図9に示す照明装置では、被撮像対象物13と反射板14との間に光源 11が配置されているから、反射板14を被撮像対象物13に近接させることが できず、つまり、反射板14と被撮像対象物13とが離れているから、十分な光 量の光で被撮像対象物13を照射するには大きな光源が必要となる。ところが、 上述のように被撮像対象物13と反射板14との間に光源11が配置されている から、光源11の大きさが限定され、十分な光量で被撮像対象物13を一様に照 射することが難しいという問題点がある。 本考案の目的は被撮像対象物全体を一様にしかも十分な光量の光で照明できる 照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、照明光を照射する光源と、該照明光の照射方向に配設され前 記光源の光軸上に頂点を有し前記光源に対して凸状に成形され少なくとも光の一 部を拡散透過して拡散光とするとともに前記光の残りを反射して第1の反射光と する拡散板部と、前記第1の反射光を受け拡散板部方向に前記第1の反射光を第 2の反射光として反射する反射板部とを有することを特徴とする照明装置が得ら れる。
【0006】
【作用】
本考案では、照明光の照射方向に光源の光軸上に頂点を有し光源に対して凸状 の拡散板部を配設する。光源からの光は拡散板部でその一部が透過拡散され、拡 散透過光として被撮像対象物に照射される。一方、拡散板部で反射された反射光 は反射板部で反射されて再び拡散板部に与えられる。そして、その一部が透過拡 散される。このようにして、光源から出た光は順次透過拡散及び反射を繰り返し て被撮像対象物に与えられることになり、光源からの光を有効に使用できるばか りでなく、被撮像対象物全体を一様にしかも十分な光量の光で照明できる。
【0007】
【実施例】
以下本考案について実施例によって説明する。 図1及び図2を参照して、図示の照明装置は光源21、拡散板部22、第1及 び第2の反射板部23及び24を備えている。光源21の前面側(つまり、照射 方向)に拡散板部22が配設されている。この拡散板部22はV字形状の曲面体 (V字の角度は180度未満であればよい)で構成されており、この曲面体は光 源21側に凸となっている。さらに、曲面体の頂点は光源21の光軸上に位置し ている。
【0008】 拡散板部22は光を受けた際、その一部を透過し、残りを反射する。図3に示 すように拡散板部22はその光源側の面は平面状に成形され、その反対面は波形 形状に成形されている。そして、拡散板部22の光源側面は後述のように光反射 及び透過面(以下反射透過面という)として用いられ、その反対面は拡散面(以 下拡散面という)として用いられる。 図2に示すように、光源21と拡散板部22との間には拡散板部22に接近し て第1の反射板部23が配設されている。この第1の反射板部23は拡散板部2 2と同様にV字形状の曲面体で構成されており、拡散板部22の頂点及びその近 傍を光源21から遮蔽している。そして、第1の反射板部23も光源21側に凸 となるように配置され、且つ第1の反射板部23の頂点は光源21の光軸上に位 置している。
【0009】 第2の反射板部24は球面状部24aと平面状部24bとを備えており、球面 状部24aは拡散板部22の反射透過面に沿って且つ反射透過面に対して凹状面 が面するように配設されている。球面状部24aの上端部及び下端部には略扇形 状の平面状部24bが取り付けられ、これによって、光照射口25が規定される 。
【0010】 ここで、図4を参照して、光照射口25には被撮像対象物26が位置付けられ る。光源21から光が照射される。拡散板部22の頂点付近に照射される光は第 1の反射板部23で反射されて第2の反射板部24に向かう(以下この反射光を サブ反射光という)。一方、拡散板部22では光源21からの直接光を受ける。 この直接光はその一部が反射透過面で反射され、第1の反射光として第2の反射 板部24に向かい、直接光の他の部分(残りの部分)は透過され、透過光となる 。 さらに、拡散板部22ではサブ反射光及び第1の反射光を反射して第2の反射光 として拡散板部22に与える。そして、拡散板部22ではこの第2の反射光の一 部を反射するとともに残りの部分を透過することになる。このようにして、拡散 板部22では光源21からの直接光の一部を透過するとともに第2の反射板部2 4からの第2の反射光の一部を順次透過することになる。
【0011】 拡散板部22において透過光は拡散面において拡散され、拡散光として出力さ れる。拡散板部22から出た拡散光は上側及び下側に位置する平面状部24bで 反射されつつ光照射口25に集められ、被撮像対象物26に照射されることにな る。
【0012】 次に、図5を参照して、光源21からの直接光に対して延長線(破線で示す) を引くと、延長線が光照射口25に位置付けられた被撮像対象物26から外れる 場合がある(つまり、拡散板部22の両端部分で延長線が被撮像対象物26から 外れる場合がある)。拡散板部22に対する直接光の入射角をθとすると、拡散 板部22は、この実施例では、V字形状の曲面体であり、しかもその頂点が光源 21の光軸上にあるから、入射角θは90度より若干小さい値となる。 ここで、空気の屈折率をn1、拡散板部22の屈折率をn2とすると、拡散板 部22は固体であるから、n1<n2となる。また、拡散板部22の反射透過面 における入射角と反射率との関係は図6の関係がある。なお、図6において、R 1は入射面に対して平行な偏波光成分を示し、R2は入射面に対して垂直な偏波 光成分を示す。
【0013】 図6から明らかなように、光の入射角が90度に近付くにつれて反射透過面に おける反射率が高くなることがわかる。従って、光源21からの直接光は拡散板 部22の反射透過面でほとんど反射されることになり、この結果、拡散板部22 の両端部分では実質的に第2の反射板部24からの反射光(第2の反射光、この 反射光の入射角は0度に近い値となる)を透過拡散することになるから、光源2 1からの直接光が被撮像対象物26外に漏れることが少ない。
【0014】 なお、拡散板部22は図7に示すように円錐面状であってもよく、この場合に は第1の反射板部23(図7には示さず)も円錐面状に成形され、第2の反射面 部24は拡散板部22の反射透過面を覆うように球面状に成形される。 また、第1の反射板部23は特に必要とするものではなく拡散板部22と第2 の反射板部24が備えられていればよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、照明光の照射方向に光源の光軸上に頂点を 有し光源に対して凸状の拡散板部を配設し、光源からの光を拡散板部でその一部 を透過拡散し、さらに、拡散板部で反射された反射光を反射板部で反射して再び 拡散板部に与え、透過拡散するようにしたから、光源から出た光は順次透過拡散 及び反射を繰り返して被撮像対象物に与えられることになり、光源からの光を有 効に使用できるばかりでなく、被撮像対象物全体を一様にしかも十分な光量の光 で照明できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による照明装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す照明装置の断面図である。
【図3】図2に示す拡散板部の断面を拡大して示す図で
ある。
【図4】本考案による照明装置における拡散透過作用を
説明するための図である。
【図5】本考案による照明装置における拡散透過作用を
説明するための図である。
【図6】入射面における入射角と反射率との関係を示す
図である。
【図7】本考案による照明装置の他の実施例を示す斜視
図である。
【図8】従来の照明装置の一例を示す図である。
【図9】従来の照明装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
21 光源 22 拡散板部 23 第1の反射板部 24 第2の反射板部 25 光照射口 26 被撮像対象物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を照射する光源と、該照明光の照
    射方向に配設され前記光源の光軸上に頂点を有し前記光
    源に対して凸状に成形され少なくとも光の一部を拡散透
    過して拡散光とするとともに前記光の残りを反射して第
    1の反射光とする拡散板部と、前記第1の反射光を受け
    拡散板部方向に前記第1の反射光を第2の反射光として
    反射する反射板部とを有することを特徴とする照明装
    置。
JP3160991U 1991-03-08 1991-03-08 照明装置 Withdrawn JPH04110060U (ja)

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JP3160991U JPH04110060U (ja) 1991-03-08 1991-03-08 照明装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160991U JPH04110060U (ja) 1991-03-08 1991-03-08 照明装置

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