JPH04109285A

JPH04109285A - 画像記録装置のテンションローラ

Info

Publication number: JPH04109285A
Application number: JP22859290A
Authority: JP
Inventors: Minoru Suzuki; 稔鈴木
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-08-30
Filing date: 1990-08-30
Publication date: 1992-04-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の画像記録装置に用いられるベルト状感光体及
び転写ベルトのテンションローラに関するものである。

［従来の技術］一般に、画像記録装置のベルト状感光体を回転させるた
めの構成としては、ベルトが駆動ローラ及び従動ローラ
で支持され、この従動ローラがテンションローラの機能
を有する構成（例えば、特公平１−５７３４８号公報）
とするのが最も簡単な方法である。

しかし、ベルト状感光体の周囲に配置される現像に必要
な各部品は、ベルト状感光体の位置の変動によってその
特性が左右されるものが多いため従動ローラも駆動ロー
ラと同様にその回転位置を固定とする構成が採用される
ことが多い。

この従動ローラを固定とした構成においては、例えば、
特開昭５８−１５８６５８号公報に示されているように
、その駆動ローラと従動ローラに加えて、ベルトに張力
を与えるテンションローラを同じくベルト内周面に接し
た形で設ける方法がある。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来のベルト状感光体においては、
ベルトを帯電するための帯電装置やベルトに付着してい
る残留粉末を除去するためのクリーニング装置を設ける
必要があり、これらに加えて、ベルトの張力を与えるた
めの前記テンションローラを設けなければならないため
、構成のさらなる簡単化、低コスト化が望まれるところ
であった。

また、ベルトを交換する場合に、取り外しは容易に行な
えても取り付けはテンションローラを抑えつけた状態で
行なうので容易でなく、さらに容易にベルトの交換が行
なえる構成が望まれるところであった。

そこで、この発明は上述した従来の欠点を改良し、構成
の簡単化、低コスト化が達成され、ベルト状感光体の交
換を容易に行なうことのできる画像記録装置のテンショ
ンローラを提供することを課題としている。

［課題を解決するための手段］この発明の要旨とするところは、請求項１の発明は、内
周に接する位置に配置された駆動ローラと従動ローラで
支持され回動するベルト状感光体に張力を与える画像記
録装置のテンションローラであって、弾性的に付勢する
付勢手段によってベルト外周面側から圧接する形で配置
され、且つベルト状感光体を帯電する帯電機能を備え、
また、請求項２の発明は、内周に接する位置に配置され
た駆動ローラと従動ローラで支持され回動するベルト状
感光体に張力を与える画像記録装置のテンションローラ
であフて、弾性的に付勢する付勢手段によってベルト外
周面側から圧接する形で配置され、且つベルト状感光体
上の残留粉末を除去するクリーニング機能を備え、さら
に、請求項３の発明は、内周に接する位置に配置された
駆動ローラと従動ローラで支持され回動するベルト状感
光体に張力を与える画像記録装置のテンションローラで
あって、弾性的に付勢する付勢手段によってベルト外周
面側から圧接する形で配置され、且つ転写ベルト上の残
留粉末を除去するクリーニング機能を備えたことにある
。

［作　　用コしたがって、当該テンションローラはベルト状感光（又
は転写ベルト）を弾性的に圧接することにより、張力を
与え、且つ該ベルト状感光体（又は転写ベルト）を布！
　（請求項〕−）あるいはクリニング（請求項２及び３
）する。このように、テンションローラに２つの機能を
持たせたので、部品点数が減少し、構成が簡単化される
ものである。

［実　施　例コ以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。第
１図は請求項１記載の発明の実施例であって、画像記録
部を示している。同図において、画像記録部１は感光体
ユニット２と現像ユニット１ｏから構成されており、こ
れらは複写機本体に体して着脱自在に取り付けられてい
る。この感光体ユニット２は感光体部分とクリーニング
部分とから構成されており、該感光体部分は、ベルト状
感光体３とその駆動ローラ４及び従動ローラ５、ベルト
状感光体３の外周面に接してベルトに張力を与え、且つ
帯電機能を兼ね備えたテンションローラ６から成ってい
る。又前記クリーニング部分は、ベルト状感光体３の外
周に接し、その残留粉末（トナー粒子）を除去するクリ
ーニングブレード７、ベルト状感光体３の表面より除去
されたトナー粒子を回収容器８に導くトナー搬送部材９
から成っている。そして、前記感光体部分とクリーニン
グ部分とは一体的にケース２ａ内に納められている。

また、現像ユニット１０は、現像ローラ１１と該現像ロ
ーラ１１にトナー粒子を帯電付着させる供給ローラ１２
、現像ローラ１１の表面に均一なトナー層を形成するた
めのメタリングブレード１３、トナー粒子を溜めるため
のトナー容器１４から構成されており、これら各部材は
現像ユニットケース１０ａ内に一体的に納められている
。

ところで、テンションローラ６の部分は、例えば第４図
に示すように、一端が駆動ローラ４の軸４ａに回転可能
に支持され、他端にテンションローラ６が取り付けられ
、図示しない付勢手段であるスプリングにより矢印Ａ方
向に付勢されたアーム１５を用いた構成としても良い。

上記構成の感光体ユニット２の動作について簡単に説明
する。ベルト状感光体３はその駆動ローラ４により矢印
方向（時計回り）に回転する。この時、テンションロー
ラ６には帯電回路４ｏによりバイアス電圧が印加されて
おり、同時に図示しないスプリングによりベルト状感光
体３に矢印Ａ方向に適度の張力を与えて該ベルト状感光
体３に接触回転することにより帯電を行なう。その後、
公知の作像プロセスによって、露光、現像、転写クリー
ニング動作が繰り返される。

尚、テンションローラ６はベルト状感光体３との接触面
積が大きいため、均一な帯電を行なうことができる。

さらに、請求項１の他の実施例については、例えば第３
図に示すように、テンションローラ６の代りにスプリン
グ１６ａで付勢された帯電シュー１６を用いることも考
えられる（同図において、他の部分の構成は第１図と同
様であるので、番号は省略している。）次に、請求項２及び３記載の発明の実施例について説明
する。

第２図において、３はベルト状感光体であって、駆動ロ
ーラ４及び従動ローラ５がそれに内接するように配置さ
れることにより支持されており、矢印方向（時計回り）
に回動する。このベルト状感光体３の周囲には近接して
帯電チャージャ１７、現像装置１ｏ及び１０′、転写装
置］８、感光体クリーニング装置１９等が配置されてお
り、又該ベルト状感光体３には図示しない霧光手段から
の光２０や図示しない除電手段からの光２１が照射され
る。

現像装置１ｏ及び１０’は同一形状（現像装置１０’は
部品番号省略）であって、例えば現像装［１１０は、現
像ローラ１１と該現像ローラ１１にトナーを付着させる
供給ローラ１２、現像ローラ１１上のトナー層を均一に
形成するためのメタリングブレード１３、トナーを溜め
るためのトナー容器１４（現像装置１０’のトナー容器
には異なった色のトナーが溜められている）等により構
成されている。

また、感光体装置１９は、残留粉末をけずり落とすため
のクリーニングブレード７と除去した粉末を外部の図示
しないトナー容器に回収するためのオガー２２で構成さ
れている。

そして、ベルト状感光体３の回動力向におけるクリーニ
ングブレード７の上流側位置には、第４図にも示すよう
に、図示しないスプリングで矢印方向Ａに付勢され、一
端が駆動ローラ４の駆動軸４ａに回転可能に支持された
アーム１５の他端に取り付けられたテンションローラ２
３がベルト状感光体３の外周面を圧接してそれに張力を
与える形で配置されている。このテンションローラ２３
はベルト状感光体３に張力を与える機能と、その表面の
残留粉末（トナー粒子、キャリア粒子あるいは紙粉等の
異常画像を生ずる異物）を除去すると同時に感光体のフ
ィルミングを防止する微量の研摩作用を行なうクリーニ
ング機能とを兼ね備えており、その表面の材質にはブラ
シ、スポンジ、ゴムローラあるいは植毛ローラ等を用い
ることができる。

また、転写装置１８は駆動ローラ２４、従動ローラ２５
，２６で支持された転写ベルト２７、従動ローラ２５に
接して配置された搬送ローラ２８、転写時に転写ベルト
２７を帯電するための転写チャージャ２９、転写ベルト
２７の外周面を圧接して張力を与えるテンションローラ
３０、テンションローラ３ｏに近接して設けられ、該テ
ンションローラ３０上の残留トナー粒子を下方へ落とす
ためのクリーニングブレード３１、落としたトナー粉末
を外部の図示しない回収容器へ送り呂すオガー３２等に
より構成されている。

ところで、該テンションローラ３０は、前述したテンシ
ョンローラ２３と同様にクリーニング機能を兼ね備えて
いて転写ベルト２７上の残留粉末を除去するものであり
、一端を軸３３で回転可能に支持され、他端をスプリン
グ３４で付勢されたアーム３５の所定の位置に取り付け
られている。

このように、この実施例においては、ベルト状感光体３
と転写ベルト２７の両方に、張力を与える機能とクリー
ニング機能とを兼ね備えたテンションローラ２３及び３
ｏを設けることにより、構成を簡単化している。

［発明の効果］以上説明したように、請求項１の発明によれば、ベルト
状感光体にテンションローラを外周面で圧接させ、且つ
帯電機能を持たせたので、ベルト状感光体ユニットの構
成を簡単化してコストを低減することができる。また、
テンションローラの接触が一定となり帯電ムラを防止す
ることができる。

さらに、ベルト状感光体でテンションローラを包む構成
として接触面積を大きくしているので、接触の均一性が
保たれ、テンションローラの材質をより広範囲から選択
することができるものである。

また、請求項２及び３の発明によれば、テンションロー
ラをベルト状感光体の外周面で圧接させ、且つクリーニ
ング機能を持たせたので、請求項１と同様に、ベルト状
感光体ユニットの構成を簡単化してコストを低減するこ
とができる。また、請求項１についても同様であるが、
駆動ローラ及び従動ローラからのベルトの着脱が容易と
なり、サービス操作性の向上を図ることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の請求項１の実施例を示す画像記録部
の概略構成図、第２図はこの発明の請求項２及び３の実
施例を示す画像記録部の概略構成図、第３図は請求項１
の他の実施例を示す画像記録部の概略構成図、第４図は
テンションローラとそのアームを示す概略構成図である
。３・・・ベルト状感光体、４・・・駆動ローラ、５・・
従動ローラ、６，２３，３０・・・テンションローラ、
６ａ・・・付勢手段（スプリング）、２７・・・転写ベ
ルト。壱／喝（ばか１名）−

Claims

【特許請求の範囲】１、内周に接する位置に配置された駆動ローラと従動ロ
ーラで支持され回動するベルト状感光体に張力を与える
画像記録装置のテンションローラであって、弾性的に付勢する付勢手段によってベルト外周面側から
圧接する形で配置され、且つベルト状感光体を帯電する
帯電機能を備えていることを特徴とする画像記録装置の
テンションローラ。２、内周に接する位置に配置された駆動ローラと従動ロ
ーラで支持され回動するベルト状感光体に張力を与える
画像記録装置のテンションローラであって、弾性的に付勢する付勢手段によってベルト外周面側から
圧接する形で配置され、且つベルト状感光体上の残留粉
末を除去するクリーニング機能を備えていることを特徴
とする画像記録装置のテンションローラ。３、内周に接する位置に配置された駆動ローラと従動ロ
ーラで支持され回動するベルト状感光体に張力を与える
画像記録装置のテンションローラであって、弾性的に付勢する付勢手段によってベルト外周面側から
圧接する形で配置され、且つ転写ベルト上の残留粉末を
除去するクリーニング機能を備えていることを特徴とす
る画像記録装置のテンションローラ。