JPH04109006U - 自動梱包機 - Google Patents

自動梱包機

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Publication number
JPH04109006U
JPH04109006U JP3226291U JP3226291U JPH04109006U JP H04109006 U JPH04109006 U JP H04109006U JP 3226291 U JP3226291 U JP 3226291U JP 3226291 U JP3226291 U JP 3226291U JP H04109006 U JPH04109006 U JP H04109006U
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JP
Japan
Prior art keywords
electric heating
heating plate
band
crank arm
bands
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3226291U
Other languages
English (en)
Inventor
康則 榊
勉 田篭
Original Assignee
ストラパツク株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ストラパツク株式会社 filed Critical ストラパツク株式会社
Priority to JP3226291U priority Critical patent/JPH04109006U/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒーターを効率よく移動させるとともに、そ
の移動スピードを向上させて、エネルギーロスを少なく
するとともに、作業スピードを高める。 【構成】 揺動可能にしたクランクアーム21の先端に
電熱板34を回動可能に取り付けるとともに、この電熱
板34に下向きの勢力を付与してなり、クランクアーム
21を揺動させて電熱板34を供給側のバンド3間に挿
入する一方、その位置から上記下向きの勢力に抗して電
熱板34を回動させることによってバンド3に近接させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アーチガイド内に位置させた梱包物をバンドで自動的に梱包する 自動梱包機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3、図4は従来の梱包機の作動を説明するための概略図で、アーチガイド1 の内側に設けたスライドテーブル2に梱包物aを乗せる。この状態で合成樹脂製 のバンド3をアーチガイド1に沿って供給するが、その供給機構は次のとおりで ある。
【0003】 先ず、図3に示すように、バンドガイド4をスライドテーブル2の下方に位置 させてから、駆動ローラ5と従動ローラ6との間からバンド3を引き出す。この 引き出したバンド3を、第1ブロック7に形成したガイド孔8及びバンドガイド 4の通路9に通す。 上記の状態で両ローラ5、6を回転させると、バンド3が強制的にアーチガイ ド1内に送り込まれるとともに、そのバンド先端がバンドガイド4に形成したス トッパー10に接した位置で停止する。
【0004】 バンド3がストッパー10の位置で止まったら、第1ブロック7を上昇させて 、その滑止め部11とスライドテーブル2に形成した掛止め部12とでバンド3 をしっかりと押さえる。このようにしてからバンドガイド4を退避させるととも に、両ローラ5、6を逆回転させると、バンド3が引っ張られてアーチガイド1 からはずれ、梱包物aに巻き付く。そして、図4に示すようにテンションアーム 13を利用してバンド3を強く締め付けるとともに、第2ブロック14とスライ ドテーブル2とでバンド3を挟み、その締め付け状態を維持する。
【0005】 バンド3を上記のように締め付けてから、スライドテーブル2の下で重なり合 うバンド間に電熱板15を挿入する。そして、第3ブロック16を上昇させ、下 方のバンドとともに電熱板15を持ち上げる。このようにしてスライドテーブル 2の下方で重なり合うバンド3を電熱板15に接触させながらその部分を溶融す るとともに、その溶融後に電熱板15を退避させる。電熱板15を退避させてか らさらに第3ブロック16を上昇させてバンドの溶融部分をしっかりと押し付け て両者を接着する。この接着作業とともに第3ブロック16に形成した下刃17 と第1ブロック7に形成した上刃18とでバンド3を切断して梱包作業を完了す る。
【0006】 このようにした自動梱包機の具体的な構成を示したのが図5、図6で、図5は 、スライドテーブル2の下にある構成を透視した状態の斜視図、図6は電熱板1 5の移動状態を明確にするための分解斜視図である。
【0007】 電熱板15はスライダー19に固定するとともに、このスライダー19は、そ の両側に設けたガイド20に、前後に摺動自在でしかも上下に多少移動可能に保 持されている。このようにしたスライダー19の下側はクランクアーム21に掛 止めている。このクランクアーム21は、図6からも明らかなように、その先端 に凹部22を形成するとともに、この凹部22にスライダー19を掛止めている 。したがって、クランクアーム21の揺動にともなってスライダー19が往復動 作するとともに、スライダー19に上方向への力が作用したとき、凹部22から 外れるようにして上昇できるようにしてる。つまり、電熱板15は、前記したよ うに第3ブロック16によって持ち上げられたとき、スライダー19と一体にな って持ち上げられることになる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにした従来の自動梱包機では、電熱板15を保持するスライダー1 9が、ガイド20に沿って摺動しながら前後に往復動作するようにしたので、ス ライダー19とガイド20との摺動摩擦が大きくなる。また、このスライダー1 9は上下方向に平行移動させるようにしているので、スライダー19全体を持ち 上げるだけのエネルギーが必要となる。このような諸々の条件が相乗的に作用し て、そのエネルギーロスが大きくなるという問題があった。
【0009】 さらに、スライダー19を上下方向に平行移動させるためにスライダー19と ガイド20との間でガタつきを持たせなければならない。しかし、がたつきが大 きければ大きいほど、力の伝達遅れも大きくなる。そのために、この従来の自動 梱包機では、スライダーの摺動摩擦やがたつきなどが総合化されて、力の伝達遅 れがはなはだしくなり、それが梱包作業のスピードアップに対して大きな障害に なっていた。 この考案の目的は、エネルギーロスが小さく、しかも動きに無駄がない自動梱 包機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、バンドをアーチガイドに供給するとともに、この供給端側のバン ド間に電熱板を挿入し、これらバンドを溶融して接着する自動梱包機を前提にす るものである。 上記の自動梱包機を前提にしつつ、この考案は、揺動可能にしたクランクアー ムの先端に、電熱板を回動可能に取り付けるとともに、この電熱板に一方向の勢 力を付与してなり、クランクアームを揺動させて電熱板を供給側で重なり合うバ ンド間に挿入する一方、その位置から上記勢力に抗して電熱板を回動させること によって、バンドに近接させる構成にした点に特徴を有する。
【0011】
【作用】
この考案は、上記のように構成したので、クランクアームを揺動させて電熱板 をバンド間に挿入し、一方のバンドとともに電熱板を押せば、電熱板がその勢力 に抗して回動しながら、重なり合うバンドに接触してそれらを溶融する。
【0012】
【実施例】
図1、図2に示した実施例は、両側の支持板23間に掛け渡されたシャフト2 4にクランクアーム25を固定している。このクランクアーム25は、一方の支 持板23との間にスプリング26を設け、通常は、図示の垂直状態を保つように している。そして、シャフト24が回ると、それにともなってクランクアーム2 5がスプリング26のバネ力に抗して前方に傾斜するものである。
【0013】 上記クランクアーム25の先端には支持部材27を固定している。この支持部 材27の上端には、二股に開いた凹字状の保持部27aを形成しているが、この 保持部27aには同じく凹字状のホルダー28を取り付けている。このホルダー 28には、図2に示すように、掛止め片29を形成するとともに、軸30を中心 に回動自在にしている。
【0014】 そして、上記掛止め片29と支持部材27に固定したピン31とにスプリング 32を掛け渡し、ホルダー28が通常は図示の位置を保つとともに、このスプリ ング32に抗して図2の反時計方向に回動しうるようにしている。 上記のようにしたホルダー28には絶縁体33を固定するとともに、この絶縁 体33上に、電熱板34を固定している。
【0015】 なお、上記以外の構成は前記した従来と同様なので、それら同一の構成要素に ついては同一符号を用いて説明する。
【0016】 次に、この実施例の作用を説明する。 従来の技術で説明したように、バンド3がストッパー10の位置で止まったら 、第1ブロック7を上昇させて、その滑止め部11とスライドテーブル2に形成 した掛止め部12とでバンド3をしっかりと押さえる。このようにしてからバン ドガイド4を退避させるとともに、両ローラ5、6を逆回転させると、バンド3 が引っ張られてアーチガイド1からはずれ、梱包物aに巻き付く。その後にバン ド3を締め付けながら、その状態を維持する。
【0017】 上記の締め付け状態を維持しているときに、シャフト24を回すと、クランク アーム25が前傾する。このようにクランクアーム25が前傾すると、図2のイ 位置に示すように、電熱板34が下向きに傾斜しながら、供給側で重なり合う下 側のバンド3aと上側のバンド3bとの間に挿入される。この状態から第3ブロ ック16を上昇させると、下側のバンド3aが上昇するとともに、電熱板34が ホルダー28と一体になって、スプリング32に抗して移動し、図2のロ位置ま で回動する。この時点で両バンド3a、3bが電熱板34で溶融されるとともに 、第3ブロック16の押圧力でそれらが接着される。
【0018】 上記のようにして下側のバンド3aと上側のバンド3bとが溶融された時点で 、シャフト24に対する動力を開放すれば、クランクアーム25はスプリング2 6のバネ力によって、原位置である垂直位置に復帰する。このようにクランクア ーム25が原位置に復帰すれば、電熱板34が第3ブロック16から外れるので 、ホルダー28とともにスプリング32のバネ力で図示の原位置に復帰する。
【0019】 この実施例の自動梱包機によれば、クランクアーム25の揺動だけで電熱板3 4を下側のバンド3aと上側のバンド3bとの間に挿入したり、退避させたりで きるので、従来のようにスライダー19を摺動させる場合よりもエネルギーロス が少なくなる。 また、電熱板34は回動動作で上下に昇降しうるので、従来のようにスライダ ー19を上下方向にガタ付かせておく必要が全くなくなる。
【0020】
【考案の効果】
この考案の自動梱包機によれば、エネルギーロスが少ないことはもちろん、従 来のように無駄な動きがないので、一つ一つの動作をスピードアップできるとと もに、高速機にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の分解斜視図である。
【図2】支持部材と電熱板の部分を示す拡大断面図であ
る。
【図3】従来の梱包工程を示す概略図である。
【図4】従来の梱包工程を示す概略図である。
【図5】従来の全斜視図である。
【図6】要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 アーチガイド 3 バンド 25 クランクアーム 34 電熱板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドをアーチガイドに供給するととも
    に、この供給端側のバンド間に電熱板を挿入し、これら
    バンドを溶融して接着する自動梱包機において、揺動可
    能にしたクランクアームの先端に、電熱板を回動可能に
    取り付けるとともに、この電熱板に一方向の勢力を付与
    してなり、クランクアームを揺動させて電熱板を供給側
    で重なり合うバンド間に挿入する一方、その位置から上
    記勢力に抗して電熱板を回動させることによって、バン
    ドに近接させる構成にしたことを特徴とする自動梱包
    機。
JP3226291U 1991-03-07 1991-03-07 自動梱包機 Withdrawn JPH04109006U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226291U JPH04109006U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 自動梱包機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226291U JPH04109006U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 自動梱包機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04109006U true JPH04109006U (ja) 1992-09-21

Family

ID=31915273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3226291U Withdrawn JPH04109006U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 自動梱包機

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JP (1) JPH04109006U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950615