JPH04108779A - 2―メルカプト―1,3,4―オキサジアゾール系化合物の製造方法 - Google Patents

2―メルカプト―1,3,4―オキサジアゾール系化合物の製造方法

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JPH04108779A
JPH04108779A JP2224091A JP22409190A JPH04108779A JP H04108779 A JPH04108779 A JP H04108779A JP 2224091 A JP2224091 A JP 2224091A JP 22409190 A JP22409190 A JP 22409190A JP H04108779 A JPH04108779 A JP H04108779A
Authority
JP
Japan
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general formula
formula
compound
mercapto
oxadiazole
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Pending
Application number
JP2224091A
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English (en)
Inventor
Shuichi Sugita
修一 杉田
Shuji Kida
修二 木田
Koichi Takabe
紘一 高部
Osamu Ishige
修 石毛
Katsuji Ota
勝次 太田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2−メルカプト−1,3,4−オキサジアゾー
ル系化合物の製造方法に関し、更に詳しくは、5位にカ
ルボキシル基もしくはカルボエステル基を有する2−メ
ルカプト−1,3,4−オキサジアゾール系化合物の製
造方法に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] 本発明に係る化合物は、医薬品の分野でセファロスポリ
ンの原料中間体として有用であり、また写真分野におい
ても、漂白促進剤、現像抑制剤として有用である。従来
この化合物の製造方法としては、酸クロライドとジチオ
カルバジン酸とを反応させ、ついで加熱環化する下式で
示される方法が知られている。
しかしながら、この方法においては、原料のジチオカル
バジン酸は経時での分解により有毒ガスが発生するため
取り扱いにくく、また副生成物が多いため、高純度のも
のが得られに<<、さらに操作が繁雑で反応時間が長い
などの欠点を有しており、その結果、製造コストも高い
ものになっていた。
本発明の目的は上記問題点の解決にある。すなわち、反
応時間が短縮され、安価でしかも高純度の2−メルカプ
ト−1,3,4−オキサジアゾール系化合物を得る製造
方法を提供することにある。
[1i1題を解決するための手段] 本発明の前記目的は、下記一般式[IIで示される化合
物を出発原料として二硫化炭素とともに環化反応を行な
う下記一般式[Ir]または[III]で示される2−
メルカプト−1,3,4−オキサジアゾール系化合物の
製造方法により達成された。
一般式[Iコ 一般式[Ir]     一般式[11式中、MはNa
またはKを表わす。R1およびR7はそれぞれ水素原子
、アルキル基またはシクロアルキル基を表わす。Rはア
ルキル基またはシクロアルキル基を表わす。nはO〜4
の整数を表わし、nか2以上の場合、複数のR,、R,
はそれぞれ同じであっても異なってもよい。
以下、本発明を詳述する。
本発明は、具体的には下記工程で示すことができる。
工程(1)         工程(II)本発明にお
いて、出発原料として用いられる一般式[IIで示され
るヒドラジドは例えばベリヒテ(Berfchta) 
54巻、 1432頁の方法により容品に合成すること
ができる。
一般式[II、  [ff]、  [Nコにおいて、R
1゜R1,Rで表わされるアルキル基としては、置換ま
たは無置換の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキ
ル基が好ましく、例えば、メチル、エチル、プロピル、
1−プロピル、ブチル、t−ブチル、オクチル、オクタ
デシル等の6基を表わす。
また、R□、R,、Rで表わされるシクロアルキル基と
しては、置換または無置換の炭素数1〜20のシクロア
ルキル基が好ましく、例えば、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、4−クロロシクロヘキシル、シクロへブチル
等の6基を表わす。Ro。
R1で表わされる置換基のうちで好ましいものは水素原
子であり、Rで表わされる置換基のうちで好ましいもの
はアルキル基である。
次に工程(I)について詳細に説明する。
工程(I)は、一般式[1]で示される化合物を二硫化
炭素とともに適当な溶媒中にて環化反応を行なう工程で
ある。
ここで、反応溶媒としては特に限定はないが、例えば、
水、アルコール類(例えばメタノール、エタノール、プ
ロパツール)、エーテル類(例えばジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル)、ハロゲン化炭化水素(例え
ば四塩化炭素、クロロホルム)、芳香族炭化水素(例え
ばトルエン、キシレン)、エステル類(例えば酢酸エチ
ル)、ニトリル類(例えばアセトニトリル)、アミド類
(例えばジメチルホルムアミド)及びこれらの混合溶媒
を挙げることができる。これらのうち好ましいものは、
水、アルコール類及び混合溶媒であり、さらに好ましく
はアルコール類である。
塩基は用いても用いなくともよく、使用する場合特に限
定はないが、例えば、苛性アルカリ金属、アルカリ金属
の炭酸塩、アルカリ金属の酢酸塩、アルカリ金属の重炭
酸塩、アミン類(例えばトリエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ピリジン)、アルカリ金属のアルコラード等を
使用できる。これらのうち好ましいものは、アルカリ金
属のアルコラード、苛性アルカリ金属である。添加量と
しては、一般式[11で表わされる化合物1モル当り0
.1〜5モルの範囲であり、好ましくは0.5〜2モル
の範囲である。
反応温度は0〜100℃であり、好ましくは50〜80
℃である。
次に、工程(II)のエステル化反応について説明する
工程(n)のエステル化は、通常のエステル化(たとえ
ば酸クロ法、酸によるエステル化)や縮合剤(たとえば
DCC)で行なうことができるが、本発明で好ましいの
は酸によるエステル化である。
この場合の酸としては特に限定はないが、たとえば酢酸
、硫酸、塩酸、リン酸、スルホン酸等を用いることがで
きる。添加量は、一般式[1]で表わされる化合物1モ
ル当り0.01〜2モルの範囲であり、さらに好ましく
は0.1〜1モルの範囲である。反応溶媒は用いても用
いなくてもよく、ROHをそのまま溶媒に用いてもよい
本発明において、前記一般式[I]〜[II[]で示さ
れる化合物の代表的具体例を以下に示すが、本発明はこ
れらに限定されない。
以下糸−口、−2・ 二ニ NtOCCONHNH2 CH。
II−1 −N [−3 [−4 [−5 ■−i ■−2 [1−3 ■−5 1l−6 1r−7 以下余白 ・ 一$ [実施例] 以下に本発明の具体的実施例を記載するが、本発明はこ
れらに限定されない。
実施例1(例示化合物11−2の合成)例示化合物l−
140gをメタノール200ccに懸濁し、これにナト
リウムメチラートの28%メタノール溶液50gを加え
た。ざらに二硫化炭素15ccを10分で加え、30分
攪拌し、その後5時間加熱還流した。反応液を冷却し、
硫酸26gを加え、析出した塩を除去後、メタノールを
減圧留去した。残渣をエーテル−シクロヘキサンより再
結晶して化合物(II−2)を得た。収量20.5g 
(融点167〜169℃)、液体クロマトグラフィーに
より純度を求めたところ99%の高純度のものであった
元素分析値 C4H4N x Oa SとしてCHN 計算値(%)  29.99 2.52 17.49実
測値(%)  29,78 2.81 17.21NM
R((cDs)2co):δ値 13.10(IH)4
.00(2H) 4.50(IH) MSスペクトルも目的の化合物と一致した。
実施例2(例示化合物m−2の合成) 例示化合物n−210gをメタノール100ccに溶解
し、硫酸2ccを加え、加熱還流3時間行った。
メタノールを減圧除去後、酢酸エチル100ccを加え
、水洗によりpH5とし、さらに酢酸エチルを減圧留去
した。これをエーテル−シクロヘキサンにより再結晶し
て化合物(m−2)である白色結晶8.7gを得た。(
融点69〜70℃)液体クロマトグラフィーにより純度
を求めたところ99%の高純度のものであった。
元素分析値 Cs Hm N * Os S   HN 計算値(%)  34,48 3.45 16.09実
測値(%)  34,78 3.88 15.88NM
R((CD、)、CO):δ値 4.00(2H)3.
78(3H) 4.61(IH) MSスペクトルも目的の化合物と一致した。
実施例3(例示化合物I[[−3の合成)例示化合物l
l−210gをエタノール100ccに溶解し、硫酸2
ccを加え、加熱還流3時間行った。
メタノールを減圧除去後、酢酸エチル100ccを加え
、水洗によりpH5とし、さらに酢酸エチルを減圧除去
して化合物(III−3)である淡黄色オイル90gを
得た。液体クロマトグラフィーにより純度を求めたとこ
ろ96.7%の高純度のものであった。
元素分析値 C5HsNzOsS    HN 計算値(%)  38,30 4.26 14.89実
測値(%)  38.05 4.57 15.07N 
M R((CD 5)zc O) :δ値 4.65(
IH)4.21(2)1) 4.00(2H) 1.2
1(3)1)MSスペクトルも目的の化合物と一致した
[発明の効果] 本発明においては、原料が経時で分解することなく、従
って作業安全上問題なく、反応時間は短かく、工程適性
も良好であり、安価で高純度の目的物が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  下記一般式[ I ]で示される化合物を出発原料とし
    て二硫化炭素とともに環化反応を行なう過程を経て、下
    記一般式[II]または[III]で示される2−メルカプ
    ト−1,3,4−オキサジアゾール系化合物の製造方法
    。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[II]一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ [式中、MはNaまたはKを表わす。R_1およびR_
    2はそれぞれ水素原子、アルキル基またはシクロアルキ
    ル基を表わす。Rはアルキル基またはシクロアルキル基
    を表わす。nは0〜4の整数を表わし、nが2以上の場
    合、複数のR_1、R_2はそれぞれ同じであっても異
    なってもよい。]
JP2224091A 1990-08-24 1990-08-24 2―メルカプト―1,3,4―オキサジアゾール系化合物の製造方法 Pending JPH04108779A (ja)

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