JPH04108531U - 浴槽装置 - Google Patents

浴槽装置

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JPH04108531U
JPH04108531U JP878491U JP878491U JPH04108531U JP H04108531 U JPH04108531 U JP H04108531U JP 878491 U JP878491 U JP 878491U JP 878491 U JP878491 U JP 878491U JP H04108531 U JPH04108531 U JP H04108531U
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JP
Japan
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bathtub
speaker
low
low frequency
drive device
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Pending
Application number
JP878491U
Other languages
English (en)
Inventor
巌 川上
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低周波信号により浴槽を振動させ、その振動に
よって身体へのマッサージ効果を得ることのできる浴槽
装置において、一般の浴槽にも容易に取りつけることが
でき、不用な騒音を発生せずに浴槽を振動させることの
できる装置を提供することを目的としている。 【構成】低周波信号の入力によって筐体自体が振動する
スピーカー41が固定された浴槽と、前記スピーカー4
1を駆動するスピーカー駆動装置5とを備えた浴槽装置
であって、前記スピーカー駆動装置5には、低周波信号
の低音域のみを通過させる低域通過フィルター53を備
える構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、低周波信号により浴槽を振動させ、その振動によって身体へのマッ サージ効果を得ることのできる浴槽装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、浴槽を振動させることのできる浴槽装置としては、実開平1−87 734号公報に開示されているように、浴槽を支持プレートと振動プレートの二 重構造にし、前記支持プレートには磁石を設け、前記振動プレートには励磁コイ ルを設け、前記コイルに低周波電流を供給することによって、このコイルと前記 磁石との引力/斥力によって前記振動プレート自体を振動させるように構成した 浴槽装置があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来の浴槽装置では、二重構造の特殊な浴槽を必要とする ので汎用性が無いという点と、振動プレートと支持プレートとの間に水が侵入し てたまったときに振動発生装置を腐食させるという点に問題があった。 また、可聴周波数帯域の音が浴室から外部へ漏洩すると、騒音となるという問 題があった。
【0004】 そこで、一般の浴槽にも容易に取りつけることができ、不用な騒音を発生せず に浴槽を振動させることのできる装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案においては、低周波信号の入力によって筐体自体が振動するスピ ーカーが固定された浴槽と、前記スピーカーを駆動するスピーカー駆動装置とを 備えた浴槽装置であって、前記スピーカー駆動装置には、低周波信号の低音域の みを通過させる低域通過フィルターを備るという手段を講じた。
【0006】
【作用】
上記構成の本考案の浴槽装置によれば、浴槽の外面にスピーカーを固定したの で、このスピーカーに低周波電流を加えると、スピーカーの筐体が低音域の周波 数で振動し、この振動は浴槽に伝達する。よって、浴槽自体が振動板となり入浴 中の人の身体をマッサージするのである。
【0007】 このとき、スピーカーから再生される音には耳障りな中高音域は含まれていな いので、浴室の外部へ騒音として漏れることは防止される。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の浴槽装置を図面に基づいて詳説する。 図1は浴室の断面図、図2,図3はスピーカー部の拡大断面図、図4はスピー カー駆動部のブロック図、図5はスピーカー駆動部の周波数特性図である。 図1,図2,図3,図4において 1はFRP製の浴槽、2は洗い場、3はこれらの浴槽1と洗い場2を備えた浴室 である。4はスピーカー部、5はこのスピーカー部4とケーブル51で接続され たスピーカー駆動部である。
【0009】 図1,図2に基づいて、スピーカー部を説明する。 スピーカー41は、その表面が振動する構造となっているものであり、スピーカ ーケース42を接着剤43によって、前記浴槽1のガラス繊維強化樹脂層12に 接着して取りつけられている。前記ガラス繊維強化樹脂層12の内面にはゲルコ ート層11が形成されて浴槽1が構成されている。そして、前記スピーカー部4 は全体的にウレタン発泡層13によって覆われている。
【0010】 前記スピーカー駆動部5は、CDプレーヤーやカセットテープデッキ等の音源 54と低域通過フィルター55とアンプ52を備えている。 この低域通過フィルター55は、図5に示したように前記音源54からの低周 波信号のうち150Hz以上の周波数成分を減衰させるフィルターであり、イコ ライザで上記特性を得ても良い。
【0011】 上記構成の浴槽装置において、前記音源部54より出力された信号のうち15 0Hz以下の低域の信号はアンプ52によって増幅され、ケーブル51を介して スピーカー部4に供給される。 スピーカー部4においては、スピーカー41の筐体の振動はスピーカーケース 42を介して浴槽1のガラス繊維強化樹脂層12に伝わる。
【0012】 浴槽1においては、ガラス繊維強化樹脂層12の振動によって、入浴中の人の 身体を振動させる。 よって、この浴槽の振動によるマッサージ作用によって筋肉疲労を回復し、身 体的にリラックスできるという効果が得られる。しかも、余分な耳障りな高域の 音は再生されないので、騒音を発生することも無い。
【0013】 なお、浴槽は、FRP製に限らずステンレス製やホーロー製の浴槽であっても 良い。
【0014】
【効果】
このようにして、本考案の浴槽装置によれば、浴室外に騒音を漏らすことなく 充分な強さの浴槽の振動を得て、その振動によるマッサージ作用によって身体を リラックスさせるという効果が得られる。 また、一般的な構造の浴槽をもとにして、上記効果の得られる浴槽装置に容易 に改造できるので、汎用性が高く製造コストを安くできるという効果と、湿気が たまりにくいので腐食しにくく耐久性が高いという効果も得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浴槽装置の実施例の側面図である。
【図2】スピーカーの背面図である。
【図3】スピーカー部の断面図である。
【図4】スピーカー駆動部のブロック図である。
【図5】スピーカー駆動部の周波数特性図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 洗い場 3 浴室 4 スピーカー部 5 スピーカー駆動部 41 スピーカー 52 アンプ 53 低域通過フィルター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低周波信号の入力によって筐体自体が振動
    するスピーカーが固定された浴槽と、前記スピーカーを
    駆動するスピーカー駆動装置とを備えた浴槽装置であっ
    て、前記スピーカー駆動装置には、低周波信号の低音域
    のみを通過させる低域通過フィルターを備えていること
    を特徴とする浴槽装置。
JP878491U 1991-02-25 1991-02-25 浴槽装置 Pending JPH04108531U (ja)

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JP878491U JPH04108531U (ja) 1991-02-25 1991-02-25 浴槽装置

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JPH04108531U true JPH04108531U (ja) 1992-09-18

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