JP2002084588A - 浴室の音響再生装置 - Google Patents
浴室の音響再生装置Info
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Abstract
ウーハの浴室洗い場側の最適空間内への設置により、浴
室内に不快感のない良好な音響特性が得られる浴室の音
響再生装置を提供する。 【解決手段】浴室の天井パネルか壁パネルに設置された
中高音再生用のスピーカと、浴室のバスタブエプロン内
かカウンター内に設置された低音再生用のスーパーウー
ハとを備えたことを特徴とする。そして、前記バスタブ
エプロンかカウンターの壁面には、前記バスタブエプロ
ン内またはカウンター内と洗い場とを連通する開口部が
設けられたり、前記スピーカ及びスーパーウーハは、例
えば防水処理構造を有し、前記開口部は、浴室の隣接す
る壁パネル寄りに設けられる。
Description
スルーム等の浴室の音響再生装置に係わり、特に、低音
から高音まで高音質が得られる浴室の音響再生装置に関
する。
響再生装置としては、例えば実開平6−58057号公
報あるいは特開平3−15423号公報に開示されてい
る。前者(実開平6−58057号公報)の音響再生装
置は、浴室用スピーカを浴室天井または壁面部に設置
し、これに接続する音響アンプを浴室の天井裏に配置す
ると共に、この音響アンプを浴室用照明器具のスイッチ
と連動させてオン・オフさせるように構成したものであ
る。
報)の音響再生装置は、皿状のフレームに固定したボイ
スコイルやマグネット及びヨークによって音響ユニット
を形成し、この音響ユニットのフレームの周囲をバスタ
ブ壁面に密着させて固定し、音響ユニットでバスタブ自
体を発音体として振動させて音を再生するように構成し
たものである。
音響再生装置においては、比較的小型の一つのスピーカ
を浴室の水平な天井や垂直な壁面に単に取り付け、この
スピーカで低音から高音までの全周波数帯域の音を再生
する構造であるため、浴室内における低音の再生が不十
分で、例えば音楽を鑑賞する際に、良好な音響特性が得
られ難いという問題点があった。
ットをバスタブ壁面に取り付け、この音響ユニットで人
間が視聴できる周波数帯の音を、振動板としての一つの
大きなバスタブ壁面で再生する方式であるため、低音は
比較的良好に再生されるものの、音響ユニットがバスタ
ブ壁面に直接取り付けられていることから、バスタブ壁
面の振動によって、機械的な振動が入浴者に伝わり易
く、入浴者が不快感を伴う場合があるという問題点があ
った。
たもので、請求項1記載の発明の目的は、スピーカの壁
パネル等への設置とスーパーウーハの浴室洗い場側の最
適空間内への設置により、浴室内に不快感のない良好な
音響特性が得られる浴室の音響再生装置を提供すること
にある。また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1
記載の発明の目的に加え、低音をより良好に再生し得る
浴室の音響再生装置を提供し、請求項3記載の発明の目
的は、請求項1または2記載の発明の目的に加え、スピ
ーカやスーパーウーハの耐水性を向上させ得る浴室の音
響再生装置を提供することにある。また、請求項4記載
の発明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的に
加え、低音を効果的に再生してより良好な音響特性が得
られると共に、空間内への水の浸入を抑制し得る浴室の
音響再生装置を提供し、請求項5記載の発明の目的は、
請求項1ないし4記載の発明の目的に加え、スーパーウ
ーハの取付構造を簡略化して施工の容易化を図り得る浴
室の音響再生装置を提供することにある。
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、浴室の天井パ
ネルか壁パネル上部に設置された中高音再生用のスピー
カと、浴室のバスタブエプロン内かカウンター内に設置
された低音再生用のスーパーウーハとを備えたことを特
徴とする。
低音は、低音再生専用のスーパーウーハに供給されて再
生され、この低音はバスタブエプロンやカウンター壁面
から浴室内の洗い場上に伝搬され、また中高音は、天井
パネルか壁パネル上部に設置されたスピーカで再生され
て浴室内に伝搬される。これにより、低音から高音まで
音が高音質で再生されて、浴室内に機会的振動等による
不快感のない良好な音響特性が得られる。
プロンかカウンター壁面に、バスタブエプロン内または
カウンター内と洗い場とを連通する開口部を設けること
を特徴とする。このように構成することにより、スーパ
ーウーハで再生される低音が開口部を介して洗い場内に
伝搬されることから、浴室内における低音の再生がより
良好となる。
びスーパーウーハが防水処理構造を有することを特徴と
する。このように構成することにより、直接付着する水
滴や開口部から浸入する水分等に対して、防水処理構造
によってスピーカやスーパーウーハの耐水性が向上し、
これらの長期に亘る安定した使用が可能になる。
バスタブエプロンかカウンターの浴室の壁パネル寄りに
設けられていることを特徴とする。このように構成する
ことにより、開口部から伝搬される低音を例えば壁パネ
ルで反射させることができることから、より臨場感のあ
る低音が得られると共に、洗い場で使用される水の開口
部を介した空間内への浸入が抑制され、例えばスーパー
ウーハへの水の付着が防止される。
のスーパーウーハを浴室の壁パネルに取り付けたことを
特徴とする。このように構成することにより、スーパー
ウーハが浴室の壁パネルに直接取り付けられることか
ら、スピーカ取付用の関連部材を節約できる等、取付構
造が簡略化されて施工の容易化が図れる。
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる音響再生装置をユニットバスルームに適用した場合
の一実施例を示し、図1がその内部の概略斜視図、図2
がその要部を拡大した横断面図、図3がその縦断面図で
ある。
スルーム1という)は、防水パン2と、4枚の壁パネル
3a〜3d(壁パネル3dは図示せず)と、例えばドー
ム型の天井パネル4によって箱状に形成されている。防
水パン2上には、壁パネル3a側にバスタブ5が配置さ
れると共に、壁パネル3c側に洗い場6が設けられ、ま
た、洗い場6の壁パネル3b側には洗面器置き用のカウ
ンター7が配置されている。
上部左右両側には、所定の振動板(図示せず)を有する
小型スピーカ8a、8bが設置されている。この小型ス
ピーカ8a、8bは、振動板として樹脂製のコーン紙を
使用すること等により防水構造とされ、中音から高音ま
での音を再生する。なお、この小型スピーカ8a、8b
は、例えばインピーダンスが8Ωで、再生周波数帯域が
100〜25000Hz、好ましく100〜20000
Hzのものが使用される。
としては、壁パネル3bに限らず、例えば図1の二点鎖
線aで示すように対向する壁パネル3a、3cに設置し
たり、二点鎖線bで示すように天井パネル4の壁パネル
3b側の左右両側、あるいは二点鎖線cで示すようにド
ーム型の天井パネル4の左右の側壁部4a、4bに設置
することもできる。
ウーハ9が設置されている。このスーパーウーハ9は、
図2及び図3に示すように、バッフル板10aを有する
所定容積のスピーカボックス10に取り付けられ、この
スピーカボックス10が、固定具11を介してカウンタ
ー7内の防水パン2上にネジもしくは接着剤等で固定さ
れている。これにより、スーパーウーハ9がカウンター
7の正面壁7aと上面壁7b及び壁パネル3b、3c等
で形成される略密閉状態の空間12内に、スピーカボッ
クス10を介して設置されている。なお、スーパーウー
ハ9としては、例えばインピーダンスが8Ωで、再生周
波数帯域が25〜125Hzのものが使用される。
スピーカボックス10に対応して開口部13が設けられ
ている。この開口部13は、正面壁7aの例えば壁パネ
ル3c寄りに上下方向の長孔で形成され、この開口部1
3により、後述する如くスーパーウーハ9で再生される
低音が洗い場6内に良好に伝搬される。なお、スーパー
ウーハ9も、小型スピーカ8a、8bと同様に、例えば
樹脂製のコーン紙を使用することによって防水構造とさ
れているが、この防水構造としては、例えばスピーカボ
ックス10自体を防水構造としたり、開口部13を一方
向通気性の防水シートで覆ってスーパーウーハ9を間接
的に防水構造とする等、他の適宜の防水構造を採用でき
る。
ウーハ9は、図1に示すように、バスルーム1外に配置
されたアンプ14の出力端子にそれぞれ接続されてい
る。このアンプ14には、図示しないCDプレーヤ、カ
セットデッキ、各種チューナ等の音響機器が接続される
と共に、例えば壁パネル3aに取り付けた操作盤15が
接続されており、この操作盤15をバスルーム1内で操
作することによって、音響機器が有線もしくは無線で制
御される。
15に設けた図示しない電源スイッチや操作釦を操作す
ることによって、CDプレーヤやカセットデッキ等の音
楽を、小型スピーカ8a、8bとスーパーウーハ9で再
生させてバスルーム1内で視聴することができる。この
時、音楽の中高音領域は、入浴者の上方に配置された左
右の小型スピーカ8a、8bで明瞭にステレオ再生され
る。
9に供給されて再生され、この再生音は、空間12内の
振動音が正面壁7aに設けた開口部13から洗い場6に
直接伝搬される。このカウンター7の開口部13から直
接伝搬される音波により、バスルーム1内に臨場感のあ
る良好な低音が再生され、例えば洗い場6にいる入浴者
がこの低音を直接的に体で感じながら聞くことができ
る。
ネル3c寄りに設けられていることから、開口部13か
ら直接伝搬される音波が壁パネル3cで反射されつつバ
スルーム1内の全域に伝搬される状態になると共に、低
音が入浴者の頭部より下方に位置する防水パン2上の洗
い場6から聞こえる状態となり、例えば入浴者がバスタ
ブ5内にいても、重量感と臨場感のある低音を聞くこと
ができる
音響再生装置にあっては、低音再生用のスーパーウーハ
9をカウンター7内部の空間12に設置し、中高音再生
用の小型スピーカ8a、8bを壁パネル3b上部に設置
しているため、スーパーウーハ9で低音を再生し、小型
スピーカ8a、8bで中高音を再生することができる。
特に、スーパーウーハ9を略密閉状態の空間12内に設
置していることから、空間12を音響空間として使用で
きると共に、スーパーウーハ9が入浴者の頭部より下方
の洗い場6(防水パン2)上に設置されていることか
ら、音楽を再生する上で、壁パネル3bの小型スピーカ
8a、8bでは再生することのできない重量感と臨場感
のある低音が再生される。
いる場合でも、入浴者により近い位置のカウンター7内
に設置したスーパーウーハ9で低音を再生できるため、
発生する音レベルが小さくても、聴感上十分な低音を再
生することができると共に、低音の再生部(スーパーウ
ーハ9)と入浴者の距離が近くかつ音圧レベルも低く設
定できることから、音の反響が抑えられて定位が不安定
になることもない。
生し得るスーパーウーハ9を使用すると共に、カウンタ
ー7の正面壁7aに空間12内の音を直接洗い場6側に
伝搬し得る開口部13を設けているため、低音が効率的
に洗い場6(バスルーム1内)側に伝搬される。これら
のことから、入浴者が聴感上音楽に包み込まれる感覚を
得ることができて、バスルーム1内での音楽の再生にお
いて、望ましい音響分布(音響特性)を得ることが可能
になる。
の空間12にスピーカボックス10を介して設置される
ため、バスタブ5のバスタブエプロン16等の機械的振
動の発生がなくなり、該振動の入浴者への伝達による不
快感の発生を抑えることができて、快適な入浴を行うこ
とが可能になる。
ーパーウーハ9が防水処理構造を有するため、その耐水
性が向上し、蒸気や水滴が付着した場合であっても所定
の機能を確実に発揮できる。また、カウンター7の正面
壁7aに設けられる開口部13が壁パネル3c寄りに形
成されているため、洗い場6で体を洗う際の水しぶき等
の空間12内への浸入を極力抑えることができて、空間
12内に設置されるスーパーウーハ9への水滴等の付着
が防止される。これらにより、小型スピーカ8a、8b
やスーパーウーハ9の長期に亘る安定した使用が可能に
なる。
ハ9をスピーカボックス10のバッフル板10aに取り
付け、このスピーカボックス10を固定具11を介して
防水パン2上に固定したが、例えば図4及び図5に示す
ように、スーパーウーハ9をスピーカボックス10を介
することなく、壁パネル3bのスーパーウーハ取付孔3
0を利用し、板状の固定具31を介して(もしくは直
接)壁パネル3bに取り付けることもできる。この構造
によれば、前述したスピーカボックス10等が不要とな
ってスピーカ取付用の関連部材を節約できる等、スーパ
ーウーハ9の取付構造が簡略化されてその施工の容易化
を図ることができる。
ウンター7の正面壁7aに単に穿設された長孔である場
合について説明したが、例えば開口部13を図6もしく
は図7に示すように構成することもできる。すなわち、
図6に示すように、カウンター7の開口部13の後部側
に筒体21を固定し、この筒体21でスーパーウーハ9
が取り付けられたスピーカボックス10のバッフル板1
0aの開口とカウンター7の開口部13とを連通させ
る。この時、筒体21は、バッフル板10aやカウンタ
ー7と別体に形成しても良いし、これらに一体成形する
こともできる。
開口部13に導くことができると共に、筒体21内を音
響空間として利用できて、より良好な低音が得られる。
この場合においても、図7に示すように、スーパーウー
ハ9を固定具31を介して壁パネル3bのスーパーウー
ハ取付孔30に直接取り付け、このスーパーウーハ9の
前面とカウンター7の開口部13とを筒体21で連通さ
せることもできる。
を筒体17で形成し、その先端部17aを空間12内に
所定寸法突出させても良い。このよう形成すれば、例え
ば筒体17の先端部17aの位置によって、洗い場6側
に伝播される低音の状態をバスルーム1の大きさ等に応
じて調整でき、より効果的な低音を再生することが可能
になると共に、開口部13を介した空間12内への水等
の浸入がより抑制される。この場合においても、図9に
示すように、スーパーウーハ9を固定具31を介して、
壁パネル3bのスーパーウーハ取付孔30に直接取り付
けることもできる。
他の実施例を示す縦断面図である。なお、上記実施例と
同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。この実施例の特徴は、図1の二点鎖線dで示すよう
に、スーパーウーハ9をバスタブ5内の空間18に設置
した点にある。すなわち、図10に示すように、バスタ
ブ5の洗い場6側の壁面5aとバスタブエプロン16と
で形成される空間18内に、固定具11を介してスーパ
ーウーハ9が取り付けられたスピーカボックス10を、
例えば該空間18内に位置する防水パン2上に固定す
る。
壁パネル3d寄りに開口部13を形成する。このように
構成しても、スーパーウーハ9で低音を再生できて、上
記実施例と同様の作用効果を得ることができると共に、
バスタブエプロン16がバスタブ5に対して着脱可能で
あることから、スーパーウーハ9の保守、点検作業が容
易に行え、かつ設置が簡単となって既存のバスルーム1
にも容易に対応できるという作用効果が得られる。この
実施例の場合は、スーパーウーハ9を図1の二点鎖線e
に示すように、バスタブ5の図示しない壁パネル3d側
に設けられる空間19内に設置することも勿論可能であ
る。
ウーハ9の前方のカウンター7やバスタブエプロン16
に開口部13を設ける場合について説明したが、例えば
図11に示すように、開口部13を省略し、スーパーウ
ーハ9を壁パネル3bのスーパーウーハ取付孔30に、
板状もしくは略ボックス状の固定具31を介して直接取
り付けることもできる。
16内部の空間18(音響空間)の低音が、該エプロン
16等の部材の隙間から漏れたりエプロン16等の各部
材を介してバスルーム1内に伝搬され、従来例に比較し
て良好な音響特性が得られることが実験的に確認されて
いる。また、この場合、バスルーム1内の部材に開口部
13を設ける必要がないことから、バスルーム1内のデ
ザインの自由度を増すことができるという作用効果も得
られる。
ウーハ9をスピーカボックス10や壁パネル3b等に取
り付けることにより各空間内に設置したが、本発明はこ
れに何等限定されず、例えばスーパーウーハ9を一枚の
板体に取り付けて各空間内に設置することにより、壁パ
ネル3bに取り付ける場合と同様に、スーパーウーハ9
の設置の簡素化を図りつつ各空間に前記スピーカボック
ス10と同等の機能を持たせることもできる。これらの
場合、図8及び図9の二点鎖線fで示すように、空間1
8内を適宜の板体20で仕切れば、該空間18を最適容
積に設定できて前記スピーカボックス10により近い機
能を持たせることが可能になる。
ウンター7の正面壁7aやバスタブエプロン16等に直
接固定する構造も包含するものであり、要は洗い場6の
周囲に形成されるバスタブエプロン16内かカウンター
7内にスーパーウーハ9が設置される構造であれば良
い。また、本発明は、上記した各変形例や各実施例を適
宜に組み合わせることもできるし、上記各実施例におけ
る開口部13の形状や個数も、一つの縦長の長孔に限ら
ず、円形や横長の長孔等で形成したり開口部13を複数
設けたり、あるいは開口部13の位置をバスタブ5やカ
ウンター7寄りに設ける等、本発明に係わる各発明の要
旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができ
る。
明によれば、天井パネルや壁パネルに中高音再生用のス
ピーカを設置し、バスタブエプロンやカウンター内にス
ーパーウーハを設置しているため、低音から高音までの
音を高音質で再生することができると共に、低音が浴室
の下部である洗い場側から聞こえることから、不快感の
ない臨場感かつ重量感のある低音が再生されて、浴室内
に良好な音響特性を得ることができる。
項1記載の発明の効果に加え、バスタブエプロン内また
はカウンター内と洗い場とを連通する開口部が設けられ
ているため、この開口部を介してスーパーウーハで再生
される低音が洗い場内に直接伝搬され、浴室内において
低音をより良好に再生することができる。
項1または2記載の発明の効果に加え、スピーカ及びス
ーパーウーハが防水処理構造を有するため、水滴の付着
や開口部から浸入する水分等に対して、防水処理構造で
スピーカやスーパーウーハの耐水性を向上させることが
できて、これらを長期に亘り安定して使用することがで
きる。
項1ないし3記載の発明の効果に加え、開口部がバスタ
ブエプロンかカウンターの浴室の壁パネル寄りに設けら
れるため、開口部から伝搬される低音を例えば壁パネル
で反射させることができて、浴室内により臨場感のある
低音が得られると共に、洗い場で使用される水の開口部
を介した空間内への浸入が抑制されて、例えばスーパー
ウーハへの水の付着を防止することができる。
項1ないし4記載の発明の効果に加え、スーパーウーハ
が浴室の壁パネルに取り付けられるため、スピーカ取付
用の関連部材を節約できる等、取付構造が簡略化されて
施工の容易化を図ることができる等の効果を奏する。
トバスルームの内部の概略斜視図
と同様の横断面図
図3と同様の縦断面図
を示す図3と同様の縦断面図
面図
示す要部の縦断面図
施例を示す概略構成図
Claims (5)
- 【請求項1】浴室の天井パネルか壁パネル上部に設置さ
れた中高音再生用のスピーカと、浴室のバスタブエプロ
ン内かカウンター内に設置された低音再生用のスーパー
ウーハとを備えたことを特徴とする浴室の音響再生装
置。 - 【請求項2】前記バスタブエプロンかカウンター壁面
に、前記バスタブエプロン内またはカウンター内と洗い
場とを連通する開口部を設けたことを特徴とする請求項
1記載の浴室の音響再生装置。 - 【請求項3】前記スピーカ及びスーパーウーハが防水処
理構造を有することを特徴とする請求項1または2記載
の浴室の音響再生装置。 - 【請求項4】前記開口部は、バスタブエプロンかカウン
ターの浴室の壁パネル寄りに設けられていることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載の浴室の音響
再生装置。 - 【請求項5】前記低音再生用のスーパーウーハを浴室の
壁パネルに取り付けたことを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載の浴室の音響再生装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001184305A JP3550555B2 (ja) | 2000-07-03 | 2001-06-19 | 浴室の音響再生装置 |
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JP2001184305A JP3550555B2 (ja) | 2000-07-03 | 2001-06-19 | 浴室の音響再生装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2008185763A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子鍵盤楽器 |
JP2009290363A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | パネルスピーカ取付構造 |
JP2010268119A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Yazaki Corp | 防水構造を備えた水濡れ禁止機器付きカバー |
CN106101924A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-11-09 | 杭州鸿雁电器有限公司 | 一种音频传输装置,可防水音频传输装置 |
WO2022224228A1 (en) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | Spa-Tech International Limited | Audio apparatuses |
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2001
- 2001-06-19 JP JP2001184305A patent/JP3550555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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