JPH04108426U - 特殊車両の安全確認装置 - Google Patents

特殊車両の安全確認装置

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JPH04108426U
JPH04108426U JP1133691U JP1133691U JPH04108426U JP H04108426 U JPH04108426 U JP H04108426U JP 1133691 U JP1133691 U JP 1133691U JP 1133691 U JP1133691 U JP 1133691U JP H04108426 U JPH04108426 U JP H04108426U
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JP
Japan
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vehicle
switch
special vehicle
safety confirmation
special
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Pending
Application number
JP1133691U
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English (en)
Inventor
金満 蓮実
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊車両が危険な状態で発進しようとすると
き、警報を発すること。 【構成】 特殊車両の安全確認装置は、特殊車両1の運
転席内に車両走行開始を検出するスイッチ2を設け、車
両1に装備した作業装置3の運転継続および移動部材収
納を検出するスイッチ4を該作業装置3に設け、該スイ
ッチ群からの信号にもとづいて警報信号を発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レッカー車、高所作業車、クレーン車、小型クレーン搭載車、消防 車、ダンプカー等の走行時と作業時とで大幅に横幅および高さが変わるような特 殊車両におけるブーム、アウトリガー等の作業装置の安全確認装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
特殊車両のブームやアウトリガー等の作業装置を車両内に収めることを運転者 が忘れたまま車両を走行した場合、車両の転倒、通路(道路)上部および横の建 築物、その他の施設の破損、他車両との接触および破損、通行人への接触・事故 等を発生する。
【0003】 しかし、従来は、特殊車両内にブームやアウトリガーを納めたか否かを確認す る安全装置はなく、運転者の目視確認に頼っていた。
【0004】 実開昭52−105742号公報には、障害物検知警報装置が開示されている 。この装置は、自己の車両以外の障害物を検知するものであって、自己の車両に 装備した装置の収納・停止を検知するものではない。
【0005】 実開昭62−87950号公報にも車両後方確認警報装置を開示しているが、 上記と同様に自己の車両の検知については開示していない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、特殊車両の作業装置が車両内の定位置に収 納されていない場合、または、作業装置が作業終了後もまだ作動している場合に 、車両運転者に警報を発して安全を確認させる装置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の特殊車両の安全確認装置は、特殊車両の運転席内に車両走行開始を検 出するスイッチを設け、車両に装備した作業装置の運転継続および移動部材収納 を検出するスイッチを該作業装置に設け、該スイッチ群からの信号にもとづいて 警報信号を発生する手段によって、上記課題を解決している。
【0008】
【作用】
本考案の装置においては、運転席内に設けたスイッチが車両の走行開始を検知 する。このとき、車両に装備した作業装置が運転を停止せずにまだ継続している 場合、または作業装置がまだ定位置に収納されていない場合に、運転席内の運転 者に警報を発する。
【0009】 これにより、車両が危険な状態で発進することを防止する。
【0010】
【実施例】
図1,2,3を参照して、本考案の特殊車両の安全確認装置の実施例について 説明する。
【0011】 図1に示すように、本考案の装置は、特殊車両1(本実施例においては、小型 クレーン搭載車)の運転席内に車両走行開始を検出するスイッチ2を設けている 。このスイッチ2は、例えば、ドアー・スイッチ2a、サイドブレーキ・スイッ チ2b等でよい。
【0012】 一方、車両1に装備した作業装置3(本実施例おいては、小型クレーン3a、 アウトリガー3b)に、作業装置の運転継続および移動部材収納を検出するスイ ッチ4を設ける。このスイッチ4は、例えば、ブーム収納スイッチ4a、油圧モ ータ・スイッチ4b、アウトリガー・スイッチ4c等である。
【0013】 これらスイッチ群4a,4b,4cからの信号にもとづいて運転席内に設けた 警報器5に警報信号を送る。
【0014】 本考案の安全確認装置の処理手順について図1,2を参照して説明する。
【0015】 (1) スタート ドアの開閉または、サイドブレーキを外すとスイッチ2aまたは2bが作動し て、車両の走行を開始するものと認識し、安全確認装置を作動させる。
【0016】 (2) 検出部 検出装置は、特殊車両の型式により異なるが、小型クレーン3aのブーム、ア ウトリガー3c等の作業装置3の位置検出と、油圧装置3bの使用状況を検出す るスイッチ4a,4b,4cの回路に分かれている。
【0017】 (3) 制御部 検出状況により、運転者へメッセージを送る言葉を選択し、音声発生装置を制 御する。
【0018】 (4) 音声部 音声発生プリント基板を内蔵し、制御部からの信号により、いずれかのメッセ ージをスピーカ5から出力する。
【0019】 次に、本考案の安全確認装置の処理内容について、図1,3を参照して説明す る。ドア−・スイッチ2aおよびサイドブレーキ・スイッチ2bで装置をスター トさせる。小型クレーン3aのブームが定位置に納まっているか否かをリミット スイッチ4aで確認する。アウトリガー3cが定位置に納まっているか否かをア ウトリガー3cの本数分のリミットスイッチ4cで確認する。作動用油圧装置3 bが動作しているか否か操作レバーのリミットスイッチ4bで確認する。
【0020】 ブーム3aの状況とアウトリガー3cの状況および油圧装置3bの状況を組み 合わせ、状況に合ったメッセージを作動させる。手動介入による停止信号で任意 に停止可能となる。
【0021】 メッセージの内容としては、下記のものがある。 (1)ブーム3aが定位置に納められていない旨を警報する。 (2)アウトリガー3cが定位置に納められていない旨を警報する。 (3)ブーム3aとアウトリガー3cが定位置に納められていない旨を警報する 。 (4)作動用油圧装置3bの作動スイッチがまだ入っている旨を警報する。 (5)すべて正常であり、走行準備が完了している旨をメッセージする。
【0022】 本考案の装置においては、下記の変更も可能である。ダンプカー等の荷台が走 行状態に戻されているか否かの安全確認装置として利用できる。ブームやアウト リガーが走行状態(定位置)にある検出として、リミットスイッチ4a,4b, 4cを用いているが、近接スイッチ等を利用してもよい。警報として、音声発生 装置(ボイスアナンシェーター)を利用しているが、表示球とブザー等による警 報も可能である。動作ロジックは、1つの例を示したが、検出器の組合せおよび タイマによる確認等の応用は何種類も可能である。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、特殊車両を危険な状態にしたまま発進することはなく、事故 を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した特殊車両の斜視図である。
【図2】本考案の装置の処理手順の説明図である。
【図3】本考案の装置の処理内容の説明図である。
【符号の説明】
1:特殊車両 2:検出スイッチ 3:作業装置 4:検出スイッチ 5:警報器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特殊車両の運転席内に車両走行開始を検
    出するスイッチを設け、車両に装備した作業装置の運転
    継続および移動部材収納を検出するスイッチを該作業装
    置に設け、該スイッチ群からの信号にもとづいて警報信
    号を発生することを特徴とした特殊車両の安全確認装
    置。
JP1133691U 1991-03-05 1991-03-05 特殊車両の安全確認装置 Pending JPH04108426U (ja)

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JP1133691U JPH04108426U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 特殊車両の安全確認装置

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JP1133691U JPH04108426U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 特殊車両の安全確認装置

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