JPH04108421A

JPH04108421A - 内視鏡装置

Info

Publication number: JPH04108421A
Application number: JP2224410A
Authority: JP
Inventors: Sohei Fukunishi; 荘平福西
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Canon Medical Systems Corp
Priority date: 1990-08-28
Filing date: 1990-08-28
Publication date: 1992-04-09
Anticipated expiration: 2014-11-29
Also published as: JP2984341B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は生体内に挿入される導中部に連結され、吸引さ
れる体内物の通路となる吸引管を備えた内視鏡装置に関
する。

（従来の技術）従来、この種の内視鏡装置では、第４図に示すように、
連続的に作動する吸引ポンプ１０に接続された吸引管２
０の途中に、吸引管２０を押し潰し、通路の開閉を行う
ピンチバルブ３０が装着されている。上記ピンチバルブ
３０は、通常は閉じて、吸引ＯＦＦ状態となっている（
第４図ａ）。

そして、吸引を開始する際は、ピンチバルブ３０を開き
、吸引ＯＮとしく第４図ｂ）、吸引が終了すると、ピン
チバルブ３０を閉じていた（第４図Ｃ）　。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述した従来の内視鏡装置においては、
吸引ポンプ１０が常時作動しているため、吸引ＯＦＦで
も吸引ポンプ１０とピンチバルブ３０との間は吸引圧が
高くなっている（第４図ａ）。このため、ピンチバルブ
３０を開き、吸引ＯＮにすると、吸引開始時に急激な吸
引が行われ、導中部の吸引口近傍の体内壁Ａが吸着され
る（第４図ｂ）という問題点があった。

又、体内壁Ａを吸着したまま、ピンチバルブ３０を閉じ
、吸引をＯＦＦにしても、体内壁Ａを吸引している吸引
口とピンチバルブ３０との間ハ、負圧になっているため
、体内壁Ａの吸着が解除されない（第４図Ｃ）という問
題点もあった。

本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、体内壁の吸着
が防止でき、体内壁の吸着か容易に解除できる内視鏡装
置を提供するものである。

［発明の構成］（厚層を解決するための手段）本発明は上述した目的を達成するため、生体内に挿入さ
れる導中部と体内物を吸引する吸引ポンプとを連結し、
体内物の通路となる吸引管を有する内視鏡装置において
、上記吸引管の途中に、ピンチバルブを装着し、上記ピ
ンチバルブより上流側及び下流側の上記吸引管に、分岐
管を接続すると共に、上記分岐管に、上記ピンチバルブ
の開閉動作とは反対の動作により、上記分岐管を外気に
対して開閉するリーク弁を装着したものである。

（作用）本発明においては、ピンチバルブより上流側及び下流側
の吸引管に接続した分岐管に、ピンチバルブの開閉動作
とは反対の動作で、外気に対して開閉するリーク弁を装
着したので、ピンチノ＜）レブを開き、吸引を開始する
と、リーク弁か閉しる。

又、ピンチバルブを閉じ、吸引を中正すると、１ツク弁
が開き、吸引管内の吸引圧か低下する。

（実施例）本発明の内視鏡装置に係わる一実施例を、第１図乃至第
３図に基づいて従来例と同一構成部分には同一符号を付
して説明する。

第１図は吸引チューブにおける吸引圧制御手段の横断面
図であり、第２図は同縦断面図を示す。

図面において、２０は吸引ポンプ１０（第３図参照）と
、生体内に挿入される導中部を含む内視鏡スコープ（図
示略す）とを連結し、吸引される体内物の通路となる吸
引チューブ（吸引管）である。

上記吸引チューブ２０の異なる部分には、分岐管４ｏの
両端部が、連結管５０ａ、５０ｂによって夫々接続され
、連結管５０ａ、５０ｂ間の吸引チューブ２０及び上記
分岐管４０の部分には、吸引圧制御手段６０が装着され
ている。上記吸引圧制御手段６０は、分岐管４０に装着
されたリーク弁７０、吸引チューブ２０に装着されたピ
ンチバルブ８０及びこれらリーク弁７０とピンチバルブ
８０とを配設すると共に、上記分岐管４０に連結管５０
ｃ、５０ｄを介して接続された通路９２を有する胴部９
０から構成されている。上記リーク弁７０は、胴部９０
に形成された案内部９１を上下方向に摺動する一対の駆
動杆７１と、この駆動杆７１の上端に固着されたプレー
ト７２と、プレドア２の裏面に突設され、胴部９０に形
成された通路９２の開口部９３を開閉する一対の弁体７
３と、駆動杆７１の周部に巻回され、駆動杆７１の軸方
向に付勢するスプリング７４とから成っている。又、上
記ピンチバルブ８０は、シリンダ８２と、このシリンダ
８２を上下方向に摺動する弁体８１と、この弁体８１と
の間に吸引チューブ２０を介在する固定部材８３とから
成っている。

次に、かかる構成を有する吸引圧制御手段の作用を第３
図により述べる。

通常時はピンチバルブ８０の抑圧を以て吸引チューブ２
０が潰され、従って、通路か閉し、吸引ＯＦＦの状態に
なっている。又、このとき、リフ弁７０は開かれ、分岐
管４０が外気に開放される。これにより、吸引ポンプ１
０による吸引チューブ２０内の吸引圧は、緩和され、低
く抑えられる（第３図ａ）。

そして、吸引を開始する際は、上記ピンチバルブ８ｏの
押圧を解除し、通路を開くと共に、リーク弁７０を閉じ
る。このとき、吸引チューブ２０内の吸引圧が低いため
、吸引開始時の急激な吸引が回避され、体内壁Ａの吸着
が防止される（第３図ｂ）。

次いで、吸引を中止する場合は、ピンチバルブ８０によ
り、吸引チューブ２０を押圧し、通路゛を閉じると共に
、リーク弁７０を開く。こうすれば、吸引チューブ２０
内の吸引圧か低下するので、吸引時に体内壁Ａを吸着し
ても、これが容易に解除される（第３図Ｃ）。

ところで、リーク弁７０の開動作は、ビンチバルブ８０
の弁体８１か、吸引チューブ２０を押し潰すと同時に、
リーク弁７０の駆動杆７１を押し上げることて行われ、
同閉動作は、弁体８１が元の位置に復帰し、吸引チュー
ブ２０への押圧ヲ解除するとき、駆動杆７１かスプリン
グ７４の作用で元の位置に復帰し、弁体７３が分岐管４
０に連続する通路９２の開口部９３を塞ぐことで行われ
る。

かくして、本実施例の吸引圧制御手段６０によれば、既
存のピンチバルブ８０を用いた簡単でコンパクトな構造
により、吸引チューブ２０内の吸引圧が容易に制御でき
る。又、吸引系管路が内視鏡装置本体の外側にあるため
、当該管路の洗浄が容易にできる。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、吸引管にピンチバ
ルブを装着し、ピンチバルブより上流側及び下流側の吸
引管に接続された分岐管に、ピンチバルブの開閉動作と
は反対の動作で、外気に対して開閉するリーク弁を装着
したので、ピンチバルブが開くと、リーク弁が閉じ、吸
引が開始する。

又、ピンチバルブか閉しると、リーク弁が開くので、吸
引管内の吸引圧が低下する。従って、吸引開始時の急激
な吸引が抑制され、体内壁の吸着か防止できると共に、
ピンチバルブを閉し、吸引ヲ中止すると、体内壁の吸着
か容易に解除できるので、安全性及び作業性か向上でき
る等の効果により上述した課題を解決し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の内視鏡装置に係る一実施例
を示すもので、第１図は吸引圧制御手段の横断面図、第
２図は同縦断面図、第３図は吸引圧制御手段の動作説明
図、第４図は従来の吸引圧制御手段の動作説明図である
。１０・・・吸引ポンプ、２０・・・吸引チューブ、４０
・・・分岐管、６０・・・吸引圧８８手段、７０・・・
リーク弁、７３．８１・・・弁体、８０・・・ピンチバ
ルブ。

Claims

【特許請求の範囲】生体内に挿入される導中部と体内物を吸引する吸引ポン
プとを連結し、体内物の通路となる吸引管を有する内視
鏡装置において、上記吸引管の途中に、ピンチバルブを装着し、上記ピン
チバルブより上流側及び下流側の上記吸引管に、分岐管
を接続すると共に、上記分岐管に、上記ピンチバルブの
開閉動作とは反対の動作により、上記分岐管を外気に対
して開閉するリーク弁を装着したことを特徴とする内視
鏡装置。