JPH04107824U - 電解コンデンサ用封口体 - Google Patents
電解コンデンサ用封口体Info
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- JPH04107824U JPH04107824U JP1663891U JP1663891U JPH04107824U JP H04107824 U JPH04107824 U JP H04107824U JP 1663891 U JP1663891 U JP 1663891U JP 1663891 U JP1663891 U JP 1663891U JP H04107824 U JPH04107824 U JP H04107824U
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- JP
- Japan
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- hole
- sealing body
- rivet
- aluminum
- resin molded
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- Pending
Links
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、ひび割れの発生を防止した電解コ
ンデンサ用の封口体を提供することを目的とする。 【構成】 樹脂成型板3に透孔4を穿設し、鍔付であっ
て、この透孔4より径小のリベット6を外部端子5を介
在させて透孔4に挿入し、ワッシャ7を介在させてリベ
ット7の挿入端をかしめることによって潰し、一体化し
ている。
ンデンサ用の封口体を提供することを目的とする。 【構成】 樹脂成型板3に透孔4を穿設し、鍔付であっ
て、この透孔4より径小のリベット6を外部端子5を介
在させて透孔4に挿入し、ワッシャ7を介在させてリベ
ット7の挿入端をかしめることによって潰し、一体化し
ている。
Description
【0001】
本考案は電解コンデンサ、特にはアルミニウム電解コンデンサの封口体に関す
る。
【0002】
アルミニウム電解コンデンサは、アルミニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とを
セパレ−タを介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸し、このコンデンサ
素子を封口体と共に外装ケ−スに組み込んだ構造を有している。封口体は、フェ
ノ−ル樹脂などの樹脂成型板からなり、その外側にアルミニウム製リベットを介
して外部端子を一体的に取着してなり、また外装ケ−ス内に露出したアルミニウ
ム製リベット面にはコンデンサ素子からの内部リ−ドが固着されている。
【0003】
このような端子付の封口体を作成するには、樹脂成型板に透孔を穿設し、鍔付
であって、この透孔より径小のリベットを外部端子を介在させて透孔に挿入し、
リベットの挿入端をかしめることによって潰し、一体化している。
【0004】
この端子付の封口体によると、リベットのかしめ時に透孔よりひび割れがしば
しば生じ、封口体としての充分なる強度および気密性を得ることが困難であった
。
【0005】
しかるに、本考案はリベットのかしめ時の衝撃を緩和することにより封口体の
ひび割れを防止するようにしたもので、具体的にはアルミニウム製ワッシャを介
在させてリベットをかしめた構造である。
【0006】
アルミニウム製ワッシャがリベットのかしめ時の樹脂成型板への衝撃を緩和す
るので封口体のひび割れを防止することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面と共に説明する。
【0008】
<実施例1>
図1に示した封口体1はゴム弾性体2を一体形成したフェノ−ル樹脂からなる
樹脂成型板3に穿設された透孔4に外部端子5を介在させて鍔付のアルミニウム
製リベット6を挿入し、リベット6の挿入先端側にアルミニウム製ワッシャ7を
介在させてリベット6の先端をかしめて潰したものである。
【0009】
<実施例2>
図2に示した封口体10は図1に示した実施例1の封口体1の変形実施例で、
樹脂成型板3にワッシャ7を収容するための凹部8を透孔4の周囲に設け、この
凹部をワッシャ7を位置させてリベット6の先端をかしめて潰したものである。
【0010】
本考案に係る封口体においては、アルミニウム製ワッシャを介してアルミニウ
ム製リベットがかしめられているために封口体のひび割れが防止でき、したがっ
て同封口体を使用した電解コンデンサにあっては長時間にわたって安定な性能を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る封口体の第1実施例の断面図。
【図2】 本考案に係る封口体の第2実施例の断面図。
1 封口体
2 ゴム弾性体
3 樹脂成型板
4 透孔
5 外部端子
6 リベット
7 ワッシャ
8 凹部
10 封口体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 田中 一郎
神奈川県藤沢市辻堂新町2丁目2番1号
エルナ−株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂成型板に透孔を穿設し、鍔付であっ
て、該透孔より径小のリベットを外部端子を介在させて
該透孔に挿入し、該リベットの挿入端をかしめることに
よって潰し、一体化した電解コンデンサ用封口体におい
て、該リベットは該挿入端と該樹脂成型板との間にアル
ミニウム製ワッシャを介在していることを特徴とする電
解コンデンサ用封口体。 - 【請求項2】 該アルミニウム製ワッシャは透孔の周囲
に形成された凹部に位置していることを特徴とした請求
項1に記載の電解コンデンサ用封口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1663891U JPH04107824U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 電解コンデンサ用封口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1663891U JPH04107824U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 電解コンデンサ用封口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107824U true JPH04107824U (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=31903606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1663891U Pending JPH04107824U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 電解コンデンサ用封口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04107824U (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP1663891U patent/JPH04107824U/ja active Pending
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