JPH0325396Y2 - - Google Patents

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JPH0325396Y2
JPH0325396Y2 JP1984169643U JP16964384U JPH0325396Y2 JP H0325396 Y2 JPH0325396 Y2 JP H0325396Y2 JP 1984169643 U JP1984169643 U JP 1984169643U JP 16964384 U JP16964384 U JP 16964384U JP H0325396 Y2 JPH0325396 Y2 JP H0325396Y2
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JP
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capacitor element
external lead
resin material
lead
lead member
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JP1984169643U
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は固体電解コンデンサに関し、特に円柱形
状のコンデンサエレメントを外装する樹脂材に電
圧,静電容量,極性などの表示記号を鮮明に捺印
できる外装構造に関するものである。
〔従来技術〕
一般にこの種固体電解コンデンサは例えば弁作
用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結し
てなる円柱形状のコンデンサエレメントに予め弁
作用を有する金属線を陽極リードとして植立し、
この陽極リードに第1の外部リード部材を溶接す
ると共に、第2の外部リード部材をコンデンサエ
レメントの周面に形成された電極引出し層に半田
付けし、かつコンデンサエレメントの全周面を樹
脂材にて浸漬外装して構成されている。
ところで、この円柱形状のコンデンサエレメン
トを有するコンデンサにおいて、陽極リード及び
コンデンサエレメントは陽極として、電極引出し
層は陰極として機能する関係で、これらに接続さ
れる第1,第2の外部リード部材は陽極,陰極の
極性表示を何らかの方法で行う必要がある。
従つて、従来においては例えば第5図〜第6図
(実願昭58−19264号明細書)に示すように、第
1,第2の外部リード部材A,Bを含む面に平行
な樹脂材Cによる外装面に電圧,静電容量を表示
する記号の捺印と同時に、第1の外部リード部材
A側に+の記号及び面積の広い極性を表示する記
号Dが捺印されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、この円柱形状のコンデンサエレメ
ントを有するコンデンサにおいて、外装形態が大
きい場合には表示記号は比較的鮮明に捺印できる
ものの、それが小形化された場合には外装面に更
に著しく球面となることもあつて表示記号の捺印
が不鮮明になつたり、一部に未捺印部が形成され
たりするという問題が生ずる。
かといつて、樹脂材の未硬化状態において、樹
脂材の一部分に平板を押し当てて外装面に平坦部
を形成し、この部分に表示記号を捺印すればよい
のであるが、作業が煩雑になり好ましくない。
それ故に、本考の目的は、簡単な構成によつ
て、特に小形化された円柱形状のコンデンサエレ
メントを樹脂材で被覆した外装面に平坦な部分を
形成し外装形態に左右されることなく表示記号を
確実に捺印できる固体電解コンデンサを提供する
ことにある。
〔問題を解決するための手段〕
従つて、本案は上述の目的を達成するために、
弁作用を有する金属粉末にて構成し、かつそれよ
り弁作用を有する金属線を陽極リードとして導出
してなる円柱形状のコンデンサエレメントの周面
に電極引出し層を形成し、このコンデンサエレメ
ントの陽極リードに第1の外部リード部材を、電
極引出し層に第2の外部リード部材をそれぞれ接
続し、かつコンデンサエレメントの全周面を樹脂
材にて浸漬外装したものにおいて、上記第2の外
部リード部材の内端部分に平坦部を有するL形の
金属部材を一体化すると共に、この平坦部の樹脂
材上に表示記号を捺印したものである。
〔作用〕
この考案によれば、第2の外部リード部材の内
端部分に平坦部を有するL形の金属部材が一体化
され、かつ平坦部が円柱形状のコンデンサエレメ
ントに沿つて配置されているので、このような円
柱形状のコンデンサエレメントを樹脂材にて浸漬
外装しても、金属部材の平坦部における樹脂材の
外装面はほヾ平坦になる。このため、外装形態が
小形化されても表示記号を鮮明に捺印することが
できる。
〔実施例〕
次に本案の一実施例について第1図〜第4図を
参照して説明する。
図において、1は弁作用を有する金属粉末を円
柱状に加圧成形し焼結してなる円柱形状のコンデ
ンサエレメントであつて、それの中心には金属粉
末の加圧成形に先立つて、弁作用を有する金属線
が陽極リード2として植立されている。そして、
コンデンサエレメント1の周面には酸化層、半導
体層、グラフアイト層を介して電極引出し層3が
形成されている。一方、コンデンサエレメント1
の陽極リード2にはL形の第1の外部リード部材
4が溶接されており、電極引出し層3には第2の
外部リード部材5が半田付けされている。この第
2の外部リード部材5の内端部分には平坦部6a
を有するL形の金属部材6が溶接によつて一体化
されている。尚、この金属部材6は第2の外部リ
ード部材5と同一金属板から打抜加工によつて一
体的に形成することもできる。そして、コンデン
サエレメント1の全周面は樹脂材7によつて浸漬
外装されている。特に、金属部材6の平坦部6a
における樹脂材7による外装面は平坦7aに構成
されており、この部分には電圧,静電容量を表示
する記号8と第1の外部リード部材4側に+の記
号及び面積の広い極性を表示する記号9とが同時
に捺印されている。
〔考案の効果〕
以上のように本案によれば、第2の外部リード
部材の内端部分に平坦部を有するL形の金属部材
が一体化され、かつ平坦部が円柱形状のコンデン
サエレメントに沿つて配置されているので、コン
デンサエレメントを樹脂材にて浸漬外装すると、
平坦部上の樹脂材は平坦に形成される。このため
に、所定の表示記号を鮮明に捺印できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す横断面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は正断面図、第4図
は外装前の状態を示す斜視図、第5図は従来例の
正面図、第6図は第5図の側面図である。 図中、1は円柱形状のコンデンサエレメント、
2は陽極リード、3は電極引出し層、4は第1の
外部リード部材、5は第2の外部リード部材、6
はL形の金属部材、6aは平坦部、7は樹脂材、
8,9は表示記号である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弁作用を有する金属紛末にて構成し、かつそ
    れより弁作用を有する金属線を陽極リードとし
    て導出してなる円柱形状のコンデンサエレメン
    トの周面に電極引出し層を形成し、このコンデ
    ンサエレメントの陽極リードに第1の外部リー
    ド部材を、電極引出し層に第2の外部リード部
    材をそれぞれ接続し、かつコンデンサエレメン
    トの全周面を樹脂材にて浸漬外装したものにお
    いて、 上記第2の外部リード部材の内端部分に平坦
    部を有するL形の金属部材を一体化すると共
    に、この平坦部の樹脂材上に表示記号を捺印し
    たことを特徴とする固体電解コンデンサ。 (2) 第2の外部リード部材と金属部材とが同一基
    板から打抜加工されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の固体電解
    コンデンサ。
JP1984169643U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0325396Y2 (ja)

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JPS6183023U JPS6183023U (ja) 1986-06-02
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JPS547549Y2 (ja) * 1972-09-18 1979-04-09

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JPS6183023U (ja) 1986-06-02

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