JPH04107596A - 制御機器の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、各種産業機械に用いられる制御機器の表示装
置に関し、特にタイマ、カウンタ、温度調節器等の複数
個の制御機器のための表示装置に関するものである。

（従来の技術） 自動制御が行われる産業機械に於ては、制御機器（コン
ポーネントユニット）として、タイマ、カウンタ、温度
調節器等が複数個用いられ、これらによって一連の自動
制御か行われるようになっている。

制御機器の動作状態の表示を、ＣＲＴ、ＬＣＤの如き表
示器を用い、ドツトマトリクス方式にて行うことは既に
行われている。ＣＲＴＳＬＣＤの如き表示器を用いたド
ツトマトリクス方式の表示に於いては、制御機器の動作
状態を、数値のみならず、グラフ、図形等を用いて表示
することも可能である。

ドツトマトリクス方式の表示を行うＣＲＴＳＬＣＤの如
き表示器を用いた制御機器の動作状態の表示には、現在
値表示、工程終了表示、警報出力表示等があり、これら
の表示の切換は外部信号入力により行われ、従来、−船
釣には、これらの表示画面の切換は画面全体にわたって
書換え式に行われる。

（発明が解決しようとする課題） 現在値、工程終了、警報出力等の表示を行う画面表示が
、文字のみ、数値のみ、グラフのみ、図形のみの如く、
各々単一の表示要素により構成されていれば、表示画面
の切換により、例えば、文字のみの画面から図形のみの
画面に全面的に切換わることりなり、この場合には、表
示画面の切換が画面全体にわたって書換え式に行われて
も、その変化が容易に認知され得る。

しかし、一般には、この様な画面構成は極めて希であり
、画面表示は文字と図形の組合せ等、複数種の表示要素
が混在したものになり、この場合には、表示画面の切換
が画面全体にわたって書換え式に行われると、その変化
が見落とされる虞れがある。このため、システムが正規
の工程を終了したり、異常を来たした場合等に、現在値
表示画面より工程終了表示画面、或は警報出力表示画面
に画面が切換わっても、使用者がこれに気づかず、見過
ごす可能性が高いと云う問題点がある。

これに対し、カラー表示器が用いられれは、表示画面毎
の色彩変更等により、表示画面の切換が画面全体にわた
って書換え式に行われても、その変化が容易に認知され
、これか見落とされる可能性が低いが、しかし、カラー
表示器は、モノクロ表示器に比して消費電力が大きく、
また高価であると云う問題点がある。

本発明は、上述の如き従来の問題点に着目してなされた
ものであり、カラー表示されなくとも表示画面の変化が
容易に認知され得れ、画面変化が見落とされる可能性が
少ない制御機器の表示装置を提供することを目的として
いる。

（課題を解決するための手段） 上述の如き目的は、本発明によれば、タイマ、カウンタ
、温度調節器等の複数個の制御機器と通信手段により接
続され、前記制御機器の動作状態の表示を行う制御機器
の設定表示装置に於いて、画面割込用端子と、前記制御
機器より前記画面割込用端子に与えられる信号に応じて
予め定められた画面を既存画面の一部分にのみ上書き表
示させる制御を行う画面表示制御手段とを有しているこ
とを特徴とする制御機器の表示装置によって達成される
。

（作用） 上述の如き構成によれば、工程終了表示、或は警報出力
表示等を行う必要が生じた場合、現在値表示画面等の既
存画面の存在が認知可能な量を残してこの既存画面の一
部分にのみ、工程終了表示画面、或は警報出力表示画面
等の新しい画面が上書き表示され、画面全体で見れば、
既存画面と工程終了表示画面、或は警報出力表示画面の
如き新しい画面とが分割併在する特異な画面になる。

（実施例） 以下に添付の図を参照して本発明による制御機器の表示
装置の実施例について詳細に説明する。

この実施例に於ては、本発明による制御機器の表示装置
を設定機能付きの設定表示装置として業務用の自動パン
焼き装置に適用した場合について述べており、第１図は
それの基本的構成を示している。第１図に於いて、１０
は設定表示器を、１２は発酵時間タイマを、１４は加熱
時間タイマを、１６は生産個数カウンタを、１８はヒー
タ温度Ａの温度調節器を、２０はヒータ温度Ｂの温度調
節器を、２２は投入個数カウンタを各々示しており、設
定表示器１０と制御機器（コンポユニット）としてのタ
イマ１２．１４、カウンタ１６．２２、温度調節器１８
．２０とは通信手段２４によって互いに接続されている
。

第２図は設定表示器１０の表面部を示しており、これの
表面パネル２６には液晶表示装置（ＬＣＤ）等により構
成された平面状の表示部２８が設けられている。表示部
２８の表面には透明シート状のタッチスイッチ３０が貼
付けられている。タッチスイッチ３０は手にて操作され
る制御パラメータ設定部として機能する。

第３図は表示設定器の基本的構成を示しており、これは
、ＣＰＵ３２と、システムＲＯＭ４２と、システムＲＡ
Ｍ４４と、通信インタフェース４６と、漢字ＲＯＭ５０
と、画像データＲＯＭ５２とと、ＬＣＤコントローラ５
４と、タッチスイッチ用ペリフェラルインタフェース５
６とを有し、これらはバス３６によって互いに接続され
ている。

ＣＰＵ３２は、通信インタフェース４６にて通信線４８
により上述のタイマ１２．１４、カウンタ１６．２２、
温度調節器１８．２０の各々と接続され、これらとデー
タ通信するようになっている。

またＣＰＵ３２は、画面プロテクト入力、画面レベル入
力に加えて、画面割込入力を与えられ、この画面割込人
力に応じて画面割込指示を発生するようになっている。

この画面割込入力は、第４図に示されている如く、設定
表示器１０の背面パネル５８に設けられた画面割込入力
端子６０にローレベル信号或はハイレベル信号が与えら
れることにより行われ、ＣＰＵ３２は一定周期にて画面
割込入力端子６０の電圧状態をモニタするようになって
いる。

この実施例に於いては、画面割込入力端子６０は、Ａ、
Ｂ、Ｃ，Ｄと４個設けられ、これらは各々図示されてい
ない通信線によって上述のタイマ１２．１４、カウンタ
１６．２２、温度調節器１８．２０と接続され、これら
よりローレベル信号或はハイレベル信号を与えられるよ
うになっている。

画面割込制御は、４個の画面割込入力端子Ａ、Ｂ、Ｃ，
Ｄに与えられるローレベル信号とハイレベル信号の組合
せにより行われ、例えば４個の画面割込入力端子ＡＳＢ
、ＣＳＤの何れにもローレベル信号が入力されている時
には画面切換を行わず、４個の画面割込入力端子Ａ、Ｂ
、Ｃ，Ｄの一つにでもハイレベル信号が入力されれば、
画面切換を行うようになっている。この場合の画面切換
の個数、即ち割込画面の個数は、４個の画面割込入力端
子ＡＳＢＳＣ，Ｄに於けるハイレベル信号の組合せによ
り決まり、これは、第５図に示されている如く、１５個
になる。即ちｎ個の画面割込入力端子がある場合は、す
べての画面割込入力端子にローレベル信号が入力される
組合せを除き、２°−１個になる。

ＣＰＵ３２は、４個の画面割込入力端子Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ
に於けるハイレベル信号の組合せに応じて、第５図に示
されている如き割込画面番号を決定し、この割込画面番
号の画面、例えば工程終了表示画面、警報出力表示画面
が、現在値表示画面等の既存の、換言すれば、現在の表
示画面の一部分にのみ、上書き表示される画面表示制御
を行うようになっている。

この場合に、残存させる既存画面の量は、上書き表示後
に於いて、この既存画面の存在が認知可能な量であって
よく、これは全画面の上部２１５程度であってよい。

第６図は、割込画面表示制御ルーチンの一例を示してお
り、これは所定時間毎の割込ルーチンとして実行される
。この割込画面表示制御ルーチンに於いては、先ずステ
ップ１０にて、４個の画面割込入力端子Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ
の各々に入力される各制御機器よりの信号がすべてロー
レベル信号であるか、否かの判別が行われる。４個の画
面割込入力端子Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの各々に入力される各制
御機器よりの信号がすべてローレベル信号である場合は
、このルーチンが終了されて画面切換が行われず、これ
により現在値表示画面等の既存画面の表示が引続き全画
面（フルスクリーン）にて行われる。これに対し４個の
画面割込入力端子Ａ、ＥＳＣ，Ｄの各々に入力される各
制御機器よりの信号が一つでもハイレベル信号である場
合はステップ２０が実行される。

ステップ２０に於いては、４個の画面割込入力端子Ａ、
Ｂ、Ｃ，Ｄの各々に入力された各制御機器よりのハイレ
ベル信号の組合せに応じて、第５図に示されている如く
、割込画面番号を決定し、この割込画面番号の画面、例
えば工程終了表示画面、警報出力表示画面を現在値表示
画面等の既存の表示画面の一部分にのみ、上書き表示す
る画面表示制御が行われる。

第７図は、既存表示画面（通常表示画面）の−例として
、カレーパンの加熱時間の設定画面を示しており、これ
は４個の画面割込入力端子ＡＳＢ、Ｃ，Ｄの各々に入力
される各制御機器よりの信号がすべてローレベル信号で
ある場合に画面番号３０１として画面表示される。

第８図は、割込画面表示の一つとしての工程終了表示時
の一例を示している。これは、例えば画面番号３０２と
して登録され、画面割込入力端子Ａにのみハイレベル信
号か入力された時に、既存の画面を表面パネル２６の上
２１５を残して下３１５に上書き式に画面表示される。

割込画面表示時は、第８図に示されている如く、既存画
面と割込画面とが一つの画面に分割表示され、既存画面
が割込画面の上書により不一連続なものになり、画面全
体で見れば、特異な画面になる。

尚、割込画面はミニ程終了表示画面以外に警報出力表示
画面であっもよい。

（発明の効果） 以上の説明から明らかな如く、本発明による制御機器の
設定表示装置に於ては、上述の如き構成によれば、工程
終了表示、或は警報出力表示等を行う必要が生じた場合
、現在値表示画面等の既存画面の存在が認知可能な量を
残してこの既存画面の一部分にのみ、工程終了表示画面
、或は警報出力表示画面等の新しい画面が上書き表示さ
れ、画面全体で見れは、既存画面と工程終了表示画面、
或は警報出力表示画面の如き新しい画面とが分割供花す
る特異な画面になり、この表示画面の特異性からして、
画面表示か文字と図形の組合せ等、複数種の表示要素が
混在したものであっても、またカラー表示されなくとも
、表示画面の変化か容易に認知され得れ、画面変化か見
落とされる可能性が少なくなる効果が生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による制御機器の表示装置を設定機能付
きの設定表示装置として業務用の自動パン焼き器に適用
した場合の基本的構成を示すブロック線図、第２図は本
発明による表示装置の正面図、第３図は同じくそれの基
本的構成を示すブロック線図、第４図は本発明による表
示装置の背面図、第５図は本発明による表示装置に於け
る割込画面の制御用の入力信号組合せ例を示すテーブル
図、第６図は本発明による表示装置に於ける割込画面表
示制御ルーチンの一例を示すフローチャート、第７図は
既存表示画面の一例を示す説明図、第８図は割込画面表
示時の画面の一例を示す説明図である。 １０・・・設定表示器 １２・・・発酵時間タイマ １６・・・生産個数カウンタ １８．２０・・・温度調節器 ２２・・・投入個数カウンタ ２４・・・通信手段 ２６・・・表面パネル ２８・・・表示部 ３０・・・タッチスイッチ ３２・・・ＣＰＵ ４２・・・システムＲＯＭ ４４・・・システムＲＡＭ ４６・・・通信インタフェース ６０・・・画面割込入力端子 特許出願人　オム・ロン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タイマ、カウンタ、温度調節器等の複数個の制御機
   器と通信手段により接続され、前記制御機器の動作状態
   の表示を行う制御機器の設定表示装置に於いて、 画面割込用端子と、 前記制御機器より前記画面割込用端子に与えられる信号
   に応じて予め定められた画面を既存画面の一部分にのみ
   上書き表示させる制御を行う画面表示制御手段と、 を有していることを特徴とする制御機器の表示装置。