JPH04107590U - ガス切替調整器 - Google Patents
ガス切替調整器Info
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- JPH04107590U JPH04107590U JP1102591U JP1102591U JPH04107590U JP H04107590 U JPH04107590 U JP H04107590U JP 1102591 U JP1102591 U JP 1102591U JP 1102591 U JP1102591 U JP 1102591U JP H04107590 U JPH04107590 U JP H04107590U
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- chamber
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- Details Of Valves (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス切替調整器内への雨水や虫などの侵入を
防ぎ、降雪時の雪づまりの発生を防ぐ。 【構成】 1対のガス容器からのガス供給の切替えを行
なうための第1のダイヤフラム4によって区画される第
1の大気室5と、供給ガス圧を減圧する減圧弁32を駆
動する第2のダイヤフラム28によって区画される第2
の大気室30とを、通気路42によって連通し、第1の
大気室5の上面に大気と連通する通気孔43を設け、通
気孔43にフィルタ44を装着して、雨水や虫などの内
部への侵入を防ぎ雪づまりの発生を防ぐ。
防ぎ、降雪時の雪づまりの発生を防ぐ。 【構成】 1対のガス容器からのガス供給の切替えを行
なうための第1のダイヤフラム4によって区画される第
1の大気室5と、供給ガス圧を減圧する減圧弁32を駆
動する第2のダイヤフラム28によって区画される第2
の大気室30とを、通気路42によって連通し、第1の
大気室5の上面に大気と連通する通気孔43を設け、通
気孔43にフィルタ44を装着して、雨水や虫などの内
部への侵入を防ぎ雪づまりの発生を防ぐ。
Description
【0001】
この考案は、ガス供給源を1対のガス容器の一方から他方に切替え、減圧して
燃焼器側に供給するガス切替調整器に係り、特に内部に異物が侵入することを確
実に防止できるガス切替調整器に関する。
【0002】
この種のガス切替調整器は、従来は図2及び図3に示すように構成されていた
。図において、ガス切替調整器1は上ケース2と下ケース3とから構成されてお
り、両ケース2,3の間には第1のダイヤフラム4の周縁が気密に固定されてい
る。また上ケース2内は大気側に連通する第1の大気室5となっており、下ケー
ス3内は隔壁6によって2室に区画されて、上部は中圧室7、下部は低圧室8と
なっている。そして第1の大気室5内に介挿されたバネ9により大気室5と中圧
室7との圧力の釣合を保っている。
【0003】
第1のダイヤフラム4の中心には軸方向に切替軸10が貫通固定されており、
中圧室7内に貫出する部分には軸方向に直角に押圧板11が取り付けられている
。また調整器本体には1対のガス容器に接続される1対のガス入口部12,13
が設けられており、ガス入口部12,13がそれぞれ中圧室7に連通する開口部
には弁座14,15が設けられている。そして弁座14,15にはそれぞれ弁軸
16,17が軸方向に移動可能に挿通されており、弁軸16,17がそれぞれガ
ス入口部12,13内に突出する一体には、弁座14,15に対向して弁体18
,19が固定されている。さらに弁体18,19はそれぞれバネ20,21によ
り弁座14,15に当接する方向に付勢されている。
【0004】
弁軸16,17は切替軸10の両側に対称の位置に配設されており、その上端
は押圧板11の下面に当接可能となっている。押圧板11は切替軸10に対して
一方の側は厚く、他方の側は薄くなっており、中圧室7内の圧力が所定の圧力で
ある場合は厚い部分の押圧板11が弁軸16,17の一方を下方に押圧して開弁
し、薄い部分の押圧板11は弁軸16,17の他方の上端から離脱して閉弁して
いる。
【0005】
切替軸10の上ケース2から突出する上端には、内部中空の切替用ハンドル2
2が回転が係止され軸方向に摺動可能に装着されている。またハンドル22は上
ケース2の上面及び外周を回転可能に被覆しており、ハンドル22内には表示軸
23の一端近傍が揺動自在に支持されている。表示軸23の一端は切替軸10の
上端に係合可能となっており、他端には表示体24が取り付けられている。そし
て中圧室7内の圧力が正常な状態では表示軸23の一端が切替軸10の上端に係
合し、表示体24は上方に位置している。また中圧室7内の圧力が低下すると切
替軸10は第1のダイヤフラム4とともに下降し、切替軸10と表示軸23との
係合が解除される。この結果表示軸23は表示体24の重量により反時計方向に
回動する。
【0006】
一方、ハンドル22の外周の表示体24に対向する側面には表示窓25が設け
られており、表示窓25にはレンズ26が取り付けられている。そして中圧室7
内の圧力が低下して下降してきた表示体24を表示窓25を介して目視すること
により、ガスの減圧状態を確認できるようになっている。また図示しないアクチ
ュエータを取り付けることにより、表示体24の下降を信号として取り出すこと
ができ、ガス容器を交換する。交換後はハンドル22を180度回転し、押圧板
11による弁座14,15の開弁を逆にすることにより、ガス供給源を他方のガ
ス容器に切替えることができる。
【0007】
下ケース3の側壁には低圧カバー27が取付けられており、下ケース3と低圧
カバー27との間には第2のダイヤフラム28の周縁が気密に固定されている。
低圧カバー27の下部の周壁には大気に連通する通気孔29が設けられており、
第2のダイヤフラム28によって仕切られた低圧カバー27内は第2の大気室3
0となっている。また、下ケース3の中心には軸方向に2室に区画する弁座31
が気密に取り付けられており、弁座31に対向して減圧弁としての弁体32が設
けられている。さらに下ケース3の外周と第2のダイヤフラム28とに囲まれ低
圧室8と連通する室内にはレバー33が回動可能に設けられており、レバー33
の一端は第2のダイヤフラム28の中心に連結され、他端は弁体32に連結され
ている。そして第2の大気室30内に介挿されたバネ34により大気室30と低
圧室8との圧力の釣合を保っている。さらに通気孔29にはフィルタ35が設け
られている。
【0008】
上記のように構成された従来のガス切替調整器において、第1の大気室5は上
カバー2の外周とハンドル22の内周との間の間隙を介して大気と連通しており
、この間隙にはフィルタなどが設けられていなかった。このため外部からの雨水
などの浸水を防ぐことはできるが、虫などが侵入するおそれがあった。
【0009】
また第2の大気室30は低圧カバー27に設けられフィルタ35が装着された
通気孔29を介して大気と連通している。しかしながらフィルタ35が外気に接
しており、しかも下向きの孔であるため、吹雪のときの雪づまりが発生するおそ
れがあった。この結果第2の大気室30が密閉状態となり、第2のダイヤフラム
28が正常に作動しない場合があった。
【0010】
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、大気室への雨水や虫などの
侵入を防止し、降雪時の雪づまりの発生を防ぐことのできるガス切替調整器を提
供することを目的とする。
【0011】
上記目的を達成するために、この考案は、ガス供給源を1対のガス容器の一方
から他方に切替える切替手段と、前記ガス容器に連通する中圧室と第1の大気室
とを区画し前記切替手段を駆動する第1のダイヤフラムと、前記中圧室に減圧弁
を介して連通する低圧室と第2の大気室とを区画し前記減圧弁を駆動する第2の
ダイヤフラムとを具備したガス切替調整器において、前記第1の大気室と第2の
大気室とを連通する通気路と、前記第1の大気室の上面を被覆し前記切替手段を
回動するハンドルと、前記第1の大気室の上面に形成され大気と連通する通気孔
とを設けるとともに、該通気孔にフィルタを装着したことを特徴としている。
【0012】
上記の構成によると、第1の大気室と第2の大気室とは通気路を介して連通さ
れており、第1の大気室の上面に形成された通気孔を介して大気と連通されてい
る。この通気孔はハンドルによって被覆されているので雨水などが浸入すること
はなく、吹雪となっても雪づまりが発生することはない。しかも通気孔にはフィ
ルタが装着されているので虫などが侵入することもない。
【0013】
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0014】
図1にこの考案の一実施例を示す。図1において、図2及び図3に示す従来例
の部分と対応する部分には同一符号を付して示し、その説明を適宜省略する。
【0015】
この実施例の特徴は低圧カバー27の上壁、上ケース2と下ケース3の接続面
に設けられたパッキン41及びレンズ26を貫通する通気路42を形成し、上ケ
ース2の上面に通気孔43を設け、さらに通気孔43にフィルタ44を装着した
点にある。調整器1の構成は従来例と同様である。
【0016】
この実施例によれば、低圧カバー27には直接大気と連通する通気孔は設けら
れておらず、通気孔は上ケース2に設けられた通気孔43のみである。この通気
孔43はハンドル22によって被覆されているので、雨水などが浸入することは
なく、また吹雪などの場合に通気孔43及び上ケース2とハンドル22との間の
間隙に雪づまりが発生することはない。また通気孔43にはフィルタ44が装着
されているので、虫などが内部に侵入することを防ぐことができる。
【0017】
この考案によれば、ガス切替調整器に設けられた2つの大気室を通気路で連通
し、一方の大気室に大気に連通する通気孔を設け、通気孔にフィルタを装着した
ので、雨水や虫などの内部への侵入を防ぎ、吹雪時の雪づまりの発生を防止して
、調整器の性能を正常に維持することができる。
【図1】この考案に係るガス切替調整器の一実施例の構
成を示す側断面図。
成を示す側断面図。
【図2】従来のガス切替調整器の一例の構成を示す側断
面図。
面図。
【図3】図2の要部縦断面図。
1 ガス切替調整器
4 第1のダイヤフラム
5 第1の大気室
7 中圧室
8 低圧室
11 切替手段(押圧板)
22 ハンドル
28 第2のダイヤフラム
30 第2の大気室
32 弁体(減圧弁)
42 通気路
43 通気孔
44 フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス供給源を1対のガス容器の一方から
他方に切替える切替手段と、前記ガス容器に連通する中
圧室と第1の大気室とを区画し前記切替手段を駆動する
第1のダイヤフラムと、前記中圧室に減圧弁を介して連
通する低圧室と第2の大気室とを区画し前記減圧弁を駆
動する第2のダイヤフラムとを具備したガス切替調整器
において、前記第1の大気室と第2の大気室とを連通す
る通気路と、前記第1の大気室の上面を被覆し前記切替
手段を回動するハンドルと、前記第1の大気室の上面に
形成された大気と連通する通気孔とを設けるとともに、
該通気孔にフィルタを装着したことを特徴とするガス切
替調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011025U JP2533137Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガス切替調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011025U JP2533137Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガス切替調整器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107590U true JPH04107590U (ja) | 1992-09-17 |
JP2533137Y2 JP2533137Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31900592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991011025U Expired - Lifetime JP2533137Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガス切替調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533137Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585588A (en) * | 1978-12-21 | 1980-06-27 | Hoechst Ag | Manufacture of oxoalkyldialkylxanthine |
JPS5976993A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-05-02 | エ−・ア−ルストロム・オサキ−テイオ | 大型ニップ・プレス |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP1991011025U patent/JP2533137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585588A (en) * | 1978-12-21 | 1980-06-27 | Hoechst Ag | Manufacture of oxoalkyldialkylxanthine |
JPS5976993A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-05-02 | エ−・ア−ルストロム・オサキ−テイオ | 大型ニップ・プレス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2533137Y2 (ja) | 1997-04-23 |
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