JP2533137Y2 - ガス切替調整器 - Google Patents

ガス切替調整器

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JP2533137Y2
JP2533137Y2 JP1991011025U JP1102591U JP2533137Y2 JP 2533137 Y2 JP2533137 Y2 JP 2533137Y2 JP 1991011025 U JP1991011025 U JP 1991011025U JP 1102591 U JP1102591 U JP 1102591U JP 2533137 Y2 JP2533137 Y2 JP 2533137Y2
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JP
Japan
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chamber
gas
pressure
atmosphere
switching
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JP1991011025U
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English (en)
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JPH04107590U (ja
Inventor
正樹 山岸
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Details Of Valves (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガス供給源を1対の
ガス容器の一方から他方に切替え、減圧して燃焼器側に
供給するガス切替調整器に係り、特に内部に異物が侵入
することを確実に防止できるガス切替調整器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガス切替調整器は、従来は図2
及び図3に示すように構成されていた。図において、ガ
ス切替調整器1は上ケース2と下ケース3とから構成さ
れており、両ケース2,3の間には第1のダイヤフラム
4の周縁が気密に固定されている。また上ケース2内は
大気側に連通する第1の大気室5となっており、下ケー
ス3内は隔壁6によって2室に区画されて、上部は中圧
室7、下部は低圧室8となっている。そして第1の大気
室5内に介挿されたバネ9により大気室5と中圧室7と
の圧力の釣合を保っている。
【0003】第1のダイヤフラム4の中心には軸方向に
切替軸10が貫通固定されており、中空質7内に貫出す
る部分には軸方向に直角に押圧板11が取り付けられて
いる。また調整器本体には1対のガス容器に接続される
1対のガス入口部12,13が設けられており、ガス入
口部12,13がそれぞれ中圧室7に連通する開口部に
は弁座14,15が設けられている。そして弁座14,
15にはそれぞれ弁軸16,17が軸方向に移動可能に
挿通されており、弁軸16,17がそれぞれガス入口部
12,13内に突出する一には、弁座14,15に対
向して弁体18,19が固定されている。さらに弁体1
8,19はそれぞれバネ20,21により弁座14,1
5に当接する方向に付勢されている。
【0004】弁軸16,17は切替軸10の両側に対称
の位置に配設されており、その上端は押圧板11の下面
に当接可能となっている。押圧板11は切替軸10に対
して一方の側は厚く、他方の側は薄くなっており、中圧
室7内の圧力が所定の圧力である場合は厚い部分の押圧
板11が弁軸16,17の一方を下方に押圧して開弁
し、薄い部分の押圧板11は弁軸16,17の他方の上
端から離脱して閉弁している。
【0005】切替軸10の上ケース2から突出する上端
には、内部中空の切替用ハンドル22が回転が係止され
軸方向に摺動可能に装着されている。またハンドル22
は上ケース2の上面及び外周を回転可能に被覆してお
り、ハンドル22内には表示軸23の一端近傍が揺動自
在に支持されている。表示軸23の一端は切替軸10の
上端に係合可能となっており、他端には表示体24が取
り付けられている。そして中圧室7内の圧力が正常な状
態では表示軸23の一端が切替軸10の上端に係合し、
表示体24は上方に位置している。また中圧室7内の圧
力が低下すると切替軸10は第1のダイヤフラム4とと
もに下降し、切替軸10と表示軸23との係合が解除さ
れる。この結果表示軸23は表示体24の重量により反
時計方向に回動する。
【0006】一方、ハンドル22の外周の表示体24に
対向する側面には表示窓25が設けられており、表示窓
25にはレンズ26が取り付けられている。そして中圧
室7内の圧力が低下して下降してきた表示体24を表示
窓25を介して目視することにより、ガスの減圧状態を
確認できるようになっている。また図示しないアクチュ
エータを取り付けることにより、表示体24の下降を信
号として取り出すことができ、ガス容器を交換する。交
換後はハンドル22を180度回転し、押圧板11によ
る弁座14,15の開弁を逆にすることにより、ガス供
給源を他方のガス容器に切替えることができる。
【0007】下ケース3の側壁には低圧カバー27が取
付けられており、下ケース3と低圧カバー27との間に
は第2のダイヤフラム28の周縁が気密に固定されてい
る。低圧カバー27の下部の周壁には大気に連通する通
気孔29が設けられており、第2のダイヤフラム28に
よって仕切られた低圧カバー27内は第2の大気室30
となっている。また、下ケース3の中心には軸方向に2
室に区画する弁座31が気密に取り付けられており、弁
座31に対向して減圧弁としての弁体32が設けられて
いる。さらに下ケース3の外周と第2のダイヤフラム2
8とに囲まれ低圧室8と連通する室内にはレバー33が
回動可能に設けられており、レバー33の一端は第2の
ダイヤフラム28の中心に連結され、他端は弁体32に
連結されている。そして第2の大気室30内に介挿され
たバネ34により大気室30と低圧室8との圧力の釣合
を保っている。さらに通気孔29にはフィルタ35が設
けられている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のガス切替調整器において、第1の大気室5は上
ケース2の外周とハンドル22の内周との間の間隙を介
して大気と連通しており、この間隙にはフィルタなどが
設けられていなかった。このため外部からの雨水などの
浸水を防ぐことはできるが、虫などが侵入するおそれが
あった。
【0009】また第2の大気室30は低圧カバー27に
設けられフィルタ35が装着された通気孔29を介して
大気と連通している。しかしながらフィルタ35が外気
に接しており、しかも下向きの孔であるため、吹雪のと
きの雪づまりが発生するおそれがあった。この結果第2
の大気室30が密閉状態となり、第2のダイヤフラム2
8が正常に作動しない場合があった。
【0010】この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、大気室への雨水や虫などの侵入を防止し、降雪
時の雪づまりの発生を防ぐことのできるガス切替調整器
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、ガス供給源を1対のガス容器の一方か
ら他方に切替える切替手段と、前記ガス容器に連通する
中圧室と第1の大気室とを区画し前記切替手段を駆動す
る第1のダイヤフラムと、前記中圧室に減圧弁を介して
連通する低圧室と第2の大気室とを区画し前記減圧弁を
駆動する第2のダイヤフラムと、前記第1の大気室の上
面を被覆し前記切替手段を回動するハンドルとを具備し
たガス切替調整器において、前記第1の大気室と第2の
大気室とを通気路を介して連通させると共に、前記第1
の大気室の上面の前記ハンドルで被覆された部位に大気
と連通する通気孔を設け、この通気孔にフィルターを装
着したことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成によると、第1の大気室と第2の大
気室とは通気路を介して連通されており、第1の大気室
の上面に形成された通気孔を介して大気と連通されてい
る。この通気孔はハンドルによって被覆されているので
雨水などが浸入することはなく、吹雪となっても雪づま
りが発生することはない。しかも通気孔にはフィルタが
装着されているので虫などが侵入することもない。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0014】図1にこの考案の一実施例を示す。図1に
おいて、図2及び図3に示す従来例の部分と対応する部
分には同一符号を付して示し、その説明を適宜省略す
る。
【0015】この実施例の特徴は低圧カバー27の上
壁、上ケース2と下ケース3の接続面に設けられたパッ
キン41及びレンズ26を貫通する通気路42を形成
し、上ケース2の上面に通気孔43を設け、さらに通気
孔43にフィルタ44を装着した点にある。調整器1の
構成は従来例と同様である。
【0016】この実施例によれば、低圧カバー27には
直接大気と連通する通気孔は設けられておらず、通気孔
は上ケース2に設けられた通気孔43のみである。この
通気孔43はハンドル22によって被覆されているの
で、雨水などが浸入することはなく、また吹雪などの場
合に通気孔43及び上ケース2とハンドル22との間の
間隙に雪づまりが発生することはない。また通気孔43
にはフィルタ44が装着されているので、虫などが内部
に侵入することを防ぐことができる。
【0017】
【考案の効果】この考案によれば、ガス切替調整器に設
けられた2つの大気室を通気路で連通し、一方の大気室
に大気に連通する通気孔を設け、通気孔にフィルタを装
着したので、雨水や虫などの内部への侵入を防ぎ、吹雪
時の雪づまりの発生を防止して、調整器の性能を正常に
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るガス切替調整器の一実施例の構
成を示す側断面図。
【図2】従来のガス切替調整器の一例の構成を示す側断
面図。
【図3】図2の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 ガス切替調整器 4 第1のダイヤフラム 5 第1の大気室 7 中圧室 8 低圧室 11 切替手段(押圧板) 22 ハンドル 28 第2のダイヤフラム 30 第2の大気室 32 弁体(減圧弁) 42 通気路 43 通気孔 44 フィルタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源を1対のガス容器の一方から
    他方に切替える切替手段と、前記ガス容器に連通する中
    圧室と第1の大気室とを区画し前記切替手段を駆動する
    第1のダイヤフラムと、前記中圧室に減圧弁を介して連
    通する低圧室と第2の大気室とを区画し前記減圧弁を駆
    動する第2のダイヤフラムと、前記第1の大気室の上面
    を被覆し前記切替手段を回動するハンドルとを具備した
    ガス切替調整器において、 前記第1の大気室と第2の大気室とを通気路を介して連
    通させると共に、前記第1の大気室の上面の前記ハンド
    ルで被覆された部位に大気と連通する通気孔を設け、
    通気孔にフィルターを装着したことを特徴とするガス
    切替調整器。
JP1991011025U 1991-03-04 1991-03-04 ガス切替調整器 Expired - Lifetime JP2533137Y2 (ja)

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JP1991011025U JP2533137Y2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 ガス切替調整器

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JPH04107590U JPH04107590U (ja) 1992-09-17
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ID=31900592

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585588A (en) * 1978-12-21 1980-06-27 Hoechst Ag Manufacture of oxoalkyldialkylxanthine
FI76608C (fi) * 1982-07-13 1988-11-10 Ahlstroem Valmet Press med laongt nyp.

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JPH04107590U (ja) 1992-09-17

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