JPH04107446A - ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法

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JPH04107446A
JPH04107446A JP22577490A JP22577490A JPH04107446A JP H04107446 A JPH04107446 A JP H04107446A JP 22577490 A JP22577490 A JP 22577490A JP 22577490 A JP22577490 A JP 22577490A JP H04107446 A JPH04107446 A JP H04107446A
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silver halide
group
halide photographic
layer
general formula
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JP22577490A
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Hiroshi Nakamura
浩 中村
Yuji Hosoi
勇治 細井
Junichi Fukawa
淳一 府川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光月利及びその処理方法に
関し、さらに詳しくは超迅速処理におい、でも優れた性
能を有するハロゲン化銀写真感光月利に関する。またそ
の処理方法に関する。
[従来の技術] 近年、ハロゲン化銀写真感光月利の消費量は、増加の一
途をたとっている。このためハロゲン化銀写真感光月利
の現像処理枚数が増加し、現像処理の迅速化、つまり同
一時間内での処理量を増加させることが要求されている
」1記傾向は、印刷製版分野でも見受けられる。
即ち、情報の即時性や回数の増加が急増している為、印
刷製版の作業も短納期にしかもより多くのmをこなす必
要が出てきている。この様な印刷製版業界の要望を満た
すには、印刷工程の簡易化を促進するとともに、印刷製
版用フィルムを一層迅速に処理する必要がある。
しかし超迅速処理を行うと、a)濃度が充分でない(感
度、コントラスト、最高濃度の低下)。
b)定着、水洗、乾燥等が充分行われない。等の問題が
生ずる。そして定着、水洗の不足は感光月利の保存中に
色調の変化をきたし、画質を低下させる原因となる。
特公昭51−47045舅には、迅速処理におけるゼラ
チン量の重要性についての記載がある。この報告では渡
り部分も含めた全処理時間は60秒〜120秒であるが
、この処理時間ではまた近年の超迅速処理の要望をみた
すことはできない。
[発明が解決すべき課題] 前述した(a)〜(b)の問題点を解決する一つの方法
としてセラチン量を減らす方法があるが、本発明者らの
研究の結果からゼラチン量を減少させると最高濃度か低
下することがわかった。ゼラチン減量により膜厚が薄く
なると最高濃度は向」ニすると従来は考えられていたが
、これに反する結果であった。即ぢこのように迅速処理
に適するようにセラチンmを減らすと、最高濃度の著し
い低下がおこる。そこでこれを防止して濃度の高い画像
を得るためには、銀の現像効率を向」ニさせることが必
要である。現像促進剤例えばポリアクリルアミド等を適
用すると現像効率は向−1ニするが、高温、高温等の悪
環境条件下での保存性が劣化し、感度変動が大きくなり
望ましいものではなかった。
従って本発明の目的は、迅速処理を行なっても現像銀効
率に優れ、しかも高温低湿等の環境条件下でも感度等の
性能変化のないノーロゲン化銀写真感光材料を提供する
ことにある。またそのための処理方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の」1記目的は、支持体」二に少なくとも1層の
感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感
光月利において、該ハロゲン化銀写真乳剤層及び/又は
その他の親水性コロイド層中の少なくとも1層に下記一
般式[I]で表される化合物の少なくとも1種を含有し
、かつ下記一般式[+1]で表される繰り返し単位を含
む工[合体を含有することを特徴とするハロゲン化銀写
真感光月利により達成される。また」1記)\ロゲン化
銀写真感光材料を自動現像機にて処理するハロゲン化銀
写真感光月利の処理方法において、その現像、定着、水
洗及び/又は安定化までの処理時間が45秒以内であり
、かつラインスピードが1000mm/min以上であ
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法により達成される。
一般式[T] [式中R□、R2及びR3は炭素原子数j〜12の置換
もしくは無置換のアルキル基、アルケニル基、アルコキ
シ基、アルコキンカルホニル基、置換もしくは無置換の
アミノ基、アリールハ、水酸基、メルカプト基、カルボ
キシル基もしくはその塩、又は水累原子を表す。] 一般式[II] R4 □ −(CI−1、−C汁 [式中R2は、水素原子又は炭素原子数1〜6個のアル
キル基を、R,、R6はそれぞれ水素原子、炭素原子数
10個以下の置換又は非置換のアルキル基、アリール基
またはアラルキル基を表し、同じであっても異なっても
よい。またR、、R,が互に結合し、窒素原子と共に含
窒素複素環を形成しても良い。Lはm + 1.価の連
結基である。nはOまたは1でありmは1または2であ
る。但しmが2のときnは千である。] 以下、本発明を更に詳細に説明する。
前記一般式[7]で表わされる化合物(以下化合物[I
]と称すこともある。)において、式中R□、R2及び
R3で表されるアルキル基としては、例えばメチル、エ
チル、プロピル、1−プロピル、S−ブチル、t−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ノニル等の各県が
挙げられ、置換アルキル基としては、アラルキル基(例
えばベンジル、フェネチル、ベンズヒドリル、1−ナフ
チルメチル、3−フェニルブチル)、アルコキンアルキ
ル基(例えばメトキシメチル、2−メ)・キシエチル、
3−工トキシプロピル、4−メトキシブチル等)やクロ
ロメチル、ヒドロキンメチル、2−ヒドロキシプロピル
、3−ヒドロキンブチル、カルボキシメチル、2−カル
ボキシエチル、2−(メI・キシカルボニル)エチル、
アミノメチル、ジエチルアミノメチル、ベンゾイルアミ
ノエチル等が挙げられる。
又アルケニル基としては、ビニル、アリル、プロペニル
等が挙げられる。
又アリール基としては、例えばフェニル基、1−ナフチ
ル基等が挙げられ、置換アリール基としては、例えばp
 −+−リル、m−エチルフェニル、m−クメニル、メ
シチル、2,3−キシリル、p−クロロフェニル、0−
ブロモフェニル、p−ヒドロキシフェニル、■−ヒドロ
キシー2−ナフチル、m−メトキシフェニル、p−工ト
キンフェニル、p−カルボニルフェニル、○−(メトキ
シカルボニル)フェニル、m−(エトキシカルボニル)
フェニル、4−カルボキシ−1−ナフチル等の各県が挙
げられる。
アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル
、工l・キシカルボニル、プロポキシカルボニル等が挙
げられる。
置換アミノ基としては、ベンジルアミノ基、メトキシフ
ェニルアミノ基、ヒドロキシフェニルアミノ基等が挙げ
られる。
アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソブトキシ、フェノキシ、ヘンンルオキン、アリ
ルオキシ等が挙げられる。
前記一般式[I]で示される代表的具体例としては以下
のものを挙げることができる。
(1−1)       ’        (1−2
)(+−5)               (+−6
)(T−7)               (1−1
3)(丁−11)                 
    (r−12)前記一般式[rJて表される化合
物の添加量は感光材料の種類、ハロゲン化銀組成、化合
物等に    ゛より一定ではないが、一般的には前記
一般式[I]で表される化合物がハロゲン化銀乳剤層に
添加される場合は該ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化
銀1モル当り、その他の親水性コロイド層に添加される
場合は隣接ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀1モル
当り01〜1000mgが好ましく、更には1〜500
mgの範囲で添加されることが特に好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支持体」二に少
なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を包含する親水性コ
ロイド層を塗設してなり、このハロゲン化銀乳剤層は支
持体上に直接塗設されるが、あるいはハロゲン化銀乳剤
を含まない親水性コロイド層を介して塗設され、該ハロ
ゲン化銀乳剤層の上に更に保護層としての親水性コロイ
ド層を塗設してもよい。又、ハロゲン化銀乳剤層は異な
る感度、例えば高感度及び低感度のハロゲン化銀乳剤層
からなってもよい。該ハロゲン化銀乳剤層は、11ヱ この層の間に、親水性コロイI・層の中間層を設けても
よいし、又ハロゲン化銀乳剤層と保護層との間には中間
層を設けてもよい。
具体的には、感光層であるハロゲン化銀乳剤層が支持体
の片面に1層設けられているもの、支持体の両面に各1
層設けられているもの、支持体の片面に1層、他の片面
に非感光層に属する中間層を介して2層以」二設けられ
ているもの、並びに支持体の両面に非感光層を介して2
層以」二設けられているもの等が挙げられる。尚、支持
体表面には非感光層に属する下引層が、また最表面側に
は保護層が設けられていてもよく、性能を落とさない限
りにおいて適宜種々の層か設けられていてもよい。
親水性コロイド層は、主に感光層と非感光層とに大別す
ることができる。感光層としてはハロゲン化銀乳剤層が
代表的であり、非感光層としては下引層、中間層、保護
層等が挙げられる。
本発明においては、化合物[I]を該ハロゲン化銀乳剤
層に隣接する親水性コロイド層に含有ずることか好まし
い。
化合物[T]を親水性コロイド層に含有せしめるには、
適宜の水及び/又は有機溶媒に両者を溶解して添加する
方法、あるいは有機溶媒に溶かした液をセラチンあるい
はセラチン誘導体等の親水性コロイド7トリツクス る方法、又はラテックス中に分散して添加する方法等が
挙げられる。本発明はこれらの方法のいずれを用いても
よい。
化合物[I]は1種を用いても、又2装置」二を適宜の
比率で組み合わせて用いてもよい。更に化合物[T]と
本発明外の化合物を適宜の割合で組み合わせて用いても
よい。
前記一般式[■]で表わされる化合物(以下、化合物[
]’T]と称すこともある)において、式中R4は水素
原子又は炭素原子数1〜6個のアルキル基を表し、好ま
しくは水素原子又はメチル基である。
Rs,R6はそれぞれ水素原子、炭素原子数10個以下
の置換もしくは非置換のアルキル基、アリート1 ル基またはアラルキル−11kを表し、同してあっても
異なっていてもよい。置換基としては、水酸基、低級ア
ルコキシ基、ハロゲン原子、アミ1〜基、シアノ基、ス
ルポン酸基、カルボン酸基、フェニル基なとを挙げるこ
とができる。本発明において、Rs 、  Raは水素
原子、メチル基、エチル基又はフェニル基であることが
好ましく、そのうち水素原子であることが最も好ましい
Lはm + 1価の連結基を表し、2価の連結基である
ことが好ましい。例えば炭素原子数1〜10個のアルキ
レン基、アリーレン基あるいはそれらとエーテル結合、
エステル結合、アミド結合などを組み合わせて得られる
2価基等が挙げられる。
nはOまたは1を表し、0であることが好ましい。
mは1または2を表し、1であることか好ましい。
一般式[rI]で表される繰り返し単位を構成するエチ
レン性不飽和モノマーのうち、好ましいものの具体例を
次に挙げる。
H−11’l−2 T)−311−4 [−5 1(i ■−11 CH。
■−12 CI−1。
夏 n−141J−15 II−1611−1,7 しG I−15 +1−18 CI(。
C1l、=C CONHCH2CIJ20J−J 一般式[n]で表される繰り返しIIj位は重合体とし
て複合機能を発揮させるために二種類以上のモノマー単
位を含んでいても良い。
本発明においては一般式[I[]で表されるモノマーを
ポリマー構成単位として70モル%以」−1好ましくは
80モル%以」二、さらに好ましくは90モル%以上含
むことが好ましく、例えば下記一般式[TI a]で表
される化合物である。
一般式[Ia] □ −f−CH2C→丁HΔ升■] 「 式中Xはモル百分率を表し、Xは70ないし100を表
わす。R,Rs、Re、L、n又はmは一般式[II]
で定義したものと同義である。
また式中Aは共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを
共重合したモノマー単位を表す。
本発明の好ましい重合体におけるエチレン性不飽和モノ
マーの例は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソ
ブチン、スチレン、クロロメチルスチレン、ヒドロキン
メチルスチレン、ビニルベンゼンスルポン酸ソーダ、ビ
ニルベンジルスルホン酸ソーダ、N、N、N−1リメチ
ルーN−ビニルベンジルアンモニウムクロライl’、N
、N−ジメチル−N−ベンジル−N−ビニルベンジルア
ンモニウムクロライド、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、ベ
ンジルビニルピリジニウムクロライド、N−ビニルアセ
トアミド、N−ビニルピロリドン、1−ビニル−2−メ
チルイミダゾール、脂肪族基のモノエチレン性不飽和エ
ステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル)、エチレン性
不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸およびそ
の塩(例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸、アクリル酸ソータ、アクリル酸カリウム、
メタクリル酸ソーダ)、無水マレイン酸、エチレン性不
飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸のエステル
(例えばn−ブチルアクリレ−1・、n−へキシルアク
リレ−1・、ヒ1−口キジエチルアクリレート、ンアノ
エチルアクリレート、N。
N−ジエチルアミノエチルアクリレート、メチルメタク
リレ−1・、n−ブチルメタクリレ−1・、ヘンシルメ
タクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ−1・、ク
ロロエチルメタクリレ−1・、メトギンエチルメタクリ
レート、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレ−1
・、N、’N、N−1−ジエチル−N−メタクリロイル
オキシエチルアンモニウムp−トルエンスルポナート、
N、N−ジエチル−N−メチル−N−メタクリロイルオ
キシエチルアンモニウムp−トルエンスルポナ−1・、
イタコン酸ジメチル、マレイン酸モノベンジルエステル
)なとの他に、特開昭56−151937号、特開昭5
7−104927号、特開昭56−142524号なと
に開示されているセラチン反応性のモノマーなどがある
。また本発明の重合体は、複合機能を発揮させるために
、ハとして二装置」−のモノマー単位を含んでいてもよ
い。
本発明における重合体の好ましい化合物例とじ2↓ では以]・のちのか挙げられる。(重合1Wの数字はモ
ル百分率を表す。) 化合物例1a−1 −(CH2C1−1つ−、。。
CON H2 化合物例■n  2 CI−1。
−fCI−I2C+1c。
CON +(2 化合物例11 a −3 CH。
■ 化合物例1a4 化合物例1■a5 2ン 化合物例IJ a−6 CI(。
(CI(2Cう丁百−−−−−−−−−−−−−−−−
−m−【−CI−12CI−1→]。
(I CON H2CO2CI’l 2 CI−120C2J
−15化合物例1a−7 (C112CI−1汁o−−m−−→CH2CH−h 
、。
l            ( CONH7C○2CI−■3 3化物例1■1l−8 CI(。
(C1l、C、、−CII2CHう−、。
化合物例[n−9 化合物例11a  10 化合物例IJall CI(。
■ (CH□C)11「−一−イ・CH2Cl(う−5CO
NH2C0NHCI−12NHCOCH2CI−12S
○2CH−○化合物例11a−12 化合物例1a−1,3 CI−1,CA■。
化合物例[a14 2:3 本発明において一般式[n]で表される繰り返し単位を
有する重合体(以下、化合物[11]と称すこともある
)は重量平均分子ffi(MW)が5,000から20
0,000であることが好ましく、更に好ましくは7,
000から100,000、特に好ましくは1.5,0
00から70,000である。かかる重合体の添加爪は
任意の念を選ぶことが出来、また被覆力を−に昇させる
のに最適の添加用は写真乳剤の種類によって異なる。
しかし一般に500mg/rr?以上が好ましく、更に
はIg/m以」二5g/+n以下であることが好ましい
本発明に用いられる一般式[n]で表される繰り返し単
位を有する重合体は写真乳剤中の全バインダーの5〜5
0重■%重徂りわけ30〜40重量%になるように添加
するのが好ましい。
本発明において用いられる化合物[TI]はハロゲン化
銀乳剤層及び/又はその他の親水性コロイド層中の少な
くとも1層に含有されるが、ハロゲン化銀乳剤層に含有
されることが好ましい。化合物[■]をハロゲン化銀乳
剤層に含有せしめる場合にはとの層でも良いが、好まし
くは全部のハロJ ゲン化銀乳剤層に含有せしめることが好ましい。
更に好ましくは、支持体に隣接するハロゲン化銀乳剤層
中の化合物[[]の密度(化合物[n]の重量/化合物
[11]を添加した層のバインダー重量)が他のハロゲ
ン化銀乳剤層中の化合物[11]の密度よりも小さい方
か好ましい。
またハロゲン化銀乳剤層に隣接する非感光性の親水性コ
ロイド層にも本発明の重合体を含有せしめると更に良い
結果が得られる。
本発明の重合体を写真材料の各層に添加する場合には隣
接する層との化合物[H]の密度が著しくかけぬ11れ
ない様にすることか好ましい。
特に支持体に隣接するハロゲン化銀乳剤層中の化合物[
rJ ]の密度は他のハロゲン化銀乳剤層中の化合物[
]J]の密度より小さく、かつ、化合物[n]が支持体
に隣接するハロゲン化銀乳剤層中のバインダー重量当り
30重重量以下であることが好ましい。
化合物[IT]を最外層の非感光性の親水性コロイド層
に添加してもよく、その場合には、該最少)2(。
層の化合物[1f]の密度は(lhのどの層よりも小さ
いことか好ましい。
化合物[1■]をハロケン化銀乳剤に添加する場合、そ
の時期はいっでも良いが、第2熟成後塗布前に加えるこ
とが好ましい。
化合物[H]は粉末として加えることもできるが、5〜
20%水溶液として用いることが好ましく便利である。
本発明のハロゲン化銀写真感光月利は、印刷用感光月利
、特にリス現像を用いなくとも高いコントラスト 適であり、好ましくは下記一般式[ 1’ ]で表され
るテトラゾリウム化合物を含有することが好ましい。
′ 一般式「1゛」 1式中、R 1′.  R 2/及びR A’は各々水
素原子又は置換基を表し、X○はアニオンを表す。〕前
記一般式[′F]において、R1′ ないしR3’が表
す置換基の好ましい例としてアルキル基(例えばメチル
、エチル、シクロプロピル、プロピル、イソプロピル、
シクロブチル、ブチル、イソブチル、ペンチル、シクロ
ヘキシル等)、アミノ基、アシルアミノ基(例えばアセ
チルアミノ)、ヒドロキシル基、アルコキシ基(例えば
メトキシ、エトキン、プロポキシ、ブトキシ、ベントキ
ン等)、アシルオキシ晶(例えばアセチルアミノ)、ハ
ロゲン原子(例えば弗素、塩素、臭素等)、カルバモイ
ル基、アセルチオ基(例えばアセチルチオ)、アルコキ
シカルボニル基(例えばエトキシカルボニル)、カルボ
キシル基、アシル基(例えばアセチル)、シアノ基、二
1・口承、メルカプI・基、スルホキシ基、アミノスル
ホキシ基のような基が挙げられる。
前記XOで示されるアニオンとしては、例えば塩化物イ
オン、臭化物イオン、沃化物イオン等のハロゲンイオン
、硝酸、硫酸、過塩素酸等の無機酸の酸根、スルホン酸
、カルボン酸等の有機酸の酸根、アニオン系の活性剤、
具体的にはp−トルエンスルホン酸アニオン等の低級ア
ルキルベンゼンスルポン酸アニオン、p−ドデシルヘン
ゼンスルホン酸アニオン等の高級アルキルベンゼンスル
ホン酸アニオン、ラウリルザルフェートアニオン等の高
級アルキル硫酸エステルアニオン、テトラフェニルボロ
ン等の硼酸系アニオン、ジー2−エチルヘキンルスルホ
ザクシネートアニオン等のジアルキルスルホサクシネー
トアニオン、セチルポリエテノキシザルフェートアニオ
ン等のポリエーテルアルコール硫酸エステルアニオン、
ステアリン酸アニオン等の高級脂肪酸アニオン、ポリア
クリル酸アニオン等のポリマーに酸根のついたもの等を
挙げることかできる。
以下、本発明に用いられる一般式[ T ]で表される
テトラゾリウム化合物の具体例を挙げるが、本発明に用
いられる化合物は、これらに限定されるものではない。
   □ (例示化合物) (3↓ (J)2 3L1 本発明に用いられるテトラゾリウム化合物は、例えばケ
ミカル・レビュー (Chemical Review
s)第55巻、第335頁〜483頁に記載の方法に従
って容易に合成することができる。
一般式[TIで表されるテトラゾリウム化合物は、本発
明のハロゲン化銀写真感光材料中に含有されるハロゲン
化銀1モル当り約1mg以J:10gまでの範囲で用い
られることか好ましく、更に好ましくは約10mg以]
二約2gまでの範囲で用いられることである。
」二記一般式[TIで表されるテトラゾリウム化合物は
、1種を用いてもまた2秤量」二を適宜の比率で組み合
わせて用いてもよい。更に」二記テトラゾリウム化合物
とこの他のテトラゾリウム化合物を適宜の割合で組み合
わせて用いてもよい。
本発明においては、上記テトラゾリウム化合物と結合し
、」1記テトラゾリウム化合物の親水性を下げるアニオ
ンを併用することが特に好ましい。
このようなアニオンとしては例えば過塩素酸等の無機酸
の酸根、スルホン酸、カルボン酸等の有機酸の酸根、ア
ニオン系の活性剤、具体的にはp−トルエンスルホン酸
アニオン等の低級アルキルベンゼンスルポン酸アニオン
、p−Fデシルベンセンスルホン酸アニオン類、アルキ
ルナフタレンスルホン酸アニオン類、ラウリルザルフェ
ートアニオン類、テトラフェニールホロン類、ジー2−
エチルへキシルスルホサクシネートアニオン類等のンア
ルキルスルホサクシネートアニオン、セチルポリエテノ
キシサルフェートアニオン等のポリエーテルアルコール
硫酸エステルアニオン、ステアリン酸アニオン類等、ポ
リアクリル酸アニオン類等を挙げることができる。
このようなアニオンは、上記テトラゾリウム化合物と予
め混合した後、親水性コロイド層へ添加してもよいし、
又、単独で上記テトラゾリウム化合物を含有もしくは含
有しないハロゲン化銀乳剤層または親水性コロイド層に
添加することができる。
本発明のハロケン化銀写真感光刊料に用いられるハロケ
ン化銀については、特に限定はないが、3七; 塩化銀もしくは塩臭化銀が好ましい。塩臭化銀の組成は
Δgcj2/ΔgB r= +00/ O−2/ 98
のいずれでもよいか、好ましくはAgCり/へgB r
= 90/10〜60/40のモル比である。ハロゲン
化銀粒子の平均粒径は0.10μm−0,50μmが好
ましく、(粒径の標準偏差)/(平均粒径)xlooで
表される変動係数が15%以下の粒径分布の狭いものか
より好ましい。
本発明において用いられるハロゲン化銀には、増感剤、
増感色素、安定剤等を用いることができる。
本発明において前記ハロゲン化銀は、親水性コロイド層
中に添加せしめられるが、本発明に特に有利に用いられ
る親水性コロイドはゼラチンである。又本発明において
はゼラチン以外の親水性コロイドも用いることができる
これらの親水性コロイドはハロゲン化銀を含有しない層
、例えばハレーション防止層、保護層、中間層等にも適
用できる。
本発明に用いられる支持体としては、例えばボ3゛ノ G リエステルフィルム等感光材料業界で用いられている各
種支持体を用いることかできる。
本発明の感光材料は適度の膜厚を有する保護層が塗設さ
れていることが好ましく、好ましくは01〜10μm1
特に好ましくは08〜2μmのセラチン保護層が塗設さ
れていることが望ましい。
本発明に用いられる前記親水性コロイド層には必要に応
じて各種写真用添加剤、例えばゼラチン可塑剤、硬膜剤
、界面活性剤、画像安定剤、紫外線吸収剤、アンチステ
ィン剤、pH調整剤、酸化防止剤、帯電防止剤、増粘剤
、粒状性向上剤、染料、モルダント、増白剤、現像速度
調整剤、マット剤等を本発明の効果が損なわれない範囲
内で使用することができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像に用いられる
現像主薬としては、”F、Hジェームス著ザ・セオリイ
・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス第4版(T
he Theory of the Photogra
phic Process、 Fourth Edit
ion) 291−334頁及びジャーナル・オブ・す
・アメリカン・ケミカル・:313 ソザイテイ(Journal of The Amer
ican ChemicalSociety) 73巻
、3,100頁(195]、)に記載されている如き現
像剤が本発明に有効に使用し得るものである。これらの
現像剤は単独で使用しても2種以」二を組み合わせても
よいか、2種以」二組み合わせて用いる方が好ましい。
又、本発明の感光材料の現像に使用する現像液には保恒
剤として、例えば亜硫酸すトリウム、亜硫酸カリウム等
の亜硫酸塩を用いても、本発明の効果が損なわれること
なく、本発明の1つの特徴として挙げることができる。
又、保恒剤としてヒドロキシルアミン、ヒドラジド化合
物を用いてもよい。その他一般に白黒現像液で用いられ
るような苛性アルカリ、炭酸アルカリ又はアミン等によ
るp I(の調整とバッファー機能を持たせること、及
び臭化カリウムなと無機現像抑制剤及びベンゾトリアゾ
ール等の有機現像抑制剤、エチレンジアミン四酢酸等の
金属イオン捕捉剤、メタノール、エタノール、ベンジル
アルコール、ポリアルキレンオキシド等の現像促進剤、
アルキルアリールスルホン酸すトリウム、天然のザポニ
ン、糖類又は前記化合物のアルキルエステル物等の界面
活性剤、グルタルアルデヒド、ホルマリン、グリオキザ
ール等の硬膜剤、硫酸すトリウム等のイオン強度調整剤
等の添加を行うことは任意である。
本発明においては現像液として特開昭56−10624
4号に記載のアルカノールアミンなとのアミノ化合物を
用いることかできる。
この他り、F、Δ、メソン著「フォトグラフィック・プ
ロセンン・ケミス1−リー」、フォーカル・プレス刊(
1966年)の226〜229頁、米国特許第2.19
3,015号、同2,592,364号、特開昭48−
64933号などに記載のものを用いてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光飼料は、自動現像機を用
いた迅速処理にも適用することができる。
一般的に迅速処理を行った場合写真特性等劣化するが、
本発明においては、迅速処理を施しても優れた写真特性
を維持することができる。
本発明においては、現像、定着、水洗及び/又は安定化
までの処理時間が45秒以内であり、かつ31] ラインスピードが1000mm/min以」二で処理す
ることが好ましい。」1記処理時間とは現像時間、定着
時間、水洗時間及び/又は安定化時間の合計処理時間を
表わすものとする。
本発明において「現像時間」、「定着時間」とは各々、
処理する感光材料が自動現像機の現像タンク液に浸漬し
てから次の定着液に浸漬するまでの時間、定着タンク液
に浸漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬する
までの時間を言う。
また「水洗時間」とは、水洗タンク液に浸漬している時
間をいう。
また「乾燥時間」とは通常356C〜100℃で好まし
くは40°C〜80°Cの熱風が吹きつけられる乾燥ゾ
ーンが、自動現像機には設置されているが、その乾燥ゾ
ーンに入っている時間をいう。
現像温度及び時間は約25℃〜50°Cで20秒以下で
あることが好ましく、更には30°C〜40°Cで6秒
〜20秒であることか好ましい。
定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、p I(38
以」二か好ましく、更に好ましくは442〜55て4(
] ある。
定着剤としてはチオ硫酸すトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウムイオンと
を必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ硫
酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用司は適宜
変えることができ、一般には約01〜約6モル/りであ
る。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでいても良く、それらには、例えば塩化アルミニ
ウム、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなとがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそれらの誘導体
を単独で、あるいは2種以」1併用することができる。
これらの化合物を定着液1りにつき0005モル以」二
含むものが好ましく、特に001モル/ソ〜003モル
/りが特に有効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸すトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン酸、クエン酸ナ
トリウム、クエン酸カリウム、クエン酸リチウム、クエ
ン酸アンモニウムなとがある。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩)、pI−■緩衝剤(例えば、酢酸、硝酸) 、
pI−I調整剤(例えば硫酸)、硬水軟化能のあるキレ
−1・剤や特願昭60−213562号記載の化合物を
含むことができる。
定着温度及び時間は約り0℃〜約50°Cで6秒〜1分
が好ましいが、更に好ましくは30°C〜40℃で6秒
〜30秒であり、特に好ましくは30°C〜40°Cで
6秒〜20秒である。
本発明の方法に従い自動現像機を用いて感光材料が処理
される時、定着濃縮液とそれを希釈する水とが共に補充
される場合において、定着液濃縮液は1剤で構成される
ことが最も好ましいことは現像液の場合と同じである。
1剤として定着液原液が安定に存在しうるのはpH4,
5以上であり、より好ましくはpH44,65以」二で
ある。pi−T4.5未満では定着液が実際に使われる
まで長期間放置されると、チオ硫酸塩が分解して最終的
には硫化してしまうので好ましくない。
pI−145以」二の範囲では亜硫酸ガスの発生も少な
く、作業環境」二も良くなる。pHの」1限はそれ程厳
しくないが余り高pHで定着されると、以後水洗されて
も膜p r−rが高くなって膜膨潤が大きくなり従って
乾燥負荷が大きくなるので約pH7までが限度である。
アルミニウム塩を使って硬膜する定着液ではアルミニウ
ム塩の析出沈澱防止のためpH55までが限度である。
本発明においては現像液または定着液のいずれかが上記
のような希釈水を必要としない(すなわぢ原液のままで
補充する)いわゆる使用液であっても構わない。
各濃縮液の処理タンク液への供給量及び希釈水との混合
割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存して種々変化させる
ことができるが、一般に濃縮液対希釈水は1対O〜8の
割合で、これらの現像液、定着波谷々の全量は感光材料
1mに対して50僧がら1500dであることが好まし
い。
本発明において感光+K Itは現像、定着した後、水
洗及び/又は安定化処理が施される。
水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液として用いることもできる
。防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に使用する
ことにより、感光材料1rr?当たり3り以下の補充凰
という節水処理も可能となるのみならず、自動現像機設
置の配管が不要となり更にストック槽の削減が可能とな
る。
即ち現像液及び定着液用の原液希釈水及び水洗水又は安
定化液を共通の一層のストック槽から供給でき、自動現
像機の一層のコンパクト化が可能となる。
防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液にal用する
と、水垢の発生等が有効に防止し得るため、感光材料1
ボ当たりO〜3ソ、更にはO〜1夕の節水処理を行うこ
とかできる。
ここで、補充滑がOの場合とは、水洗槽中の水洗水が自
然蒸発等により減少した分だけ適宜補充する以外は全く
補充を行なわない、即ち実質的に無補充のいわゆる「た
め水」処理方法を行なう場41’) 合をいう。
補充同を少なくする方法として、古くより多段向流方式
(例えば2段、3段なと)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着液の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、即ち定着液で汚れていない処理液の方
に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い水
洗がなされる。
これによれば、不安定なチオ硫酸塩等が適度に除去され
、変退色の可能性が一層小さくなり、更に著しい安定化
効果か得られる。また水洗水も従来に比べて、かなり少
量ですむ。
少量の水洗水で水洗するときには特願昭60−1729
68号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設けることが
より好ましい。
更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に応
じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴から
のオーバーフロー液の一部又は全部は、特開昭60−2
35133号に記載されているようにその前の処理工程
である定着能を有する処理液に利用することもできる。
こうすることによって」二記ス1〜ツク水の節水かでき
、しかも廃液がより少なくなるため更に好ましい。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特願昭60−
253807号、同60−295894号、同61−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。
更には、L、E、West ”Water Quali
ty Cr1teria”Photo Scj& En
g、 Vol、9 No、6(1965)、MWBea
ch”Microbiological Growth
s in Motion−PictureProces
sing” SMPTE Journal Vol、8
5.(1976)R,O,Deegan、 ”Phot
o Processing Wash WaterBi
ocides” J、Imaging Tech、 V
ol、10. No、6(1984)及び特開昭57−
8542号、同57−58143号、同58−1051
45号、同57−132146号、同58−18631
号、同57−97530号、同57−157244号な
とに記載されている防菌剤、防パイ剤、界面活性剤なと
を併用することもできる。
更に水洗浴には、R,T、Kreiman著J 、 I
mage 、 Techlo、(6) 242 (19
84)に記載されたイソチアゾリン系化合物、RESE
ARCHDISCLO3URE第205巻、Item2
0526 ’(1981年、5月号)に記載されたイソ
チアゾリン系化合物、同第228巻、Item 228
45 (1983年、4月号)に記載されたインチアゾ
リン系化合物、特願昭61−51396号に記載された
化合物、なとを防菌剤(Microbiocide)と
して併用することもできる。
更に防黴剤の具体例としては、フェノール、4−クロロ
フェノール、ペンタクロロフェノール、クレゾール、0
−フェニルフェノール、クロロフェン、ジクロロフェン
、ホルムアルデヒド、ゲルタールアルデヒド、クロルア
セトアミド、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2− 
(4−チアゾリン)−ベンゾイミダゾール、ベンゾイソ
チアゾリン−3−オン、ドデシル−ベンジル−ジメチル
アンモニウム−クロライド、N−(フルオロンクロロメ
チルチオ)−フタルイミド、2,4.4’ −1・リク
ロロー2′−ハイドロオキシジフェニルエ4′i −ゲルなどである。
防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液定着液なとの処理液原液の希釈水としても水洗水と
しても共用されるのがスペースが小さくてすむ点で好ま
しい。しかし防黴手段を施した原液希釈水と水洗水(又
は安定化液)とを分番プて別槽にそれぞれ保管すること
もてきるし、どちらか一方だけを水道から直接とっても
よい。
別槽に分けて保管したときは、本発明の如き防黴手段を
施した」二に、水洗水(又は安定浴)には種々の添加剤
を含有させることができる。
例えば、アルミニウムとのキレート安定度10gK値が
、10以」二のキレート化合物を含有させてもよい。こ
れらは、定着液中に硬膜剤としてアルミニウム化合物を
含む場合水洗水中での自沈を防止するのに有効である。
キレート剤の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸
(logK 16.1.以下同じ)、シクロヘキサンジ
アミン四酢酸(17,6) 、ジアミノプロパノール四
酢酸(138)、ジエチレントリアミン五酢酸(18,
4) 、l−リエチレンテトラミン六酢酸(19,7)
等及びこれらのすトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩があり、その添加滑は好ましくは001〜10g/
り、より好ましくは01〜5g/夕である。
更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陽イオン型、陰イオン型、非イ
オン型および両イオン型のいずれを用いてもよい。界面
活性剤の具体例としてはたとえば工学図書■発行の「界
面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物なとが
ある。
上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される。例えば膜pHを調整する(例えばpI−
T3〜8)ための各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタ
ホウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水
酸化ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカ
ルボン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)や
ホルマリンなどのアルデヒドを代表例として挙げること
かでキル。その他、ギ1ノート剤、殺菌剤(チアゾール
系、イソチアゾール系、ハロゲン化フェノール、□スル
ファニルアミド、ベンゾトリアゾールなと)、界面活性
剤、蛍光増白剤、硬膜剤なとの各種添加剤を使用しても
よく、同一もしくは異種の目的の化合物を2種以」1併
用しても良い。
また、処理液の膜p HPJi整剤として塩化アンモニ
ウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸ア
ンモニウム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウ
ム等の各種アンモニウム塩を添加するのが画像保存性を
良化するために好ましい。
上記の方法による水洗または安定浴温度及び時間は00
C〜50℃で6秒〜1分が好ましいが15°C〜40℃
で6秒から30秒がより好ましく、更には15°C〜4
0°Cで6秒から15秒が好ましい。
本発明の処理方法によれば、現像、定着及び水洗された
写真材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズロー
ラ法を経て乾燥される。乾燥は約400C〜約100°
Cで行なわれ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変え
られるが、通常は約5秒〜」1分でよいが、より好まし
くは40 ℃〜800Cで約5秒〜30秒である。
[実施例] 以下に具体的実施例を示して、本発明を更に詳しく説明
する。
実施例1 [乳剤(A)の調製方法] 次に示すΔ液、溶液、C液の溶液を用いて塩臭化銀乳剤
を調製した。
〈溶液A〉 オセインゼラチン          17gポリイソ
プロビレンーポリエチレンオキシジコハク酸エステルゲ
ルリウム塩 10%エタノール水溶液         5顧蒸留水
              1280.、(〈溶液B
〉 硝酸銀               170 g蒸留
水              410舖〈溶液C〉 塩化ナトリウム          45.0 g5↓ 臭化カリウム           274g三塩化ロ
ジウム3水塩       28μgボリイソプロピレ
ンオキシジコハク酸 エステルナトリウム塩 10%エタノール溶液          3顧オセイ
ンゼラチン          l1g蒸留水    
          407mp溶液八を溶液へに保温
した後EAg値が160mVになる様に塩化ナトリウム
を添加した。
次に特開昭57−92523号と同57−92524号
記載の混合撹拌機を用いて、ダブルジェット法にて溶液
B及び溶液Cを添加した。
添加流量は表1に示した様に全添加時間80分の間に亘
って、徐々に添加流■を増加させEAg値を一定に保ち
ながら添加を行った。
EAg値は添加開始5分後に3舖/りの塩化ナトリウム
水溶液を用いてEAg値を160mVより120mVに
変化させ、以後混合の完了迄この値を紐]持した。
EAg値を一定に保つため、3モル//!、の塩化55
ど ナトリウム水溶液を用いてEAg値を制御した。
表1 EAg値の測定には、金属銀電極と、ダブルジャンクシ
ョン型飽和Δg/ΔgCり比較電極を用いた。ただし電
極の構成は、特開昭57−197534号に開示される
ダブルジャンクションを使用した。
又、溶液B液、C液の添加には、流■可変型のローラー
チューブ定爪ポンプを用いた。
)5・1 又、添加中、乳剤のシンブリンクにより、系内に新たな
粒子の発生が認められないことを電子顕微鏡により観察
し、確認している。
又、添加中、系のp I−T値を30に一定に保つよう
に3%硝酸水溶液で制御した。
B液、C液を添加終了後、乳剤は10分間オストワルド
熟成した後、常法により脱塩、水洗を行い、その後オセ
インセラチンの水溶液600mg(オセインゼラチン3
0g含有)を加えて、55°C・30分間撹拌により分
散した後、750iに調整した。
乳剤(ハ)に対して全硫黄増感を施し、増感色素へを乳
剤中に含まれるハロゲン化銀1モルあたり300mg、
安定剤として4−ヒドロキン−6−メチル−1,3,3
a、7−チトラザインデンを加え、増感色素Bを乳剤中
に含まれるハロゲン根子モルあたり100mg添加した
5、) 増感色素B 次いでハロゲン化銀1モル当りテトラゾリウム化合物(
1’−11)を800mg加え、更にp−ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ300mg、スチレン−マレイン
酸共重合体ポリマー2g1スチレン−ブチルアクリレ−
1・−アクリル酸共重合体ラテックス(平均粒径約0.
25μm) 15gを加え、一般式[1r]の化合物を
表−2に示すことく加え、Δg4Ft4.0g/ n?
、ゼラチンi2.og/rr?になるように特開昭59
−19941号実施例(1)に記載の下引を施したポリ
エチレンテレフタレートフィルム支持体上に塗布した。
その際ゼラチン■1.Og/mになるように延展剤とし
て、ビス−(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸エス
テルをl0mg/+n、ハロゲン化銀1モル当たり化合
物[1]を表2に示すことく加え、硬膜剤としてホルマ
リン15mg/mをグリオキザー5に− ル8mg/ rr?含む保護層を同時重層塗布して試料
N。
1〜9を作成した。
表2 表中、化合物[I]の添加量はmg/Ag1mol化合
物[]T]の添加量はg/+nで表す。
5′i 得られた試料をそれぞれニガし、−半はそのまま、残り
の一半を温度40°C1相対湿度20%の高温・低湿下
にて3日間放置した後、ウェッジを用いタングステン光
源によって、それぞれ露光した。
露光を与えた試料は、下記の処方による現像液及び定着
液を用いて自動現像機にて処理した。
く現像処理条件〉 (工程)    (温度)   (時間)現像  28
°C30秒 定 着    28°C約20秒 水 洗    常温    約20秒 乾燥  50°C20秒 く現像液処方〉 (組成Δ) 純水(イオン交換水)        ]、5011p
エチレンンアミン四酢酸2すトリウム塩g ジエチレングリコール        50g亜硫酸カ
リウム(55%w/v水溶液)   1.00.+2炭
酸カリウム            50 gハイドロ
キノン           1.5g5−メチルベン
ゾトリアゾール   200mg1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール水酸化カリウム 使用液のpHを
104にする爪具化カリウム            
4.5 g(組成り) 純水(イオン交換水)         311gジエ
チレングリコール        50 gエチレンジ
アミン四酢酸2すトリウム塩5mg 酢酸(90%水溶液)0、3滅 5−ニトロインダゾール      1 1 0mg1
−フェニル−3−ピラゾリドン  ’100mgブチル
アミンジエタノールアミン   15g現像液の使用時
に水soo.(2中に上記組成A,組成りの順に溶かし
、1yに仕上げて用いた。
〈定着液処方〉 (組成Δ) チオ硫酸アンモニウム(725%W/V水溶液)240
顧 亜硫酸すl・リウム          17g酢酸す
トリウム・3水塩      6.5 g硼酸    
            6gクエン酸すトリウム・2
水塩     2g酢酸(90%w/w水溶液)   
     13.6mp(組成り) 純水(イオン交換水)17T1g 硫酸(50%w/w水溶液)       47g硫酸
アルミニウム (へρ203換算含量が81%w/wの水溶液)65g 定着液は使用時に水500,f!中に上記組成A、組成
りの順に溶かし、1りに仕」二げて用いた。この定着液
のpHは約43であった。
処理して得られた試料の写真特性を表3に示す。
尚、ガンマは光学濃度02から15までの直線部のta
nθて示し、相対感度は、濃度20を勾える露光量ff
iogE値で示し、試$4No.1の自然放置3日の5
1ノ 時の値を100としたときの相対値で示したものである
尚、現像銀収率は次のようにして求めた。
上記、試料のウェッジの最大露光域における銀量をJ 
E O L製銀量分析装置により測定し、下記式より算
出した。
ただし、処理前とは生フィルムのことである。
6↓ 6(J 表3から明らかなように、本発明にかかる試料は、高温
、低湿下に保存されてもコントラスト、感度の変動が少
なく、また現像銀収率も変わらない。即ち本発明によれ
ば高温、低湿下でのコントラス1−低下及び感度増加は
少なく、また現像銀収率の劣化を抑えることができるハ
ロゲン化銀写真感光材料を得ることができた。
実施例2 実施例1と同様の露光済み試料を下記現像条件下で処理
した。
く現像処理条件〉 (工程)    (温度)   (時間)現像  34
6C15秒 定 着    34°C約15秒 水 洗    常温    約12秒 乾燥  50℃  10秒 ラインスピード  2200m/min処理液は実施例
1と同じである。
また実施例1と同様に各試料の写真特性の評価を行なっ
た。その結果を表4に示す。
6.3 表4から明らかなように、本発明にかかる試料は、処理
時間約42秒、ラインスピード2200m/minの迅
速処理においてもまた高温、低湿下に保存されてもコン
トラスト、感度の変動が少なく、現像銀収率も変わらな
いことがわかった。即ち本発明によれば高温、低湿下で
もコントラスト低下及び感度増加か少なく、また現像銀
収率の劣化も抑えられたハロゲン化銀写真感光材料を得
ることができる。
[発明の効果] 本発明により、迅速現像処理によっても、現像銀収率に
優れ、しかも高温低湿下での性能変動の少ないハロゲン
化銀写真感光材料及びその処理方法を提供することがで
きた。
θ4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該
    ハロゲン化銀写真乳剤層及び/又はその他の親水性コロ
    イド層中の少なくとも1層に下記一般式[ I ]で表さ
    れる化合物の少なくとも1種を含有し、かつ下記一般式
    [II]で表される繰り返し単位を含む重合体を含有する
    ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R_1、R_2及びR_3は炭素原子数1〜12
    の置換もしくは無置換のアルキル基、アルケニル基、ア
    ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、置換もしくは無
    置換のアミノ基、アリール基、水酸基、メルカプト基、
    カルボキシル基もしくはその塩、又は水素原子を表す。 ] 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R_4は、水素原子又は炭素原子数1〜6個のア
    ルキル基を、R_5、R_6はそれぞれ水素原子、炭素
    原子数10個以下の置換又は非置換のアルキル基、アリ
    ール基またはアラルキル基を表し、同じであっても異な
    ってもよい。またR_5、R_6が互に結合し、窒素原
    子と共に含窒素複素環を形成しても良い。Lはm+1価
    の連結基である。nは0または1でありmは1または2
    である。但しmが2のときnは1である。]
  2. (2)請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料を自動
    現像機にて処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方
    法において、その現像、定着、水洗及び/又は安定化ま
    での処理時間が45秒以内であり、かつラインスピード
    が1000mm/min以上であることを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
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