JPH04107269A - 差圧シール装置 - Google Patents

差圧シール装置

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Publication number
JPH04107269A
JPH04107269A JP22502990A JP22502990A JPH04107269A JP H04107269 A JPH04107269 A JP H04107269A JP 22502990 A JP22502990 A JP 22502990A JP 22502990 A JP22502990 A JP 22502990A JP H04107269 A JPH04107269 A JP H04107269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential pressure
guide roll
guide rolls
sealing attachment
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22502990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Naoi
直井 孝之
Yutaka Naruse
豊 成瀬
Toshio Onishi
寿雄 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP22502990A priority Critical patent/JPH04107269A/ja
Publication of JPH04107269A publication Critical patent/JPH04107269A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、冷延板や熱延板のような長尺薄帯を連続的
に送給する間に、真空蒸着やイオンプレーティンク゛な
とによる表面被覆を行う場合に使用する差圧シール装置
に関し、該装置の操業性のより一層の改善を図ろうとす
るものである。
(従来の技術) 真空蒸着、イオンプレーテインク、スパッタリングなど
のいわゆるドライブレーティンク゛法によって長尺薄帯
に表面被覆を施す際には、複数の、圧力差のある空間領
域相互(以下差圧室と記す)によって、トライプレーテ
インク領域に至るまでの間に、順次真空度をあけ、次い
て下げていく、エア・トウ・エア(Air−to−、A
ir)方式か用いられるが、このような差圧室相互間に
おける圧力差を維持しつつ長尺薄帯の連続的な通過を誘
導する差圧シールとしては、例えは特開昭64−652
65号公報あるいは特開昭62−13572号公報に開
示されているような構造のものか知られている。
ここに、差圧シール装置における大気圧に近い差圧室で
は気流か粘性流となり、真空度が高くなるに従って中間
流から分子流へと変化し、とくに粘性流の領域では長尺
薄帯の振動が避けられないが、上記公報に開示の装置の
うち特開昭64−65265号公報のものは、長尺薄帯
をガイドロールに巻き付け、シーリングアタッチメント
との間に極わずかなすき間をもたせた状態で差圧室に導
入しようとするものであるから、かかる装置によれば、
薄帯の振動を防止しつつ高い差圧を維持することができ
た。しかしながら、このような構造になる装置において
は、性能の改善や動力削減のためには、シーリングアタ
ッチメント(固定式)とロールとのすき間を極力小さく
し、多数の差圧室を必要とするために、長尺薄帯の耳伸
び形状や薄帯と薄帯の結合部分が原因となって、シーリ
ングアタッチメントとガイドロールとのすき間の部分で
長尺薄帯が破断したり目詰まりするために操業性がよい
とは言えないのが現状であった。
差圧シール装置における、作業性の改善を図るには、特
開昭62−13572号公報に開示の如き装置が有利で
あるが、ここで提案されている装置は、長尺薄帯が通過
する際のシールバー内を流れる平行流れのために真空度
の比較的低い領域において搬送中の薄帯が大きく振動す
る不利があり、また−対のロール間に長尺薄帯を挟圧し
て通板する形式なので、このロールによる曲げ応力、圧
縮応力を受けるために材質によっては製品品質に悪影響
を及ぼすおそれがあった。
とくに、電磁鋼板のような脆くて破断し易い薄帯を処理
しようとする場合には、通板中の振動や曲げ応力、圧縮
応力等は極力避けねばならないが、上記の各公報に開示
の技術においては、下表の如く何れの場合も十分満足の
いくものではなかったのである。
表 (発明か解決しようとする課題) 長尺薄帯の通板中に該薄帯の振動を起こしたり品質劣化
の原因となる面圧を発生させることなしに安定した通板
を導くことかできる操業性の良好な差圧シール装置を提
案することがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段) この発明は、圧力差のある空間領域相互間にわたり、該
圧力差を維持しつつ長尺薄帯の連続的な通過を誘導する
差圧シールにおいて、上記空間領域相互間の境界にて、
長尺薄帯の巻き掛け案内を司る単一の入側ガイドロール
と、この入側ガイドロールに近接配置した同じく長尺薄
帯の巻き掛け案内を司る出側ガイドロールをそれぞれ備
え、これらガイドロールの境界に、各ガイドロールのロ
ール表面に沿う曲面を持ち、その表面へ向けて接近・離
隔可能な可動式のシーリングアタッチメントを配置した
ことを特徴とする差圧シール装置である。
さて、第1図(a)、 (b)にこの発明に従う差圧シ
ール装置の構成を示し、同図における番号1は長尺薄帯
、2は長尺薄帯1の巻き掛け案内を司る単一の第一ガイ
ドロール、3は第一ガイドロール2に近接配置した同じ
(長尺薄帯lの巻き掛け案内を司る第ニガイドロール、
4は各ガイドロール2゜3のロール表面に沿う曲面をも
ったシーリングアタッチメントであって、このシーリン
グアタッチメント4はガイドロール2,3の表面へ向け
て接近・離隔可能なように例えば、液圧シリンダaなど
が設けられていて各ガイドロール2,3のそれぞれとシ
ーリングアタッチメント4との間に極微小なすき間δを
形成する。また、5は圧力差のある空間領域を形成する
ケーシングCに固定保持され、各ガイドロール2,3の
それぞれの間で極わずかな微小すき間δ1を形成する固
定式のシーリングアタッチメント、6−1・・・6−n
はケーシングC内に配置されるガイドロールであって、
このカイト七−ル6−1・・・6−nはアタッチメント
7−1・・−7−nとの間で微小なすき間δ2・・・δ
nを形成するようになっている。Slは第一差圧室、s
2は第二差圧室、そしてSlは第n差圧であり、これら
差圧室には何れも真空ポンプPが設置されていて、大気
圧Paから順次圧力をP L+ P 2・・・P、へと
下げ、次いで上げていく構造になっている。
第2図にこの発明に従う差圧シール装置の要部の断面を
図解する。
処理前の長尺薄帯1は、シール装置の入側に位置する第
一ガイドロール2に所定の巻き掛け角で巻き掛けられて
大気圧P。から圧力P+(P+ <Po)になる第一差
圧室S1へ、そして引き続きガイドロール6−1に巻き
掛けられて圧力P2 (P2 <PI)になる第二差圧
室へと順次搬送され、所定の領域で表面処理(図示は省
略)されたのちは、ガイドロール6−n、装置の出側に
位置する第ニガイドロール3を経て次工程へ搬送される
(作 用) 長尺薄帯1の通板初期に、予め液圧シリンダaの作動に
よってシーリングアタッチメント4を、ガイドロール2
,3から離れる向きに移動させ、すき間δを拡大するこ
とによって作業性を容易にし、長尺薄帯1を大気圧P0
から第一差圧室S1・・・S、に順次送り進める定常操
業では、すき間δを小さくして、ここに、長尺薄帯lを
通すようにしたから、有効な差圧が維持される。また、
長尺薄帯1は単一のガイドロールに巻き掛けされるよう
になっているので、品質の劣化を招くような強い面圧を
受けることがなく、また大きな振動か生じるようなこと
もない。とくに長尺薄帯1の通板中にすき間δにおいて
該薄帯lの目詰りが懸念されるような場合には、シーリ
ンクアタッチメント4を迅速に退移動できるし、長尺薄
帯1の入側と出側を一個所にまとめて単一のシーリング
アタッチメントでシールするようになっているから、シ
ール効果が高く省スペースである。
この発明においては、ハウジングCに固定されるシーリ
ングアタッチメント5と各ガイドロール2.3との間に
形成されるすき間δ1には、長尺薄帯1が通ることがな
いので高い差圧を維持するために極力小さくするか、あ
るいは第3図に示すように、フッ素樹脂の如き摺動部材
tを配置することもてきる。
(実施例) 上掲第1図に示した装置を適用して、厚み0.35mm
、幅1200mmになる薄帯に、平均通板速度40m/
分で、真空蒸着めっきを施し、その際の操業状況を観察
した。
その結果、この発明に従う装置においては、高い差圧(
処理領域の真空度lXl0−’)のもとで、鋼板の振動
や目詰まりなどを起こすことな(安定した操業か実現で
きることが確かめられた。
(発明の効果) かくしてこの発明によれば、単一のガイドロールに鋼板
を巻き掛けて搬送するタイプの差圧シール装置における
作業性を差圧性能の劣化を伴うことなく格段に改善でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)はこの発明に従う装置の構成説明図
第2図は要部の部分断面図 第3図はこの発明に従う装置の他の例を示した図である
。 1・・・長尺薄帯  2・・・第一ガイドロール3・・
・第二ガイドロール 4・・・シーリンクアタッチメント 5・・固定式シーリンクアタッチメント6−1〜6−n
・・・ガイドロール 7−1〜7−n・・・シーリンクアタッチメントδ、δ
1.δ2・・・すき間 s l+ s 2+ s 、−・・第1〜第n差圧室P
o・・・大気圧 第1図 (a) (b) 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧力差のある空間領域相互間にわたり、該圧力差を
    維持しつつ長尺薄帯の連続的な通過を誘導する差圧シー
    ルにおいて、 上記空間領域相互間の境界にて、長尺薄帯 の巻き掛け案内を司る単一の第一ガイドロールと、この
    入側ガイドロールに近接配置した同じく長尺薄帯の巻き
    掛け案内を司る第二ガイドロールをそれぞれ備え、これ
    らガイドロールの境界に、各ガイドロールのロール表面
    に沿う曲面を持ち、その表面へ向けて接近・離隔可能な
    可動式のシーリングアタッチメントを配置したことを特
    徴とする差圧シール装置。
JP22502990A 1990-08-29 1990-08-29 差圧シール装置 Pending JPH04107269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22502990A JPH04107269A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 差圧シール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22502990A JPH04107269A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 差圧シール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04107269A true JPH04107269A (ja) 1992-04-08

Family

ID=16822948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22502990A Pending JPH04107269A (ja) 1990-08-29 1990-08-29 差圧シール装置

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JP (1) JPH04107269A (ja)

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