JPH04107210U - 光接続装置、ハンドピース装置及びレーザ治療装置 - Google Patents

光接続装置、ハンドピース装置及びレーザ治療装置

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JPH04107210U
JPH04107210U JP1019691U JP1019691U JPH04107210U JP H04107210 U JPH04107210 U JP H04107210U JP 1019691 U JP1019691 U JP 1019691U JP 1019691 U JP1019691 U JP 1019691U JP H04107210 U JPH04107210 U JP H04107210U
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康広 萬福
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、レーザ装置に光ファイバを光接続
する光接続装置並びにこの光接続装置を利用したハンド
ピース装置及びレーザ治療装置を得る。 【構成】 本考案は、差込接続部308に外周部から一
部が外方に突出するつば部314を設け、差込接続部3
08を接続孔部101に挿入した状態で軸周りに回転さ
せたとき、つば部314が係合して軸方向の移動を規制
する係合部118を接続対象物に設け、つば部314が
係合部117に係合した状態で差込接続部308に軸方
向の力を加えるばね部材120を係合部117又はつば
部314に設け、さらに、差込接続部308のいずれか
をその軸方向において当接する基準面105を接続対象
物に設けたもので、これにより、十分な光結合精度で光
結合が可能であると共に、抜け防止や着脱の容易性を十
分に確保できるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザ装置に光ファイバを光接続する光接続装置並びにこの光接続 装置を利用したハンドピース装置及びレーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光を加工対象物に照射して加工を施したり、あるいは、治療対象患部に 照射して治療を施す場合、レーザ装置から射出されたレーザを光ファイバに導入 し、この光ファイバの先端部に設けられたプローブ等を通じてレーザ光を射出す るようにして照射対象物の所望の位置にレーザ光を照射することが行われる。こ の場合、レーザ装置と光ファイバとを光結合する光接続装置が用いられる。
【0003】 このような光接続装置としては、従来から、一般的な電気接続コネクタの構造 を利用したねじ環を用いて固定するものや、いわゆるCリングを用いてクリック ストップ式に固定するもの等が提案されたが、これらは、いずれも近年における 光結合精度の向上、安全性及び取扱の容易性に対する厳しい要求を満たすことが できず、着脱が煩雑であったり、挿入時の機械的ガタによる光結合精度が不十分 である等の問題点を有していた。
【0004】 そこで、最近では、光接続装置に特有の構造を備えたものが提案されるように なった。その一例として、例えば、実開昭56ー163404号公報に記載の装 置が知られている。この公報に記載されている光接続装置は、要するに、レーザ 装置に設けた接続孔に、光ファイバの一端部に設けた差込接続部を挿入して光接 続するようにし、さらに、差込接続部の側面にばね部材で力を加えてこの差込接 続部の外周面を接続孔内の内周基準面に押し付けるようにして着脱の容易性を確 保しつつ光結合精度及び抜け止めを図ったものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上述の実開昭56ー163404号公報に記載の従来の光接続装置 は、用いる光ファイバのコア径が1500〜2000μmの比較的太い場合にあ っては、ほぼ十分な光結合精度を維持することが可能であった。
【0006】 しかしながら、コア径が400〜200μm、あるいは、これ以下の径になる と、接続の具合によっては、結合効率著しく低くなる場合があり、また、着脱の 度に結合効率が変化し、再現性が必ずしも十分でないという問題もあった。
【0007】 これは、差込接続部をばね部材で接続孔内の内周基準面に押し付けるというこ の従来例の構造上、差込接続部と接続孔との間に所定以上の大きさの機械的ガタ が必要であり、このガタがあるために光ファイバの光軸とレーザ装置の光軸とを 必要とされる精度で一致させることができないためであると考えられる。すなわ ち、コア径が太い場合には光軸一致精度はラフでよいが、コア径が細くなるにつ れて、高い精度が必要になる。さらには、この構造では、それ程十分な抜け止め 効果を期待することができない。このため、例えば、レーザ治療装置による手術 中に接続が外れるという危険に対して必ずしも十分な安全を保障できるものとは いい難いものであった。
【0008】 本考案は上述の背景のもとでなされたものであり、十分な光結合精度で光結合 が可能であると共に、着脱の容易性を確保しつつ十分な抜け防止を行うことがで きる光接続装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以下の各構成とすることにより上述の課題を解決している。
【0010】 (1) 光ファイバ端部に設けた差込接続部を接続対象物に設けた接続孔部に挿 入することにより光接続を行う光接続装置において、 前記差込接続部に外周部から一部が外方に突出するつば部を設け、 前記差込接続部を接続孔部に挿入した状態で軸周りに回転させたとき、前記つ ば部が係合して軸方向の移動を規制する係合部を前記接続孔部に設け、 前記つば部が前記係合部に係合した状態で前記差込接続部に軸方向の力を加え るばね部材を前記係合部又はつば部に設け、 さらに、前記差込接続部のいずれかをその軸方向において当接する基準面を前 記接続孔部に設けたことを特徴とする構成。
【0011】 (2) 光ファイバの一端部に、レーザ装置に設けられた接続孔部に挿入するこ とにより光接続する差込接続部を設け、他端部に光ファイバによって導かれたレ ーザ光を対象物に照射するプローブを備えたハンドピース部を設けたハンドピー ス装置であって、 前記差込接続部として、請求項1に記載の光接続装置における差込接続部を用 い、この差込接続部を、接続孔部として請求項1に記載の光接続装置における接 続孔部を用いたレーザ装置の接続孔部に挿入することにより光接続を行うように した構成。
【0012】 (3) レーザ装置と、このレーザ装置から射出されたレーザ光を光ファイバで 導いて患部に照射するハンドピース装置とを備えたレーザ治療装置であって、前 記ハンドピース装置として、請求項2に記載のハンドピース装置を用いたことを 特徴とする構成。
【0013】
【作用】
上述の構成1によれば、差込接続部を接続孔部に挿入した状態で軸周りに回転 すると、前記つば部が接続孔部の係合部に係合して軸方向の移動が規制され、さ らに、ばね部材により接続孔部の基準面に差込接続部が押し付けられ、正確な位 置決めと抜け止めがなされる。なお、その際、接続孔と差込接続部との間にはば ね部材等を介在させ必要がないので、これらの間の嵌合精度を十分に高いものと することができる。したがって、これにより、十分な光結合精度で光結合が可能 であると共に、抜け防止や着脱の容易性を十分に確保できる光接続装置を得るこ とができる。。
【0014】 また、構成2及び3によれば、構成1の光接続装置の特徴を生かして、性能、 安全性及び操作性にすぐれたハンドピース装置及びレーザ治療装置を得ることが できる。
【0015】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の接続孔部の断面図、図2は一実施例のレーザ治療装 置の外観図、図3は一実施例のハンドピース装置の外観図、図4は差込接続部の 正面図、図5及び図6は差込接続部の部分縦断面図、図7はファイバホルダの拡 大断面図、図8は図1のAーA線断面図、図9は板ばね部材の平面図、図10は 板ばね部材の側面図、図11及び図12は図1のAーA線断面図である。以下、 これらの図を参照にしながら一実施例を詳述する。なお、この実施例は、本考案 の一実施例の光接続装置及びハンドピース装置を用いてレーザ治療装置を構成し た例である。
【0016】 図2に示すように、この実施例のレーザ治療装置は、レーザ発振器10と、こ のレーザ発振器10を制御するレーザ制御装置20と、レーザ発振器10から射 出されたレーザ光を患部に照射するハンドピース装置30から構成されている。 ハンドピース装置30は、図3に示すように、ハンドピース部301と、伝送 管部304、差込接続部308とから構成されている。
【0017】 ハンドピース部301の先端にはプローブ302が取り付けられており、後端 部は折れ止めチューブ303を介して伝送管部304の一端部に接続され、この 伝送管部304の他端部は折れ止めチューブ307を介して差込接続部308に 接続されている。この差込接続部308をレーザ装置10に設けられた接続孔部 101に挿入することにより光結合され、レーザ装置10から射出されたレーザ 光が伝送管部304を介してプローブ302から射出されるようになっている。
【0018】 差込接続部308には、図3中左端部から右方に向かって順に、先端射導入部 309、先端嵌合部310、中間嵌合部311、位置決チャック部312及び本 体大径部313がそれぞれ設けられており、これらは右方に位置するものほど外 径が大きくなっている。なお、位置決チャック部312には、その外周の一部を 同心円的に外方に突出させて形成された2つのつば314、314が設けられて いる。図4に示されるように、これらつば314は位置決チャック部312の中 心に対して対称的に設けられている。
【0019】 図5及び図6は差込接続部308の部分縦断面図である。これらの図に示され るように、差込接続部308は、中央部に略筒状の本体大径部313が形成され 、この本体大径部313を左方に延長して外径を小さくした中間接続部311が 設けられ、一方、本体大径部313の右方には伝送管部304を接続固定する伝 送管固定部315が設けられたものである。
【0020】 また、中間嵌合部311の左端部には略円板状の位置決チャック部312及び 円筒状の先端嵌合部310が取り付けられ、この先端嵌合部310の先端には円 筒状の先端導入部309が取り付けられている。先端嵌合部312は中間嵌合部 311の左端部内周に形成された雌ねじ部にその右端部の外周に形成された雄ね じ部を螺合し、さらに、固定ナット316によって固定されたものである。なお 、中間嵌合部311には貫通孔が設けられ、この貫通孔にフィルタ311aを保 持したフィルタホルダ311bが嵌込まれ、このフィルタ311aを通して差込 接続部308内に冷却用の気体を導入できるようになっている。この冷却用気体 は伝送管部304を通じてハンドピース部301に導かれる。また、本体大径部 313にはOリング311Cが設けられ、差込接続部308を接続孔部101に 挿入したとき、接続孔101内を気密に保持するようになっている。
【0021】 また、差込接続部308内には、一端部がハンドピース部301に接続され、 伝送管部304内を通して延長された光ファイバ317が挿入され、その他端部 には光ファイバホルダ318が取り付けられ、先端嵌合部310の内部先端部に 固定されている。
【0022】 図7に示されるように、光ファイバホルダ318は、光ファイバ収納孔が形成 された光ファイバホルダ本体319に、先端部にファイバ露出部320が設けら れた光ファイバ317が挿入され、右端部にはロックネジ321が螺合されて固 定されている。なお、光ファイバホルダ本体319の左端部にはファイバ露出孔 部322が形成され、また、左端部近傍の外周にはV溝323が形成されている 。このV溝323に固定ねじ324を係合することにより、光ファイバホルダ3 18が先端嵌合部310に固定されるようになっている。
【0023】 先端導入部309は、先端嵌合部310にねじ結合されて固定されている。こ の先端導入部309の左端部には防塵用ガラス窓325が取り付けられている。 なお、先端導入部309の外径は、先端嵌合部310の外径より僅かに小さく形 成されている。
【0024】 また、図6に示されるように、差込接続部308の伝送管固定部315には内 側取付金具326がねじ込み固定され、この内側取付金具326の右端部には端 部金具328が固定され、この端部金具328には折れ止めチューブ307を被 覆した伝送管部304が固定されている。さらに、この内側取付金具326の外 側を囲むように外側金具327が伝送管取付部315にねじ結合され、固定強化 されている。なお、図中符号326a,327a,328aは気密保持用のOリ ング、符号328bは固定用ねじである。
【0025】 また、差込接続部308の本体大径部313には洗浄水、洗浄液その他の液体 を導入する液体導入ポート329が設けられ、この導入ポート329から内部に ステンレスパイプ330が設けられ、このステンレスパイプ330にコイル状パ イプ止め330aを介してテフロンパイプ331が接続されており、このテフロ ンパイプ331は伝送管部304を通してハンドピース部301まで延長されて いる。
【0026】 さて、図1は差込接続部308をレーザ発振器10に設けられた接続孔部10 1に挿入した状態を示した断面図である。この図に示されるように、接続孔部1 01は光結合部102とソケット部103とから構成されている。
【0027】 光結合部102はレーザ発振器10内に設けられた固定部104にねじ105 によって固定されている。また、この光結合部104にソケット部103が固定 されている。
【0028】 光結合部104は右端部に基準面105を形成し、この基準面105を底面と した有底円筒状をなしたもので、基準面105から中心軸に沿って内部に向かう 精密嵌合孔106が形成されている。この精密嵌合孔106の内径は差込接続部 308の先端嵌合部310が極めて精密に嵌合されるように形成されている。な お、先端嵌合部310の外径より先端導入部309の外径が僅かに小さく形成さ れている。また、光結合部104の左端部開口部には蓋体107が固定されてい る。この蓋体107の中心部には貫通孔108が設けられ、この貫通孔108に は防塵ガラス窓109が押さえ金具110によって固定されている。なお、図示 しないが、この防塵ガラス窓109の左方にはレーザ装置10内のレーザ発振器 から射出されたレーザ光を集光して差込接続部308における先端導入部309 内の光ファイバ317に入射させる集光レンズが配置されている。
【0029】 また、光結合部102の開口部近傍には気体導入ポート111及び調整孔11 2が設けられている。気体導入ポート111からは冷却用気体が導入され、精密 嵌合孔106の周囲に略平行に形成された気体流通孔114及び差込接続部30 8のフィルタ311aを通じて差込接続部308内に導入された後、伝送管部3 04を通じてハンドピース部301に送られるようになっている。また、調整孔 112は、光軸調整の際の覗き窓であり、通常は着脱自在なメクラ板113によ って塞がれている。なお、符号113aは気密を保持するためのOリングである 。また、光軸調整は、先端導入部309を取り外した状態で差込接続部308を 接続孔部101に挿入し、図示しない集光レンズを通して調整用のHeーNeレ ーザ光を光ファイバ317の先端部に向けて照射し、調整孔112を通して観察 しながらこの調整用レーザ光が光ファイバ317の端面に入射するように調整を 行う。
【0030】 光結合部102の底部外周部は軸方向外側に延長され、大径の取り付け孔を形 成した取り付け部115が形成されており、この取り付け部115にソケット部 103が嵌合され、固定ねじ116によって固定されている。
【0031】 ソケット部103は略円筒状をなしたもので、円筒内には、差込接続部308 の中間嵌合部311の一部及び本体大径部313の一部を挿入できるようなソケ ット孔117が形成され、また、左端部寄りの部位に内周の一部を中心に向かっ て突出させた係合部118が形成されている。なお、ソケット部103にはソケ ット孔117内に差込接続部308が挿入されているか否かを検出するリミット スイッチ119が取り付けられている。また、ソケット部103の先端部はレー ザ発振器10の外ケース10aの取り付け孔10bからわずかに突出され、その 先端面にはソケットカバー103aが取り付けられている。
【0032】 図8は図1において、差込接続部308を挿入していない状態のAーA線断面 図であり、この図に示されるように係合部118は対称的に形成された2つの切 り欠き部118aを有し、差込接続部308を接続孔部101に挿入したとき、 差込接続部308のつば314がこの切り欠き部118aを通過して係合部11 8の左側まで挿入され、次に、差込接続部308を軸周りに90度回転させるこ とにより、つば314が係合部118に係合して軸方向の移動が規制されるよう になっている。
【0033】 また、この係合部118には、該係合部118の平面視形状が略同じ板ばね部 材120が取り付けられている。図9及び図10に示されるように、この板ばね 部材120には突起部120aと、取り付けビス孔120bとが形成されている 。この板ばね部材120は、係合部118上に載置され、この上にストッパ12 1をおいて止めねじ121で係合部118に取り付けることにより、該ストッパ 121に挾みこまれるようにして固定されている。したがって、差込接続部30 8を接続孔部101に挿入後、これをつば314がストッパ121にぶつかるま で軸周りに90度回転させることにより、つば314が係合部118に係合する と共に、つば314がばね部材120の突起部120aに圧接されて軸方向の力 が加えられる。これにより、位置決チャック312の左端面が基準面105に押 圧されて、軸方向の正確な位置決がなされる。なお、図11は、接続孔部101 に差込接続部308を挿入した状態のAーA線断面図、図12は接続孔部101 に差込接続部308を挿入してこれを90度回転した状態のAーA線断面図であ る。
【0034】 上述の一実施例によれば、差込接続部308を接続孔部101に挿入した状態 で軸周りに回転すると、前記つば314が接続孔部101の係合部に係合して軸 方向の移動が規制され、さらに、ばね部材120により基準面105に差込接続 部308の位置決チャック312の左端面が押し付けられ、正確な位置決めと抜 け止めがなされる。なお、その際、接続孔部101と差込接続部308との間に はばね部材等を介在させ必要がないので、これらの間の嵌合精度を十分に高いも のとすることができる。したがって、十分な光結合精度で光結合が可能であると 共に、着脱の容易性を確保しつつ十分な抜け防止効果が得られる。これにより、 性能、安全性及び操作性にすぐれたハンドピース装置及びレーザ治療装置を得る ことができる。
【0035】 なお、上述の一実施例では、ばね部材を係合部に設けたが、これは、逆に、差 込接続部に設けてもよい。
【0036】 また、上述の一実施例では、本考案の光接続装置をハンドピース装置及びレー ザ治療装置に適用した例を掲げたが、本考案の光接続装置は、これに限られるも のではなく、レーザ装置に光ファイバを接続する他の装置、例えば、内視鏡装置 、あるいは、レーザ加工装置等にも適用できることは勿論である。
【0037】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、差込接続部に外周部から一部が外方に突出す るつば部を設け、前記差込接続部を接続孔部に挿入した状態で軸周りに回転させ たとき、前記つば部が係合して軸方向の移動を規制する係合部を前記接続対象物 に設け、前記つば部が前記係合部に係合した状態で前記差込接続部に軸方向の力 を加えるばね部材を前記係合部又はつば部に設け、さらに、前記差込接続部のい ずれかをその軸方向において当接する基準面を前記接続対象物に設けたもので、 これにより、十分な光結合精度で光結合が可能であると共に、抜け防止や着脱の 容易性を十分に確保できる光接続装置及びこの光接続装置の特徴を生かして、性 能、安全性及び操作性にすぐれたハンドピース装置及びレーザ治療装置を得るこ とを可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の接続孔部の断面図である。
【図2】一実施例のレーザ治療装置の外観図である。
【図3】一実施例のハンドピース装置の外観図である。
【図4】差込接続部の正面図である。
【図5】差込接続部の部分縦断面図である。
【図6】差込接続部の部分縦断面図である。
【図7】ファイバホルダの拡大断面図である。
【図8】図1のAーA線断面図である。
【図9】板ばね部材の平面図である。
【図10】板ばね部材の側面図である。
【図11】図1のAーA線断面図である。
【図12】図1のAーA線断面図である。
【符号の説明】
10…レーザ発振器、30…ハンドピース装置、101
…接続孔部、105…基準面、118…係合部、312
…位置決チャック、314…つば、310…先端嵌合
部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ端部に設けた差込接続部を接
    続対象物に設けた接続孔部に挿入することにより光接続
    を行う光接続装置において、前記差込接続部に外周部か
    ら一部が外方に突出するつば部を設け、前記差込接続部
    を接続孔部に挿入した状態で軸周りに回転させたとき、
    前記つば部が係合して軸方向の移動を規制する係合部を
    前記接続孔部に設け、前記つば部が前記係合部に係合し
    た状態で前記差込接続部に軸方向の力を加えるばね部材
    を前記係合部又はつば部に設け、さらに、前記差込接続
    部のいずれかをその軸方向において当接する基準面を前
    記接続孔部に設けたことを特徴とする光接続装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバの一端部に、レーザ装置に設
    けられた接続孔部に挿入することにより光接続する差込
    接続部を設け、他端部に光ファイバによって導かれたレ
    ーザ光を対象物に照射するプローブを備えたハンドピー
    ス部を設けたハンドピース装置であって、前記差込接続
    部として、請求項1に記載の光接続装置における差込接
    続部を用い、この差込接続部を、請求項1に記載の光接
    続装置における接続孔部を設けたレーザ装置の接続孔部
    に挿入することにより光接続を行うようにしたハンドピ
    ース装置。
  3. 【請求項3】 レーザ装置と、このレーザ装置から射出
    されたレーザ光を光ファイバで導いて患部に照射するハ
    ンドピース装置とを備えたレーザ治療装置であって、前
    記ハンドピース装置として、請求項2に記載のハンドピ
    ース装置を用いたことを特徴とするレーザ治療装置。
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