JPH04107095U - プロツタ用シヤープペンシル - Google Patents

プロツタ用シヤープペンシル

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JPH04107095U
JPH04107095U JP1017091U JP1017091U JPH04107095U JP H04107095 U JPH04107095 U JP H04107095U JP 1017091 U JP1017091 U JP 1017091U JP 1017091 U JP1017091 U JP 1017091U JP H04107095 U JPH04107095 U JP H04107095U
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JP1017091U
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良英 光谷
昭二 安西
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株式会社壽
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 芯カスを誘導して外部に放出しスライダの動
きを良くする。 〔構成〕 自動ペンシル1のスライダ7と先具ブッシン
グ32との間に芯カス誘導部33を設けることにより芯
カスを外部に放出しスライダ7の動きを良くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙面等からのスライダの筆記解除によ ってスライダが弾性体の弾撥力により元の位置に 復元する際に、リードチャックより芯を引っ張り 出すことにより自動的に芯送りが行われる自動ペ ンシルを用いたプロッタ用シャープペンシルに関 する。
【0002】
【従来の技術】
図1を参照して従来例を説明する。従来のプロ ッタ等に使用される自動ペンシル1は、筆圧が加 わった時に芯2を掴持し、筆圧を解除した時に筆 記先端側へスライダ7の弾性体12の弾撥力とス ライダ7の中に挿着された摩擦付与部材26によ って、芯自体がリードチャック25から筆記先端 側へ離去する際に芯2に対するリードチャック2 5の掴持作用が解除され、芯2を送り出すいわゆ る公知のワンウェイ式のチャック装置を内蔵した 構成になっている。
【0003】 この従来例は自動ペンシル1のスライダ7の先 端をシート類上に当接させて文 字,記号,数字等を筆記でき、グラフを画くことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例にあっては、リードチ ャック25の先端付近から出る芯カスがスライダ 7のスライダ用弾性体12周辺に詰まり、スライ ダ7の動きが悪くなり、スライダ7が確実に格納 されなくなったり先具11の先端よりスライダ7 が突出しなくなったりするという課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案プロッタ用シャープペンシルは上記の課 題を解決するため、図1に示すようにスライダ7 を備えた自動ペンシル1において、前記スライダ 7の外壁又は先具11及び又は先具ブッシング3 2の内壁に芯カス誘導部33を設けてなる。
【0006】
【作 用】
このような構成とすることによりスライダ7の スライダ用弾性体12周辺にたまった芯カスは、 スライダ7と先具ブッシング32との間の芯カス 誘導部33を通って外部へ放出されることになる 。そのため、長期間使用しても弾性体12の周辺 に芯カスが詰まって、スライダ7の動きが悪くな ることはなく、先具11内にスライダ7を一層確 実にスムーズに格納でき、また先具11の先端よ りスライダ7を一層確実にスムーズに突出するこ とができることになる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案プロッタ用シャープペンシルの1 実施例の構成を示す縦断面図である。本実施例で は自動ペンシル1のスライダ7に摺接する先具ブ ッシング32の内壁に芯カス誘導ねじ33を設け 、先具ブッシング32と先具11との間及び先具 11と中スリーブ34との間をそれぞれ圧入及び ねじで螺着し、スライダ7に設けたスライダ用係 止部7aを、先具ブッシング32に係止し、先具 ブッシング32と胴リング23との間にスライダ 用弾性体12を設けると共に、先具ブッシング3 2に、胴リング23の前進を規制するストッパー 部32Aを設けた構成になっている。芯カス誘導 ねじ33のピッチは出来るだけ大きくすることが 好ましい。
【0008】 自動ペンシル1にノック用弾性体14と、この 弾性体14と異なる弾性力のクッション用弾性体 31が設けられている。
【0009】 本考案は本出願人が既に実願平1−88521 号として提案したプロッタペンシルに適用するこ とができる。即ち、本実施例は外筒5内に着脱可 能に嵌合された外スリーブ8と、この外スリーブ 8内部に摺動可能に係合配置された内スリーブ9 と、この内スリーブ9の内部に装着され、芯2の 前進は許容するが、後退は阻止する芯送出機構1 0と、上記外筒5の先端に位置する先具11内に 摺動可能に配置され、芯2に所定の摩擦力を付与 するスライダ7と、上記芯送出機構10の芯喰着 力より強い付勢力で上記スライダ7を前方へ付勢 する弾性体12と、上記内スリーブ9および中ス リーブ34に摺動可能に係合したストッパ13と 、弾性体の受部30を前方へ付勢するノック用弾 性体14と、外筒5と受部30との間に設けられ 当該弾性体14と異なる弾性力のクッション用弾 性体31と、継手15のリードガイド16に着脱 可能に嵌合されて芯2の補給・交換を行う芯カー トリッジ式になっているノック機構3とを備えて いる。
【0010】 芯カートリッジ式のノック機構3は、芯2を収 容する芯収納部4と、この芯収納部4の前部に形 成されたチャック式開閉機構部17とよりなり、 チャック式開閉機構部17はリードガイド16に 着脱可能に嵌合されリードガイド16への圧入係 合時に弾性変形して芯導通孔18,19を開口し 、かつ、上記圧入係合の解除時弾性復元して芯導 通孔18,19を閉口する構成になっている。2 2はノックキャップ、20,21は外向係合片部 である。
【0011】 本実施例における自動ペンシル1の動作の概要 を説明する。この自動ペンシル1の動作は2通り あり、その第1の動作はノック機構3の芯収納部 4の後端(ノックキャップ22)をノックするこ とにより芯出しを行う動作である。
【0012】 図1の状態において、芯収納部4の後端をノッ クすると、継手15はノック用弾性体14を圧縮 させながら前進する。この際、継手15の先端の ストッパ13は、内スリーブ9の摺動溝の摩擦段 部の摩擦力によって係止されているので、継手1 5と一緒に、ブロック化された内スリーブ9全体 、即ち、内スリーブ9、芯送出機構10、胴リン グ23が前進し、これらは、胴リング23の先端 が、先具ブッシング32のストッパー部32Aに 当接するまで前進する。即ち、これらは一体とな って、胴リング23の先端とストッパー部32A との間の距離xだけ前進する。この距離xは芯送 り量となる。そして、継手15およびストッパ1 3はさらに前方へ押圧され、ストッパ突起13a が内スリーブ9の摩擦段部を乗り越え、ストッパ 13、継手15のみが前進する。そして、ストッ パ13の先端がリードチャック25の後端部を前 方へ押圧して通常の芯送りを行う。
【0013】 第2の動作は筆記を中断することにより自動的 に芯送りを行う動作である。筆記は通常、図1に 示すように芯2がスライダ7の先端と面一の状態 で行われる。そして、筆記するに伴って芯2が順 次摩耗していくと共に、スライダ7も芯2の摩耗 した分だけ後退する。この状態においても、スラ イダ7は、後方に対してスライダ用弾性体12の 付勢力に抗して後退可能なのでさらに最大限、胴 リング23の先端部がスライダ7のスライダ用係 止部7aに当接するまでまたはスライダ用弾性体 12の圧縮可能距離まで可能である。
【0014】 ところで、筆記による芯2の摩耗量がスライダ 7の最大後退距離となるには、非常に長い時間の 連続筆記を要する。ちなみに、通常の成人の筆圧 で、濃さHB、芯径0.5 mmのシャープペンシルで 、上質紙に漢字1字を筆記する場合の芯の摩耗量 0.01mm程度にすぎない。また、プロッタ用に使 用する場合はトレーシングペーパー類の最左端か ら最右端までで、芯の摩耗量 0.1mm〜0.2mm 程度 にすぎない。従って、スライダ7が最大限後退す るまで連続的な筆記を行うことは通常あり得ず、 必ず、筆休みなど筆記を中断すると考えられてい る。
【0015】 例えば、筆記を中断し、スライダ7の先端を紙 面から離脱させたとする。これによって、スライ ダ7はスライダ用弾性体12の弾撥力によって、 前進すると共に、芯2も摩擦付与部材26からの 所定の摩擦力によってスライダ7と一緒に前進方 向に引っ張られる。
【0016】 一方、芯2を喰着しているリードチャック25 のチャック締付力は、スライダ用弾性体12より 弱いチャック締付け用弾性体27によって付与さ れているので、上述の芯2の前進方向の引張力に よって、圧縮され、リードチャック25全体の前 進を許容する。この前進に際して、リードチャッ ク25の頭部は、ボール28が金属筒29の内面 テーパ壁29aをころがり接触し、前進するに従 って、リードチャック25の芯喰着力は弱まって いき、芯2の送り出しが行われる。
【0017】 この一連の動作によって、自動的に芯送出動作 が行われ筆記が可能となり、最大限、スライダ7 の後退距離までの連続筆記が行える。30はクッ ション用弾性体31及びノック用弾性体14によ って前方付勢されている弾性体の受部である。
【0018】 以上のように2通りの芯送り動作が行える。そ して自動ペンシル1のスライダ7の先端を紙等の シート類に当接して筆記する際あるいは筆記中に 、特にスライダ7の先端を断続的にシート類に接 離してドットによる画面,グラフ等の作成時に芯 2に過渡的あるいは瞬時的な過大筆圧がかかると 、まず、クッション用弾性体31が即応して撓ん でショックを和らげ、緩衝機能を果たすことにな り、そのためチャックが喰えている芯部分に負担 をかけないようにしている。
【0019】 また、スライダ7のスライダ用弾性体12周辺 にたまった芯カスは、スライダ7と先具ブッシン グ32との間の芯カス誘導ねじ33を通って外部 へ放出されることになる。そのため、スライダ用 弾性体12の周辺に芯カスが詰まって、スライダ 7の動きが悪くなることはなく、先具11内にス ライダ7を確実にスムーズに格納でき、また先具 11の先端よりスライダ7を確実にスムーズに突 出することができることになる。
【0020】 又、先具11を取付け,取外してスライダ7を 取付け,取外す際、スライダ7と共に先具ブッシ ング32及びスライダ用弾性体12を取付け,取 外すことができるので、これらの取付け,取外し 及び胴リング23周りの清掃を容易にできる。
【0021】 本考案における芯カス誘導部33としては、誘 導ねじに限ることはなく、誘導溝、先具11又は スライダ7及び先具ブッシング32の一方を円形 とし、他方を多角形にするなど、両者間に芯カス 誘導路を設ければよい。
【0022】
【考案の効果】
上述のように本考案によれば、スライダ7を備え た自動ペンシル1において、前記スライダ7の外 壁又は先具11及び又は先具ブッシング32の内 壁に芯カス誘導部33を設けてなるので、スライ ダ7のスライダ用弾性体12周辺にたまった芯カ スを,スライダ7と先具ブッシング32との間の 芯カス誘導部33を通って外部へ放出することが できる。そのためスライダ用弾性体12の周辺に 芯カスが詰まってスライダ7の動きが悪くなるこ とはなく、スライダ7を先具11内に確実にスム ーズに格納でき、また、先具11の先端よりスラ イダ7を確実にスムーズに突出することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案プロッタ用シャープペンシルの1実施例
の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 自動ペンシル 2 芯 3 ノック機構 5 外筒 7 スライダ 7a スライダ用係止部 8 外スリーブ 9 内スリーブ 10 芯送出機構 11 先具 12 スライダ用弾性体 23 胴リング 25 リードチャック 26 摩擦付与部材 28 ボール 29 金属筒 32 先具ブッシング 32A ストッパー部 33 芯カス誘導部(ねじ) 34 中スリーブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダ(7)を備えた自動ペンシル
    (1)において、前記スライダ(7)の外壁又は先具
    (11)及び又は先具ブッシング(32)の内壁に芯カ
    ス誘導部(33)を設けてなるプロッタ用シャープペン
    シル。
  2. 【請求項2】 スライダ(7)に設けたスライダ用係止
    部(7a)を先具ブッシング(32)に係止し、該スラ
    イダ(7)と胴リング(23)との間にスライダ用弾性
    体(12)を設けてなる請求項1のプロッタ用シャープ
    ペンシル。
  3. 【請求項3】 先具ブッシング(32)に、胴リング
    (23)の前進を規制するストッパー部(32A)を設
    けてなる請求項1,2のプロッタ用シャープペンシル。
JP1991010170U 1991-02-28 1991-02-28 プロッタ用シャープペンシル Expired - Lifetime JP2544836Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0429086U (ja) * 1990-06-30 1992-03-09

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