JPH04107058A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH04107058A
JPH04107058A JP2224205A JP22420590A JPH04107058A JP H04107058 A JPH04107058 A JP H04107058A JP 2224205 A JP2224205 A JP 2224205A JP 22420590 A JP22420590 A JP 22420590A JP H04107058 A JPH04107058 A JP H04107058A
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JP
Japan
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latent image
recording paper
ink
image forming
electrostatic latent
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Pending
Application number
JP2224205A
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English (en)
Inventor
Yukio Tsuda
津田 幸男
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真プロセスにより画像の記録を行う電
子写真記録装置に関する。
(従来の技術) ファクシミリ装置では、伝送の効率向上および高速化を
図るために、画データを冗長度抑圧符号化して伝送する
ものとなっている。このような冗長度抑圧符号化を行っ
た場合、符号化された画データは元の画データの冗長度
に応じ、部分ごとで情報の密度が異なる。従って、デー
タの伝送速度が可変速である。
ところで近年、ファクシミリ装置では記録走査部に、高
速度で普通紙に対する記録が可能な、例えばレーザプリ
ンタなどの電子写真記録装置を適用することが一般的と
なりつつある。
ここでこのような電子写真記録装置ではカールソン法が
広く適用されている。このカールソン法で使用する感光
体ドラムは、一般的には1秒当り10V以上の暗減衰を
有する。なお、感光体ドラムの帯電電位の変動(部分ご
との差)が50V以上となると現像特性が大幅に変化し
、記録画像の濃度差が顕著となることが知られている。
このため、一般的な原稿の伝送に短くとも数秒から数十
秒を要するG3ファクシミリ装置に適用された電子写真
記録装置で画データの受信速度に応じて可f速で記録走
査(インクリメンタル走査)を行った場合、原稿の先端
部分と後端部分とでは感光体ドラムの帯電電位が大きく
異なり、記録画像に濃度差が生じる。このような理由か
ら従来は、記録動作は迅速に行われる必要があり、例え
ば少なくとも1ペ一ジ分の画データを記憶可能なメモリ
を設けて、1ペ一ジ分の記録を一気に行うものとなって
いる。
このようにカールソン法の電子写真記録装置ではインク
リメンタル走査を行うことができず、少なくとも1ペ一
ジ分の画データを記憶可能なメモリが必要であり、装置
コストが高くなってしまう上に、メモリ入力時間により
記録時間が長くなってしまう。
そこで、感光体ドラムに変えて誘電ドラムを用い、この
誘電ドラムのドラム面を画像に応じて帯電させることに
より静電潜像を形成する方法が考えられている。この方
法であると、静電潜像の担持媒体が誘電であるために電
荷量の減衰が非常に少ない。従って、帯電してから現像
されるまでにある程度の時間が掛かったとしても画質を
劣化させる程の電荷量の減衰は生じず、これにより入力
される画信号の1ライン分ごとにリアルタイムに記録を
行うことができる。
第3図はこのように誘電ドラムを用いた従来の電子写真
記録装置の構成を示す図である。図中、1は高絶縁性部
材により形成された誘電ドラムである。この誘電ドラム
11の周面(潜像形成面11a)に対向して、イオンフ
ローヘッド2、現像装置3、転写ローラ4、クリーニン
グ装置5、除電装置6がそれぞれ配置されている。また
、7は記録紙8を搬送する送りローラ、9はヒートロー
ラである。そしてこれらの送りローラ7、ヒートローラ
8および誘電ドラム1は、モータ(図示せず)および動
力伝達機構(図示せず)から構成された駆動系10によ
り駆動制御される。
この電子写真装置では、誘電ドラム11の潜像形成面1
1aに対してイオンフローヘッドにより画データに応じ
て電荷を与え、静電潜像を形成する。このように形成さ
れた静電潜像に現像装置3で粉末の現像剤(トナー)を
付着させたのち、このようにして潜像形成面1に静電潜
像に対応して付着したトナーを転写ローラ4により記録
紙8に転写する。こののち、記録紙8に転写されたトナ
ーはヒートローラ9によって溶融定着される。このとき
、駆動系10は画データに同期して誘電ドラム1、送り
ローラ7およびヒートローラ9をインクリメンタルに駆
動している。
ところで、ヒートローラ9はローラの内部にヒータを配
して構成されている。ここで、ヒートローラ9の動作時
の発熱温度、すなわち定着を行える発熱温度は数百度と
高温であり、ヒータへの通電(加熱)を開始してからヒ
ートローラ9の発熱温度が上記温度に至るまでには多く
の時間を要する。従って、ヒートローラ9の加熱をイン
クリメンタルに行うことはできず、記録を行っている状
態では常時加熱状態としておく必要がある。しかし、上
述したようなインクリメンタル記録を行うと、記録紙8
はヒートローラ9の間に停止状態となる場合があり、こ
の場合には記録紙8が熱によって変色してしまう場合が
ある。また、停止時間が長くなると、発煙あるいは発火
に至るおそれもある。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来は、粉末の現像剤を用いているため、
定着処理に高温を必要とする。従って安定的に定着処理
を行うためには定着装置(例えばヒートローラ)を少な
くとも記録中には常時ONとしておかなければならない
。このため、インクリメンタル走査を行うと、記録紙が
定着装置に停止する状態が生じるため、記録紙が異常加
熱となり、変色したり、ついには発煙、発火に至るとい
う不具合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり
、その目的とするところは、低温で安定的な定着処理を
行うことができ、これにより記録紙の異常加熱を生じさ
せること無くインクリメンタル走査を実現できる電子写
真記録装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 第1の発明は、静電潜像が形成される例えば撥水性を有
した潜像形成面が移動可能な状態に設けられた例えば誘
電ドラムなどの静電潜像形成媒体と、画信号に応じて前
記潜像形成面を帯電させて静電潜像を形成する例えばイ
オンフローヘッドなどの潜像形成手段と、前記潜像形成
面に例えばインクなどの液体染料を接触させて前記静電
潜像を現像する現像手段と、この現像手段により前記潜
像形成面に付着した前記液体染料を前記記録用紙に転写
する転写手段とを真鍮して構成される。
また第2の発明は、上記発明の構成に加えて、転写手段
により記録用紙に転写された液体染料を、例えば記録用
紙に対して温風を吹き付けて乾燥させる例えば温風発生
器等の液体染料乾燥手段を有して構成される。
(作 用) このような手段を講じたことにより、画信号に応じて潜
像形成面を帯電させて形成された静電潜像が液体染料に
よって現像され、この液体染料が記録用紙に転写される
。そして第2の発明であればさらに、記録用紙に転写さ
れた液体染料が乾燥される。
このように、液体染料で現像を行うから、その乾燥は低
温で行える。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る電子写真
記録装置につき説明する。
第1図は同電子写真記録装置の構成を示す図である。な
お、第3図と同一部分には同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
図中、11は誘電ドラムである。この誘電ドラム11は
基本的には第3図に示した誘電ドラム1と同様であるが
、本実施例での誘電ドラム11は、その潜像形成面11
gが濡れ性が低くなるような処理がなされている。なお
本実施例では、誘電ドラム11を例えばふっ素加工によ
り撥水性を持たせている。また、12はクリーニングロ
ーラである。このクリーニングローラ12は、第3図中
のクリーニング装置5に対応するものであり、誘電ドラ
ム11に残留したインク(後述する)を除去する。
20は誘電ドラム11の潜像形成面11aに対向して設
けられた現像装置である。この現像装置20は、現像ロ
ーラ21、電源22、インクトレー23およびインクタ
ンク24から構成されている。現像ローラ21は、誘電
ドラム11に並行し、かつインクトレー23に貯留され
ているインク25に接触するように設けられている。こ
の現像ローラ21は、その周面がインク25が付着する
例えばスポンジやゴムなどの部材により構成されており
、インク25を担持するものとなっている。
インクトレー23にはインクタンク24から供給された
インク24が貯留されている。インクタンク25は底部
にインク通路が設けられており、このインク通路を閉塞
可能な弁24aが設けられている。この弁24aはイン
ク25に浮くものとなっており、従ってインクトレー2
3中のインク25の量が所定量となると、弁24aがイ
ンクタンク24のインク通路を閉塞する。これにより、
インクトレー23中のインク25の量は一定に保たれ、
インクトレー23中のインク25と現像ローラ21との
接触状態が一定に保たれる。なお現像ローラ21には電
源22により現像バイアスが印加されている。
30は排気・定着装置であり、ダクト31、オゾンフィ
ルタ32、ファン33、ファンモータ34、ヒータ35
およびヒータ電源36がら構成されている。ダクト31
は、一方の開口がイオンフローヘッド2の近傍に設けら
れ、また他方の開口が記録紙8の搬送方向の転写位W(
誘電ドラム11と転写ローラ4とが対向している位置)
下流側に、ここを搬送される記録紙8に向けて設けられ
ている。オゾンフィルタ32、ファン33およびヒータ
35は、それぞれダクト31の内部に設ケラれている。
ファン33は、ファンモータ34によって回転され、イ
オンフローヘッド2の近傍の開口から空気をダクト31
内に吸い込んで、これを他方の開口より排出する。ヒー
タ35はヒータ電源36によって電源供給されて発熱し
、上述したようにファン33によって形成された空気流
を温める。
次に以上のように構成された構成された電子写真記録装
置の動作を説明する。まず、イオンフローヘッド2によ
って、画データに応じて、黒画像部分に対応する部分に
のみ負極性の電荷が与えられ、静電潜像が形成される。
そして、このようにイオンフローヘッド2によって静電
潜像が形成された潜像形成面11aに対して、第2図に
示すように現像ローラ21に担持されたインク25が接
触される。ここで現像ローラ21に担持されたインク2
5は電源22により印加された現像バイアスによって正
極性に帯電されているため、潜像形成面11aに付与さ
れている負極性の電荷Qにより誘電ドラム11にインク
25が付着する。第2図中で25aで示されるのが、負
極性の電荷Qにより誘電ドラム11に付着したインクで
ある。ところで、潜像形成面11aのうちの負極性の電
荷Qが付与されていない部分に接触されたインク25は
、潜像形成面1aは撥水性を有しているために、誘電ド
ラム11には付着しない。
誘電ドラム11に付着したインク25aは、転写ローラ
4によって誘電ドラム11に圧接されている記録紙8に
接触し、染み込む。これにより、インク25aの記録紙
8への転写がなされる。こののち、インク25aが転写
された記録紙8は第1図中の矢印Aの方向に搬送され、
装置外に排出されるが、この搬送中において、ダクト3
1から吹き出している温風が記録紙8に吹き付けられる
これにより、記録紙8に転写されたインクが乾燥され、
定着される。ここで、ダクト31から吹き出している温
風は、50℃程度であれば十分に記録紙8に転写された
インクの乾燥を行える。
このように本実施例によれば、現像剤として液体のイン
ク25を用い、記録紙8に転写されたインク25 (2
5a)を50℃程度の温風で乾燥させることによって定
着させている。このように、記録紙8に与えられる熱は
50℃程度であり、かつ温風で与えられるため、インク
リメンタル走査を行い、記録紙8が停止状態となっても
、記録紙8は変色ましてや発煙、発火に至るほどの温度
上昇が生じることはない。従って、支障なくインクリメ
ンタル走査を行うことが可能となる。
またイオンが発生する電子写真記録装置では、イオンの
発生源の近傍の空気をオゾンフィルタ32を介して排気
する機構は必須なものであり、本実施例ではこの機構に
より生じる空気流を流用し、この空気流をヒータ35で
温めることにより定着のための温風を得るようにしてい
るため、ヒートロール9を必要とする従来の電子写真記
録装置に比べて装置コストの低下を図ることができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば上記実施例では、定着処理を温風によって行ってい
るが、低温のヒートロールなど他の発熱手段によってイ
ンクを乾燥させることによっても実現できる。またイン
クに油性などの即乾性のものを用いれば、定着装置を設
けなくても良い。
また上記実施例では、誘電体をドラム状のものとしてい
るが、例えば無端ベルト状のものなどであっても良い。
さらに、潜像形成手段はイオンフローヘッドには限らず
、静電記録ヘッド、その他の適用が可能である。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が
可能である。
[発明の効果] 第1の発明は、静電潜像が形成される例えば撥水性を有
した潜像形成面が移動可能な状態に設けられた例えば誘
電ドラムなどの静電潜像形成媒体と、画信号に応じて前
記潜像形成面を帯電させて静電潜像を形成する例えばイ
オンフローヘッドなどの潜像形成手段と、前記潜像形成
面に例えばインクなどの液体染料を接触させて前記静電
潜像を現像する現像手段と、この現像手段により前記潜
像形成面に付着した前記液体染料を前記記録用紙に転写
する転写手段とを具備して構成した。
また、第2の発明は、上記発明の構成に加えて、転写手
段により記録用紙に転写された液体染料を、例えば記録
用紙に対して温風を吹き付けて乾燥させる例えば温風発
生器等の液体染料乾燥手段を存して構成した。
これらにより、低温で安定的な定着処理を行うことがで
き、これにより記録紙の異常加熱を生じさせること無く
インクリメンタル走査を実現できる電子写真記録装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
第、図および第2図は本発明crv賜jt施例、ユ係る
電子写真記録装置を説明する図であり、第1図は構成を
示す図、第2図は第1図中の誘電ドラム11と現像ロー
ラ21との関係を拡大して示す図、第3図は従来技術を
説明する図である。 2・・・イオンフローヘッド、4・・・転写ローラ、6
・・・除電装置、8・・・記録紙、11・・・誘電ドラ
ム、11a・・・潜像形成面、12・・・クリーニング
ローラ、20・・・現像装置、21・・・現像ローラ、
22・・・電源、23・・・インクトレー 24・・・
インクタンク、24a・・・弁、25.25a・・・イ
ンク、30・・・排気・定着装置、31・・・ダクト、
32・・・オゾンフィルタ、33・・・ファン、34・
・・ファンモータ、35・・・ヒータ、36・・・ヒー
タ電源。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部から入力される画信号に応じた画像を記録用
    紙に記録する電子写真記録装置において、静電潜像が形
    成される潜像形成面が移動可能な状態に設けられた静電
    潜像形成媒体と、 前記画信号に応じて前記潜像形成面を帯電させて静電潜
    像を形成する潜像形成手段と、 前記潜像形成面に液体染料を接触させて前記静電潜像を
    現像する現像手段と、 この現像手段により前記潜像形成面に付着した前記液体
    染料を前記記録用紙に転写する転写手段とを具備したこ
    とを特徴とする電子写真記録装置。
  2. (2)転写手段により記録用紙に転写された液体染料を
    乾燥させる液体染料乾燥手段を有することを特徴とする
    請求項(1)記載の電子写真記録装置。
  3. (3)液体染料乾燥手段は記録用紙に対して温風を吹き
    付ける温風発生器であることを特徴とする請求項(2)
    記載の電子写真記録装置。
  4. (4)静電潜像形成媒体はその潜像形成面が撥水性を有
    することを特徴とする請求項(1)記載の電子写真記録
    装置。
JP2224205A 1990-08-28 1990-08-28 電子写真記録装置 Pending JPH04107058A (ja)

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JP2224205A JPH04107058A (ja) 1990-08-28 1990-08-28 電子写真記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0864934A2 (en) * 1997-02-27 1998-09-16 Hitachi, Ltd. Ion flow recording apparatus and liquid developing method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0864934A2 (en) * 1997-02-27 1998-09-16 Hitachi, Ltd. Ion flow recording apparatus and liquid developing method
US6069641A (en) * 1997-02-27 2000-05-30 Hitachi, Ltd. Ion flow recording apparatus and liquid developing method

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