JPH04106462U - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JPH04106462U JPH04106462U JP1730291U JP1730291U JPH04106462U JP H04106462 U JPH04106462 U JP H04106462U JP 1730291 U JP1730291 U JP 1730291U JP 1730291 U JP1730291 U JP 1730291U JP H04106462 U JPH04106462 U JP H04106462U
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Links
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機の運転を一度停止して再起動する前に
圧縮機の吐出側と吸込側との圧力差を小さくして圧縮機
の再起動を円滑にする。 【構成】 圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器3、主
キャピラリ4、室外側熱交換器5を環状に連結して冷凍
サイクルを構成し、主キャピラリ4に並列に副キャピラ
リ6及び圧縮機1の運転停止時から一定時間遅延して開
く開閉弁7を設けた。
圧縮機の吐出側と吸込側との圧力差を小さくして圧縮機
の再起動を円滑にする。 【構成】 圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器3、主
キャピラリ4、室外側熱交換器5を環状に連結して冷凍
サイクルを構成し、主キャピラリ4に並列に副キャピラ
リ6及び圧縮機1の運転停止時から一定時間遅延して開
く開閉弁7を設けた。
Description
【0001】
本考案は、空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
図3は従来の空気調和機における冷凍サイクルを示すもので、1は圧縮機、2
は四方弁、3は室内側熱交換器、4はキャピラリ、5は室外側熱交換器で、これ
らを図に示す如く環状に連結することにより冷凍サイクルを構成している。上記
構成において、冷房運転時は、圧縮機1から吐出された冷媒は、破線矢印で示す
如く四方弁2、室外側熱交換器5、キャピラリ4、室内側熱交換器3を通り圧縮
機1に戻る冷凍サイクルを構成する。また、通常のヒートポンプ方式を用いた暖
房運転時は、圧縮機1から吐出された冷媒は、実線矢印で示す如く四方弁2、室
内側熱交換器3、キャピラリ4、室外側熱交換器5を通り圧縮機1に戻る冷凍サ
イクルを構成する。
【0003】
ところで上記構成によれば、圧縮機1の運転によって圧縮機1の冷媒の吐出側
と吸入側には圧力の差(差圧)が生じ、圧縮機1の運転停止後も急速には解消さ
れない。そして、差圧の大きい状態で圧縮機1を再起動すると圧縮機1のモータ
がロックしたり、また、頻繁に再起動を繰返すとモータを焼損することがあった
。この対策として、一度圧縮機の運転を停止すると、一定時間(約3分間)は再
起動しないようタイマを設けたり、四方弁を切換えて差圧を解消する方法等が知
られている。
【0004】
しかし、前者の場合、暖房運転時には一定時間経過しても差圧が充分に小さく
ならないことがあり、後者の場合、四方弁の制御手段にマイコンを搭載する高価
な電子回路を使用するためコストアップになると云う欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を解決し、複雑で高価な電子回路を用いずに、主として商用
電源にて作動し、簡単で安価な制御手段により差圧を解消し、圧縮機を円滑に再
起動することができる空気調和機の制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
上記課題を解決するために本考案では、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、主
キャピラリ、室外側熱交換器を環状に連結して冷凍サイクルを構成し、前記主キ
ャピラリに並列に副キャピラリ及び前記圧縮機の運転停止時から一定時間遅延し
て開く開閉弁を設けた。そして前記開閉弁の制御手段を前記圧縮機と並列に電源
に接続して非通電時閉となるリレーと、同リレーの接点と直列に電源に接続して
通電時から一定時間遅延して制御接点を閉じるディレータイマとにより構成した
。
【0007】
上記構成によれば、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、主キャピラリ、室外側
熱交換器は環状に連結されて冷凍サイクルを構成する。副キャピラリおよび開閉
弁は主キャピラリに並列接続して主キャピラリの側路を形成する一方、リレーは
圧縮機と並列に電源に接続してその接点を非通電時閉にする。ディレータイマは
リレーの接点と直列に電源に接続して通電時から一定時間遅延してその制御接点
を閉じる。開閉弁はディレータイマの制御接点と直列に電源に接続して通電時に
開となり、側路への冷媒流入を可能にする。そして、副キャピラリは差圧を急速
、かつ、徐々に減少せしめる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本考案の空気
調和機の制御装置における冷凍サイクルを示すもので、1は圧縮機、2は四方弁
、3は室内側熱交換器、4は主キャピラリ、5は室外側熱交換器で、これらを図
に示す如く環状に連結することにより冷凍サイクルを構成している。そして、主
キャピラリ4に並列に副キャピラリ6および圧縮機1の運転停止時から一定時間
(約2分30秒)遅延して開く開閉弁7が接続されている。
【0009】
上記構成において、冷房運転時は、圧縮機1から吐出された冷媒は、破線矢印
で示す如く四方弁2、室外側熱交換器5、主キャピラリ4、室内側熱交換器3を
通り圧縮機1に戻る冷凍サイクルを構成する。また、通常のヒートポンプ方式を
用いた暖房運転時は、圧縮機1から吐出された冷媒は、実線矢印で示す如く四方
弁2、室内側熱交換器3、主キャピラリ4、室外側熱交換器5を通り圧縮機1に
戻る冷凍サイクルを構成すると共に、一点鎖線矢印で示す如く圧縮機1の運転停
止時から一定時間(約2分30秒)遅延して開く開閉弁7と副キャピラリ6によ
る側路が形成される。
【0010】
図2は本考案の空気調和機の制御装置の電気接続図を示すもので、1は圧縮機
、2は四方弁、8は圧縮機1と並列に電源に接続して接点8aが非通電時閉、通
電時開となるリレー、9はリレー8の接点8aと直列に電源に接続して通電時か
ら一定時間(約2分30秒)遅延して制御接点9aを閉じるディレータイマ、7
はディレータイマの制御接点9aと直列に電源に接続して通電時に開となる開閉
弁で、リレー8、ディレータイマ9とにより前記開閉弁7の制御手段を構成して
いる。なお、10は圧縮機1の運転停止後約3分間の再起動防止機能等を備えて
圧縮機1の断続を行うスイッチ、11は前記四方弁2を暖房運転時に閉にするた
めの切換手段である。
【0011】
以上のような構成において、次に暖房運転状態における圧縮機1の運転停止時
から再起動する迄の動作を説明すると、先ずスイッチ10により圧縮機1の運転
を停止すると共に、リレー8は非通電になり接点8aを閉じる。これによりディ
レータイマ9は通電状態になりカウントを開始し、約2分30秒後に制御接点9
aを閉じる。このため開閉弁7は通電されて開状態になり、副キャピラリ6を介
して圧縮機1の吐出側と吸込側との間に生じていた差圧を急速に平衡状態にする
。圧縮機1の運転停止時から約3分間経過後はスイッチ10の再起動防止機能は
解除され、圧縮機1を再起動可能な状態にする。そして、圧縮機1を再起動する
とリレー8は通電して接点8aを開き、ディレータイマ9は非通電状態になって
制御接点9aを開き、開閉弁7は非通電になって閉状態になり、開閉弁7と副キ
ャピラリ6とによる側路は閉塞されて通常の運転状態に戻る。なお、ディレータ
イマ9の制御接点9aを通電してから2分30秒後に作動するように設定した理
由は、この間に差圧を主キャピラリ4によって減少させておき、開閉弁7を開い
た時の差圧の急激な変化による衝撃を軽減するためである。
【0012】
以上のように本考案によれば、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、主キャピラ
リ、室外側熱交換器を環状に連結して冷凍サイクルを構成し、主キャピラリに並
列に副キャピラリ及び圧縮機の運転停止時から一定時間遅延して開く開閉弁を設
け、この開閉弁の制御手段を圧縮機と並列に電源に接続して非通電時閉となるリ
レーと、リレーの接点と直列に電源に接続して通電時から一定時間遅延して制御
接点を閉じるディレータイマとにより構成したので、圧縮機を再起動する時の差
圧を極めて小さくすることが可能になり、圧縮機を円滑に再起動することができ
る。そして、この制御手段は一般に流通している電気部品等によって構成するこ
とができるので、信頼性が高く、しかも安価に得ることができる。
【図1】本考案の空気調和機の制御装置の冷凍サイクル
図である。
図である。
【図2】図1の電気回路図である。
【図3】従来の空気調和機の冷凍サイクル図である。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室内側熱交換器
4 主キャピラリ
5 室外側熱交換器
6 副キャピラリ
7 開閉弁
8 リレー
9 ディレータイマ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、主キ
ャピラリ、室外側熱交換器を環状に連結して冷凍サイク
ルを構成し、前記主キャピラリに並列に副キャピラリ及
び前記圧縮機の運転停止時から一定時間遅延して開く開
閉弁を設けて成る空気調和機の制御装置。 - 【請求項2】 前記開閉弁の制御手段が前記圧縮機と並
列に電源に接続して非通電時閉となるリレーと、同リレ
ーの接点と直列に電源に接続して通電時から一定時間遅
延して制御接点を閉じるディレータイマとから成ること
を特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1730291U JPH04106462U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1730291U JPH04106462U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106462U true JPH04106462U (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31904082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1730291U Pending JPH04106462U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106462U (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1730291U patent/JPH04106462U/ja active Pending
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