JPH04106292A - シールドトンネルの拡巾方法 - Google Patents

シールドトンネルの拡巾方法

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JPH04106292A
JPH04106292A JP22136090A JP22136090A JPH04106292A JP H04106292 A JPH04106292 A JP H04106292A JP 22136090 A JP22136090 A JP 22136090A JP 22136090 A JP22136090 A JP 22136090A JP H04106292 A JPH04106292 A JP H04106292A
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JP
Japan
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freezing
freezing pipe
pipe
frozen
earth wall
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JP22136090A
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Taro Kasuya
太郎 粕谷
Tetsuji Kato
加藤 哲治
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Seiken Co Ltd
Tekken Corp
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Seiken Co Ltd
Tekken Corp
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Publication date
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシールド機により構築されたシールドトンネル
を拡巾する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近時、地下開発が盛んに行なわれており、地下トンネル
の構築が増加している。この地下トンネルの構築は主と
してシールド機により施工されているが、構築されたシ
ールドトンネルを部分的に拡巾しなければならない状況
が屡々発生している。
このような場合、凍結工法により地盤を凍結してから、
拡巾作業を行なっているが、その具体的な方法としては
、第3図に示すように、シールドトンネルT内から針ね
ずみの針のように凍結管1】を埋設して凍土ブロック1
2を造成し、その中を拡巾して拡巾部13を構築する方
法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上記の方法では、工事費用が膨大な額になる
ばかりでなく、凍結のための仮設工期や凍土掘削工期な
ど長期間の工期が必要であるし、更に凍上沈下という現
象に対する対策も必要となってくる。
従って、本発明が解決しようとする課題は、工期が比較
的短くて工事費用が安くつき、凍上性下等の現象の起り
にくいシールドトンネルの拡巾方法を提供することであ
る6 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記の課題を解決することを目的としてなされ
たもので、その構成は、シールドトンネル内から、該ト
ンネルの拡巾すべき部の大きさに合わせて自由に断面設
定を選択できる曲率半径の円を想定し、該円の円弧に合
わせて、先端部に高水圧回転カッターを装備した円弧状
の削孔兼用凍結管を埋設して円弧状の凍土壁を造成する
と共に該凍土壁の側部に直状凍結管により凍土壁を連続
させて造成し、凍結管内側の未凍結部分を掘削して拡巾
部を構築することを特徴とするものである。
即ち1本発明は、凍結管を埋設するに際し、従来方法の
ように、シールドトンネルTから地盤に直状の凍結管1
1を針ねずみの針のように埋設することなく、拡巾部1
3の大きさに合わせて自由に断面設定を選択できる曲率
半径の円の円弧に合わせた円弧状の凍結管を埋設して、
拡巾すべき部を囲繞するように円弧状の凍土壁を造成す
る一方、該凍土壁の両側部に直状凍結管を埋設して前記
凍土壁に連続する凍土壁を造成し、凍土壁内の未凍結部
分を掘削して、拡巾部を構築する方法である。
而して、円弧状凍結管の埋設に際しては、予め、シール
ドトンネルのセグメントの巾と凍結管のピッチ割が同じ
になるように計画してセグメントの凍結管挿入部に鉄筋
等が位置しないようにすると共に、該セグメントに、前
記凍結管理設時にスライムや地下水の流出を制限するた
めのパッカー装置や、前記凍結管の先端が到達してくる
受入れ口に回収用バルク室装置等を装着できるようにし
ておくことにより、従来方法における削孔時にセグメン
ト内の鉄筋や鋼板を切断することによって生じる強度の
低下等を防止できると共に、切断用の装置を取付けるた
めの手間を省略することが出来る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図により説明する。
第1図は本発明方法によりシールドトンネルに拡巾部を
構築した状態の縦断正面図、第2図は円弧状凍結管を埋
設する状態の縦断正面図である。
本発明の実施に際しては、予め、シールドトンネルのセ
グメントの巾と埋設する円弧状凍結管のピッチ割が同一
となるように計画、設定する一方、拡巾部の大きさに合
わせて円弧の曲率を決定する。
次いで、シールドトンネルTのセグメントSの凍結管を
貫入すべき部にバッカー族[1を取付けた後、このパッ
カー装置1により漏水を阻止しながら、通常のコアボー
リングにより、セグメントSのコア抜き2を行なう。
尚、上記パッカー装置1及びコア抜き2は円弧状凍結管
の曲率を考慮して直状凍結管の場合より大きめにするも
のとする。
次に、シールドトンネルT内に前記曲率に合わせたレー
ルr、rを設けた架台3を設置し、削孔管兼用の円弧状
の凍結管、即ち内部に削孔用の管4aを内装し先端部に
高水圧回転カッター5を装着した凍結管4を、前記レー
ルr、r上を移動可能なチャック6に保持させると共に
前記凍結管4の先端部をパッカー装置1及びコア抜き部
2を通してセットし、削孔用管4aに水圧と空気圧とか
ら成る高水圧ジェットを送給して、削孔前面の地山を撹
拌、流出させながら、前記チャック6をジヤツキにより
推進させることにより凍結管4を埋設して行く。
この作業を連続的に行なうことにより、凍結管4が所定
の曲率半径Rの円弧を描いてその先端部がセグメントS
の前記コア抜き部2と対称の位置に戻ってくるので、予
め、その前にセグメントSのコア抜きを行なうと共に、
バルク室装置等(図示せず)を設置し、凍結管4の先端
部が到達したら、パッカー装置1の泥土排出口1aを使
用して固結剤を注入し、凍結管4の先端部周囲を固結さ
せ、カッター5部分を回収する。
回収されたカッター5部分は事後の凍結管の埋設作業に
再度使用される。
以後は、円弧状凍結管4に冷媒を循環させて、円弧状凍
土壁Fを造成する一方、該凍土壁Fの両側部に直状凍結
管を埋設して、前記凍土壁Fに連続した平板凍土壁を造
成する。
弧状凍土壁F及びその両側部の平板凍土壁が完全に造成
されたら、それら凍土壁に囲まれた未凍結部分7を掘削
して拡巾部8を構築するのである。
尚、未凍結部分7の掘削に際しては、適宜の個所のセグ
メントを取外して、シールドトンネル内から掘削し、人
間が入れる大きさに掘削したら、中に作業員が入って拡
巾部8の構築作業を行なうようにするのである。
〔発明の効果〕
本発明は上述の通りであって、従来方法のように直状凍
結管を針ねずみの針のように埋設することなく、拡巾部
の大きさに合わせて自由に断面設置を選択できる曲率半
径の円の円弧に合わせた円弧状の凍結管を埋設して、拡
巾部を囲繞するように円弧状の凍土壁を造成するように
したから、凍結管の埋設作業や凍結工事の工期が従来方
法に比して著しく短縮されると共に工事費用も節減でき
、更には、実施例において述べたように、シールドトン
ネルのセグメントのrlJと凍結管のピッチ割が同じに
なるようにすると共に、セグメントの凍結管挿入用のコ
ア抜き部には鉄筋等が位置しないようにすれば、削孔時
にセグメント内の鉄筋等を切断することがなく、従来方
法における前記鉄筋等の切断によって生しる強度の低下
を招来するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によりシールド1−ンネルに拡巾部
を構築した状態の縦断正面図、第2図は円弧状凍結管を
埋設する状態の縦断正面図、第3図は従来方法を示す説
明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シールドトンネル内から、該トンネルの拡巾すべき
    部の大きさに合わせて自由に断面設定を選択できる曲率
    半径の円を想定し、該円の円弧に合わせて、先端部に高
    水圧回転カッターを装備した円弧状の削孔兼用凍結管を
    埋設して円弧状の凍土壁を造成すると共に該凍土壁の側
    部に直状凍結管により凍土壁を連続させて造成し、凍結
    管内側の未凍結部分を掘削して拡巾部を構築することを
    特徴とするシールドトンネルの拡巾方法。
JP2221360A 1990-08-24 1990-08-24 シールドトンネルの拡巾方法 Expired - Lifetime JPH0768844B2 (ja)

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JPH04106292A true JPH04106292A (ja) 1992-04-08
JPH0768844B2 JPH0768844B2 (ja) 1995-07-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015151813A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 清水建設株式会社 凍結工法における凍上圧抑制方法
CN105952458A (zh) * 2016-03-29 2016-09-21 中铁时代建筑设计院有限公司 一种盾构隧道端头半球形冻结壁加固结构及其施工方法
JP2017150174A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 清水建設株式会社 凍結工法

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JPH0768844B2 (ja) 1995-07-26

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