JPH04106013U - バツクホーのバツテリー配置構造 - Google Patents

バツクホーのバツテリー配置構造

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JPH04106013U
JPH04106013U JP969091U JP969091U JPH04106013U JP H04106013 U JPH04106013 U JP H04106013U JP 969091 U JP969091 U JP 969091U JP 969091 U JP969091 U JP 969091U JP H04106013 U JPH04106013 U JP H04106013U
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JP969091U
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司郎 杉山
忠彦 本橋
裕 宮崎
隆文 和田
直人 沢
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株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックホーにおける原動部において、合理的
配置構造によりバッテリーの温度上昇を抑制して耐久性
の向上を図る。 【構成】 バッテリー10を、ボンネット5の空間Rか
ら仕切られた状態で箱形部材15の内方に配置するとと
もに、この箱形部材15の機体外方に臨む面に外気取り
入れ口16を形成し、搭載エンジン9の冷却ファン12
による負圧発生箇所と前記箱形部材15の内部空間とを
連通する吸気経路Sを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックホーのバッテリー配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記バッテリー配置構造において、従来では、例えば実開平2−68214号 公報に示されるように、エンジン冷却用ラジエータの吸気部分の上手側における 、ラジエータ冷却ファンによる外気吸入路にバッテリーを配置するよう構成した ものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造は、エンジンの発生する熱により、バッテリーの周囲温度が上昇 するのを防止するために、エンジン冷却風の外気取り入れ部分にバッテリーを配 置して、極力バッテリーの温度上昇を抑制するようにしたものである。 ところが上記従来構造においては、バッテリーが外方に臨む閉じられた空間に 配置されるものの、バッテリーの近くには高温のラジエータが存在するために、 バッテリーの温度上昇を充分抑制できるとは言えず、未だ改善の余地があった。 本考案は、上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、冒頭に記載したバックホーのバッテリー配置構造におい て、バッテリーを、ボンネット内の空間から仕切られた状態で箱形部材の内方に 配置するとともに、この箱形部材の機体外方に臨む面に外気取り入れ口を形成し 、搭載エンジンの冷却用ファンによる負圧発生箇所と前記箱形部材の内部空間と を連通する吸気経路を形成してある点にある。
【0005】
【作用】
バッテリーがエンジン等の高熱発生源が存在するボンネット内空間から箱形部 材により仕切られた状態に設けられるので、高温となっている空間に対して、上 記吸気経路以外は、それ自身熱を発生することのない壁面構成部材により遮断さ れ、かつ、上記吸気経路からは常に外気が吸入されるので、バッテリーが高温に なるのを極力抑制できることになる。
【0006】
【考案の効果】
従って、合理的改良により、バッテリーの温度上昇を抑制できることになり、 バッテリーの耐久性の向上を図ることが可能となった。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を図面に基いて説明する。 図2にバックホーを示している。このバックホーは、クローラ式走行機台1の 上部に縦軸芯Y1周りで全旋回自在に旋回台2を搭載するとともに、この旋回台 2の一端部に縦軸芯Y2周りで格納揺動自在にバックホー装置3を連結し、バッ クホー装置3と反対側の旋回台2上に原動部4を配設してある。この原動部4は 開閉自在なボンネット5により覆ってあり、ボンネット5の上部には運転座席6 を載置支持してある。そして、原動部4とバックホー装置3との間には操縦部ポ スト7を立設してある。
【0008】 次に前記原動部4の構造について説明する。図1に示すように、走行機台1に 縦軸芯Y1周りで回動自在に支持された旋回フレーム8の後部に空冷式エンジン 9を搭載支持するとともに、原動部4の前部側箇所にバッテリー10を搭載支持 してある。つまり、エンジン9は、その出力軸11により冷却ファン12を駆動 するよう構成し、吸入部13からエアーを吸入し、導風カバー14により形成さ れた導風路を介して流動させてエンジン9を冷却するよう構成してある。
【0009】 前記バッテリー10は、ボンネット5内の空間R1から仕切られた状態で箱形 部材15の内方に配置するとともに、この箱形部材15の機体外方に臨む面に外 気取り入れ口16を形成し、エンジン9の冷却用ファン12による負圧発生箇所 と前記箱形部材15の内部空間R2とを連通する吸気経路Sを形成してある。詳 述すると、バッテリー10を箱形部材15によりボンネット5内のエンジン配設 空間R1と遮断された状態で仕切るとともに、運転部ステップ17に臨む前部側 面19に外気取り入れ口16を形成してある。そして、箱形部材15の内部空間 R2と前記導風カバー14における吸入部13の横側部位内方とをパイプ部材1 8を介して連通させて前記吸気経路Sを形成してある。 このようにして、バッテリー配設空間R2は、エンジン9等の高熱発生源が存 在するボンネット内空間R1と遮断し、かつ、エンジン冷却のための外気流入に より常に温度上昇が抑制された状態に維持されることとなる。
【0010】 前記エンジン9は、空冷式のものに限らず、水冷式に構成するものでもよい。 この場合、前記負圧発生箇所はラジエータ冷却ファンによる流動風路に臨む箇所 に設けられることになる。
【0011】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】原動部の切欠側面図
【図2】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
5 ボンネット 9 エンジン 10 バッテリー 12 冷却用ファン 15 箱形部材 16 外気取り入れ口 S 吸気経路 R1 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 和田 隆文 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)考案者 沢 直人 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリー(10)を、ボンネット
    (5)内の空間(R1)から仕切られた状態で箱形部材
    (15)の内方に配置するとともに、この箱形部材(1
    5)の機体外方に臨む面に外気取り入れ口(16)を形
    成し、搭載エンジン(9)の冷却用ファン(12)によ
    る負圧発生箇所と前記箱形部材(15)の内部空間とを
    連通する吸気経路(S)を形成してあるバックホーのバ
    ッテリー配置構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341448A (ja) * 2002-05-30 2003-12-03 Toyota Motor Corp 車両用バッテリの加温装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61101031U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27
JPS6236848U (ja) * 1985-08-21 1987-03-04
JPS6435668U (ja) * 1987-08-28 1989-03-03

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